白斑(乳口炎)には新デスパコーワがいいという情報をちらほら見かけるけど、赤ちゃんの口に入っても大丈夫なのかな?

私は、新デスパコーワで白斑(乳口炎)を何度も治している新米ママです。新デスパコーワで白斑を完治させてから、もうかれこれ半年はできていません。
この記事をかいてから1年が経過しました。使い続けて、娘に悪影響はとくにありません。
- 新デスパコーワは赤ちゃんの口に入っても大丈夫なのか?
- 新デスパコーワの使い方
- 白斑(乳口炎)の予防と対策
助産師ひさこさんの解説を参考にしつつ、まとめていきます。
新デスパコーワは赤ちゃんが口に含んでも安全なのか?【専門家の意見と添付文書より】
YouTubeで活動されている助産師のひさこさん、最強母乳外来のsolaninさん達の影響により、「白斑(乳口炎)には新デスパコーワ/デスパコーワが有効」という情報が知れ渡ってきました。
※最強母乳外来では、新デスパコーワではなくデスパコーワの方を紹介しています。
どちらも助産師のかたです。
助産師ひさこさんの見解
直接的な表現はありませんでした。
しかし、以下のような発言をしていました。
- 授乳のたびに新デスパコーワをふきとらなくてよい
- 拭き取る刺激で白斑が悪化する
動画内で上記のように説明していることから、赤ちゃんのお口に新デスパコーワが入っても大丈夫と私は判断しています。
新デスパコーワについては、以下の動画で説明されています。
新デスパコーワの添付文書
「授乳中の使用」「赤ちゃんの口に入っても安全か」についての記載がありませんでした。
※新デスパのコーワの箱にもなしです。
PayPayモール:ヤフーショッピングには、授乳中は控えるようにとの記載あり
画像の出典:PayPayモール
授乳中は避けるようにと書いていますが、理由としては脈が早くなることしか書いていません。
ここまでをいったんまとめます。
- 助産師ひさこさん
- 拭き取らずに使ってOK
- 新デスパコーワの添付文書
- 特に記載なし
- 新デスパコーワの商品紹介文
- 授乳中NG
- 脈が速くなることがある
あとは、自分判断で選びましょう。
成分がどういうものなのか?それによって判断の目安にしたいという方もいると思うので、すこし調べてみました。
おまけ:新デスパコーワの成分について
専門家ではないので全部の成分については載せれませんが、その成分をメインとする別の薬から授乳中に飲んでも大丈夫なのか参考にしようと思います。
グリチルリチン酸ニカリウム
安全性はクリアしていると判断しました。
新デスパコーワのメインとなる成分です。
- 効果:炎症をしずめる
- 代表薬剤:コルゲンコーワトローチ
公式サイトでは以下のように述べられています。
授乳中の方でも使用可能です。
引用: 公式コルゲンコーワトローチ
上記より、安全性はクリアと判断します。
セチルピリジニウム塩化物水和物
こちらも、先述したコルゲンコーワトローチに含まれており、授乳中もokなので問題ないと判断しました。
その他の成分について
- 安全性が立証されていない
- そもそも、調べてもでてこない
上記の理由でリサーチを断念しました。
すみません。
余談:日本と海外での安全性の違いについて
日本と海外では、授乳中に使用できる薬剤の数が違います。
- 海外:ほとんど使用できる
- 日本:限られている
理由は安全性が立証されていないからです。
安全性が立証されていないとは?
- 安全性が証明されていない
- どのような影響を及ぼすのかもわかっていない
上記のような意味です。
つまり、安全かも危険かもよくわからないから、とりあえず止めておきましょうということです。
ここまでお読みになったら、不安になる方もいるとおもうので、最後に私が1年間使い続けた結果をお話しして終わろうと思います。
新デスパコーワを使って1年経過した感想
白斑(乳口炎)が出来てから新デスパコーワを使って凌いでいます。
期間にすると、約半年1年です。半1年使ってみて感じた点は以下です。
- 白斑(乳口炎)の治りが早い
- 1週間でなおる。長いものはもう少しかかる。
- 授乳時・後の痛みの軽減
- つけたほうが痛みの引きが早い
- つけたままでも授乳中ok
- 夜間わざわざ落とさなくていいから、ラク
- 赤ちゃんに異常はなし
- めっちゃ健やか。足技が凄すぎる(*∩ω∩)※1年経過した今も健在です
白斑のなおりがはやい
厳密な期間は覚えていませんが、明らかに新デスパコーワを塗った方が治りが早いです。
約1週間で通常運転できるようになりました。
ずっと治らない白斑があったのですが、新デスパコーワを根気強く塗り続けていたら治りました!!
