塩洗顔がなぜ危険なのか調べました。結論、当然のことしか書いておらず、「危険」というには大げさすぎる要素でした。
- 危険と言われる理由
- 正しい塩洗顔の仕方
- 管理人が塩洗顔した感想
上記について、まとめてあります。
塩洗顔が危険と言われる理由
検索しまくった結果、以下のものくらいしか確認できませんでした。個人的に危険とよんでいいのか?というレベルです。
- 塩の粒子で肌が傷つく
- すすぎが不十分だと肌荒れする
- 塩の濃度による刺激が強い(発疹やかゆみが予想される)
再度、塩洗顔は危険なのか?
調べた限りでは、「危険」までのものは見つからなかったです。どれも塩洗顔のやり方をちゃんとすれば問題ないものばかり。薬と同じで、用法容量はちゃんと守りましょうってことですね。
長期的な使用について
そこまで長期間使用した人が何かを発信媒体を見つけられなかったため、わかりません。
個人的には、塩に含まれるミネラルなどの恩恵のほうが多かったです。
塩洗顔のやり方は?
ここで述べる塩洗顔は「塩浴」という方法に基づき、説明します。しかし、「塩浴」では少々不自由があるので、通常の「塩浴」と自己流の「塩浴」の2つをまとめています。
通常の塩浴
塩の飽和水溶液をつくる→塗る→風呂に入る→流す→冷水を浴びる
※洗顔などは使ってはならない
※したがって、メイクも無理
飽和水溶液…これ以上溶けきることがないほど、濃度を高めた液体のこと。したがって、塩が溶け残るようになれば、それが飽和水溶液です。
次は自己流の塩浴(塩洗顔)の方法です。私はゆるく塩浴(塩洗顔)やっていますが、十分に変化を感じています。
ゆる塩浴
濃度はお好みで塩水をつくる→顔に塗る→15分放置→流して終わり
※最初は少なめの塩で。少ししょっぱいくらいからスタートしました。
※放置中、痒み/痛みが出たら流す
※お風呂の時は20分ほど放置してる
※冷水は寒いためかけません
※メイクしていたら先にクレンジングしてからやります
塩洗顔をする上での注意点
- 十分にすすぐこと
- 推奨は週2〜3に1回
※2派にわかれています。 - 精製塩以外を使うこと
①十分にすすぐこと
すすぎ残しは、痒みや肌荒れの原因になります。入浴中にすることが多いのであまり問題ないですが、洗顔しかしないときは特に気を付けています。こめかみなども念入りに。
②推奨は2〜3週に1回
以下のように推奨頻度は2派にわかれています。
- 塩浴の提唱者は「毎日」を推奨
肌本来の機能を取り戻すため、とのこと。 - 塩風呂、塩サウナなどの検索では「2〜3週に1回」の推奨
肌負担/ターンオーバーの過度な促進
上記どちらもはっきりとした根拠の記載はなかったです。
どちらの言い分もわかります。
どちらを優先するか?
塩浴/塩風呂の大きな違いは、「飽和水溶液を塗る塩浴」と「塩水に入る塩風呂」だと理解しています。ここに大きな差があるのかもしれません。
リスクをとらない、を選択すると2~3週に1回の利用が望ましいのでは?と思います。
本記事では上記の使用頻度をおすすめします。
ターンオーバーは毎日促進させていいものではない
仮に塩洗顔でターンオーバーが促進されるのであれば、無理に毎日促進してしまうことは危険です。ターンオーバーにはちゃんと周期があります。無理にターンオーバーを促進させると、以下の不良が生じます。
- 未熟な細胞が前にでてくる
- お肌としてのバリア機能を十分に発揮できない
- 余計な肌トラブルを招くおそれ
塩洗顔のターンオーバー促進のハナシが確実なら、毎日ピーリングしているのと同じことになります。
塩洗顔を毎日してもいいのかどうか?についての、管理人の意見は長くなるので別記事で書いています。ここで述べたのは、一般向けに対しての管理人の意見です。こちらの記事で述べるのは、個人的の中で思うことです。
③精製塩以外を使うこと
ミネラルが入っている塩をつかいましょう。塩袋の裏面に「カリウム、マグネシウム」など記載があるものを選べばOKです。
精製塩とは、塩化ナトリウムが99%以上のものをいいます。
サラサラしているのが特徴です。
海塩などのミネラルが入っているものは、ミネラル成分によりサラサラしていません。振り入れるのに苦労するタイプです。記事後半では塩の紹介をしているので参考にしてみてください。
※このミネラルのおかげでお肌にいい影響がでるので、ミネラル入りの塩はかなり重要です。ミネラルでいえば岩塩でもありだと思います。
次では実際に塩洗顔をした結果をお話しします。
塩洗顔をした結果
- 特に異常なし
- 肌がもっちりした
- 肌が滑らか
- 翌日は肌が柔らかい
- 脂漏性皮膚炎?による鼻周りの痒みが激減
- 痒みが出るスキンケア商品が使えた
①特に異常なし
2回目は少し濃度が濃かったため、痒みが出ました。引っ掻き傷があったためです。我慢していたら塩水自体が蒸発していき、なんともなくなりました。それ以外は本当に不快症状はなしです。
