文字の練習をするうえで、ぜひとも練習してほしいフォントを3つ選びました。
- 花鳥風月
- えり字
- あんずもじ
- 綺麗なフォントの紹介(上記3つ)
- それぞれの特徴と使いどころ
- それぞれのフォントにあった練習方法
では見ていってください。
綺麗な字の練習にオススメのフォント3選【見本と特徴紹介】
まずは、練習におススメのフォントのお話からしていきますねっ。
私が日常生活でもつかえると思ったフォントはこちらの3つ!
- 花鳥風月
- えり字
- あんずもじ
フォントにもそれぞれ特徴があり、その特徴から与えられる印象は様々です。
花鳥風月【万人受けする綺麗な字】
文字属性 | 達筆な文字 |
---|---|
書きどころ | どこへでも |
印象 | キレイ、キマッてる |
特徴 | トメ・ハネ・ハライが顕著 |
教科書みたいな字に近く、誰にでも抵抗なく読まれます。
これを習得したものは字ウマッ!の賞賛を行く先々、ペンを執る度に浴びること間違いなし。実体験あり。
可愛いよりは、綺麗。ちょっと堅い印象もあるかもしれません。
なんにしてもフォーマルな印象を与えるので、どこにいっても恥ずかしくない代物でしょうっ。
迷ったらひとまず、これを練習すれば基本が身につきます。
えり字【綺麗だけどちょっと可愛らしさも兼ねてる】
文字属性 | バランス |
---|---|
書きどころ | どこでも |
印象 | 普通、キレイ、かわいい |
特徴 | 直線、ハネが短い、中心に寄る |
私の憧れの先輩の字体がこの属性でした。似てるけど先輩の字はもう少し綺麗にした感じ。
この字だけだと、学生さんが書いたような印象ですよねっ!
これをもう少しだけ綺麗にしてやる。いや、綺麗にしてやらんでも書いてるうちに個人のクセが入ってくるだろうから、多少は学生っ気が抜けます。
世の中の字体はえり字寄り?
【世の中の文字】
- 私の字→汚い
- 達筆な人の字→綺麗
- 世の中の大多数はえり字→カワイイ
えり字に似てるひとが多いのは、私の筆跡ウォッチングからも明白な事実。
つまり、えり字は一般的な字

一般的な字ということは受け入れられやすい、良くも悪くも見慣れてる字体ということですねっ。
このフォントのいいところは、書くスピードが断然あがる形態をしてるってことです。
あんずもじ【可愛いの代表!丸文字】
文字属性 | 丸文字 |
---|---|
書きどころ | ギリどこでも |
印象 | きっちり、かわいい、きれい、女の子らしい |
特徴 | 直線、ハネるよりアゲル、縦寄り |
この字も学生さんに多い印象。可愛くて、丸っこくて、きれいでザ・女子!
テーマカラーはピンク!ってな感じのオーラが文字からドバッと伝わってきますねっ。
一度自分のものにはしたものの、私の性分には合わずに元の字体へ戻りました。
1番の特徴は、こじんまりした字体と均等な字間かなと思います。
綺麗な字の練習に使うフォントは将来を見据えて選んだ方がイイよ
私はこの3つを試してみて、一度は自分のものにしています。日常生活でも、あるときはふい字、次の年はあんずもじ…などといった具合にです。
なので、ある程度の期間を1つのフォントで過ごしてきたことになります。
その結果わかったのですが、生活環境や仕事内容、その人の気質(性格)でフォントは選んだ方がいいです。
どういうことかと言うと…50歳になった時もその字を書くのか!?というコトを想像してから練習用フォントは選んだ方がイイかもしれません。
ちょっと想像してみてくださいね、自分が68歳になった時の姿を。
手にも顔にもシワが目立ち、表情は荒波にもまれてきた結果とても柔和な人相になっておられるでしょう。
そして、その手が紡ぎだす言葉たちを目にした時…
それが、あんず文字だったら…?
ば、ばーちゃん結構カワイイ字書くのなぁ~。
さぞ大人な字を想像していたけど、めっちゃカワイイ字じゃん。今までの前振りからは想像がつかない事態だわさ。字体だけに。



