かわいい丸文字にあこがれます。そこで、何とかして習得したいと思い探してみたところ、「あんずもじ」なるものを見つけました。
以下があんずもじです。

- あんずもじの書き方から練習方法まで
- 書くのに向いている人
- あんずもじのメリットデメリット
この記事で紹介する練習方法で実際にわたしは、あんずもじが書けるようになりました。
※現在は違う字を習得したので、あんずもじは書けません。
基本的な字の練習方法は、以下の記事で解説していますので、読んでもらえたらと思います。どんな文字にも応用できるのでおすすめです。

あんずもじの書き方【フォントをなぞるだけでカワイイ丸文字が書ける】

まずは、あんずもじの特徴を大まかにつかみましょう。
あんずもじの特徴

- 縦感がつよい
- 角がなく丸みをおびている
- 太い
上記の通りです。
次からはあんずもじを書くためのコツをお話していきます。基本的な練習方法については、失敗なし!綺麗な字の書き方【①他人の筆跡を真似る②フォントなぞる】で解説していますので先にお読みください。
あんずもじを書くためのコツ
- ペン先をもつ
- はねない、はらわない。止める
- 太さがあるからカワイイ
上記の通りです。
ペン先をもつ
できるだけペン先をもちましょう。あんずもじに似た字を書く友達の動作を見たときに、ペン先をもって書いているのを見ました。
普通

ペン先

大きい字を書きにくいのが正解
ペン先側をもつとあまり動けなくなるので、自然とあんずもじ感がでます。
普通ver.

あんずもじver.

これはペンを持つ部分を変えただけです。ペン先部分を持っただけで、動きが小さくなります。
はねない、はらわない。止めるを意識しましょう
あんずもじのあの丸っこくて、こじんまりした印象は強いハネや大きな払いがないからです。なので、以下がかなり重要なコツです。
- 払うのではなく、止める
- ハネるではなく、アゲル
以下の画像は、実際に書き比べたものです。


ペン先をできるだけ紙から離さないように、とめハライをしてみてください。
あんずもじ特有の最後まで、丸っこい字を書くことができます。
太さがあるとあんずもじ感がでる
あんずもじの「ぽてっ」とした印象は、太さにあるのではないかと思います。なので、後述しますが太めのペンで書くのがいいかもしれません。
※筆圧がつよいひとは、あんずもじを書きやすいです。
あんずもじを書くのに適したペン

太めのペンがおススメです。
0.5~0.7ですね。
0.5㎜~0.7㎜のペンを使う
あんずもじは太めのほうが、それっぽくなります。今風の細いペンだと、角が目立ちすぎてしまい、丸文字っぽくなりません。どちらかと言うとスタイリッシュな印象になってしまします。
水性、油性、ゲルどれでもOKです
どの種類で書いても、太さが出てくれれば問題ありません。太さで角が目立たなくなるからです。
しかし、低粘度のボールペンだと滑りすぎてしまうので、あまりお勧めではありません。たとえば、ジェットストリーム などですね。一押しはサラサクリップ 0.5mm です。
あんずもじを書くのに向いている人

元々筆圧が強い人
理由は以下の通りです。
- ぽってり感をだしやすい
- 一線一線を丁寧に書く
- ペン先が紙に着いている時間が長い
上記の通りです。
筆圧が弱い人は、ペン先が紙についている時間が短い
筆圧が弱い人は一つ一つのタッチも軽くなってしまうので、ペン先が紙についている時間が短くなります。そうすると一線が細くなりがちです。
早く次の文字へと筆を運べるメリットがありますが、あんずもじに関していえば文字の一線一線をていねいに書く筆圧が強い人のほうが適しています。
筆圧が弱い人でも、大丈夫
理由は以下の通りです。
- 書いているうちに多少は筆圧が強くなる
- 一線一線を丁寧に書けばOK
- ペン先が紙に着いている時間を長くすればいい
私はもともと筆圧がつよかったのですが、えり字というフォントを練習してから、筆圧が弱くなりました。

