切迫早産の点滴跡に効果的なのは、バイオイル一択です。ちなみに、年齢にもよりますが、放置していても2年ほどでパッと見は目立たなくなります。
<入院中の画像>
<現在(2023年9月7日)の画像>
私は切迫早産で2か月半ほど入院していました。24時間点滴パラダイスの生活を満喫しきったものです。現在30歳で娘を出産してから2年ほど経ちました。ご覧いただけた通り、だいぶ薄くなったでしょうーー?( ̄▽ ̄)
私の場合はなんもしてませんよ。
何もしてなくてもここまで復活をとげました。
切迫早産の点滴跡はきえるのか?
個人差や年齢にもよりますが、目立たなくはなるでしょう。当時から意識していなかったので、覚えている範囲で書いていきます。
どのくらいできえるのか?
私の場合、1年くらいは跡がちゃんとあった気がします。2年経過したくらいで、画像のとおり目立たなくなりました。
繰り返しですが、特になにかケアしたわけではありません。
余談ですが、傷跡だけ色が若干しろいので、日焼けしたり、元が色黒のかたは少し目立ちやすいかもしれないという印象です。
切迫早産の点滴跡の予防は切迫早産の回避しかない
切迫早産自体を予防するしかないかな…という結果です。事前にクリームを塗っていても、点滴時は消毒するので、実質意味ないし、だとすると切迫早産にならないようにするが一番の予防。
切迫早産の点滴跡を早く治すにはバイオイル一択
できてしまった傷に対しての対処法は、私が知っている中ではバイオイル一択です。
医療事務の時の先輩に教えてもらいましたが、本当に傷跡がきえるんですよね。
別件でできた傷跡にバイオイルを塗っていましたが、広範囲に塗りすぎてしまい、生まれつきの跡(アザ)が消えかかってしまったので中断したくらいです。
※「生まれつき」はなんとなく特別な気がして消したくないのです。お尻に蒙古斑が残っていますが、残っていてくれて嬉しいくらい私は変態です。
職場で負ったヤケドの跡も、バイオイルぬればいいからとずっと後回しにしてるんですよね(笑)
傷跡にバイオイルを塗る際の注意点
一番の注意点は、完全に治った傷に塗るという点ですね。
バイオイルの取り扱い説明書にも記載されていますが、治っていない傷への塗布はダメ!です。
完全に治ってからの傷に塗らなければなので、育児がすこし落ち着いたちょうど今頃がいいんじゃないでしょうか?傷も完全に治って跡になっていますし(笑)
あまりにコスパいいので、使い切れずに劣化して捨ててしまいました。ニオイがかわっていました。でも、若いうちに使うに越したことはないですね。早いうちに使ったほうが治りも早いですし。私は、もう別に傷がのこるくらいはいいかなと思っているので、問題ないです。
バイオイルより安価で同じような働きをするクナイプのビオオイルがありますが、こちらは使用していないので正直よくわかりません。(香りは、グレープフルーツとローズがあります)
第二候補はソンバーユ(馬油)
バイオイル以外の候補としては、新陳代謝をよくする馬油くらいでしょうか。
個人的にはバイオイルのほうが傷跡が消えた実績があるので、信頼できます。
馬油は傷そのものを、というよりは、新陳代謝をたかめて肌の生まれ変わりをよくする、ということなので、「結果的に傷跡がうすくなるのでは?」と思っての候補です。
傷に対してしっかりとアプローチできるのは、バイオイルです。
入院中の点滴跡のかきすぎには注意
切迫早産の点滴(ウテメリン)していると、血管にそって痒みがでてくることがあるんですよね。(ちょうど、上記の画像のとおりです。)
たぶん、切迫早産の24時間点滴パラダイスの満喫者なら、おそらくほとんどが経験しているんじゃないかなと思います。(とか、分かった風にいっていますが、ちょっとした副作用なので経験してなくてもいいんですよ(笑))
痒みがでたときに、かきすぎるとやっぱり皮膚がイカれます。蚊にさされた部位をずっとかき続けていると、出血や周辺がガサガサになったりしますよね。そんな感じです。
つまり、かきむしられることで皮膚がずっと「かきむしる」という刺激にさらされるので、肌のバリアが弱くなってしまうんですよね。そうなると、元の肌体力が弱い状態なので、退院後も時間かかります。
