筆跡で性格は変えられません。しかし、筆跡を変えることによって、行動は変えられます。よって、付随する効果として性格を改善できる可能性があります。(ややこしくてスミマセン)
この記事は以下のような方におすすめです。
筆跡で性格が変わるか知りたいです。どうやったら筆跡で性格を変えられるでしょうか?筆跡の変え方も知りたいです
この記事を書いている私は、フォントで筆跡を変えてきた過去があります。(ちょい大袈裟な言い方)
その結果、やっぱり物事への取り組み方が変わりました。
いい比較対象として、真面目先輩とチャラい先輩がいたんですよね。私は初めこそは真面目先輩と同じような筆跡で、同じ取り組み方。
しかし、筆跡を変えてからチャラい先輩のような行動スタイルになっていきましたね。
確たる証明などはないのですが、読み物的な感じで読んでみてください(*´ω`*)(読みものだわさね(笑)
筆跡の変え方を知りたい方は、失敗なし!綺麗な字の書き方【①他人の筆跡を真似る②フォントなぞる】 で解説しています。(^^)/
筆跡で性格が変わらない理由
- そんなんで変えられたら苦労しないやーん
- 性格は持って生まれた性質のようなもの
上記の通りです。
「筆跡で性格がかわる」というより、筆跡によって意識しなかった部分を意識したり、逆に意識していた部分をしなくなったり、ということがあります。
例えば「可愛いものからカッコいいものが好きになった」という性格の変化はないけど、「要領よくなった/逆に根気が続かなくなった」という〝行動の変化〟はあります。
したがって、筆跡で性格がかわることはないけど、行動の変化が起きやすいので、結果として性格にも多少影響がでるのでは?と思うのです。
筆跡で性格がわかるのではない。取る行動によって、性格を推測できる
筆跡をみると、筆跡を通して物事の取り組み方がわかります。
たとえば、車の中が汚い人を見るとこう思いませんか?
- 職場のデスクもわやなんだな(すげーんだなって意味です)
- たぶん、仕事できないなこの人(何がどこにあるかわからない状況で、仕事を早くこなすことはできないよね…)
- 生活だらしがなさそう
- あまり清潔とか気にならないのかな?
↑上と同じで、筆跡の状態をみて、取る行動がわかるので、なんとなく性格傾向がわかるのです。
推理と同じで、こういう行動をとるってことは、こういう心理状況(性格)なのでは?といった感じですね。
筆跡の変え方
これについては、私が過去に何回か実践して効果があったので、試していただければと思います。半紙でフォントをなぞると、いつの間にか定着している、というお話です。
詳細は失敗なし!綺麗な字の書き方【①他人の筆跡を真似る②フォントなぞる】 で解説していますので、使ってみてください。
人柄って、文字に出る。筆跡の解釈の仕方
具体的には、文字の書き方を見ることによってその人の集中具合がわかるのだと思います。
文字を書くことには集中力がいります。その集中力がどんな形をしているのか、どんなふうに発揮するのかが、文字に出やすいです。
- 文字の書き始め:物事への取り組む準備状態
- 文字を書いている途中:途中経過
- 文字の書き終わり:物事の仕上げ
上記に通じやすいです。
最初は誰でも元気。(文字の書き始め)でも、最後は疲れるし気も抜けやすい。(文字の書き終わり)
それを踏まえて、「口」という字を見てみましょう。
書き順はあまり重視していません。
口がちゃんと閉じているのか?
口
閉じていれば集中力があると言えます。そして、詰めが甘いことも少ないでしょう。物事に置き換えるとわかりやすいです。
何かをするときに、詰めが甘い人は最後に集中が途切れます。
したがって、「口」の最後の一画は閉じ切らないことが多いです。ということは、最後で凡ミスしてしまうことを表しますね。
「口」が緩い…そいういったところから、口の最後の一画が閉じ切らないと貯金がたまらない(流れ出る)と言われるのではないでしょうか?
