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白斑と乳栓の違いわかりますか?【取り方と予防法も解説】

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この記事に書いてあることは、約2週間まいにち乳腺が詰まり、乳腺炎の一歩手前までいったわたしの体験に基づくものです。

2日おき、ときには毎日助産院に通って得た知識も盛り込んでいます。
関連:助産院のレビュー

助産院に行くかどうか迷っている方にはこちらの記事がお役に立てるかもしれません。
関連:乳腺炎→助産院に行った話【料金・時間・行くタイミングや感想】

全ての人には当てはまらないかもしれませんが、なにかヒントになればと思います。

この記事でお話しすることは、以下です。

  • 白斑と乳栓の違い
  • 対処法と予防
  • 放置することの危険性

では、いきます。

目次

白斑(乳口炎)と乳栓の違い

よく似ていますが、ちょっとした違いがあります。

原因がどちらなのかによって、対処も若干異なりますので確認していきましょう。

わたしの体験に基づくので、絶対ではありません。

白斑(乳口炎)の特徴

【見た目】
白ニキビみたいなもの。
プクッと膨れているのが特徴です。最初は見えないです。ギューッとつまむとだんだん姿が出てきます。悪化すると、白ニキビみたいに何もしなくても乳頭に白くみえます。

【授乳時の痛み】
授乳時には白斑の大きさにもよりますが、チクッとしたり、ズキっ!!とした痛みがあります。わりとガツンと痛いです。

【授乳後の痛み】
ジンジンする程度で、授乳後は痛くない。

【定義】
一般的には以下のように述べられています。

母乳の通り道である乳管の先端(乳管口)に小さな白い塊ができた状態、炎症を起こした状態が、乳口炎です。

症状がないこともありますが、白斑のある周囲がピンポイントでチクチクと痛むことも。白斑があると、授乳時に激しい痛みを伴うことがあります。

引用: 【助産師監修】乳口炎とは?白斑ができる?症状と対処法、乳腺炎との関係

白斑のポイントは、炎症が起きている状態で、授乳時には激しい痛みを伴うこともあるというところです。

【治療のめどは?】
早くて1〜2週間。ながいと1ヶ月以上かかります。白斑は徐々に小さくなっていくのを待たなければいけません。歴が長いものは、それだけ皮膚も厚くなっているため治るのに時間がかかります。

乳栓の特徴

【見た目】
白斑のように、ニキビみたく盛り上がってはいません。見た感じは母乳がでる穴にピタっと小さく白いor黄色のものが詰まって出口を塞いでいます。(白斑よりも目立たないかも)

【授乳時の痛み】
授乳時にはチクチクとした痛みがあります。
激しい痛みはあまり感じません。

【授乳後の痛み】
授乳が終わったら痛みは消えていきます。

【定義】

詰まっているもの(乳栓)は、母乳自身の脂肪やたんぱく質と、乳口から入り込んだブラジャーの繊維などが絡まったものと考えられます。乳口の奥(乳菅)は粘膜ですから柔らかく、母乳が飲み残されて溜まったりすると乳口辺りで母乳が乾燥して固まりができます。

引用: 助産院北野ミッドワイフリー

【治療めどは?】
長くて3日ほど。
乳栓が抜けてしまえば一気に痛みは引きます。なかには、一つの乳管のなかにいくつも乳栓が詰まっている場合があります。
その場合は、痛みの部分が残るか、また乳房に痛みが出始めることが多いです。

赤ちゃんの体重によっても、乳栓が取れる速さが変わります。理由は口腔内が発達し、飲むのが上手になるから(哺乳量が増えるから)
関連:授乳|シコリがないのに痛い原因と対処法【助産院でも解決しない?】

繰り返しているようにみえて、実は詰まっている個数が多いだけということも案外あります。完全にとれたかどうかの見分けかたは以下の記事で説明しています。

関連:

さて、ご自身の乳首トラブルは白斑(乳口炎)なのか乳栓が詰まったのかどちらか見当がつきましたでしょうか??

