アナと雪の女王をみていても、マリオを見ていても、とにかく質問攻め。
だんだんイライラすること、ありませんか。、(-ω-;)
3歳の娘はとにかく質問攻めが多く、少し考えてみました。
3歳の質問攻めに対する、親も子供も無理なく対処する方法
可能な限り、以下を目指しています。
- 親的な解釈を教える
- 見るべきポイントやそう判断した部分の説明する
- 子供と同じ目線に立って、どう解釈しているのか理解する
数学も同じですよね。
解答ばかり教えても身につきません。解き方を教えてあげないと、です。
私も、娘に説明しても話しが繋がっていないと思ったら、いちいちテレビを止めて噛み砕いて説明するようにしています。
そうすると、だんだんと娘の中で繋がってきているのがわかるのです。
たとえ、踊る大捜査線の青島が変な顔で一時停止されたとしても、私は娘に説明し続けます。
しかし、何からなにまでも対応しているのも現実的に厳しい時があります。そんな時は、全部答える必要がないと思い出しましょう。
全部を答える必要はない
あまりの質問の多さに、イライラする時があります。そんな時は、無理して答えなくていいと思うのです。
理由は、全部答えてしまうと、それこそ自分で推測して答えを出すことができなくなってしまうと考えているからです。
わからないから、聞く
子供のうちは上出来だと思います。
考えているから、質問ができるわけなので。
しかし、人生には正解はないが、自分で答えを出さなければいけない時があります。
その時、「自分で仮定して答えを出す」という、推測力が必要になります。
親の答えは、親の解釈の結果
いくら娘に伝えても、わたしの答えでしかありません。
したがって、同じ解釈になったとしても、チョイスする言葉も、含んでいるニュアンスも違います。
そこを、娘の言葉で表現できるようにしてあげるのが、わたしの親としての勤めかなと思っています(*´ω`*)
なので、毎回、懇切丁寧に答える必要はないと考えています。
あえて聞き返してみる、先に質問してみるのもあり
実験がてらに、いつも質問してくるところで先回りして質問してみました。
そうしたところ、答えてくれました。
※私が教えたことも、自分で考えたこともいろいろです。
したがって、同じ質問を繰り返してくる時は、逆に質問してあげるのも理解を助ける手助けになるのかなって思います。
「エビデンス」と「その子のためになるか」は、わからない
人間のこと自体、未知であり氷山の一角。
エビデンスはあったにしても、ある一部の視点で見た時のことしかわかっていないことも多いです。
長期的な目線や、それこそ人体が全て解明された上で「エビデンスあり」と言われるのなら、意味があると思います。しかし、そうではないためです。
いくらエビデンスがあったとしても、長い目で見た時に、本当にその子のためになったかどうかはわかりませんよね。
極論、してあげるほどに弱くなる
その子の発育を思って、質問にはできるだけ答えるようにしたとします。しかし、当の本人は幸せに感じるのか?また、困難を乗り越える術は身につくのか?
以下は、私の思うところです。
- 困難に遭うからこそ人から恩恵を受けることを知る
- その過程で人脈も築ける
- 考えるチカラは、何とかしようとする点から生まれる
このように考えると、質問に答えることがその子にとって必ずしもプラスというわけでもありません。本当のところ、何がその子のためになるかはわかりませんよね。(*´ω`*)
それに、上記3点の私の思うところに対しても、自分で反論があります。
【例】自己肯定感
例えば、自己肯定感というワードが近頃の育児ではよく登場しますよね。
いくら困難に直面した方が乗り越えるスキルは身に付きやすいといっても、そもそも乗り越えようと思わなければ、淘汰されるのみだと思うのです。
もっとわかりやすく言うと、自分に存在価値がないと思っている人に、やたら困難をぶつけても、困難を突破しようとはしないかもしれない、ということです。
むしろ、存在価値がないのだから、自ら淘汰される道を選ぶかもしれませんよね。
ならば、親が自己肯定感をupできるように、色々してあげるのも、その子が生きていくうえでは必要なことです。
つまり、あえて答えないのも必要なことだし、子供によっては、逆に答えてあげたほうがベストなケースもあるということです。
このぐらいにしておきます(;’∀’)
なので、何がその子の助けになるかは未知すぎるので、とりあえずできる範囲を目指せばいいと思います。
3歳の質問攻めに、保育園や幼稚園から苦言を呈された時
「ママに聞いてごらん」って伝えてもらうようにしましょう。
先生方も、すべての子供に「説明」は現実的に難しいはなしですので、帰ったらママにきいてごらんのほうがいいかなと思いますね。
3歳の質問攻めの理由
- 考えている
- 考えるスピードが追いつかない
私の考えは上記の通りです。
①考えている
疑問が出るってことは、考えているってことだと思うんですよね。
仕事でも旦那の相手をしていてもそうですけど、考えて聞いていない時って、疑問は出てこないんですよ。
考えていないから。
でも、考えながら聞いたり見たりしていると、疑問が浮かぶんですよね。
「え、まって。これ、どーやってやんの?」とか。
なので、たぶん、いろいろ考えているのだろうなって思うのです。
②考えるスピードが追いつかない
多分ですが、質問が多いのは理解するキャパを越えているのでは?とも思います。
15分アニメならまだ理解できるのかもしれません。しかし、映画のように長いと、理解スピードが追いつかないんでしょうね。
降参する?
