みなさん自分の字に自信はありますか?私は全然なかったです。
丸みをおびたしっとりした字(可愛い女の子が書くような字)にあこがれて、いろいろ検索していたところ「あんずもじ」なるものを見つけました。
これです。
この記事では、あんず文字のような丸っこい文字の書き方の練習方法を説明していきます。
あんずもじが印刷されたものを、上からなぞるだけで、書けるようになります。
どんなフォントにも応用できるので、いろいろとお試しあれ!
あんずもじなど、フォントを手書きする練習に適しているのが、半紙を使った練習方法です。

あんずもじは書くのに時間がかかる場合があります。仕事柄適さないケースも。←のちほど説明していきます!
あんずもじの書き方【フォントをなぞるだけでカワイイ丸文字が書ける】
あくまで私が感じた特徴ですので、自分で感じる部分があったら私の意見に関わらず積極的に取り入れていってみてくださいねっ!
半紙の上からフォントをなぞるだけで、人によっては1週間でコツをつかむ人もいるでしょう。
やり方の詳細は綺麗な字の書き方【フォントをなぞってコツを掴もう】を読んでみてください。
縦を意識して書く
あんずもじを観察してみると、丸文字だけれども少し縦長ですよね。横に広がるとべたっとした印象になってしまいます
「縦」を意識して書くことによって、一気にあんずもじに近づくことができます。
角は丸角にする
イメージとしては、ペンを直角に紙に着けた状態で書いた時のような、太さが出る感じで角を書くようにするとあんずもじ感が出ます。
直角にペン先を置くことで、字が細くなるのを防いでくれます。
太いペンで書くと、この悩みは解消されやすいです。
ペンを持つときは、ペン先側をもってみましょう。そうすると、あまり動けなくなるので、自然とあんずもじ感がでます。
これはペンを持つ部分を変えただけです。
ペン先部分を持っただけで、動きが小さくなります。
筆圧は強め
筆圧が強い人って、ペン先側を持っていることがおおいです。
したがって、あんずもじを書く時と同じような状態になります。
手っ取り早い方法は、筆圧を強くする感覚で書くと、似やすいです。
ペン先だけで書くことを意識する
あんずもじはどちらかというと、ペン先を意識して書いた方がそれっぽくなります
あんずもじに似た字を書く友達の動作を見たときに、ペン先メインで動いているのを見ました。
はねない、はらわない。止めるを意識しましょう
あんずもじのあの丸っこくて、こじんまりした印象は
- ハネずにトメル
- はらわずに引く
から生み出すことができます。
もしくは、「ハネずにアゲル」です。
ペン先を紙から離さないように、とめハライをしてみてください。あんずもじ特有の最後まで、丸っこい字を書くことができます。
あんずもじ練習法のまとめ
- 縦を意識すること
- 角は止めずに流れるようにかくこと(なぞってるような感じ)
- ペン先は紙から離さない。
- ペン先で書くことを意識すること。
- ハネずに止める。ハラわずにヒク
あんずもじを書くのに適したペン
太めのペンがおススメです。
0.5~0.7ですね。
0.5㎜~0.7㎜のペンを使う
あんずもじは太めのほうが、それっぽくなります。
今風の細いペンだと、角が目立ちすぎてしまい、丸文字っぽくなりません。どちらかと言うとスタイリッシュな印象になってしまします。
水性、油性、ゲルどれでもOKです
どの種類で書いても、太さが出てくれれば問題ありません。
太さで角が目立たなくなるからです。
しかし、低粘度のボールペンだと滑りすぎてしまうので、あまりお勧めではありません。
たとえば、ジェットストリーム などですね。
一押しはサラサクリップ 0.5mm です
あんずもじを書くのに向いている人
筆跡はその人を表すといいますよね。
あなたの性格と合えばいいんですがね(笑)
私とはちょっと合いませんでした(笑)
元々筆圧が強い人
- 筆圧が強い方が、ぽってり感をだしやすい
- 一線一線を丁寧に書く
筆圧が強い人は、ペン先が紙に着いている時間が長いです。
筆圧が弱い人は、一つ一つのタッチも軽くなってしまうので、ペン先が紙についている時間が短いです。
筆圧が弱い人は筆圧が強い人より、早く次の文字へと筆を運べて文字の一線が細くなりがち。
一線一線、文字をていねいに書くには、筆圧が強い人のほうが適しています。
筆圧がもともと弱い人でも、書いているうちに多少は筆圧が強くなりますので大丈夫ですよ!
私はもともと強靭な筆圧だったのですが、えり字を練習してから筆圧が弱くなってしまいました。→参考:えり字を手書きする方法【フォントをなぞればOK】
筆圧の弱い人があんずもじを書くためには、筆圧を強めにするか一線一線を確実にまっすぐ書くのがポイントです。
筆圧を強くすると指が痛くなると思うので、ていねいに書くようにした方がいいかなと思います!