筆圧の弱い人があんずもじを書くためには、筆圧を強めにするかがポイントです。筆圧を強くすると指が痛くなると思うので、ていねいに書くようにした方がいいかなと思います!
せっかちじゃない人
せっかちだと一線をていねいに書けません。えり字を書くようになってから、あんずもじを書こうとすると、時間がかかるので途中で断念してしまいます。
少々几帳面の人
均等に真っすぐに書くことが、あんずもじっぽさを醸し出しています。大雑把な私にはあまり向きませんでした。
スピード重視の仕事じゃない人
自分で習得しておいて盲点だったんですけど、あんずもじって書くスピードがかなり遅いです。
スピード重視な仕事だったため、”あんずもじ”だと、かなり書きづらかったです。
※習得してしまうと、クセになるので早く書きたくても書けなくなるのです。そういう字体なので。花鳥風月という字体も、遅いです。


実は字が綺麗なことで、お給料をはずんでもらったことがあります!その時の字が「花鳥風月」です


あんずもじを書くメリットとデメリット


印象がよくなる、とかそういうお話しです。
メリット4つ
1.女の子らしい字になれる
あんずもじの1番のメリットがこれでしょう。こじんまりとした丸字に、均整取れた字体と字間。そこから見える女の子像は、ふんわりとして女性らしく可憐なイメージ!
文字だけでこの威力は凄まじいと思います!どちらかというと癒し系のおっとりな感じのする字体。いや、そんな子が書いているんであろうと思わざるを得ない文字です。
2.書いている姿すらカワイイ
友達で”あんずもじ”に似ている字を書いている人がいました。めっちゃ可愛かったです。あんずもじみたいな小さめでこじんまりした字を書く人は、姿勢がイイ。
指先しか動かないから、動作もゆったりしています。バッサバッサと森林伐採でもしているかのごとく書いていく私の姿とは、まるで正反対なんだよなぁ…
3.丁寧な印象を持たれる
書く姿もそうですが、実際に出来上がった字を見てみると丁寧さが伝わります。単純に汚い字と綺麗な字をみると、きれいな字の方が丁寧な印象を受けますよね。字で救われることもあります。
4.等間隔なので見やすい
パッとみたときに余計なクセがついていなくて、整った形をしているあんずもじは、目に優しいのです。学生時代はよくこのフォントで資料をまとめていました。


デメリット5つ
意外にもデメリットがあるのでお話ししていきますねっ。
1.疲れるのが早い
ペンを強く押して(筆圧高く)書くため、指が痛くなるし疲れる。
2.肩がこる
筆圧を強くするってことは、チカラをいれるって事なので、肩こりますっ!あと、紙と接触してる部分の手が筋肉がイタクなる。小指の付け根から下の部分の、あのモリっとなった筋肉の部分です!
3.早く書けない
ペンの下の方を持つと、その分小回りが利きにくくなります。そのため、文字を早く書くことが難しくなります。
4.仕事によってはむしろ使いにくい
スピード重視の仕事だと、はやく書けないことがもどかしくなります。
5.崩れると汚い
ゆるやかでもメリハリがある”あんずもじ”は、崩れるとやばい匂いを放ちます。
生まれたての字ですか?みたいなね。
同い年に情緒崩れてる!?って感じるほど字が汚い女がいます。周囲の友達および、関係者ともども(このオンナ、字の汚さヤベェぞっ!!)って顔をされているのを覚えています。あんずもじも、崩れるとよろしくない字体になりがちですので、気をつけましょう。
まとめ:「可愛いね」と言われる丸文字の書き方【あんずもじでドキっとさせよう】
- 可愛さを前面に押し出せる
- 丁寧さと几帳面さを醸し出せれる
- 読みやすい
- 慣れないと疲れる
- 早く文字を書けない
- 崩れるとやばい
- 縦と丸みと角を意識すること
- はねずに止める、払わずに広げること
- 等間隔を徹底すること
- ペンは太め
- 筆圧強い人
- 几帳面
- せっかちじゃないひと(仕事もそうだとなおよろしい)