ハライからみる
ノ
木の「ノ」の部分。わざわざ広げる必要がない部分でもあります。あまり広げない人は効率的なのかな?普通の人は基本に忠実。
大きく広げる人は、サービス精神が旺盛。悪く言えばよく見せたがったり、見栄っ張りともいえる。
なぜなら、わざわざ広げる必要がないからです。(広げなくてもわかる字を、必要以上に広げているから、あっ、よく見せたいんだな、と思うわけです)
ハネもそうです
レ
はねる場所は最後が多いですよね。物事に例えるなら仕上げ。
一番最後は誰でも気が緩みますし、疲れも溜まってきます。
でも、しっかりとハネれるということは、最後まで気力があるということ。またそこまでこだわる集中力もさします。
※「中」の真ん中の部分の線が真っ直ぐひけないというのは、途中で気が散るのかもしれません。私はあまり気が散らないので、途中で曲がらないです。
筆跡の意味
そういう意味で、花鳥風月、えり字、あんず文字について、私見を述べていきたいと思います
花鳥風月
花鳥風月とは、習字のような達筆な字のことです。以下の記事サンプル載せています。
全体的にしっかりと書くし、トメハネハライも、優等生並み。
なので、この字のようにトメ/ハネ/ハライをしっかりやる人は、根気もあるし、芯が強いし、集中力もあると私は考えています。
ただし、つぎの「えり字」と比較すると、柔軟性に欠けるので要領は悪いかもしれません。頑固さも持ち合わせているでしょう。
その辺は性格もありますし、字のトメハネハライの強さにもよります。
花鳥風月については、中学生でも字が綺麗に書ける簡単な練習方法【花鳥風月フォントで達筆な字を書こう】 に書いてあります。
えり字
えり字というのは、大学生が書きそうな字です。以下の記事にサンプル載せています。
線が細く、丸みを帯びているように見えて、直線も多いです。
トメ/ハネ/ハライははるけど、「トメ」があるように見えて無い。なので、サーっとこなす器用さはあるけど、一旦立ち止まって考える、ということはしなそう。
そして、わざわざ止まることをしないので、見直しもあまりしないかもです。なので、要領よくスピードもあるのに、凡ミスが多いと(笑)
全体的にまとまりはあるので、やっぱり要領いい。
上の方が大きめで下は小さめなので、最後になると動きが少なくなる➡️最後に難がありそう。
最後をさっさと切り上げて次の文字を書きたいという現れをみると、やっぱり一つ一つは早いしバランスいいけど、どこかに見落としやミスが見られそうです。
これ、この字体を知るきっかけにもなったんですけど、職場の先輩の字体なんですよね。
んで、早く字がかけてキレイなので観察していたら、字が似てきてしまって、本格的に練習したら、先輩の字と私の字の区別が、本人たちにもつかなくなるというレベルまでいきました。書いたかどうか?という記憶頼りになる始末。
私のもとの字体は花鳥風月のように、トメハネハライしっかりでした。花鳥風月を一番最初に練習したからです。
でも、早く字がかけないとダメな環境だったため、えり字のような字体に変更したところ、変化ありました。
要領よく仕事も同時進行をこなせるようになりました(同時進行は、ほかのトレーニングもありますが)
ただ、せっかちに拍車がかかりましたし、凡ミスも増えましたね。
字を書いていてもキレイに書こうとすると、早く書きたくて仕方なくなりますし、「あれ?」というようなミスも。。
このミスも筆跡のせいだけでは無いです。マミーブレインもあるのですが。
要領というか飲み込みは早くなりましたね。
あんず文字
あんず文字については、以下の記事でサンプル載せています。
ちょびっと練習していました。
この字体だと、どちらかというと全部トメで書いているようなもんです。ハライも払わずに、最後とめます。ハネも、最後ハネずにトメマス。
つまり、全てにおいて丁寧。
頑固で融通が効かないともとれます。細かい緻密な作業が求められるものには合うと思いますが、スピード勝負だと足手まといにしかならないかもです。
じっくりと何かに向き合う、もしくはセカセカしかない事務系などはいいかもしれません。あとは、やっぱり性格もありますね。
活発な人間だけど、書く字体がこのような感じだとすれば、意外と繊細という評価にもなります。
友人にこのタイプがいましたが、マイペースですし、頑固ですね。おおらかでした。字体からも伺えますね。
で、最後におまけですが、現在の私の字体ですね。えり字に似ています。
・素直じゃ無い(ハライが逆方向にいく。信じたふりして結局信じない)
・集中力はまあまあ
・ザツ
・俯瞰してみれるようになったのかも(中身は伴わないけど、外を整えるようになった。60点思考)
・一つ余計。見栄っ張り?もしくは、漏電しているかサービス精神がいきすぎる。(「る」がオーバーしてるので)
最後に、私とパートナーの筆跡から勝手に分析します
凡ミス連発大魔王の私のパートナーの筆跡はコチラです。↓
どうでしょう、閉じるべきところ、くっつけるべきところが、あまりくっついていませんね。