次からは白斑(乳口炎)と乳栓の詰まり別に対処法をお話しします。

白斑と乳栓の違い

  • 白斑は白ニキビみたいに見える乳栓はプチッしていることが多い
  • 白斑は激しい痛みが多く、乳栓はチクチク
  • 白斑は穴が空く乳栓は取れる
  • 白斑の方が治療期間が長い。乳栓は取れればおわる

個人的には白斑の方が痛いです。

白斑(乳口炎)取りかた

保湿して皮膚が柔らかい状態を保つ→白斑に穴があいて母乳が出れば痛みはひく

ポイントを説明していきます。

白斑(乳口炎)は保湿がポイント

白斑部分は皮膚が厚くなっているため
、まずは徹底的に保湿して皮膚が柔らかい状態を保ちましょう。
あとは、赤ちゃんにお任せします。

母乳が少しずつでも流れるようになれば、徐々に痛みは消えていきます。

おすすめは、オリーブオイルを塗布することです。助産師さんからも教えていただいたのですが、他の方に試してみて一番早くとれるのがオリーブオイルだったそうです。

私もオリーブオイルを塗った時の方が、白斑に穴が開くのが早い気がします。

正しいポジションよりも、負荷がかからないようにすること

白斑は同じ部分に圧力がかかるとなります。
3ヶ月以降の赤ちゃんだと、自分の飲み方があるので正しいラッチオンやポジショニングはあまり通用しません。自分でいつものスタイルに修正してしまうからです。

なので、まっすぐ飲ませようとしても、失敗に終わることが多いです。

それよりも、飲み始めたら少しずつ角度を変えてみたり、毎回同じ場所に圧力がかからないようにすれば白斑が悪化することはありません。

私個人の経験ですが、頻回授乳をしても良くならない場合の方が多かったです。なぜなら、

  • 乳首をさらに痛めてしまうおそれがある
  • 赤ちゃんのお腹が空いていない→飲んでいるように見えて飲んでいない→乳頭の刺激により母乳だけが分泌されてしまう

ということが多かったからです。

保湿を徹底し、しっかりと娘の授乳間隔に合わせて授乳するほうが早く溜まった母乳がでていきました。

どうしても取れない場合は、薬をつかって手っ取り早く直しちゃいましょう!
関連:白斑(乳口炎)がずっと治らない【新デスパコーワと負担のない授乳を】

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乳栓の取り方

頻回授乳で詰まりを表面まで持ってくる→自分の手で取った方が早い時もある

まずは頻回授乳

シコリが奥にある場合は、母乳で出口まで持ってこなければいけないので時間がかかります。頻回授乳をして乳栓を出口まで持ってきてもらいましょう。

そのまま授乳で取れればよしですが、体重が軽かったりすると口腔機能が未熟なため頻回授乳をしていても取れないことが多いです。

授乳中に搾乳することで取れやすくなる

赤ちゃんが吸った後の方が、乳栓が取りやすいです。

しかし、それでも取れないことの方が多いので以下を試してみてください。

  1. 最初は詰まっている方のおっぱいから飲ませます
  2. それでも取れない場合は、乳栓が詰まっていない方のおっぱいを飲ませる
  3. 授乳したまま、空いている方の手で詰まっている方の乳首をしごきましょう。
赤ちゃんが吸っている間は射乳が起こるので、ただ搾乳するよりも取れやすいです。

赤ちゃんにある程度のところまで乳栓を持ってきてもらい、出しやすくします。その後に自分の手で乳栓をしごくとかなりの確率でとることができます。

多少時間はかかりますが、一度で取ろうと思わないようにしましょう。

さらに具体的なテクニックについては、以下の記事で説明しています。この方法でも取れない場合は読んでみてください。
関連: 【画像付き解説】痛くない乳栓の詰まり取り方【90%取れます】

白斑(乳口炎)の予防法

乳首に負荷がかからないようにする

食べ物も関係あるのかもしれませんが、根拠がないのであえて省きます。何を食べてもなる時はなるので、あまり気にしない方がいいです。

できてしまうことは避けられないので、できた後の対処に力を入れましょう。

 

追記

しこりや詰まりで白斑ができる人の場合(赤ちゃんのくわえ方が原因じゃない場合)、母乳の流れをスムーズにすると予防できるかもしれません。

おすすめは、牛蒡子ミルクスルーブレンドです。相性があるので、自分に合ったほうをチョイスするのが一番!

