乳腺炎になったので助産院へ行きました。
今まで行った助産院は5つ。経験した助産師の数は6名。
なかなか多い方なのでは?と思います。
助産院を巡った理由
「いろんなところに手をだしたいんだよね~?」などと、分かった風な口調で、とある母乳外来の助産師さんに言われましたが、私がいろんな助産院を巡った理由はほかでもない…
症状があるうちに、1番自分と相性のいい場所に行きたからったらデェス。(切実)

だって、そうじゃないですか?
利用しないとわからない
助産院に行く機会なんて、実際に利用する以外でそうあるもんでもないです。症状があるうちに行っておかないと、こんなこともあるかと思います。
- よし!助産院にいくぞ!
- あー、あそこの助産院行かなきゃいけないのかぁ…はぁ…。憂鬱。
- 安くない上に、あまり解決しない…あの助産院に行かなきゃいかんのかぁ…
わたしは、長期的な関係を築ける助産院を探すべく、早い段階から自分の体を犠牲にして(下手な助産師にあたると、お金だけとられておしまいなので)やってきたのです。
では、相性のいい助産院はみつけれたのか?
見つけれましたぁ♡(#^.^#)
これまでの助産院経験から、初めて助産院へいこうと考えている方向けに、
・料金
・所要時間
・行くタイミング
・助産院の感想
・私的いい助産院のみつけかた
上記をお話ししようかと思います。
※乳腺炎の原因である乳栓が詰まることは、乳口炎(白斑)の原因の一つにもなります。詳細は乳口炎の全知識(原因・激痛の対処法・再発予防)をご覧ください。
▶【激痛と決別】乳口炎(白斑)を乗り越える!私が実践した即効性の対処法と再発予防の全知識
【前提共有】私が求めた助産院の条件
- 痛くない
- 高圧的じゃない
- ちゃんと話を聞いてくれる
- 値段がそこそこ
なかなかこの条件にあう助産院はありませんでしたが、やっと見つけました。
・値段は3,000円
・お話し好きなのでちゃんと話聞いてくれる
・痛くない
・全然高圧的じゃない
諦めずに乳腺炎のたびにチョロチョロしていてよかったぁと、報われた感じです。
大変ごめんなさい!記事を間違えてしまって、本題のいい助産院の特徴はこっちの記事に書いています!本当にすみませんっ!
こっちに、痛みが少なく、乳栓はほぼ確実に取ってもらえる助産師及び助産院の見つけ方を書いています。↓

じゃあこの記事には何かいてるの?って話ですが、アイキャッチ画像のとおりで、助産院のアレコレ~助産院に行くタイミングなど、助産院に行くにあたっての疑問を書いています。目次のとおりです。
乳腺炎かも?助産院へ行くタイミング
自分で上手く取れなかったときは、3日を目安にしていました。
3日以上、母乳が乳房内にとどまったままだと、
・母乳量も減少する
・黄色くなっていく
・化膿したらもうヤダすぎる
ので助産院に行っていました。
化膿して自壊した方のブログを見たことがあるのですが、それを見てからかなりシビアになってしまいました(;’∀’)
今ではほとんどの乳栓が取れるようになったので、3日経過しても乳栓を目視できるのであれば行きません。取れるからです。

