いよいよ結婚が決まった。
でもいざ婚姻届けを書くとなるとどんな風に書いたらいいかわからない…
- 新しい本籍って?
- 同居を始めた時?
- 同居を始める前の夫妻のそれぞれの世帯と仕事って、自分の仕事のこと?
婚姻届って、いざ書こうとするとわからないことが多いですよね。
ただでさえ、これからやることが沢山あるのに、ここでつまづきたくないですよね。
2020.2.22(土)に入籍手続きをした私が、疑問にお答えしますね。
- 婚姻届の書き方が分かる
- 写真付きなのでわかりやすい
- 婚姻届を書く時の注意点が分かる
婚姻届の氏名と日付、提出先
氏名
旧姓で書きます。
ふりがなは「ふりがな」の字体に合わせてください。
ひらがなで書かれていれば平仮名で。カタカナであれば片仮名でかきます。
日付
提出する日を書きます。
私の場合は2020.2.22に提出したので、この日付を書きました。
提出先
お住いの地区の区役所に提出します。土曜日は提出先が異なる場合があるので、詳しくは婚姻届は土日祝の時間外でも受付できる【必要書類と手続きの注意点】をみてください。
婚姻届の住所欄の書き方
住所の書き方
現在住んでいるところの住所を書きます。(住民票に記載されている住所の事です)
番地もしくは番と号の当てはまるものに丸を付けます。
私は同棲しており、住民票の住所も同棲している住所に変更していたのでそのまま書きました。
方書とは?
アパート名・マンション名と部屋番号を書きます。
*画像では書き忘れました。
2人とも世帯主の場合は?
同棲しているケースに多いですが、住民票の世帯主が彼氏さん・彼女さんになっている場合です。
この場合は2人とも世帯主なので、そのまま書いてしまって大丈夫です。
婚姻届の本籍地の書き方
戸籍謄本や住民票を見ながら書くのが正確なので、できるだけ用意しましょう。
筆頭者とは?
主に父親の名前が多いです。戸籍謄本の一番上の方に「筆頭者」とあるので、書いてある通りに書きましょう。
番地 / 番までしかないので、号は書かないようにしましょう。
婚姻届の父母の氏名と続き柄
父母の名をそれぞれ書きます。
書き方は問題ないと思いますが、左側は夫の方を、右側は妻の方を書くので間違えないようにしましょう。
続き柄とは?
長男・長女など、家族の中の自分のポジションの事です。
彼と私はどっちも長男長女だったので、そのようにかきました。
自分が男で、姉がいる場合は自分は長男になります。逆に上に兄がいる場合は、自分は次男になります。
自分が女で、上に兄がいる場合も長女になります。自分が女で、上に姉がいる場合は次女になります。
婚姻届の婚姻後の氏、新しい本籍とは?
夫の氏・妻の氏とは?
結婚後に名乗る名字の事です。
旦那さんの方の名字を名乗る場合は、夫の氏の方にチェックを入れましょう。
新本籍地とは?
全国どこでも指定はできますが、地図にない場所など指定できない場所もいくつかあります。
確認方法は以前までは土地台帳なるものが法務局で閲覧できたのですが、最近はやっていないそうです。
閲覧できたとしても古い情報のようで、役に立たないんだとか…
現段階では申請してみるしか方法はないのかなと…(;_:)
もしくは、地番がないものは登録できない説が濃厚かなと。
あまりにも遠方を指定してしまうと、戸籍謄本を取得するときに現地に赴かなければいけないので苦労します。
番地 / 番までしかないので、号は書かなくていいです。
私の場合は同棲している場所を新本籍地にしました。
婚姻届の同居を始めた時とは?
同居を始めた時期=同棲開始時期の事です。
結婚式を挙げないのであれば同棲した日を書くのが一般的です。
私は平成31年1月に同棲を始めたので、そのままの数字を記載しました。
婚姻届の初婚・再婚の別とは?
お互いが初婚か再婚か?という事をかきます。
始めて結婚する場合は「初婚」にチェックを入れましょう。
婚姻届の同居を始める前の夫妻のそれぞれの世帯と仕事とは?
意味としては、「同棲する前の住まいで、稼ぎ頭はどんな仕事をしていたのか?」という事を聞いています。
パターン別に説明していきます。
同棲する前は一人暮らしの場合
実家を出て一人暮らし期間があり、恋人ができて同棲に至ったケースです。
この場合は稼ぎ頭は自分になるので、自分の仕事について当てはまるものにチェックをします。
番号ごとの仕事内容は後述します。
同棲する前は実家暮らしの場合
実家にいたけど恋人と同棲が決まって家を出たパターンです。私もこれです。
この場合は同棲する前の世帯は実家になるので、多くの場合は親になります。
同棲していない場合もこちらにあてはまります。
両親のどちらがメイン的に稼ぎ頭になっていたか?
