切迫早産で入院中の妊婦です。
点滴治療を受けてそろそろ1週間経つ頃です。
今回は点滴のアラームについて記録していきたいと思います。
- 妊娠29週目
- 切迫早産で点滴治療中
- 点滴のアラームが鳴る原因と鳴らさない方法
- 点滴が深夜になくなったら?
このあたりを、私の病院であったことをもとにお話しします。
切迫早産で入院!点滴アラームがうるさく鳴る原因
1.閉塞
一番多いのがこのアラームですね。
点滴のチューブが曲がったり折れたりして、なることが多いです。
具体的には、
- 腕を曲げたり
- 体の下に入ってしまったり
ということが挙げられます。
針を刺した部分によっては、腕を上げただけなのになる場合もありました。
患者の方で引き起こされるのは、ほとんどが閉塞に当てはまります。
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看護師さんにキツい物言いもされましたし(笑)
ですが、慣れてしまえばほとんど鳴ることはなくなりますよ。
2.気泡
チューブ内に気泡が混ざっている時になるケースが多かったです。
点滴の輸液が減るにつれて、空気がゴボッと混ざることがあります。それがそのまま抜け切らずにチューブに入りそうになるとアラームでお知らせしてくれます。
何回かに1回というレベル。
これが鳴ってくれると、自分のせいではないので少し安心します。
3.流量異常
これは2番目に多かったです。
原因はほとんど私のところでは不明で終わりました。
一般的に言われているのは以下の通りです。
- 液体が落ちる時に感知するセンサーが液体に近すぎる
- 斜めに傾いた状態での使用
- 輸液ルートが正しくない
という風に、患者が原因になることはないので、これは気にしなくていいと思います。
看護師が確認しても、異常がないケースが多いのです。
普段からアラームが多いと、患者のせいにされることもあります。
わたしの場合では、
- 感知センサーがズレたとき
- 点滴に不備があったとき
- 機械の不具合
になりました。
シャワー明けで新たに点滴をした際に、看護師さんが開放するのを忘れていたため点滴が流れずにアラームが鳴りました。
今年の8月にメンテに出しているそうですが、やはり原因不明の不具合はあるようです。
4.空液
こちらは単純に、点滴が空になりましたというアラームだった気がします。
5.電圧低下
コンセントの差し忘れで、充電が不足した時に多いです。
というか、これしかなかった気がします。
お隣さんはよくやらかしていました。
コンセントに差してしまえば解決します。
6.ドア
ドアが開いたままというお知らせみたいです。
看護師さんが触れる部分ですし、なかなか開けっ放しの人もいないと思うので、出番は少ないでしょう。
切迫早産で入院!点滴のうるさいアラームを鳴らさない方法
閉塞以外のアラームはこちらでは防ぎようがないので、閉塞になりやすい点だけ説明します。
点滴の機械によっては、かなりシビアに鳴るタイプもあるみたいです。
1.腕を曲げないようにする
ケータイを触る時に、肘を曲げた状態だとなりやすいようです。
点滴の針が刺さっている方の手でケータイの操作は控えるのが無難です。
後述しますが、曲げてもならない時もあります。
個人的には、針交換した前後や輸液を交換した前後になりやすかったです。
2.チューブが折れないようにする
あまりないとは思いますが、点滴チューブを体の下にしていたり、椅子に座った時に体で挟んでしまったりなどを避けるといいでしょう。
3.チューブが高い位置にある状態を避ける
初日だけひどかったです。
ご飯を食べるために手を少しあげるとすぐに鳴り出します。
その後安定したのか、ならなくなりました。
看護師から言われたのは、
- 腕をあげるからどうしても反応してしまうようで…
- 食事時でも腕を極力あげないで
どうやって飯食えっていうんだよって話です(笑)
切迫早産で入院したら、点滴は深夜にアラームがうるさく鳴ってから取り替えるのが普通?
看護師によるようです。
しっかりと管理能力のある人であれば、他の人の用事で来たときや、心音チェックしにきたときにでも点滴の残り具合を把握していってくれます。
だいたいの時間になったところで、深夜にこっそりと取り替えにきてくれます。
暗闇の中でいきなりライト持った人がいるのと、やはり睡眠が浅くなるためかコッソリ来てくれていても気づいてしまうのですが…。
アラームなる前に来てくれるので、夜はありがたいです。
アラームが鳴ってナースコールで呼ばないと来てくれない人もいる
暑い中、トイレの出入りも少なくなり、やっと皆さんも寝付き出したかな?というところで、ピーーー!!
