月極駐車場を借りてるけど、管理会社がちゃんと除雪してくれないと困りますよね。
一応除雪は入ってるみたいだけど、雪が全然残ってる!という時に、管理会社に問い合わせして除雪をしっかりしてもらった経験談を書きます。
- 月極駐車場の除雪は誰がやるのか
- 除雪が甘い管理会社への対応の仕方がわかる。
月極駐車場を借りていたけど、除雪のあまりのずさんさに管理会社に物申し、しっかり除雪してもらったことがある。
月極駐車場の除雪は自分?管理会社?
除雪がされてない・不十分だと思う時に以下を確認しましょう。
- 契約書を確認しよう
- 除雪されてない範囲を把握しよう
管理会社に連絡するのはその後にしましょう。
では順番に見ていきましょう。
1.契約書を確認しよう
大抵は3パターンかと思います。
- 本人が除雪する
- 管理会社側が除雪する
- 駐車スペースは本人、共用部は管理会社
少し説明しますね。
除雪について何も書かれていない場合
何も書かれていない場合は、本人が除雪すると考えてください。
場合によっては、「除雪料金を別途上乗せしてくれるなら、除雪しますよ」というケースもあります。
管理会社が除雪する旨が書かれている場合
そのままの通り、除雪しますという意味です。
多くの場合は、駐車場料金に除雪料も含まれています。
個人スペースは本人が、共用部は管理会社がやる場合
- 共用部通路:管理会社
- 車を止めている場所:個人
で除雪してくださいという意味です。
書かれていることによっては、文句を言えない立場にもなりえますので、しっかり確認してみましょう!
2.除雪されてない範囲を把握しよう
全く除雪されていないのか、時々はされているのか
↑管理会社に伝えるうえでも聞かれるので、押さえておいてください。
- 契約書に除雪する旨が明記されている
- 料金を徴収されている
上記の場合で除雪されてない場合は、管理会社に申し出ることをお勧めします。
ややこしいのが、少ししか除雪してくれない場合です。あまり文句を言いすぎても、「除雪はしている」と突っぱねられてしまいます。
どの程度の除雪をされているのかをしっかり把握しておきましょう。
月極駐車場の管理会社が除雪してくれない時の4つの対処法
除雪してくれない場合、あるいは不十分だと思う場合は、次の4つの対策の仕方があります。
ご自分の状況や契約状況で変わってくると思いますので、近い内容の物を試してみてください。
自分で除雪する
言っても無駄な場合は、自分で除雪するのも手です。
古くからの付き合いで言いにくい場合などは、手に負える範囲であるなら自分で除雪する事も一つの手段と言えましょう。
管理会社に連絡する
クレームじゃないけれど、物申したい時は管理会社にいうのが最初のステップです。
- 除雪されていない時
- 除雪が不十分な時
除雪は管理会社がしているのではなく、〝管理会社に委託された除雪業者〟が行なっています。
なので、管理会社にクレームというよりも「除雪業者に対するクレームを管理会社に伝えてもらう」といった形の方が角が立たなくて済みます。
料金交渉をする
除雪の契約がそもそもない場合は、ダメ元で料金交渉してみるのもありです。
除雪料を支払うから除雪して欲しい旨を管理会社、もしくは管理している人に申し出てみてください。
法的手段をとる
これはあまりやりたくないですが、最終手段として載せておきます。
法的手段をとると費用も時間もかかりますし、なによりも精神的に削られていきます。
もし法的手段をとる場合は、書類面は全て保管しておいて、できるなら管理会社とやりとりする際の音声も録音しておいた方がいいです。
最近はスマホにも初めから、アプリとしてボイスレコーダーが入っていたり、インストールできたりもしますので有効活用しましょう!
ほとんどないケースだと思いますが…。
月極駐車場の管理会社へ連絡する時の注意点
- 要望を伝えることに徹する
- 伝え方を工夫する
除雪してもらえないのは、かなりストレスです。
そのため、申し出る時に半ばケンカ腰になってしまう人がいますが、物事をスムーズに進めていくには冷静な対応が必要です。
不満を述べるよりも、
- 何が問題なのか?