そうなるといまから、花鳥風月に変更しておいた方がいいのかなとも思いましたっ。
もちろん、ギャップを狙う新しい手法としてはアリかもしれませんねっ
綺麗な字の練習に花鳥風月がオススメの理由
優越感に浸れる
どこでもつかえて、どんな年齢でもイケル。これを使うことで、字を書くときだけヒーローになれる。
ノートを貸した時の男子たちの興奮は凄まじかった…(爆)
バランス感覚の基礎を鍛えれる
「とめ、はね、ハライ」のバランスを取るのって結構難しくて、だからきれいに書きたくても書けないんだなと納得。
いざ手本のフォント見てみると、左右対称かと思いきや、全然対称じゃない。
むしろ、高さがあっていなかったり、ハライの長さは左右どちらかだけが長かったり…
でも整って見えるのが、バランスの不思議。
このバランスを一番簡単に習得することができるのが、書き順だと私は学びました!
- きれいな字を書きたい
- 書き順をしっかり学びたい
- 大人として恥ずかしくないようにしたい
そういう人に、花鳥風月フォントで練習するのをオススメします。



- 美文字を目指すならコレ
- 年齢相応を目指すなら間違いないフォント
可愛くて綺麗な字には、えり字がオススメな理由
ほどよく綺麗。なによりも早く書ける
フォントを見てもらうとわかると思うんですけど、ほぼ直線と短いハネで構成されてる。
だから、なーんも考えなくていいんです。
ひらがなみたいに不思議なカーブもそんないらんですし、ハネも主張させずにピヨって出ればいいんです。
このためかなり書きやすい。そして書き始めから書き終わりまでにかかる時間が圧倒的に短い。
私は事務系の仕事やってたんですけど、まーそりゃ字を書くのが遅くてですね〜。
書いてる間にどんどん人が来ちゃうんですよ。でもえり字のような字体の先輩は、書くスピードがめっちゃ早い!
動きに無駄がないし滑らかだし、なんでかしらんけど軽いタッチで書けてるんですよね。
ってことで、そこまで文字にこだわりがない人、ちゃっちゃと字を書く必要がある人にはもってこいの字体だと思う。
- 速記にむく
- 普通の人が汚いと感じないレベルの字が書ける
- 書きやすい字が書ける
可愛い文字の練習には、あんずもじがオススメの理由
丸っこい字体って、丸さ具合では一気に読みにくくなったりします。
でもこのあんずもじには読みにくさを感じず、むしろ読みやすいと感じるのはなぜか?
- 主張はないが均等だから
- 丸字だけど縦気味だから
だと私は考えています。
つまりバランスです。
主張がないというのは、目立ったクセがないということです。ハネが強いわけじゃないし、むしろ無いから目線が集中する場所がない。
そして字体と字間が均等であるため、きっちりとした印象が感じられます。
で、最大のポイントが
丸字なのに縦に長めの形
丸字は一般的にどうしても横長になりがち。目の錯覚なのかもしれないけど。
そうなると、字間が狭くなって窮屈に感じるのです。(私だけか?)そこを、縦長にすることによってバランスをとっている、調和していることになります。
ノートまとめや雑貨店などにはいいかもしれない。
もちろん日常使いでもその可愛さは大いに発揮できること間違いなしっ!
- かわいい字が書ける
- 細やかな印象与えれる
- 大きなクセがないので日常生活に取り入れても支障はない


綺麗な字をフォントで練習する方法【コツ】それぞれのリンクへ飛びます。
なりたい字体のフォントを見つけたら、実際に練習してみましょう!
Windowsのメモ帳機能になりたいフォントを追加する方法は↓↓
Windows10のメモ帳にフォントを追加する方法【とても簡単】
花鳥風月を練習したい方