②肌がもっちりした
推測ではミネラルのおかげだと思っています。1回目が特に顕著だでした。「吸い付く」という表現になりますが、どちらかというとやはりミネラルのベタつきに近いです。塩水を洗い流してもモチィーっとしてくれました。時間経過により、肌が滑らかになる方へ移行しました。
③肌が滑らか
こんなに即効性があるのは、馬油以来です。馬油は肌が柔らかくなりますが、塩洗顔は肌が滑らかになるのです。初めて自分の肌が滑らかだと思いました。わたしは肌トラブルが少ないほうで、年齢で考えるとシミは少ないほうです。しかし、私の肌には光沢がありません。洗顔をしても顔が光ったことがないのです(笑)それが、塩洗顔をした1回目から、控えめな光沢がでているので嬉しい驚きです。
④翌日は肌が柔らかい
自然な柔らかさでつい触ってしまいたくなります。保湿力のある化粧水をぬってもベタつかないでサラサラしてくれます。
とくに耳下からアゴにかけてがごわついていたのですが、しっとりです。
ツルツルではなく、サラサラ。ピーリングで落としたツルツルではなく、ごわついている肌に水分がいきわたったためにサラサラしているという感覚です。
⑤脂漏性皮膚炎?による鼻周りの痒みが激減
私が唯一抱えている肌トラブルが鼻周りの痒み。おそらく脂漏性皮膚炎だと思いますが、なかなか痒みが治りません。ビタミンCも一時的でした。しかし、塩洗顔をすると鼻が痒いことが激減しました。
- 塩のミネラルで肌バリアがアップする
- 塩の雑菌作用
私の考えでは、上記が理由かなと思います。どちらも科学的に証明されている作用ではあります。
ちょっとしたストレスだったため本当に嬉しい驚きです。
⑥痒みが出るスキンケア商品が使えた
痒みがでる化粧水、乳液ともに塩洗顔をした後だと、問題なく使うことができました。
塩洗顔によりいつもより乾燥しないため、保湿力の低い乳液を使用しました。この乳液は、塗ると鼻の横に痒みが出ます。しかし、塩水洗顔した後だと痒みが出ません。
2回目の使用では思い切って、いつも痒みがでる化粧水を使用しました。痒みが全く出なかったです。リニューアルしてから保湿力セラミドともにアップしてしまい、痒みが出るようになっていたので、驚きを隠せません。
化粧水を塗った感覚から違った
いつもは少し違和感があります。
以下の通りです。
- 馴染みにくい
- 少しムズムズ
- 熱感があることも
最近はどの化粧水でもこうなるので、どうしようかと思っていたところです。しかし、塩洗顔したあとは、昔のように普通にすーっと化粧水が肌に馴染みます。
塩洗顔のメリット、デメリット
私が感じたのが以下です。
- 肌への期待ができる
- 経済的
- 肌バリア機能を高めることが期待できる
- 手軽
- マグネシウムの経皮摂取の期待(科学的証明済み)
※しかし、塩洗顔時の経皮摂取は微々たるものでしょう。 - 乾燥を防ぐことができる
- 使用頻度を守らないと、ターンオーバーが促進されすぎる?
※不確定情報
色々なサイトでは塩によるターンオーバーの促進がうたわれていますが、科学的根拠が明記されているサイトには出会えませんでした。
これについては、長くなるため別記事でまとめています。※執筆中
塩洗顔をするのにおすすめの塩の紹介
手軽なものから、高価なものまでの紹介します。
安い塩
ミネラルも多少は入っているので、食べる以外ならこちらを使ったほうがお財布に優しいです。管理人はシママースつかってます。この記事に書いてある塩洗顔の作用はシママースをつかっての感想です。
シママース
伯方の塩
赤穂の塩
星野家の塩
岩塩
※岩塩は粒子が大きいため、粉末タイプのほうが早くとけてくれます。
ソーレイの応用も可能
SOLE(ソーレイ)という健康法です。岩塩を水に投入しておき、飽和水溶液をつくってそれを1日1匙水に入れて飲む、という健康法。
もし私が岩塩でトライするなら飽和水溶液を作っておき、自分の肌に合う濃度まで薄めちゃいます。この記事で述べている作用は飽和水溶液よりもさらに濃度を薄くしてやった結果だからです。十分でしょう。
ソーレイを作るなら、金属は利用しないという注意点があります。後述してあるサイトに詳細ありです。
- 塩が水に混ざるときに、イオンエネルギーを発生させる。健康にいいとされています。
- 飽和水溶液は腐らない
※上記は、科学的根拠未調査。
詳細は以下のサイトがわかりやすいです。
ミネラル豊富な高級塩
正直、こちらの塩を顔面に使用できる人は、金持ちだと管理人はおもいます!こちらなら肌に塗布するのではなく、食事からダイレクトに取り入れたほうが身になるかと思うのです。
ぬちまーす
雪塩
粟国の塩
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