新デスパコーワを赤ちゃんの口にはいっても大丈夫です。新デスパコーワにはステロイドが含まれていないため、授乳中にできた白斑に使っても問題ありませんし、赤ちゃんの口に入っても問題ないとされています。
この記事では以下のような悩みに向けて、自身の体験をもとに情報発信していきます。
新デスパコーワを白斑ケアに使いたいけど、赤ちゃんの口に入っても大丈夫?
新デスパコーワを白斑のケアに使うには、どうすればいいの?
デスパコーワ口腔用クリームも同じ使い方でいいの?
本記事では添付文書、助産師さんの意見を参考にして、新デスパコーワが赤ちゃんの口に入っても安全なのかまとめていきます。
- 白斑が一度に3つできたことがあります。
- 乳腺炎にも悩まされ、週2回は助産院に通っていました。
- 一個の乳腺から12個連続で乳栓がでてきたこともっ。
- 医療事務の経験ありです。
赤ちゃんへの安全性を確認して、少しでも母乳育児ライフが楽しめるようにお手伝いできるとうれしいです。
新デスパコーワは赤ちゃんが口に含んでも安全なのか?【専門家の意見と添付文書より】
YouTubeで活動されている助産師のひさこさん、最強母乳外来のsolaninさん達の影響により、「白斑(乳口炎)には新デスパコーワ/デスパコーワが有効」という情報が知れ渡ってきました。
※最強母乳外来では、新デスパコーワではなくデスパコーワの方を紹介しています。
- 助産師HISAKOさん
- solaninさん
上記お二方とも助産師であり、数多くの乳腺炎や白斑をみてきた方です。
カンタンな結論が以下です。
- 助産師HISAKOさん
問題ないと解釈できる - 添付文書
控えるよう注意喚起 - solaninさん
問題ないと解釈できる
詳細を見ていきましょう。
①助産師ひさこさんの見解
以下の動画で白斑に新デスパコーワの推奨をしています。
新デスパコーワについては、以下の動画で説明されています。
新デスパコーワが及ぼす赤ちゃんへの影響についての、直接的な表現はありませんでした。
動画内で以下の発言がありました。新デスパコーワが赤ちゃんにひどく悪影響を及ぼすものではない、と解釈できる内容です。
授乳のたびに新デスパコーワをふきとらなくてよい
動画内で上記のように説明していることから、赤ちゃんのお口に新デスパコーワが入っても大丈夫と私は判断しています。
②新デスパコーワの添付文書
購入した新デスパコーワの添付文書を読んでみましたが、「授乳中の使用」「赤ちゃんの口に入っても安全か」についての記載がありませんでした。
※新デスパのコーワの箱にもなしです。
PayPayモール:ヤフーショッピングには、授乳中は控えるようにとの記載あり
画像の出典:PayPayモール
「授乳中は避けるように」と書いています。これだけですと、避けなければいけない…と思いがちですが、避けなければいけない理由としては「脈が早くなること」しか書いていません。
では、脈拍が早いのは赤ちゃんにとってどんなデメリットがあるのか?について検索してみましたが、よくわかりませんでした。
脈拍が早いのは赤ちゃんにとってどんなデメリットがあるのか?わからない理由
- 赤ちゃんはもともと脈拍がはやい(120~140とされている)
- 脈拍が160以上あっても、元気な証拠とみなされることがおおい
参考:胎児の心拍について知りたい! チェックのしかたとわかること|たまひよ (benesse.ne.jp) - 大人の正常が1分間に60~100とされているため、赤ちゃんは異次元。一般的なお母さんなら、脈拍が早くなったかどうかがわからない=著しい体調の変化がない限り、おそらく気づけない。つまり、気づかず時間経過により回復している線が濃厚(仮に症状が出た場合でも)
参考:乳児の心室頻拍 | 心臓病の知識 | 公益財団法人 日本心臓財団 (jhf.or.jp) - 新デスパコーワによって、どれほど脈拍が早くなるのかわからない
- 新デスパコーワによって脈拍が早くなる確率はどのくらいなのか?
