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ウテメリン点滴とリトドリンの強さや副作用の違いは?【成分は同じ】

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切迫早産と診断されて、ウテメリンかリトドリンか使っている方は多いと思います。

セットで聞くことが多いこの2つの薬剤は一体何が違うのか?

私なりの解釈を交えて、調べたこと体験したことをまとめていきます。

about me
  • 切迫早産で入院
  • リトドリン塩酸塩錠
    ウテメリン点滴

の経験あり。

話すこと
  • リトドリンとウテメリンの違い
    副作用
  • 私は入院前はリトドリン塩酸塩錠、入院後はウテメリン点滴をしました。
目次

ウテメリン点滴とリトドリンの強さや副作用の違いは?【成分は同じ】

リトドリンもウテメリンも成分は同じ

成分はリトドリン塩酸塩50mg

添加物だけがちがいます。

リトドリン

リトドリン

参考:リトドリン添付文書

 

ウテメリン

ウテメリン

参考:ウテメリン添付文書

ウテメリンは先発品、リトドリンは後発品

*後発品=ジェネリック医薬品

ジェネリックとは、成分は一緒で添加物が違うものです。開発費がかからないため、先発品よりも安いです。

成分名がリトドリンと紛らわしいですが、ウテメリンという薬の成分はリトドリンです。

リトドリンという成分を使って、添加物などを変えて開発費がかからないように安く作った薬がリトドリン(後発品)です。

もっと身近な例でいくと…

ロキソニンの成分はロキソプロフェンナトリウムです。

ロキソニンは先発品。

ジェネリックはロキフェンやロキソプロフェンナトリウムなんちゃらなどと、似たような名前が多いです。

究極にいうと…

埋蔵金を探すには探索費用がかかりますよね。

最初に見つけた方は、探索費の分も含めて高値で設定しないと売っても損しますよね。

でも、2番目、3番目にきた方は埋蔵金がこの辺にあるという情報は掴んでいるので最低限の探索費で済みます。

だからこそ、安い値段で売ることができます。ちゃっかり似たような名前をつけて(笑)

こんな感じです。

全体的な副作用はリトドリンよりウテメリンが強い

参考サイト:pdf

リトドリンよりもウテメリンの方が強いと感じている人の方が多いようです。

少なくとも、感じる副作用はウテメリンの方が多いのですね。

私もリトドリンの錠剤とウテメリン点滴と比べると、ウテメリンの方がいろんな副作用が出てきやすいと感じました。

錠剤と点滴では力のつよさが違うので、感じる度合いも異なると思いますが、それでもウテメリンの方が副作用の種類が多かったです。

後述しますね。

動悸や息苦しさはリトドリンが強い

参考:pdf

リトドリン錠剤とウテメリン点滴しかしていませんが、個人的にもリトドリンの動悸と息苦しさはウテメリン点滴以上です。

リトドリン1錠でも、喘息の発作ですか?ってくらい呼吸が乱れまくっていました。
自分でも怖かったです。

服用してから1時間程度でおさまります。

ウテメリン点滴は、動悸の息苦しさはリトドリンより全然優しいです。

ただし、断続的で継続的。

常時点滴をしているので、

  • いつ動悸が来るかわからない
  • 頻回な場合もある
  • 継続時間もまちまち

この点だけがずっと私の中ではネックでした。

通常ウテメリン点滴の副作用は3日くらいで慣れるそうですが、1ヶ月たったいまでも私は慣れません。

相変わらずウテメリン点滴をしてから、37℃台が平熱と化してます。

リトドリン錠剤もだんだん慣れてくるとは言っていますが、私は入院する日まで慣れませんでした。

ウテメリン点滴やリトドリンの動悸が強い時は頭を高くするとラクになる

入院したときの看護師に教えていただきました。

特に入院したてのウテメリン点滴の呼吸のしにくさは、ベッドの頭の部分だけ高くすることで驚く程ラクになりました。

調節機能がついていたら試してみてください。

自宅でも高枕にすることで、同じ効果を得られます。
病院で枕だけ高くしても、呼吸が楽になりました。

ウテメリン点滴の副作用がなくなるのは平均1週間

とは言われていますが、完全に個人差によるところです。

私は1ヶ月経過しても、動悸が頻回に起こっていました。

ウテメリンで感じた動悸以外の副作用【実は顔面痛も】

  • 体温の上昇
  • 急なめまい
  • 筋肉の強張り(太もも)
  • ふるえ
  • 眠気
  • 顔面痛

入院1ヶ月たったいまでも残っているのが、

  • 体温上昇
  • 筋肉の強張り
  • 震え
  • 動悸

です。

特に筋肉の強張りがひどくなってきており、診察の時など足がプルプルして辛いです。

意外と知られていない顔の痛みもウテメリン点滴の副作用です

添付文書にはしっかりと記載されています。

参考:ウテメリン点滴の添付文書

検索すると

  • 顔面痛
  • 顔面疼痛

という言葉で記載されていることが多いです。

まさか…って感じですよね。

人によって症状は色々のよう。

  • 眼球が痛い
  • 眉の下の骨付近が痛い
  • 頬骨・周辺筋肉?が痛い(私はこれでした)
  • 顎付近の痛みetc…
  • 腫れているわけではない

多くの場合、触れなければ痛くはないです。

私は即入院によるストレスか、喋る人がいなくなったため表情筋が凝っていると勘違いして、ひたすら揉んでいました(爆)

とくに揉み続けていても悪化はありません。

多くの場合は、放置です。

一時的なもので、おさまるからです。

根本的な治療となると、ウテメリン点滴をやめることしかないでしょう。もしくは、対症療法として痛み止めを出すか…。

ですが、多くの場合は触れなければ痛くはないので、放っておきます。

私は4日くらいでおさまりました。

まとめ

  • 全体的な副作用はリトドリンよりウテメリンが強い
  • 動悸や息苦しさはリトドリンが強い
  • 動悸が強い時は頭を高くするとラクになる
  • 点滴の副作用がなくなるのは平均1週間
  • ウテメリンで感じた動悸以外の副作用は、震え、熱感、筋肉の強張り。

おわりっ。

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