以下が治療過程の目安です。
少し開通
まだ腫れが残るが、少しずつ娘が飲めるようになってきた
搾乳してもでてこないが授乳によって母乳がでていく
搾乳したら乳栓がかなりでてきた。乳房の痛みは完全に取れた
ちなみに、新デスパコーワ4本目に手を出すところです。
乳栓が詰まって引っ張り飲みになるので、定期的に白斑(乳口炎)が出来ます。
私の場合は乳栓の減少が課題のようです。
カンジダのような白いものが一時的にできた【正体不明】
いきつけの助産院に聞きましたが、カンジダの可能性は低いという判断でした。
様子を見ていたらいつの間にか治っていました。
- 症状:乳頭の皮膚の繊維に沿って一部が白くなる。こすっても取れない
- 前後のできごと:1週間ずっと新デスパコーワのラップパックをしていた
わたしはカンジダ膣炎の経験があり、免疫が低下するとすぐに口の端が切れます。なので、少しシビアになっていましたが、問題ありませんでした。
助産院がカンジダではないと判断した根拠
- カンジダは検査をすれば一発でわかる
- 経験から、ほとんどはカンジダではない場合が多い
- 赤ちゃんの口の中にカンジダと思しきものがあっても、たいがいはミルクカス
カンジダを知らない人のためのざっくり知識
- カンジダとは?
…常在菌(もともと体にいる菌)で、普段はおとなしいですが免疫が低下した場合にわるさをする菌です。バランスでなりたっています。 - カンジダの原因(乳頭の場合)
…赤ちゃんの口の中から感染することが多い。浅飲みなどが原因で乳頭に傷がついたり、疲労によって免疫が落ちた場合に、普段は大人しいカンジダが優勢になる - カンジダの症状(乳頭の場合)
…乳頭乳輪のかゆみ、ほてり、赤み、違和感、亀裂、白っぽく皮膚が剥がれてくる - カンジダの治療(乳頭の場合)
…カビなので真菌薬を使わないと治りません。また、菌をお互いにうつしあうので、赤ちゃんとの同時治療が必要です。できるだけ乾燥をこころがけて、母乳パッドなどは清潔に保つようにしましょう。
- 乳頭がカンジダだった場合、赤ちゃんもカンジダの可能性がたかいです。その場合の症状は、口の中や舌にミルクカスのような白いものがつきます。(鷲口瘡:がこうそう)といいます。
- 「乳頭の場合」と書いているのは、口や膣カンジダなどもあるからです。
超重要!新デスパコーワの使い方【間違えると治るものも治らない】
- 白斑(乳口炎)部分に新デスパコーワを塗って、ラップを被せます。
- 授乳時は新デスパコーワをふきとらずに授乳
詳しい使い方は、白斑(乳口炎)がずっと治らない【新デスパコーワと負担のない授乳を】を読んでみてください。
ここでは、超重要ポイントだけをお話しします。
授乳の時は拭き取らないで
- ふきとる摩擦によって余計な刺激を与える
- 乾燥させてしまう
白斑(乳口炎)には乾燥厳禁
白斑(乳口炎)は皮膚が厚くなって覆い被さっている状態です。なので乾燥させてしまうと、授乳時に乳頭の皮膚が引き伸ばされてしまいます。したがって、新デスパコーワで厚くなった皮膚を潤った状態にさせて、授乳で自然に剥がれるようにするのがベストです。
ラップを被せることには賛否両論あります
メリットデメリットを見比べてみましょう。
- なおりが早い
- 新デスパコーワがとれない
- 雑菌問題
- かぶれる
個人的にはラップ推奨派です。
理由は以下です。
- 真夏日以外なら、かぶれにくい
- こまめにラップをとりかえることで、かぶれ予防できる
- 衣服に擦れて新デスパコーワが取れるのを防げる
- 治りがはやい
- 最強母乳外来で、1日程度であれば同じラップでも大丈夫では?と書いてあった
そもそも、白斑のできる原因や予防について知りたい方は白斑(乳口炎)がずっと治らない【新デスパコーワと負担のない授乳を】をおよみください。
まとめ:新デスパコーワは赤ちゃんに安全?【1年使った感想と専門家の意見】
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
新デスパコーワは赤ちゃんが口に含んでも安全か?というお話でした。
白斑(乳口炎)はできてしまうと、乳栓が詰まるよりもてごわいです。
早い回復をお祈りしています。
この記事でお話している内容は、私の調べた範囲の内容ですので自己判断でお願いします。


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