通常なら「よっしゃ、退院したぜ。さて、傷跡の修復すっぞー」というスタートが「あぁ、傷跡修復したいけど、スタミナが足りねぇ。まずは、我々のスタミナ回復が先だ!傷跡はそのあとだ」となります。
なので、痒みがでたら、できるだけ穏便にかきむしるようにしましょう。
入院中は看護師に言えば、だいたいヒルドイドクリームあたりを出してくれます。お金が心配かもしれませんが、限度額適用認定証の申請をしておけば、一定以上はかからないようになります。とはいえ、その一定は考え方の違いがあるかもですが。
この辺、気になる方いると思います。お金の話ですし。記事を分けて書いたほうが親切なのですが、そうなるとしっかり作り込む必要性がでてくるので、ここでサッと説明します。
切迫早産入院で薬の処方をしてもらうときに気になる、お金のハナシ
※ここで説明するのは、超ざっくりな限度額適用認定を適用した状態での、薬を処方するときに気になるお金のハナシです。
限度額適用認定は所得によって、一定以上はお金がかからないようになる制度です。
たとえば、「Aさんの所得では限度額が5,000円までと決まりました!なので、入院費用は10万ですが、Aさんの負担は5,000円まででいいですよー。限度額が5,000円なんでー。」というのが、限度額適用認定の適用です。
ただ、言った通り所得によって変わります。
Aさんのように限度額が5,000円なら、すでに入院費だけで10万いっているので、そのあとどれだけ薬の処方(お金がかかっても)があろうが全く問題ないわけです。実質5,000円負担なので。5,000円以上かからない無敵カードをゲットしたわけです。
しかし、次に説明するBさんは考えが必要です。
AさんとBさんとでは、入院費が違う設定です。
Bさんの所得では限度額適用認定の適用だと、「10万までは負担してください。10万1円~は支払わなくていいです」だとします。
Bさんの場合は8万の入院費が確定。ヒルドイドを頼むと数百円ですが、料金はかかります。この数百円をどうするかが、考え方によるというわけです。
数百円といえど、ヒルドイドを処方してもらうと自己負担は増えます。10万までは支払いが必要だからです。(Bさんは8万の入院費は確定しており、10万円までは自分で支払わなければいけません)
どうせ数百円だし、と思える方なら処方してもらっていいと思います。
私の病院では、患者も看護師も「数百円だし」の考え方の人のほうが多かったです。
「安心して、限度額の申請したんでしょ?」なんて看護師から言われても、
「いやいや、あくまで限度額以上かかればその分の負担はしなくてもいいけど、限度額より手前の部分は絶対に自分たちで支払わなきゃ」なので、私は安易にお薬の処方をお願いすることはできませんでした。
もちろん、とてもつらい!なら全然処方してもらうのがいいのですが、私の場合は処方してもらうほどでもなかったので。
あまりにも頑なに「薬はいらん!」と言っていたせいか、看護師が定期的にお薬を勧めてくるようになりました(笑)
病院って、すべて後から請求じゃないですか。飲食店みたいにメニューがないので、あれこれオプション(薬)つけて、請求みてギックリしたくないんですよね(;^_^A
患者さんはあまり知らないでしょうけど、処置だって処置に使った薬剤料も含まれますからねぇ。もちろん、料金がとれないものもあるのですが、その辺は細かく決まっており、PCで計算してくれるので…。
というわけで、長々になりましたが所得によって払う限度の金額が決まるので、その入院にどのくらい費用がかかる予定なのかわからないと、安易に私は薬をだしてくれとは言えませんでしたというお話です。
おまけ:2か月半でかかった切迫早産の入院費
2か月半でトータル36万ほど自己負担です。(ざっくりです)
【内訳】
・12月(約2週間分)
・1月(1か月丸々)
・2月分(約2週間分)
上記の通りです。
12月の中旬で入院して、1か月は丸々点滴24時間パラダイス。アットホームならぬアットホスピタルな年末年始をすごし、2月の中旬で「いつ生まれてもOK」な期間に突入したので退院になりました。
※ちなみにですが、点滴のウテメリンはかなり高額なようで、切迫早産で2週間も入院したら10万程かかると言われました。
参考になればと思います。
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