牛蒡子についてはこちら牛蒡子の飲み方と効果、購入場所、作り方【母乳不足や乳腺炎のお供に!】

ミルクスルーブレンドについてはこちら【口コミ】ミルクスルーブレンド詰まり改善効果あり【飲み方解説つき】

深く飲ませること

新生児のときや、2ヶ月くらいであればこちら側のサポートで深く咥えさせることが可能です。3ヶ月にもなると、自分の飲み方をするようになるので深く咥えさせることはなかなか難しいでしょう。

白飯にかかわらず、毎度の授乳が激痛の場合は、助産師の手を借りて指導を受けた方がよさそうです。どこまで深く咥えさせればいいのか、チェックしましょう。

乳頭をほぐしてから授乳する

乳頭がかたいまま授乳してしまうと、かなり負荷がかかります。白斑ができやすくなってしまうので、柔らかい状態で授乳するようにしましょう。

白斑ができている時は、乳頭がかたいです。悪化を防ぐためにも、出来るだけ柔らかくほぐしてから授乳しましょう。

同じところに負荷がかからないようにする

同じ場所に毎回負荷がかかると、そこから白斑になりやすいです。授乳が終わった後の乳首が歪んでいるのであれば、毎回の授乳で角度を少しずつ調整するようにしましょう。
関連:つるべ助産院のレビュー(赤ちゃんのお口はデリケート

乳栓の予防法

授乳間隔を開けすぎない

授乳間隔があきすぎると乳栓が詰まりやすいそうです。やはり3時間以上は空けない方が望ましいです。

頻回授乳をしすぎない

子供が求めていないのに、頻回授乳をしすぎると飲み残しが発生してしまいます。

一般的に3割ほどは残してしまうようですが、そう考えると大人主導の頻回授乳による飲み残しはさらに余ると予想されます。

私の経験ですが、

  • 1時間に1回の授乳(子供が求めているわけではない)→毎回12g〜20gの哺乳量
  • 3時間に1回の授乳(子供のペースにあわせて)→毎回40〜80g。多い時は100g哺乳

3時間に1回の授乳にしてから、詰まる頻度も少なくなり、しっかり飲んでくれるのでシコリも早く解消されるようになりました。もちろん、体重も大いに関係あると思います。

赤ちゃんには赤ちゃんの都合があると言うことですね。

追記

私はほぼ2日おきに乳栓がつまってシコリができていました。完全にシコリガできなくなったわけではありませんが、圧倒的に乳栓が詰まって痛みが出る頻度が減りました。

牛蒡子ミルクスルーブレンドがありますが、私はミルクスルーブレンドの方が合いました。どちらもレビュー記事がありますので、かなり滅入っている方は読んでみてください。

牛蒡子についてはこちら牛蒡子の飲み方と効果、購入場所、作り方【母乳不足や乳腺炎のお供に!】

ミルクスルーブレンドについてはこちら【口コミ】ミルクスルーブレンド詰まり改善効果あり【飲み方解説つき】

白斑(乳口炎)や乳栓は乳腺炎のもと!予防が大切!

母乳を滞りにくくするためには、日々のケアがかかせません。
毎日詰まって酷すぎると言う方は是非試してみてください。

  • 牛蒡子
  • 葛根湯

…と、その前にレビューを読んでからの方がいいかもですね。

関連:乳腺炎を予防・改善に効果があったもの
関連:牛蒡子の飲み方と効果、購入場所、作り方【母乳不足や乳腺炎のお供に!】

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