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激白!小児科医が教える離乳食の便秘改善【便が硬くて尻が切れる】

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もともと排便が3日以上あく1歳の娘。
離乳食が少し進んだところで、離乳食のステップダウンを余儀なくされました。

理由は、便がかたすぎてなかなか踏ん張っても排便できなくなったからです。

お尻が切れ、出血してしまったので病院を受診したところ便秘ではないという診断が。

さて、本記事では、以下のことを書いていきます。

  • 診察時に感じた便秘の定義の違い
  • 診察内容と便秘ではないという診断理由
  • 離乳食のステップダウンをした結果
  • 便を毎日出さなくていい理由

便秘がちな離乳食期の赤ちゃんの参考になればと思います。

便秘かそうでないかによって、適切な治療がかわってくるので最後までお読みいただければとおもいます。

目次

小児科医とわたしの便秘の定義の違い【まずはここを理解しよう】

小児科受診した結果、少々医師と話が噛み合わない事態に遭遇。
その理由はお互いの便秘の定義の違いでした。

小児科医の便秘の定義

まいにち排便があったとしても、排便時に苦痛を伴うようであれば便秘。
たとえば、3日に一度の排便でも、本人が苦痛を伴わずに排便できるのなら便秘とはいわない。
1週間に1度の排便の子もいる。

私の便秘の定義

まいにち排便がない。
2日以上でないという日が、度々起こると便秘とみなしています。世間一般に思う感じと一緒です。

参考:日本内科学会の便秘の定義

参考までに、日本内科学会でいわれている便秘の定義をのせておきます。

3日以上排便がない状態、もしくは、まいにち排便していても残便感がある状態。
参考:02_06.pdf (jspm.ne.jp)

日本内科学会での定義と、小児科医の定義がちがうのはどうしてなのかはわかりません。小児科医の経験からくる判断なのか…

いずれにしても、便秘に対しての定義が違うと、「便秘なのでみてください」の言葉の意味すら変わってくるので注意が必要です。


赤ちゃんの便が硬くてお尻が切れた!出血もあったので病院受診【便秘じゃない診断理由と処方薬について】

診断:便秘ではない。たまたま。
処方薬:ポステリザン軟膏

娘の場合、便秘ではないと診断されました。理由は以下です。

  • 定義にあてはまらない
  • 便がたまっていない
  • 離乳食が原因かもしれない
  • お尻が切れたのはたまたま

小児科医のいう「排便に苦痛を伴う」という便秘の定義に当てはまらないとのこと

自力で排便したときに苦痛を伴うかどうかが重要なポイントなのですが、わたしは娘の排便が3日間なければ綿棒浣腸をしてだしていました。

したがって、綿棒浣腸をせずに自力排便させたら苦痛が伴うかどうかはわかりません。

もともと排便までに日数を要していたこと、ここ最近やたら便が硬いことをお伝えしたうえで、便秘ではないと診断を下されました。

便がたまっていない

触診の結果、便がたまっていないとのことでした。

補足1:浣腸した

小児科を受診する前日と前々日の2日間、イチジク浣腸をしているので便が溜まっていなかったのかもしれません。

聞かれていないので伝えませんでした。

※本当は伝えておいた方がいいのかもしれませんが、大人気ないことにいちいち言い方に腹が立ち、話が噛み合わなくなるのでやめました。

補足2:仮定の話

仮定のはなしですが、浣腸をしてでるのは、直腸*にたまっている便だけなのかもしれません。

そうだとすると、本当に便秘の子は、たとえ前日に浣腸して便がでていたとしても、触診の際に先生の手で確認できるのかもしれませんね。

したがって、綿棒浣腸をせずに自力排便させたら苦痛が伴うかどうかはわかりません。

直腸*…肛門に一番近い部分の腸のこと。便がたまるばしょ。

浣腸をして便が空だったから便秘と診断されなかったのか、少し疑問が残ります。

離乳食が原因かもしれない

赤ちゃんの腸の発達が離乳食のステップに追い付いていないのかもしれない、というお話でした。対策としては、離乳食のステップダウンをとることを提案されました。

お尻が切れたのはたまたま

今回たまたま、便が硬くなってお尻が切れたのだと言われました。

処方された薬について

処方名:ポステリザン軟膏

大人の痔につかうくすりです。
赤ちゃんには、塗り薬として使用します。

効果効能

肛門部の腫れや傷、出血に作用します。
参考:MEDLEY(メドレー)