彼も私も稼ぎ頭は父親だったので、父親の職業について次で説明する「番号」に当てはまるものをそれぞれチェックしました。
右側の番号については次で説明します。
番号の意味
見にくいと思いますが、番号がふられています。
下記が番号の意味です。
- 農業or農業兼別のシゴトをしていた
- 個人で自由業・商工業・サービス業をしていた
- 企業・個人商店に勤めている人で、従業員が1~99人の会社に勤めていた
- 3には当てはまらずに正社員の人
- 1~4にあてはまらない人で、他の仕事をしている人。日雇いor1年未満の雇用契約の人。
- 誰も仕事をしていない
この場合の夫・妻というのは、夫(側)妻(側)の稼ぎ頭と言う意味です。
実家暮らしだったため、父親の職業にあたるものを選びました。3番です。
彼も私と同じ状態だったので、同じです。
仮に一人暮らしをしていて仕事をしていなかった場合は、6にチェックすることになります。
婚姻届の夫妻の職業とは?
上で説明した欄と同じ欄にあるのでややこしいですが、こちらで話しているのは夫となる人・妻となる人の仕事の話です。
ただし、この欄を記入するのは下記の時だけです。
国勢調査の年の4/1~翌3/31に婚姻届を提出する場合
私たちは令和2.2.22に提出したので、この欄は記入していません。
婚姻届のその他欄は何を書くの?
要望があるときに書きます。
たとえば、「高」を「髙」にしてほしいなどです。
*私の例では名字が違いますが、「髙橋」が本来の漢字だったなどといった時は、上記のように書いてもらえればと思います。
婚姻届の届出人署名押印とは?
届出人=この書類を提出する者です。
夫となる人の名前と、妻となる人の名前を書いて印鑑を押します。
シャチハタ以外です。
婚姻届の証人2名とは?
証人はフルネームで書いてもらう事
親以外に書いてもらうのなら問題ありませんが、親に書いてもらうときは注意が必要です。
親でも必ず、2名ともフルネームで書くようにしてください。
よくあるのが、お父さんの方はフルネームだけど、お母さんの方は名前しか書いていないという事です。
住所と本籍地
かならず住民票に書かれている住所を記載して下さい。
本籍地の方は、必ず戸籍謄本に登録されているものを記入して下さい。
住所は、番地 / 番・号までかきますが、本籍地の方は番地 / 番までしか書きません。
印鑑はそれぞれの物を
どちらかの親に書いてもらったのであれば、お父さんとお母さんのそれぞれの別の印鑑を押してください。
婚姻届を書くときの注意点
番地 / 番・号
丸を付け忘れないこと。
それぞれどこまで書けばいいのかが違うので、しっかり確認して書きましょう。
捨印を押しておこう
上の画像の左側にあるマーカーで囲まれた部分です。
捨印を押してあると軽微な訂正が必要な場合、提出先の人に訂正してもらえます。
婚姻届には捨印を押す欄が設けてあることがあります。旦那さんの分と自分の分を押しておきましょう。
証人の分も捨印を押しておくとかなり楽になります。
もし捨印欄がなくても以下のようにすれば大丈夫です。
印鑑は必ず持参しよう
捨印を押していれば大丈夫だとは思いますが、重大な訂正箇所が見つかった場合は本人の訂正が必要になる場合もあります。
念のため必ずそれぞれの印鑑を持っていきましょう。
また、もし可能であれば証人してくれた方からも印鑑を借りておきましょう。
訂正するときは訂正印として、印鑑が必要になります。
もし印鑑がない場合は、証人の元へ取りに戻らなければいけません。
同居を始める前の主な仕事
間違えやすいので、気を付けてください。
- 同居前に実家暮らしだったのか一人暮らしだったのか?
- その場合の稼ぎ頭は誰だったのか?
上記をしっかり考えましょう。
日中の電話番号
重要です。不備箇所があった場合、この電話番号に連絡が来るので、必ず記入しておきましょう。
まとめ:婚姻届の書き方【同居を始めた時=同棲?新しい本籍?職業とは?】
- 記入例をしっかり確認する
- 何について書かなければならないのかをちゃんと読む
- 印鑑は必ず持っていく
- 省略はしないこと
- 連絡先は必ず書くこと
婚姻届を提出し終えたら、まだいろいろと手続きが残ってますよ~!
結婚後の転入・転居届の書き方【世帯主2人・住所変更しない場合】
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