「無理をせずに適度に休息を取りましょう」
よく聞く言葉ですよね。
自分が無理しているのかどうかがわからない。
自分では無理しているつもりはないと思っている。
だから、休息が取れない。
そして、ある日突然メンタルが崩れる。
そんなことを繰り返しながら、気をつけながら、3年目でやっと自分で
「今日は疲れた。最近無理していたかもしれない」
そう思えました。
この記事では、自分で無理をしていることを自覚しにくい人のために、どのように無理をしていることを自覚したのか?どんなふうに休息をとっているのかを解説します。
・1人娘がおり、まもなく3歳になります
・専業主婦
・ワンオペ
・プチうつ傾向あり
では、スタートです!
「無理をする」ってどこから?
どこから?に対する答えはないと思います。
なぜなら、人によって無理の限界値が違うからです。

自分でどこまでが無理なのか、知るしかない
そもそも「無理しているコト」を自覚しにくい理由
休息をまともに取ったことがないから
・仕事好きな人
・何事にも全力なひと
・バランスよくができない
・ゼロヒャク思考
・やるときはやるけど、やらない時はホントやらない
・急な変更がニガテ
・気持ちはやりたいのに、疲れやすくて体が追いつかない人
↑の根拠はわたしです。
休息をとっているようで実は取れていない。なので「無理している」状態に鈍感になっていると考えられます。



疲れに対して鈍感だと、疲れを感じ取れないのは当たり前ですよね。
「無理する」を自覚するためには?
「無理している」を自覚するより、「無理していない状態」を感じた方が早いかもしれません。
無理する状態を回避したいけど、「無理する」を感じ取るセンサーが鈍くなっていては、体や精神的に大きな不調がでないかぎり感じ取れないでしょう。
だから無理している状態なのに気づけず、不調になるのです。
※より大きな無理をすることで、無理を自覚する方法は、余計に慣れさせてしまう可能性もあるのでオススメしません。
「無理する」よりも先に「無理していない状態」を知ったほうが早い
無理していない状態がどういうものなのか?を先に体に思い出してもらった方が早いです。



回鍋肉を作りたい!



でも、味を知らなきゃそれが本当に回鍋肉なのかわからないですよね?
同じことです。
何かをしたいなら、まずは完成形をしっかりとイメージできたほうが早いです。
そこで「無理をしない状態=休息をとっている状態」に身を置いたほうが、無理をしている状態/無理をしていない状態がわかりやすいです。
緩急が大事
稼働するにはエネルギーが必要。そのエネルギーも蓄える時間が必要。
・活動:急
・休息:緩
「緩」をとらないと、エネルギーは枯渇します。なので、活動的に過ごすなら休息がセットで必要になります。
休息の取り方は人それぞれ
自分がリラックスできる時間が一番です。



私の1番の休息は睡眠と入浴です。
ありがちですが、これほどまで休息効果が高いものはなかなかないと感じます。
- 睡眠:脳内のゴミを流してくれる
- 入浴:左脳を休めることができる
実践してみてわかりましたが、夕方以降の脳のパフォーマンスが全然違います。
リラックスしないなら休息ではない
・漫画
・ゲーム
・アクション、恋愛系のテレビ
上記は感情の振れ幅が大きいです。一定ではありません。
感情が大きく動くと交感神経(やる気に満ち溢れた神経)が働き出します。
ジャンルにもよりますが、できればあまり感情の振れ幅が大きくなく、笑顔が出るようなものを実践すると副交感神経(リラックスしてくれる神経)が働きだすので休息につながります。
おすすめの休息方法
・会話する
・ペットなどと触れ合う
・パズルなど、指や手をつかうものをする
・子供とじっくり戯れる(お互いに満足度が高い)
・睡眠をとる
・お風呂に入って温まる
左脳はつかわずに、右脳を使う。感覚的な方を優先してあげるといいかもしれません。
休息をとっても休息だと感じられない



なんか、やってみてもイマイチ違いがわからない



継続が力なり
前項で挙げた方法を試しても「特に疲れが軽減した気がしない」「休んだ感じがとくにしない」そんな方もいると思います。
私もそうでした。
それは、おそらく今までしっかり休息していなかったため、脳が休息慣れしていないのでは?と思うのです。
単純に休息モードに入りにくい。
今までやってきたものをいきなりやめてみても、すぐに結果は出ませんよね。逆も同じで、いきなり何かを始めたとしてもすぐに結果はでません。
いきなり休憩をとってみた。
でも体は、いつも臨戦モードだったので休息をとっても、なかなか芯から休まらない。
なので、繰り返しが大事です。
ここで、私のお話をさせてください。
私もお風呂に入っても、なーんも感じられずに、時間とガス代の方が気になっていました。
しかし、YouTubeで音楽を垂れ流しにしながら湯船につかっていると、とりあえず音楽に浸れるのであまり時間やガス代のことは気にしなくなりました。
そうこうして、3日、1週間と過ごしていて体の変化を感じだしました。
・お風呂に入るとなぜか気持ちもリセットされている
・体が温まりきっている
・夕方以降も元気なまま
・足がだるくない
最初の入り口はこんな感じでした。
ただただ、心地よくて。
だから続けてみた。
そうすると「心がホッとする」「休息した状態」というのがわかるようになってきたのです。
正確に言えば「またお風呂に入ってふぁ〜っとしたいなぁ〜」です。
↑これが、第一ステップ。
この時点でもこれが休息になっているとわかってはいませんが、体は「緩」を感じ取っていました。
それから数日経過し、引越し準備でゴタゴタしてきたときのことです。
ん〜疲れたなぁ。
休みたいなぁ。
あれ?休みたいって思った?
休みたいって思ったよね私!?
なら、今日は休もう🎵



これが「無理をしていた」を自覚し「休む」を選択できるようになったとわかった瞬間です。
いつもはこの時点でも
「でも時間ないからやっちゃお!これだけはやっちゃお!」
で、結局疲れをスルーして無理を蓄積させます。
どんどん「無理をする」に対して鈍化していくのです。これは気持ちの面でのはなしです。
- 気持ち:「無理する」を感じにくくなっている
- 体:着実に無理がたたっている
なので、いつものパターンがきます。いきなりメンタル不調がでて、体がいうことをきかない。気持ちがなんかおかしい。



伸びきったバネみたくなってしまうんですね(笑)
でも、このようなステップを踏んで、伸び切らずにバネを戻すことに成功しました。
「疲れたな、無理しているかも」と感じたら休みどき
症状が軽いひとは、とにかく「疲れたな」を感じたら休息をとること。それだけでも、全然違います。
「疲れたな」をスルーすると、気持ちが鈍化していくので、「無理する」を自覚しにくくなります。
自覚できない→疲れ蓄積→体が悲鳴をあげるかメンタル不調になるか
どちらかです。
どちらにしても、すぐには元に戻りませんよね。
なので「疲れたな」を感じたら鈍化させないために即休息をとること。
私のように「無理する」に対して鈍化してしまっている人は「無理する」を自覚するよりも「休息」がどんな状態なのかを体に思い出させる方が早いです。
歩き方は教科書で学ぶよりも、実際に足を踏み出してみたほうが早く習得できるのと同じです。
例え方ヤバいですかね(笑)
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