しかし、こりゃひどい(笑)
全部つなげるところを見ると、なんでも勢いでやってなあなあになりがち。スピードはあるけど…って感じですね。
60点で提出して成果を上げるタイプですが、凡ミスがあるので結果0点になりますね。
はあ、まんまやん(笑)
字のつなぎ目に着目です。
上記もくっついていませんね。初手からどこ見て書いているんだろう、って感じですね(笑)
「N」に至っては、途中で疲れたのか、もしくは勢いで書いたけど途中で「えっ?」となって立ち止まったようです。
おそらくですが、問題集を見ながら書いていたけど、問題文をみて「えっ?」となりいったん手が止まったんでしょうね。(資格試験の勉強中だったため)まさしく勢いでいっちゃいましたね。
そして「あぁ、そういうことか」と再び書き始めた。
なので、「N」が途切れてしまった感じだと思います。
つまり、「確認してやる」が苦手なようです。走りながら理解するってタイプですね。まさしくその通り。
次の目的地への生き方がわからないまま出発して、結局「その道じゃない」と私に言われて遠回り。ほんと怖いくらい、物語っている(笑)
※管理人は筆跡鑑定/診断の人間ではありません。
では、管理人はどうでしょう
※管理人は書き方2つあります。二重人格ではありませんが、特性が2つあるという感じですね。
最後に緊張してしまいそうですね。
はい、コンクールなどで最後の音出しがズレます(笑)
もっとわかりやすい例だと、キャッチボールはできるけど、キャッチがズレて取れない、取り損ねる感じ。そして、一応ちゃんと投げることができる、って感じですね。
うん、玉系の競技はほんと苦手。この字体だと融通利かなそう。
昔より悪化していますね。はい、結婚してからだらしなくなりました。自他ともに認めています。しまりが悪いな。
では、次は2つの字体でいきます。
書いていても思いますが、集中力は花鳥風月バージョンのほうがすごいです。払い、初手も集中しています。(花鳥風月の字体を真似ていたときの名残です)
下のはえり字の名残です。60点でヨシ!って感じで、テキトー&雑ですね(笑比較しても思いますが、細部にこだわっていないのがよくわかります。
基本はえり字体で書いています。
書くスピードが早いですし。
しかし、公式的なものに関しては集中が必要なので、あえて花鳥風月バージョンを使用しています。
※おそらく、筆跡診断の人からすると字は変わっていないとなると思います。しかし、私が言っているのは、この字は同じ人が書いたかどうか?という目線での事態の変化ではありません。この字体でどういう行動をとっているのか?という目線でお話ししています。
もう一つ。
上は花鳥風月の名残、下はえり字の名残。
花鳥風月バージョン
特徴的なのは「る」「ろ」かなと。
自分でも自覚があるのであえてのチョイスです。
集中して書くので、花鳥風月の名残の「る」「ろ」は初手が比較的まっすぐ。そして「る」はちゃんと止まっています。「ろ」もそれなりのカーブを描いていますよね。
えり字の名残の「る」「ろ」はどうでしょう?
「る」は飛び出るし「ろ」は下に長いです。
文字の全体にも言えますが、とにかく次の文字を早く書こうとしているのがうかがえます。全体的に文字の形が⇒()のような形に収まっているのです。
そして、下が長い。あまり左右に動いてしまうと次の文字を早く書けないからです。できるだけ、左右に動かないよう、でも文字として認識できるレベルで書いています。
上記は自己分析です。
こんな感じで行動がわかります。なので、性格もわかるのです。えり字を見ただけでも、せっかちそうという印象がありませんか?
そして打算的。
無意識でしょうけど、計算高いというか。(左右にあまり行かないように…とかね)
もっと言うと、文字の太さも若干違います。
同じペンですが、持ち方が変わります。
花鳥風月バージョンは集中して書くので、どっしりとしています。いい意味で文字と向き合っている感じですね。
えり字のほうは、細いです。あまり力を入れずに書いていると言えます。これもまた、早く書くための要素ですね。
早く書きたいパートナーの字と一緒ですが、比較するとつながっていません。ここから考えると、パートナーのようにすべてをぐちゃぐちゃに早くする、ではなく、えり字バージョンはちゃんとメリハリをつけて、その中で速さを求めるというのがうかがえますね。
とまぁ、こんな感じかなと。
というわけで、筆跡を変えると性格が変わる、ではなく、筆跡を変えると文字を通して物事の取り組み方が変わる可能性がある。その結果、誰にも強制されることなく、性格が変わっていくかもしれない、ということですね。
ニュアンス的な話では申し訳ないのですが、「変わる」だと、筆跡を変えれば性格変わるんだってー!となりそうな気がしてですね。
でも、「変わってゆく」だと時間経過が必要だというふうに感じられませんかね(笑)
私だけかな。
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