- どうしてほしいのか
を相手に伝わる形で言うようにしましょう。
不満や感情にまかせて用件を伝えてしまうと、本来伝えたかったことが伝わりにくくなってしまいます
電話で伝える場合は特に注意しましょう。
除雪の仕方が雑な場合
たいていの除雪は、管理会社から除雪業者に依頼しているケースが多いです。
こういった場合、管理会社の機嫌を損ねないような言い方で伝えましょう。
管理会社に対して強い物の言い方をしても、根本解決につながらないどころか今後の対応が悪化するかもしれないからです。
こちらが強い物言いをしたがために「除雪会社には伝えてるので…」の一点張りになってしまっては解決になりません。
具体的な言い方は、私の例を交えて後述します。
月極駐車場の管理会社との実際のやりとり
- 契約内容
- 実際の状況
- 2回の電話で伝えたこと
- 後日談:業者の言い分
役に立つかわかりませんが、参考になれば幸いです。
契約内容
駐車場は管理会社との契約で借りているものです。
実際の契約書です。
以下が内容です。
【除雪に関して】
・共用スペース:管理会社が除雪
・個人の駐車スペース:除雪が必要な場合は別途で料金を上乗せします。
私は共用部の除雪料金を支払っており、個人の駐車スペースの除雪の契約はしていませんでした。
実際の状況
- 共用通路すら「除雪してる?」っていうレベルの除雪
- 駐車スペースと共用通路の段差が激しくなって車が上がらない
こまめに雪かきをしていたため、駐車スペースはほぼ地面と大差ないくらいでしたが、共用スペースは除雪が雑でした。
料金を支払っている割には除雪頻度が低かったのを覚えています。
除雪状態
私自身、雪かきをしていて疑問になるほどだったのですが、一向に雪を除雪した形跡がありません。
時々除雪した形跡を見かけても、一度だけサッと除雪が入った程度で、「2分で終わるレベルじゃないのか?」と思うくらいでした。
そのため、下記画像のように駐車スペースと共用部の段差が激しくなってしまい、ついには上がれなくなってしまったのです。
画像は別の日に撮影したものなので当時の状況とは少し異なりますが、右後ろにみえる雪の段差が大体30cm前後です。
手前に行くほど差が大きくなっていくので、雪国仕様で四駆でも上がれないくらいでした。
2回の電話で伝えたこと
1回目は旦那が連絡してくれたのですが、まったく状況が変わらず。2回目は私がしました。
伝えたことは主に以下の点です。
- 契約者氏名、現在現場にいる旨
- 2回目の連絡だという事
- 除雪する際にもう少し深く氷を削ってほしい
- 共用部の氷だけが高くなってしまい、車がでられない
- 除雪に関しての近隣情報
実際の電話のやりとりを載せておきます。
以下私が実際に管理会社に伝えた言葉です。
除雪のことでご相談があるのですが…契約者は〇〇です。
かしこまりましたお待ちください。
いかがなさいましたか?
以前にも一度、ご連絡申し上げたのですが、もう少し除雪する時に深く氷を削いで欲しいのです。
もちろん自分達でもこまめに雪かきをしていますが、メインの通り道の雪が高くなりすぎて、車がでられないんです。
そうでしたか、以前に1度お電話されているという事ですね?
はい、2日前に電話して、今現場を見に来たところなんです。
かしこまりました、共用道路の高さが高くて車が出られないという事ですね?
そうです。あとですね…。
周りの方からも言われてるんですが「除雪業者が変わったせいなのか、除雪が雑になったと。去年はもっと綺麗に除雪してくれていた」という話を聞きました。
まぁ、こんなことを管理会社の方に言ってしまっても仕方ないことなんですけどね、すみません。
この事を、除雪業者の方に伝えていただけますか?
こんな感じで伝えました。
翌日見に行くとしっかり除雪されていました。
後日談:業者の言い分
そこの駐車スペースは車が入っていると思わなかった
近隣住民の方々には超おせっかい焼の親切なおじいさんが多くて、この後日談が聞けました。
加えてこのおじさん、深夜に来る除雪業者の人にわざわざ物申してくれたのです。本当にありがとうございました。
では、話を戻します。
除雪会社の言い分が、ありえない理由
当時、我々は2人そろってニート生活を満喫していたからです。
*相方は一時休職していただけ。
深夜だろうが早朝だろうが、車を動かすことはほぼなかったので、常に駐車していました。
というわけで、除雪会社もテキトーなやつがいるということですね。
まとめ:月極駐車場の除雪するのは自分?管理会社?【答:契約書に書かれてる】
【まとめ】
- 誰が除雪するのかは、契約書を確認したらわかる
- 管理会社に電話する前に、除雪範囲を確認しよう
- 除雪してくれない時の主な対処は2つ
- 自分でやるか、管理会社に連絡する
- 管理会社に伝えるときは、感情任せに言うのではなく要望と事実を話すことに努める
- 実際の除雪は除雪業者が行っているので、不十分な旨を伝えてもらうスタンスで
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