助産院の施術内容
乳腺炎・乳房マッサージ
横になって乳房だけを出します。あとはお任せです。
マッサージは痛い?
助産師の手技によります。助産師界には流派なるものがあるようで、その流派によってマッサージの仕方も異なります。
私がマッサージを受けた中では3つにわけられます。
- ゴリ押し無鉄砲!激痛マッサージ
- ほぼ無痛マッサージ(BSケア)
- ミックスマッサージ
おすすめは、BSケア一択。これが一番原理原則をおさえているといっても過言ではないと思います。
ゴリ押し無鉄砲!激痛マッサージ
しこりをひたすらグイグイ押すやつです。ネットでよく見る「激痛だったー!!」の声は、これに当たるでしょう。
主に以下の特徴があります。
- シコリを押して乳栓を吹き飛ばす=激痛
- 痛い割に取れないことも多い
- 乳栓より母乳ばかりが飛び散っていく(母乳大感謝祭みたい)
3つの手技を経験してきた私としては、このタイプは絶対に当たりたくない手技タイプ。でも、多いんですよね…。
体験談
ゴリ押し無鉄砲!激痛マッサージタイプは過去に2度当たりましたが(それぞれ別人)、やはり取れませんでした。
- 1人目「これ以上とれません」(←その根拠は不明)
- 2人目「(乳栓はとれなかったけど)でも白斑は取れたでしょ?」
取れないから「取れない」と言ったまでだと思いますが、この後にBSケア助産師さんと出会って、即取ってもらえたんですよね。
なので、「取れないから取れません」は、「自分の実力不足」といっているものなのだと私は学習しました。
もちろん、BSケアの方にも「とれない」と言われたことはあります。しかし、理由が違います。以下の通りです。
- 目視では確認できない
- 母乳で押し上げてみたが上にもでてこない
- おそらく、下の方で詰まっているだろうから「今はとれない」
大声で言えない話①
あまり大きな声ではいえないけど、たぶんこの手の助産師も思っているであろうことを言います。
実はどこをどう押せば乳栓がとれるのかわかっていない…(´・ω・`)
もちろん人によると思うのですが、わかっているのならこんな数打ちゃあたるような真似はしないと思うんですよね。私の経験的にも、上手な人ほど痛みが少ないし、短時間でとれる。
次で触れるBSケアの理論を読むと、こちらの手技は正直申し上げて、技術不足だと私はおもいます。※理論の解説はしていません。公式サイトで読んでいただければとおもいます。▶BSケア公式サイト
大声では言えない話②
私が受診した母乳外来の医者によると、「しこり部分=炎症を起こしている」のでグイグイおすようなことは刺激になるので、推奨しないとのこと。
とはいえ、病院は助産師の手技の仕方まではノータッチなので、こちらの母乳外来でも、しこりゴリ押しタイプはいました。しかし、BSケア(ほぼ無痛に近い)の方もいました。
手技の差は、雲泥でしたよ・・・。
客観的事実で言えば、以下です。
- BSケア:時間が余る
- ゴリ押し:時間ぎりぎりでも取れない
んん( ,,`・ω・´)ンンン?って感じですね。
②ほぼ無痛マッサージ(BSケア)
しごくのは乳輪~乳頭だけで、乳房に触れることがないので痛みはほとんどありません。
人によっては乳栓がでる「あと一息!」というときだけ押すことがあるので、若干痛みを感じることもあります。
ですがほとんど痛みがないです。
母乳が詰まって固くなってから、気づくことが一般的です。頼るものが乳頭だけなのでシコリがあっても詰まっていない(実際は詰まってる)と言われたり、乳栓が目視できるのに見逃されたりすることが多かったです。
上記は、この助産師さんが「聞いているようで聞いていないタイプ」だったからだと私は思っています。つまり、手技というより、助産師さんの人柄。予約内容のミスも何度かあったため。
③ミックスマッサージ
無痛と激痛をミックスしたものです。
痛みが出る理由は以下です。
- シコリの位置を確認するため
- あと一息な時にグイッと押すことがあるから
必要な時だけ押されるので耐えれます。私の行きつけの助産院もこの手技です。
助産院でできる、他の相談内容
その助産院によりますが、おおむねこんな感じかなと。
- 乳房ケア
- 育児相談室
- ベビーマッサージ講座
- 抱っこひも講座
- 離乳食講座
- ヨガ
乳腺炎でかかった助産院の利用料金
最安値3,000円、最高値5,800円
行きつけのところが3,000円です。
一番やすくて、良心的です。
今まで1番高い助産院は5,800円でした。
5,800円の助産師さんの乳腺炎に対する技術は素晴らしいのですが、以下の理由で行くのをやめました。
・高額
・相性が合わない
(理屈はわかるけど、母親の立場もかんがえてモノを言えや的な発言がおおかった)
あまりないことだとは思いますが、高額なのには理由がありました。
- 3回までの利用をメインに考えている
- リピーターは取らない
- 患者数の増加によって、手技の質を落としたくない
上記のように言っていました。
- 1回目:トラブル(乳腺炎など)発生
- 2回目:レクチャー
- 3回目:レクチャー
といった流れで、終了することが多いと、明確なプランがあったようです。
もちろん、来るのは患者の判断なので、3回以上の方もいると思います。私も3回以上いっていました。乳腺炎が辛いため。ですが、後半は指導することは指導したのでもうやるべきことはない的な感じになっていきました(笑)
理屈すぎて感情面の配慮が少なかったですが、利益追求型な助産師さんではないため、信頼できました。なかなか珍しいタイプなのではと思います。
一方で、事情はあるんでしょうけど、「おいおい、そんなにかかるの( ^ω^)・・・?」みたいな助産師さんもいます。次で触れていきますね。
時間外料金をとるところも…
ここで話すのは、「パイには愛!波動をつかさどる助産師さん」のお話です。
「人様のため…」
「やっぱり愛だとおもうんだよね(直訳:愛が大事よね!)」
とおっしゃっていた方ですが、
時間外料金とるんだぁ〜
へぇーーーー( ゚Д゚)って感じです。
「時間外」って、病院じゃないんだから🏥という感じですが、取る人はとるようです。
恐ろしいことに休日加算までとられました(笑)
休日に無理やり呼び出したわけじゃないんだからさー(笑)
OKだから営業してるんじゃないんかい✋
助産師「さぁて、これからガーデニングでも始めるかぁ~♪」