- 検索に出てくるのは脈拍が早い状態が継続する場合の病名であって、一時的に脈拍が早くなることについての悪影響については触れていない
個人的な解釈ですが、新デスパコーワによって脈拍が早くなったとします。
しかし、それが継続するかというと一時的なものでしょう。なので、それをどうこうはできないとおもいます。
病院に行ったとしても「時間経過で様子をみましょう」と言われるような気がします。
アバウトかつ私見ですが。
一時的に脈拍が早くなることについては、問題ではありません。
大人も緊張するだけで脈拍に変化が出てくるからです。赤ちゃんもいつもと違う、寒いなどで脈拍は多少なり変化します。
参考までにですが、脈拍が180以上継続する場合は不整脈を疑うようです。
参考:胎児頻脈性不整脈 – 日本胎児治療グループ (fetusjapan.jp)
しかしこれは、一時的にではなく〝継続している〟という点がポイントとなります。なので、新デスパコーワによって脈拍が早くなったからといって、起こるものでもないです。むしろそれ以前の問題になります。
③最強母乳外来フェニックス:solaninさん
こちらでも乳口炎(白斑)にはデスパコーワとおっしゃっています。
参考:乳腺炎?乳口炎?鑑別は?(7ヶ月): 最強母乳外来・フェニックス (cocolog-nifty.com)
※新デスパコーワ(市販薬:ステロイドなし)とデスパコーワ(処方薬:ステロイド含)は別物です。
過去記事にデスパコーワに関する情報が載っているとのことですが、見つけられず(;^_^A
solaninさんが言っているデスパコーワは、新デスパコーワと同じく口内炎治療薬です。しかし、ステロイドが含まれているためふき取りが必要です。
気を付けるべき点は上記ぐらいかなと。
そういう意味では、新デスパコーワはステロイドが含まれていないため、使いやすいと言えます。助産師HISAKOさんの動画内では、ふき取りも不要と言っていましたので。
ちなみに、新デスパコーワのふき取りを推奨しない理由は以下です。
- ふき取ることで刺激になる
- 潤った状態がふき取ることで一気に乾燥してしまう
詳細は完治!白斑(乳口炎)がずっと治らない【新デスパコーワで最短改善】にかいてあります。
あとは、自分判断で選びましょう。
新デスパコーワの購入について
ネット通販が断然確実な理由についてお話しています。市販と病院は苦労しました(;^_^A
成分がどういうものなのか?それによって判断の目安にしたいという方もいると思うので、すこし調べてみました。
おまけ:新デスパコーワの成分について
専門家ではないので全部の成分については載せれませんが、その成分をメインとする別の薬から授乳中に飲んでも大丈夫なのか参考にしようと思います。
グリチルリチン酸ニカリウム
安全性はクリアしていると判断しました。
新デスパコーワのメインとなる成分です。
- 効果:炎症をしずめる
- 代表薬剤:コルゲンコーワトローチ
公式サイトでは以下のように述べられています。
授乳中の方でも使用可能です。
引用: 公式コルゲンコーワトローチ
上記より、安全性はクリアと判断します。
セチルピリジニウム塩化物水和物
こちらも、先述したコルゲンコーワトローチに含まれており、授乳中もokなので問題ないと判断しました。
その他の成分について
- 安全性が立証されていない
- そもそも、調べてもでてこない
上記の理由でリサーチを断念しました。
赤ちゃんに安全かどうか判断するには、手っ取り早く赤ちゃんに含ませるしかありません。しかし、倫理上それはどうなんだ?という点から、立証できていないものが多いのです。
余談:日本と海外での安全性の違いについて
日本と海外では、授乳中に使用できる薬剤の数が違います。
- 海外:ほとんど使用できる
- 日本:限られている
理由は安全性が立証されていないからです。
安全性が立証されていないとは?
- 安全性が証明されていない
- どのような影響を及ぼすのかもわかっていない
上記のような意味です。
つまり、安全かも危険かもよくわからないから、とりあえず止めておきましょうということです。
先に述べた「倫理観」のお話の通りです。
ここまでお読みになったら、不安になる方もいるとおもうので、最後に私が1年間使い続けた結果をお話しして終わろうと思います。
まとめ:新デスパコーワは赤ちゃんに安全?【1年使った感想と専門家の意見】
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
新デスパコーワは赤ちゃんが口に含んでも安全か?というお話でした。
白斑(乳口炎)はできてしまうと、乳栓が詰まるよりもてごわいです。
早い回復をお祈りしています。
この記事でお話している内容は、私の調べた範囲の内容ですので自己判断でお願いします。
https://justfitblog.com/hakuhan-nyusen
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