完治!白斑(乳口炎)がずっと治らない【新デスパコーワで最短改善】

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いろいろ試しましたが、ずっと白斑が治りません。授乳のたびに激痛でつらいです。乳腺炎になりそうでこわいです。

白斑がずっと治らないのであれば、新デスパコーワを塗ってみてください。
うまくいけば1週間ほどで改善します。

私もずっと治らない白斑がありましたが、3本目を使い切るタイミングでやっと改善しました。

私について

現在、もうすこしで2歳になる娘に母乳をあげています。乳腺炎と白斑とたたかってきましたが、だいぶ快適な母乳育児を送れるようになりました。

ずっと治らない白斑がある場合、原因は授乳時にかかる乳頭への負荷が多いように感じます。白斑の基本的な予防や原因については、こちらで説明しています。

この記事では、ずっと治らない白斑に対する対処法を実体験をもとに解説していきます。

目次

完治!白斑(乳口炎)がずっと治らない【新デスパコーワで最短改善】

新デスパコーワとは、口内炎治療薬です。(塗り薬)
安全面のはなしは、まとめて後述します。

  • 新デスパコーワの使い方
  • 注意点
  • 使った感想
  • 併せて行うとより効果的なこと

上記の順で説明します。

新デスパコーワの作用

  • 保湿できるので白斑を柔らかい状態にたもてる
    →白斑を開通させやすくできる
  • 炎症をおさえる
    →ヒリヒリを軽減できる
  • 殺菌できる
    →感染症予防

新デスパコーワを白斑につかって大丈夫なのか?

ネットで有名な助産師の2人も「白斑に新デスパコーワを使用」という情報があります。
※最強母乳外来では、新デスパコーワではなくデスパコーワの方を紹介しています。

母乳育児で困ったときに、目にしたことがある人も少なくはないはずです。

白斑(乳口炎)と口内炎は似ている?

助産師ひさこさんのYouTubeで解説されています。ここで解説してしまうと長くなってしまうので、リンクだけおいておきます。

新デスパコーワの使い方【白斑のうえにのせるだけ】

  1. 新デスパコーワを白斑の上に塗る
  2. ラップパックする

上記の通りです。

授乳時はラップをはずし、新デスパコーワはつけたまま授乳してください。理由は後述します。

私はラップパック推奨派です

ラップパックには賛否両論ありますが、こまめに取り換えることによってかぶれを防ぎながら最大限に作用させることが期待できます。

ラップパックをしない状態だと塗った新デスパコーワが衣服に擦れてしまい、すぐに取れてしまうためです。

参考:ラップパックのメリット、デメリット

メリット
  • 保湿できるので白斑を柔らかい状態にたもてる
  • 白斑を開通させやすくできる
  • 炎症をおさえるのでヒリヒリを軽減できる
  • 殺菌できる

※炎症と殺菌はラップパックをすることで持続性がある、という意味です。

デメリット
  • 自然に分泌される母乳の逃げ道を無くすので、かぶれやすい
  • 乳頭がつねにふやけた状態になるので、傷ができやすい

新デスパコーワをふき取らずに授乳する理由

  • 刺激になる
  • 保湿効果が台無しになる

上記の通りです。

刺激になるのは言わずもがなですが、白斑をふやけた状態にすることで開通させやすくなります。したがって、ふきとってしまうと一気に乾燥してしまい、もったいないことになるのです。

赤ちゃんの口に新デスパコーワをふくませて大丈夫⁉

調べてみたところ、大丈夫と判断しました。
根拠については、新デスパコーワは赤ちゃんに安全?【1年使った感想と専門家の意見】の記事をお読みいただければと思います。

病院処方のデスパコーワはステロイド入り

したがって拭き取りが必要です。赤ちゃんの口には入れないようにしましょう。
※市販の新デスパコーワにはステロイドは入っていません。

重要!かならず完治するまで新デスパコーワを塗り続けること

開通直後の白斑部分は弱っているので病原菌に感染しやすく、また、ぶり返しやすいです。
しっかりと跡形がなくなるまでは塗り続けることが完全撃退のポイントです。

新デスパコーワをずっと治らない白斑に使った感想

あんなに頑固で歴史の長い白斑が、治りました。
薬のおかげで乳首の乾燥も防ぐことができるので、一石二鳥です。

1年使い続けた感想は、新デスパコーワは赤ちゃんに安全?【1年使った感想と専門家の意見】に記載しています。

新デスパコーワはどこで買うことができるの?

薬剤師や登録販売者のいる薬局(ドラッグストア)で購入できます。

病院でもデスパコーワ軟膏の処方ができますが、経験上デメリットの方が良かったので市販の新デスパコーワの購入がおすすめです。

病院処方のデメリット
  • ステロイドが入っているため、授乳中の人に処方できないと断られた
  • 歯医者で処方してもらおうとしたら、取扱ナシと断られた
  • 病院代と薬局代がかかる
  • 待ち時間がながい

上記のことがありました。

急ぎでほしかったのにもらえないし、いちいち病院受診するのも面倒くさくなったので、市販の新デスパコーワを買いました。

1本は持っておいた方がいい

いろんな薬局でさがしましたが、なぜか近所のココカラファインでしか取り扱いがなく、切らしたときは大変でした。その後、唯一のココカラファインですらも取り扱いがなくなってしまい、かなりショックです。