ごめんなさぁぁい!!
となります。
急いでナースコールで呼ぶものの、私の病院は3階から駆けつけるようで、4階の部屋の私のところに到着するまでに全員起きてしまいます。
![](https://justfitblog.com/wp-content/uploads/2020/08/2D8B333F-B43B-4385-90A7-1A17FB9D1DDC.png)
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もちろん、自分だけでなく同室の人のアラームで起きることもあります。
人によって違う、加えて、担当が違ったりすると全然かわってきます。
切迫早産で入院した私が感じた、点滴アラームがうるさく鳴りすぎて看護師がキツくなる話
切迫早産で即入院初日で強烈な一言
1.この位置なら鳴らないはずなんだけどね〜
このくらいなら全然大丈夫。
ただ、「私はちゃんとやったから」的な防御を感じるのは私だけだろうか。
別に言わなくていい事な気がするのだが。仕方ないことだし。
たぶん、看護師として仕事してきた上で誰かのせいにされる風潮が強いところで働いてきたんでしょうね。
無意識に防御する姿勢がついてしまったんでしょう。
2.どんな格好してた?
文にするとそうでもないですが、あの勢いは凄かった。
カーテンガシャーー!
ズカズカズカ。
どんな格好してたっ!?
こんなにアラームなるなんて考えられない。なにかおかしな格好してたんじゃないの!?
と言わんばかり。
私も人のせいにする人だとわかっていたので、真っ直ぐに腕を伸ばして見せてやりました。
「だよね〜」
ですよ。
人の時はすごいこと言うくせして、自分のときはこれですよ。
看護師の決めつけでミス?
その日はじめてのアラーム。
2回続けて気泡です。
1回目はなおしてくれました。
2回目にきた時です。
開口一番「なんかした?」
意味がわかりませんでした(笑)
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「なんもしてないですよっ!!」
と思わず、目を丸くしていってしまいました。
「あっ、いや体勢のこと」
そういう聞き方、言い方ありますかね。友達じゃないんですよ、我々。
看護師って、ビジネスライク気取りますけど、ズバズバいっていいと勘違いしているのでは?と思いますね。
ちなみに、ケータイを触っているからだわ。と言われました。
(じゃあどうやって入院生活過ごせばいいんだよ)
看護師ですら原因がわからないなら、言い合っても仕方ないので言いませんでしたが…
- 今日一日、ずっとケータイいじっていても鳴ったのはその時が初めて(同じ体勢です、ほぼ)
- アラームは閉塞ではなく気泡
そうなんですよ。
その看護師は午前中いなかったから知らないと思いますが、アラームが鳴ったのはその時が始めてです。
しかも、日中ずっと点滴している側の手でケータイをさわっていました。
よく考えればわかることですが、他の方だってほとんどケータイ触っているわけですよ。
でも明らかに私ばかり鳴ったりするのは、ケータイ以外が原因だからじゃないんですかね。
加えて、これ思い込みの決めつけだよね?って話ですが、
アラームは気泡とでています。
つまり、気泡なんですよ(笑)
腕を曲げた状態での感知なら閉塞とアラームはでます。
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それで本当の原因が見えていないのは、本末転倒ではないのかと思います。
ちなみにこの後、チューブの中に気泡が3つありました。これで反応していたのでしょう。
看護師は経験則でものを考えがち。だから、原因がみえなくなるんだよ
経験もだいじ。
経験から物事を推測して、答えが出ることの方が圧倒的に多い。
けど、経験者って経験則でしかモノを言えないことがおおい。
だから初歩的なミスを犯すし、気づかないし、初心者の気持ちがわからない。
自分で経験者だって思ってる人は注意した方がいいかも。責任持つのはいいけど、ろくに精査もしないで答えを決めつけるのはいかがなものかと思う。
決めつけや思い込みが医療ミスを誘発すること、わかってないのかな。
看護師は自分のスキルと自分を常に疑うべきです。なぜなら、大丈夫と思った時点で、それは思い込みだから。だから話を聞かないで決めつけることが多いです。
患者はサインを出しますし、言葉も放ちますが聞く耳を持たなければ事実もわからなくなります。
生じた結果から原因を探そうとしないと、余計な先入観が混ざった時点でそれは原因ではなくなります。
ただの決めつけです。
肝心なところが見えていないのは、できる経験者に多いです。
まじで、看護師に気をつかう方が疲れますよね。
他の人のアラームがうるさい、という人は耳栓をつけるのもありです。
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