えり字を練習したい方


あんずもじを練習したい方


フォントを使って綺麗な字を練習をするメリット6つ【あんまり読む必要なし】
文字の練習というと、テキスト買ったりとか通信講座(で添削とかするのかな?)を受けると思うんですけど、
私は断然フォントで練習しましょう派ですっ!
フォントで練習するメリット①理想の字を見つけやすい
自分が理想としている文字だったり、好きな文字が見つけやすいのねっ。
例えば、私が初めてフォントを漁りだした時のことをお話ししましょう。
綺麗で達筆な字を探してた私。でも私はお手本となるものを探しだすのにだいぶ手こずった。
なぜなら、私の求めている字体がないからっ。
そこでフォント漁りを始めた。



そこで発見したのが花鳥風月フォント。私の始まりはここからきました。
フォントで練習するメリット②字の大きさを調節できる
はじめにフォントで練習した時に、フォント自体の大きさが小さすぎて練習になりませんでした。
普段目にしている綺麗なフォントたちは、自分が思っている以上に小さい字だったのです。
- なぞるのがうまくいかない
- そこまで小さな字は現実では書かない
- 不器用すぎて書けない(小回りが利かない)
もちろん市販のはこの点はクリアしていた。さすがっ!
でもフォントも字の大きさを調節できるので、この問題は難なくクリア!
いざフォントの大きさを決めて印刷を掛けた時に、若干大きさが違う事があります。20pxで印刷したのに、実際はちょい小さくてもう少し大きめに印刷しなおさなきゃいけなかった。
私は実際に自分が書くサイズで練習したかったので、私がふだん書く文字のサイズに合わせるのが難しかったです。



フォントで練習する③は繰り返し使える
市販のものは練習スペースが決まってますよね。
それに、書写型が多い。
フォントでやると練習スペースは無限大だし、書写ではなく「なぞる」だから、よりコツをつかみやすい!
フォントで練習するメリット④なぞれる
私も最初は書き写しから始めたけれど、自分のクセを矯正するのは難しかった
そこで書き写すなぞるに変更したところ、無意識にかけるようになっちゃったというわけです。
なぞることによって生まれるメリットは3つ!
- なぞるから自分の字とフォントの字のどこが違うのかを把握しやすい
- 慣れると意識しなくても、簡単になぞれる
- 見てやるよりも最初はなぞった方が基本をつかみやすい
フォントで練習するメリット⑤節約できる
書くスペースが決まっている市販の物は、スペースがなくなってしまうと買いなおさなきゃいけません。
でもフォントだとなぞるので、必要なものは半紙とペンだけ。
フォントで練習するときの必要なものは綺麗な字の書き方【フォントをなぞってコツを掴もう】に書いてます。(先に言っちゃってるけど)
半紙いっぱいに練習できるし、半紙はたくさん入って100均で売られているので、めっちゃコスパがいいんです!
どう考えてもお得だわさ。
フォントで練習するメリット⑥使う文字を集中的に練習できる
私は事務をやっていたので以下の文字をよく使いました。
- 上司の名前
- 折り返しtelお願いします
- お願い致します
- 予約、内容、先生
- お手すきの際にご確認お願いします
- ありがとうございます
- 時、分
- 未収金、お会計、受付
- 心理士、相談内容
ほかにも個人的にきったないな~って思う字を盛り込みました。



まとめ:綺麗な字を書くのにオススメのフォント3つ
最後までお読みいただきありがとうございます。
- おススメフォントは、花鳥風月、ふい字/えり字、あんず文字の3つ
- 花鳥風月は大人っぽく、高齢でも使える
- ふい字/えり字は速記に向いてる。いわゆる普通の字体に近い。
- あんず文字は丸くて小綺麗で丁寧な印象
【練習にフォントが向いている理由】
- 好みの字体を探しやすい
- 練習したい文字をピックアップできる
- フォント調整が利きやすい
- コスパがいい
こんな感じです。
おしまい