──するわけない
上記の文章でも、大人なら「降参するわけない」と言っていることがわかります。
しかし、子供は繋がらない。
(降参なんて)するわけない
上記の()内の把握がまだできないからです。
と、こんな感じで、質問が多いのは、理解スピードが追いついていないからかなとも思うのです。
※日常も同じかなと。むしろ、日常の方が短いため、余計に質問攻めになるのかもしれませんね。
3歳の質問攻めは疲れるけど、状況把握にも役立つ
「質問して、回答を得る」──このことによって、理解が深まりますよね。
特に「なんでふぇんってなってるの?」「なんでエルサは〇〇なの?」って聞かれると、「ここの部分が、理解できないんだな──確かにそうだよな、こんな複雑な心情はまだ理解できないし、体験したこともないよね」って、親である私もわかります。
そして、私が娘に回答することによって、以下のことが期待できるかなと。
- 今理解できないことでも知識として頭に入るかもしれない
- 言葉自体を覚えていくかもしれない
- 親の表情を学んだり、抑揚を学ぶ
単純に内容把握につながることもありますが、子供の場合、それだけにとどまりません。
親としては、内容を説明しているだけ。
でも、子供はそこから言葉の使い方だったり、親の表情を学んだり、抑揚を学ぶと思うんですよね。(*´ω`*)
3歳で質問攻めする娘と、そうでなかった自分の比較
質問攻めしなかった私は、それだけが原因ではありませんが、生まれ持った共感力以上はなかなか成長せず…でした。しかし、後天的に深く考えることができるようになりました。
逆に、3歳でも質問攻めする娘は、私よりは可能性を秘めていると思いますね(^▽^)/
テレビっ子だけど質問攻めしなかった私
私はテレビっ子でした。
そして、内容は考えずにただ流れるままに見ていました。
なので、「ストーリーを解釈する」という概念を知ったのが高校の時?かな?
遅すぎますね。でも気づけただけマシ。(*´ω`*)
そして、概念は知ったとしても、相手の心情などを解釈して…というのは、20歳越えてからもできていなかったですね。アニメっ子だったのに。
表面的な理解しかできていませんでした。
本も好きですが、同じようなものです。
質問攻めはしなかったが、後天的に変わった
機械的に仕事をするな!という上司に出会ってから、物事を深く考えるようになり、なんとか認知的な共感力の方はマシになりました。(事実から推測する方の共感力の一種です)
親の働きかけ次第では、多様な視点を持てるようになる可能性
匙加減は必要ですが、親が解説することで様々な視点とそれぞれの心情理解を育むことができるのかなって思います。
特にアナ雪のアナに対しての評価がいろいろと別れますが、視点を変えると多様な解釈ができますよね。
- エルサ視点
アナは少しわがままに見える - アナ視点
元より開放的な性格だが、ずっと内側に閉じこもる生活をしていたため、一気に行動したくなるのもわかる。空回りするのもわかる。
こんな感じで、1つの作品を、いろんな目線でみて心情理解できれば、物事の本質を見る目も養われるのかなって思うのです(*´ω`*)
そうなって欲しい気持ちもありますが、わかりすぎると辛い時もあるので、、ここは娘の成長にお任せしようかなと思いますね。
道は提示しますが、どう進むかは娘の判断に(*´ω`*)
と、最近思ったことでした✨
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