馬油の効果効能は多岐にわたります。そのなかでも「頭痛にも効く」という一節を見つけて、早速試してみました。
私について
事故にあってからずーっと、頭痛持ちです。偏頭痛、緊張型頭痛の常連。あまり意識してないが、天気が悪い時も頭痛率が高いらしい(夫からのたれこみ)眼精疲労からの頭痛もしょっちゅうです。(のめり込みすぎるとなる)
参考までに私の肌質も載せておきます。
私の肌質
敏感肌より。インナードライ。酸化亜鉛で痒みがでます。グリセリンは少量なら問題なしですが、グリセリンフリーの方が快適です。そのほか、花粉関連のアレルギー持ちです。最近は化学物質にも少し反応するやつになってきました。
馬油で頭痛改善【ナロンエースも出番なし!驚きの即効性】
・試した部類の頭痛:緊張型頭痛
・改善はあったか?:改善された
上記の通りです。
少し曇っていた日でした。なぜか朝から肩甲骨周りの筋肉が固まってしまい、肩〜首の筋肉もガチガチ。横になってみたけど改善される気配がないので、ダメ元で馬油をぬってみました。
少しすると、明らかに肩甲骨まわりが軽くなりました。気づくと頭痛もなくなっています。
結果、馬油で頭痛が改善されたというわけです。
他、気付いた点を書いておきます。
・改善を感じるまでの時間15分以内
・馬油を塗った部位→肩甲骨、肩、首周り、眉毛(後述します)
・肩甲骨周囲が温かい!
馬油に血行促進の作用があるのは知っていましたが、おそらくこういうことなんですね。肩甲骨周囲はガチガチになっていたので、感覚も敏感でした。少し寒気も感じていたので、余計に肩甲骨まわりの変化に早く気づくことができました。
あまりの即効性にナロンエースも出番なしです。
使用したのはソンバーユ。
偏頭痛のほうはまだ試していません。
塗る場所としては、こめかみが相当するのかなと思います。
「血行促進」だけを聞くと偏頭痛を悪化させてしまいそうですが、馬油は血行促進により温めることも、余分な熱を放出することもしてくれるそうです。血行不良だから余分な熱が溜まる、ともいえます。なので、「とにかく血液循環をよくすれば正常になる」という考えのようです。
万が一偏頭痛で、冷ましてほしいのに温められる作用に働いたら…?という疑問が浮かぶと思うのですが、漢方薬に通じる考えと似ており、その辺は任せておけばいいようです。体を正常の範囲に戻してくれる、と考えたほうがいいかと。
根拠という根拠ではないのですが、以前乳腺炎で牛蒡子(ゴボウの種)という漢方薬にであったことがあります。やはり同じ考えでした。
炎症部分を冷やしてくれるらしいのですが、「そもそも炎症が起きていないのに冷えてしまったら血行不良になるのでは?」と思い漢方薬局に質問したことがあります。
返答は「炎症が起きていれば冷ましてくれるし、起きていないなら作用しない」とのこと。考え方は色々あるそうですが、馬油にいたってはある程度の量を摂取したとしても害は無いように感じます。
馬油で頭痛を改善させるコツ
塗る量で作用具合がかわる
馬油をぬると「改善する」というより、「馬油によって浸透した成分が改善へと誘う」という方が合っている感じがします。なので、塗ってみて改善が見られなかったのであれば、塗る量を増やして再度ぬってみましょう。
数時間経過後の様子
肩甲骨まわりの凝りは完全になくなりました。しかし、途中で買い物に行ってしまったため、買い物に行った行動(筋肉の運動)により、完全に改善したのかもしれません。覚えている限り、5時間は確実に凝りがやわらいでいました。
感じたことは、
- 凝りのある範囲にしっかりと馬油を塗ること
- 頑固な凝りほど馬油の量を多く塗ったほうがいいということ
なので、場所によっては自力で塗りにくい範囲だったりします。その場合は、薬のお世話になったほうがいいかもしれません。塗ってくれる相手がいるときはお願いするのもありですが…。
旦那はクリームがいやなので、(馬油はクリームじゃないけど、そういう類のものが好きじゃない)、頼んでもテキトーに塗っておしまいなんですよね。それだともったいないです。作用も中途半端だし、塗り方も中途半端。
馬油は眼精疲労にも期待できる
緊張型頭痛の気配とともに、なぜか眼精疲労をともなっていました。早寝すると多いんですよね…。眉毛部分が凝ってしまって、目がとにかく辛いんです。
肩甲骨に馬油を塗ったついでに、馬油も眉毛にぬってみました。正確には、眉毛の奥にある皮膚に届くようにして。
結果、眼精疲労になりかけていた左目は改善。遠視と乱視に加えて利き目ということもあり、かなりの確率で眼精疲労になってしまう右目は少しよくなりました。眉毛の凝りはとれて、目の奥が少し重いくらいでとどまってくれました。
眉毛に塗る時は、眉マスカラなど取れると思います。
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