塗り方

少量をチューブからだして、清潔な指で赤ちゃんの肛門(切れている部分にぬります)

大人だと肛門に挿入して使用するので、言葉足らずな薬剤師が相手だと、「これ使ってください」しか言われないので、イメージがわかないのであればちゃんと聞いたほうがいいです。

特に私はこの薬を使用したことがあるので、「えっ?これをどうやって赤ちゃんに?(肛門に入れるの?)」と疑問でした。なので、「指で塗るのですか?」と聞きました。

わからないことは、聞きましょう。

赤ちゃんの便秘で小児科を受診した際の診察の流れ

問診→触診→今後について

1.問診

聞かれたこと↓↓

  1. いつから出ていないのか?
  2. 便は硬いのか

何気ない質問なのですが、②に落とし穴が。言葉足らずなお医者さんだと、この質問の答え次第で誤診につながりかねません。

小児科医によって聞き方が変わるので参考までに、さらっとお読みください。

以下、詳細です。

便はかたいのか?

上記の意図を「その日の便は硬かったのか?」ととらえて、「先頭はかたく、後半はやわらかかったです」と答えたのですが、小児科医の言いたいことは違ったようです。

「今までもずっと便は硬かったのか?」

を聞きたかったようです。

「僕が聞きたいのはそうじゃない」と言われました(笑)

この返答次第で、便秘かどうかの診断がかわります。

言葉足らずなお医者さんだと、私のように聞きたいことを回答してあげられなくなります。

対策として「今日の便ですか?それとも今までの便のかたさについてですか?」と聞いた方がいいでしょう。

2.触診

触診のときは衣服(腹部)のボタンを開けておきましょう。

赤ちゃんをベッドにのせて、あとは医者と看護師か看護補助のひとがやってくれます。

グニグニとやってました。そんなにお腹をグイグイ押していいのか?ってくらいやっていました。意外と頑丈なようです。

3.便が硬くならないよう今後の対策

  • 薬を塗ってください
  • 再受診は言われていない
  • 離乳食をステップダウンしてみてください
  • 綿棒浣腸はしなくていい
  • 自力で排便させて痛みを伴うならまた別の対策が必要

