乳栓が痛いのか、痛くないのかによって、本当に乳栓なのかどうかがわかります。乳栓とその他の区別がつかないと、対処方法も異なるので長引きやすいです。
4つの助産院と産婦人科、母乳外来に行った経験から、いまではうっ滞性乳腺炎を自分で解決する乳腺炎バスターの私が、以下について説明します。
- 乳栓は痛いのか、痛くないのかわかる
- 乳栓と白斑のちがいがわかる
- 乳栓の対処法がわかる
実は助産師でも乳栓と白斑の違いがわかっていない人がいます。(実体験です)言いくるめられないためにも、正しい知識をつけることが大事です。
乳栓は痛い?痛くない?
乳栓自体は痛くないです。
しかし、乳栓が詰まってしまうと痛みを感じるようになります。
詳細は以下の通りです。
- 乳栓が詰まってシコリができる→シコリが神経を圧迫する→痛い!
- 乳栓が詰まる→授乳によって乳首および乳房の皮膚が引っ張られる→神経が刺激されやすくなる
なので、乳栓は痛くないけど、乳栓がつまるとシコリと授乳による刺激によって痛みが生じるようになります。
※難しい言葉は全部省いて、私自身の体から感じ取れる痛みの様子を観察して書いています。知識がある方なら、「ちょっとそれは、違うのでは?」とおもうかもしれませんが、痛みを感じる順番としては実際に感じたものですので、ご容赦ください。もちろん、個人差はあると考えています。
乳栓と白斑の特徴
乳栓と白斑はかなりわかりやすいです。しかし、間違えやすいのは実物を見たことがないから、というのが多いです。
そりゃそうです。文章上では、細かいニュアンスまではわかりません。※白斑も小さすぎると判断がつきにくいです。以下は乳栓と白斑の簡単な特徴のちがいです。
- 「なにか埋まってる?」という感じの、つまようじの先を真正面からみたような、「点」のようにみえる
- 黄色味を帯びたような色
- 授乳時に痛みはあまりない。乳栓が「チク!イタ!」という痛み
- シコリができてくると痛みが生じる
- 「なにかくっついている?」というような見た目が乳栓と少し違います。ぷくっとしています。※小さすぎるときっと見分けがつきにくいです
- 白斑は白っぽい
- 授乳時は、乳首自体にかなり強い痛みを伴います。白斑は「ん゛ん゛ぅぅーーーー!!」な痛みです
もっと詳しく知りたい方は、白斑と乳栓の違いわかりますか?【取り方と予防法も解説】で解説しています。
というわけで、乳栓と白斑のちがいを理解したなら、次は乳栓の対処法についてです。
乳栓の対処法
乳栓の対処法には、以下の手段があります。気になるところがあれば、クリックして参考にしてみてください。関連記事にとびます。
個人的には、自分で乳栓をとるのと、ミルクスルーブレンドが一番相性が良かったと感じています。というわけで、乳栓の対処法でした。
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