せっかちじゃない人
せっかちだと一線をていねいに書けません。
えり字を書くようになってから、あんずもじを書こうとすると、時間がかかるので途中で断念してしまいます
少々几帳面の人
均等に真っすぐに書くことが、あんずもじっぽさを醸し出しています。
大雑把な私にはあまり向きませんでした。
スピード重視の仕事じゃない人
自分で習得しておいて、盲点だったんですけど、医療従事者だったためかなりスピードが重視される仕事でして…。
個人病院だったため、一人で色々やることも多く、そんなときに”あんずもじ”だと、かなり書きずらかったです。(小回りも利かないので)
スピード重視なら”えり字”の方がいいです。
あんずもじと同じように、あまり小回りが利かない文字として、私の中では花鳥風月があります。
すっごく達筆な字で、高校生の時からこれでした。でも、花鳥風月もまたスピード重視は向きませんね。
ノートまとめでは「字が綺麗!」と男女ともに評判でした。国語の先生にも褒められましたよっ!
興味ある方は下記のリンクからどうぞ

あんずもじを書くメリットとデメリット
印象がよくなる、とかそういうお話しです。
メリット4つ
1.女の子らしい字になれる
あんずもじの1番のメリットがこれでしょう。
こじんまりとした丸字に、均整取れた字体と字間。
そこから見える女の子像は、ふんわりとして女性らしく可憐なイメージ!
文字だけでこの威力は凄まじいと思います!
どちらかというと癒し系のおっとりな感じのする字体。いや、そんな子が書いているんであろうと思わざるを得ない文字です。
2.書いている姿すらカワイイ
友達で”あんずもじ”に似ている字を書いている人がいました。めっちゃ可愛かったです。
あんずもじみたいな小さめでこじんまりした字を書く人は、姿勢がイイ。指先しか動かないから、動作もゆったりしています。
3.丁寧な印象を持たれる
書く姿もそうですが、実際に出来上がった字を見てみると丁寧さが伝わります。
単純に汚い字と綺麗な字をみると、きれいな字の方が丁寧な印象を受けますよね。
字で救われることもあります。詳細は達筆な字を書くコツと練習方法【花鳥風月フォントが見本】で読んでもらうとして、少しだけ…。
実は字が綺麗なことで、お金をもらったことがあります!
字が与える印象とは、凄まじいものだと証明されたようなものですね。
4.等間隔なので見やすい
パッとみたときに余計なクセがついていなくて、整った形をしているあんずもじは、目に優しいのです。
学生時代はよくこのフォントで資料をまとめていました。
デメリット5つ
意外にもデメリットがあるのでお話ししていきますねっ。
1.疲れるのが早い
ペンを強く押して(筆圧高く)書くため、指が痛くなるし疲れる。
2.肩がこる
筆圧を強くするってことは、チカラをいれるって事なので、肩こりますっ!
あと、紙と接触してる部分の手が筋肉がイタクなる。小指の付け根から下の部分の、あのモリっとなった筋肉の部分です!
3.早く書けない
ペンの下の方を持つと、その分小回りが利きにくくなります。そのため、文字を早く書くことが難しくなります。
4.仕事によってはむしろ使いにくい
スピード重視の仕事だと、はやく書けないことがもどかしくなります。
5.崩れると汚い
ゆるやかでもメリハリがある”あんずもじ”は、崩れるとやばい匂いを放ちます。
生まれたての字ですか?みたいなね。
同い年に情緒崩れてる!?って感じるほど字が汚い女がいます。
さすがに、そこまで字が汚いと「字汚い」じゃ済まされないんだな、って顔を向けられているのを幾度となく見てきました。
周囲の友達および、関係者ともども
(こーのオンナ字の汚さヤベェぞっ!!)
って顔…
あんず文字の崩れた感じは、ヤバい字体になりがちです。
メリット・デメリットのまとめ
- 可愛さを前面に押し出せる
- 丁寧さと几帳面さを醸し出せれる
- 読みやすい
- 慣れないと疲れる
- 早く文字を書けない
- 崩れるとやばい
まとめ:あんずもじの書き方【フォントをなぞるだけでカワイイ丸文字が書ける】
- 縦と丸みと角を意識すること
- はねずに止める、払わずに広げること
- 等間隔を徹底すること
- ペンは太め
【あんずもじを書くのに向いている人】
- 筆圧強い人
- 几帳面
- せっかちじゃないひと(仕事もそうだとなおよろしい)
あんずもじのメリットは、かわいさと几帳面さがうかがえる丁寧な字体。
デメリットとしては人によっては疲れやすく、字体が崩れるととたんに幼稚な印象を植え付けてしまうところっ。