現在は、2本ストックを保持しています。
これがないと白斑には立ち向かえないので。

弟や旦那が口内炎になりやすいので、まだ母乳育児が続きそうな人で、さらに他の人に使い道があるひとは1つストックをもっておくと心強いです。

ずっと治らない白斑に新デスパコーワと併せて行うと、より効果的なこと

  • 搾乳
  • 授乳姿勢のみなおし
  • ミルクスルーブレンドを飲む
  • 二重保湿

上記をかんたんに説明していきます。

搾乳

開通するのに時間がかかりますが、母乳の圧力で白斑(乳口炎)を突き破る手助けをすることで白斑がやぶれやすくなります。

ここでもやはり、新デスパコーワを徹底的に塗って保湿することが重要になってきます。厚くなってしまった皮をふやかして開通させやすくするためです。

白斑部分を開通させるための乳腺のみつけかたやポイントは、乳栓を出すときと同じなので以下の記事を参考にしてもらえればと思います。

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【画像付き解説】痛くない乳栓の詰まり取り方【90%取れます】 詰まった乳栓を自力で取るには、詰まっている乳腺がどこなのかを見つければOKです。この記事では、詰まっている乳栓の探し方、乳栓の出し方について解説していきます。

※開通していなければできるだけ早く開通させましょう。母乳がでていかないと、乳腺炎になってしまう恐れがあるからです。

注意点

搾乳時は白斑に圧力をかけすぎないようにしましょう。
悪化させてしまう恐れがあります。

白斑が開通してもシコリが消えない場合、乳栓が詰まっている可能性

白斑で皮膚が厚くなった場所(乳頭)に、すでに乳栓が上がってきている場合が多いです。上がってきてはいるが、厚くなった皮膚のせいで乳栓が出にくくなっています。

乳栓のだしかたは、【画像付き解説】痛くない乳栓の詰まり取り方【90%取れます】で説明しています。

授乳姿勢の見直し

白斑の原因のひとつに、授乳姿勢の不適切があげられます。
乳首は真っ直ぐ赤ちゃんの口に入るようにしましょう。

  • 潰し飲み
  • 角度がわるい

上記のような問題をかかえていると乳首に負担がかかりすぎてしまい、白斑ができやすくなってきます。

詳細は、こちらで説明しています。

おすすめはレイドバック授乳

レイドバック授乳をしたところ、白斑(乳口炎)の数が3つ→1つになった経験があります。

わたしの場合は、横抱きの授乳で負荷がかかっていたようです。

レイドバック授乳は首が座っていなかった娘には難しかったのですが、首が座ってからはむしろ一番娘に合った姿勢となりました。

結論未だ完治はしていませんが、それ以上悪化することはなく、改善の一途を辿っています。
完治は目前、時間の問題となるでしょう。

追記:2021/12/03ついに完治
3ヵ月以上、白斑ができていません。
たまに乳栓が詰まったことにより、引っ張り飲みをしてできるくらいです。

レイドバック授乳についてはレイドバック授乳のコツ【快適な母乳育児ライフを満喫しよう】で解説しています。

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AMOMAミルクスルーブレンドを飲む

白斑ができてから開通するまでがすごく短いです。

白斑ができてしまって辛いときでも、AMOMAミルクスルーブレンドをのむと白斑(乳口炎)の開通が早い気がします。

できたばかりの白斑なら、ほとんどが1日で開通、遅くても2日目には開通していたような気すらします。早く開通すれば乳栓が詰まる確率も減りますし、シコリができるのも抑えることができます。

AMOMAミルクスルーブレンドの公式サイトはこちら。

効果が気になる方は、AMOMAミルクスルーブレンドを2ヶ月試してみた感想をよんでみてください。

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二重保湿

新デスパコーワの上からさらに保湿剤をぬって乾燥をふせぐことで、白斑を開通させやすくできます。

乳頭の保湿剤(塗ったままの授乳OK)

白斑(乳口炎)ができた時にやってはいけないことと、痛みを緩和する方法

白斑(乳口炎)ができた時に、やってはいけないことは以下です。

  • 針で刺す
    …一時的によくはなるが、ぶり返して悪化しやすい
  • 乾燥させる
    …乾燥すると皮膚の伸びが悪くなり授乳時に痛みがでます。また、治りも悪いので保湿徹底を心がけしましょう
  • あまりに頻回授乳しすぎる
    …ケースバイケースですが、白斑の原因は余計な負荷です。頻回授乳によってさらに負荷をかけるのであれば、一時的にミルク(搾乳した母乳も可)を足しながら少し乳首を休めましょう。基本は保湿しながら授乳で白斑開通がのぞましいです。
  • 長時間の授乳
    「ただしゃぶっている」状態をへらすだけでも、乳首にかかる負担を軽減できます。長時間授乳しすぎると、乳首に負担がかなりかかってしまいます。飲んでないようなら、乳房交換がいいです。
    ※口が速く動いている場合は、ただくわえているだけか射乳待ちです。

白斑(乳口炎)が痛い!授乳時の激痛を和らげるには?

最初は白斑がないほうの乳をふくませて、射乳がおきたら白斑(乳口炎)の方を飲ませる

切り替えが少し面倒ですが、痛みは少ないです。

射乳時は勝手に出てくる母乳を飲むだけなので、一番乳首に負担がかかりません。なので痛みもマシになります。

射乳が終わったら痛くないほうの乳首に切り替えるようにしましょう。

井田助産院を参考にしました。

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