上記のことをいわれました。

再受診するようには言われていないので、薬もなくなり次第塗らなくて大丈夫でしょう。

個人的には、いぼ痔になりそうなので(皮膚が少し出てる)もう少し薬が欲しいくらいですが…。

離乳食については、後述します。

結局、診察の時点で便秘ではないから治療対象ではないということですね。

また、自力排便をさせて便が硬くなるのかどうかで今後の対処が変わるので、綿棒浣腸はせずに様子見になります。

【小児科医に聞いた】便のかたさで離乳食を調整しよう

離乳食がスタートすると便秘になる子がいるとのこと。

理由としては、赤ちゃんの腸の発達が離乳食のステップに追いついていないことが考えられるそうです。

したがって、離乳食のステップダウンを提案されました。

※お母さんがたは、離乳食を進めることはするけど、ステップダウンさせることはなかなかできない人が多いとのこと。

まあね、早く夜間授乳からも解放されたいですし、食べ物の制限もしたくないですからね。乳腺炎におびえることも…

離乳食として「うどん」を食べさせてから便が硬くなった

小児科医の言うことに一理あると思います。
思い当たる節があります。

娘の離乳食の進みは遅い方です。

  • 食パン、リンゴ、大根、にんじん
  • かぼちゃ、さつまいものみ
  • 食べむらも多かった
  • 1日3回

上記のとおりです。

しかし、うどんが食べれるようになり、食がすすんできたタイミングで、私の乳頭に傷がついてしまいました。そのため離乳食を一気に進めようと思い、量を増やしたのです。

≫【即効性あり!】歯が当たって授乳が痛い【傷ができて断乳する前に試してみて】

そこから、便が硬くなってきたきがします。

便の硬さを改善するためにしたこと

  • うどんを1日1食
  • ↑量を少なめに
  • ほかは継続(嫌がって食べないから、実質中止)
  • 母乳は欲しがるだけ

さいわいなことに、離乳食を減らしたタイミングから離乳食をあまり食べなくなってきていたので、激おこぷんぷん丸になることはなかったです。

「食べたがらない=まだ赤ちゃんの発達と離乳食のステップが合わない」のは聞いたことがあるけど、便のかたさでも関係しているとは思わなかった…。

【体験談】便をまいにち出さずに、離乳食をステップダウンした結果

結論から言うと、まだわかりません。

しかし、離乳食をステップダウンして自力排便に至ったときの便の形状は、多少かたかったけど後半はやわらかかったです。

自力で排便したときに苦痛はあったが、まだ傷が完治していない可能性もあるので、もう少し様子を見ることにしました。

追記:2022/03/16

2022/03/15に小児科を受診してから2回目の自力排便がありました。1回目の排便があってから、4日目に自力排便がありました。

  • 便:ほどよく柔らかい
  • 出血:なし
  • 痛み:なし
  • 様子:顔を真っ赤にすることなく排便
  • 離乳食:うどんは1日数本にとどめる。他の食べ物は積極的に進めることはせずに、自ら食べにきた時のみ渡す。
  • 授乳:8回→10回

肛門の切れは治ったようで、オムツにも便にも血液の付着は見られませんでした。また、排便時の苦痛もなさそうです。

うれしいです。自分で排便ができて、苦痛を伴うことなく終了したので。

離乳食、ステップダウンしてよかったです。娘は1歳で上下の前歯しかはえていません。

赤ちゃんは自分で食べれるものがわかるから、食べないものは、まだ消化器官が受け付けない…という記事を読んだことがあります。

ひとまず、離乳食のステップダウンで様子を見ようと思います。

※随時更新していきます。

激白!小児科医が教える、便をまいにち出さなくていい理由

浣腸してまで毎日排便させなくていい理由を、私が受診した小児科医は以下のように言っていました。

  • 赤ちゃんのリズムがある
  • 排便に苦痛が伴わなければ浣腸してまで出す必要はない

疑問:便をためておくと水分が吸収されて、便がますますかたくなってしまうのでは?

回答:じゃあ、ずっと溜めておいて便は硬くなったのか?

上記は小児科医に言われた言葉です。

小児科医が言いたいのは、「便を貯めた状態で自力排便させたときに便は硬かったのか?硬くないなら無理に出す必要はない」
なのだと思ますが、次にご紹介する私の返答でこの言葉は言えなかったのでしょう。

私は「3日を限度に、自力排便がなかったら綿棒浣腸で排便させていたのでわからない」と返答しました。

水分が吸収されて便が余計に硬くなるのが嫌だから、こまめに綿棒浣腸で排便させていました。

3日以上超えた場合の自力排便はほぼ待ったことがないので、便が硬くなるのかはわからないから聞いたわけですが、これ以降の言葉は小児科医からありませんでした。

ちなみに2回目に聞いたときは無視されました( ´∀` )

あとがき

とりあえず、いまの離乳食のままで自力排便を待っていたらますます便は硬くなる一方なので離乳食のステップダウンから始めました。

現に、綿棒浣腸ですら硬くてなかなか出てこないのだから、このままのメニューでは排便に苦痛を伴うのは目に見えています。

まだ受診して5日しかたっておらず、排便は1回です。なんとも言えませんが、次の排便を待ってみます。

ここまでお読みいただき、ありがとうございました。

離乳食期の便秘に、綿棒浣腸やその他の便秘対策も試してみましたが効果がありませんでした。

離乳食を食べていて便秘に悩んでいる赤ちゃんがいましたら、一度小児科に受診してみるのもいいかもしれません。

≫【助産師hisako動画解説】赤ちゃんの頑固な便秘解消法まとめ

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