私「ドンドン!」

私「先生!乳腺炎なんとかしてぇぇ」

上記のようならね、休日加算もわかるんですけどね(;^_^A
まっ、しゃーなしか。
助産院を利用する場合は、時間外加算、休日加算の有無も見ておいた方がいいですよっ。
ちなみに、私が利用した助産院のなかでは、「パイには愛!波動をつかさどる助産師さん」しか時間外料金などを加算している助産院はありませんでした。
ちょっと注意したほうがいいことも
助産院って、相手の家に行くことも多いです。つまり、相手のフィールドですよね。
なかには、助産師さん自身が怪しい教えのようなものに心酔していることもあります。詳しくは書きませんが、ありました。マルチや不思議な勧誘には気を付けましょう…( ,`・ω・´)
場合によっては20分ごとに延長料がかかるところも…
「とても乳栓取るのが上手だよ」と行きつけの助産師さん(通称:べーさん(神))から教えていただいた助産院のホームページをチェックしたときのこと。
神から教えていただいた、神が上手だとおっしゃっていた助産師さんがどんな方なのかワクワクしながらページをスクロールすると…
ひゃん♡
20分ごとに延長料がかかるって!(´▽`)
※20分1コマらしい
現実受け入れられなくて、思わず変な声がでましたわ。
新しいトビラ開門しそうだった。
相談ではなく、乳房マッサージでですよ!?
普通に1時間かかるのに、最低3回は延長するってことですよね。神こと、べーさん(紹介元)や理屈あり情なし助産師(かなり上手)だって、1時間かかるんですよ?
- 神:1時間
- BS:1時間
- 神オブ神:??
なら、20分で乳栓がとれるってことなのかな…?ちがうのか?
そもそも、相談メインで考えているから20分1コマで乳腺炎の人は、延長は仕方ないよってこと?
高すぎるので受診しませんでした。
神こと、べーさんがいますので、私には。
乳腺炎のときの助産院の施術時間
だいたい1時間半〜3時間はみておきましょう。
・何個つまっているか?
・片側のみか?
・乳房の状態
・助産師のスキル
上記によって大きく左右されます。
人によっては4時間かかることも
4時間かかったことありました。今だから思うのですが、あまり上手ではない方だったようです。当時の状況としては、以下です。
・両乳とも状態がわるく
・詰まっている箇所も多い
しかし、神こと、べーさんの手にかかれば1時間で完了してしまいました。だいたい両側つまっています。
小声で言いますが、あまり上手ではない人(痛みがなくても、出すのが下手な方)だと時間かかります。
スキル差があるのは仕方ないことです。が、相手も商売、こちらはカスタマーなので、やはりうまい人のとこを選びたいですね。ボランティアじゃないので…子供育てていかなければなので…。
他の相談も混みなら1時間以上は確実
ここまで読んでくださった方ならお分かりになると思いますが、相談+乳房マッサージとなると1時間超えはほぼ確定ですね。
助産院の人柄
ほんっとに人それぞれです。ですが、高圧的な物言いが多いように感じました。
なんでしょうかね、医療現場に多いのですが、<する側>と<してもらう側>という立場がハッキリしているせいなのか、病院でもなぜかやたら高圧的口調の人が多いですよね。
そんな感じです。
病院の助産師さんはキツい人はいなかったように思います。これも、その病院のカラーによるとは思いますが。
私の経験上は、個人助産院のほうがクセ強い人が多かったです。
- 人の痛みを痛みと思ってない人、
- 楽観的すぎて話にならない人、
- なんか宗教かネズミ講っぽい人、
- すっごいキツい人
スキルがあるから独立できるのか、組織ではうまくいかないから個人に走るのか。はたまた全く別なのか…。
乳腺炎になったから助産院へ行きたい!そんなときのQA
助産院に行く時の持ち物
だいたいはフェイスタオルを3枚ほど持ってきて欲しいと言われます。
母乳が飛び散るからですね。中にはタオル不要のところもあります!
助産院の駐車場は?
助産院は個人宅なので、駐車場はあまりないと考えましょう。
1台止めれるか?くらいです。
助産院に子供を連れて行っていい?
ケースバイケースです。ホームページか電話で要確認です。
いまはコロナもあって、子供の連れ込みは遠慮してもらってるというところも多いです。
わたしの行きつけは、早く終わらせるために子供の連れ込みはNGとなっています。分娩もやっているからですね。
助産院に日曜も連絡していいの?
悩みどころですよね。多くの場合は緊急時対応となっていますが、果たして乳腺炎は緊急時なのか…?
特に私のように、熱が出るまでいかないタイプのうっ滞性乳腺炎の人の場合は?
そこの助産院で異なると思いますが、私のところでは日曜でも連絡してきていいんだよと言ってもらいました。ほんとに助かります。


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