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フロントバンパー下を擦る対策まとめ【無料でできるものもあり】

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雪が解けて地面が盛り上がってしまい、駐車場を出るときにフロントバンパーの下を擦ってしまう事態が発生しました。

一時的にスノーヘルパー(スロープ)でしのぎ、不動産屋に問い合わせをして車検で修理をしました。その時の経験をまとめます。

この記事で説明することは以下です。

  • フロントバンパーに擦ってしまう原因と対処法
  • 車検について
  • 主な修理先と修理費用
目次

フロントバンパー下を擦る原因

  1. 急勾配な坂道、縁石
  2. 車輪のあいだが長い車
  3. 車高が低い

上記の要因で、フロントバンパーの下が擦れて傷がつきます。

フロントバンパー下を擦る!ガリっとならないための対策

手軽なものから、費用がかかるものまで紹介します。

①徐行しつつ、タイヤを一輪ずつ段差にのせていく

※自宅ではなく道路で走っている時向けです。

できるだけ段差に沿うような形で、入出庫時の角度がゆるやかになるように、タイヤを一輪車ずつゆっくり乗せていきます。

角度がついてしまうと、ガリっ!となってしまうので気をつけましょう。

面倒ですが、赤ちゃんが乗っていると思ってゆっくりと。マンホールや道路の段差の時だけゆっくりと通る時のような、あの感覚です。

②スノーヘルパーを使う

※駐車場や一部の陥没や隆起向けです。

雪国で使う、雪に埋まったときに脱出させるための小道具です。

この方法で我が家は、フロントバンパーの下のガリっ!と擦れる事態を回避しています。

のちほど、実際の画像をお見せします。

③段差用スロープを使う

※持ち家向け

スノーヘルパーよりも段差用スロープのほうが、馴染み深いかもしれませんね。
スノーヘルパーと同じくらい、もしくは多少金額が上がると思いますが安定感はあります。

ゴム製、コンクリート製、金属製、プラスチックと種類豊富ですが、ゴム製が安く手軽。しかし動きやすいデメリットもあります。

滑り止めがついていると、動かずに安全に駐車ができます。

※質問者の中には、賃貸に設置されているスロープがずれてフロントバンパー下がへこんだという人もいました。

では、簡単にですが、ゴム製、コンクリート製、金属製、プラスチックのメリットデメリットを比較していきたいと思います。

ゴム製、コンクリート製、金属製、プラスチックのメリットデメリットの比較

ゴム製

  • リーズナブルで、1台分5千円程度
  • 雨でも滑りにくい
  • 音が発生しにくい
  • 軽いので動きやすい(ボルトで固定すると動かない)
  • 劣化はもちろんするが、早いわけではない

消耗品と思うと、一番ゴム製のスロープがおすすめです。雪国の人は、冬場にも使うことができます。

プラスチック

  • リーズナブル
  • 弾かれやすい
  • 音がしやすい

個人的にはおすすめしません。

コンクリート製

  • ゴム製と同じかそれ以上の値段
  • 動きにくい
  • 頑丈だがガタつくと欠けやすい
  • 設置は重たい?(DIYするひとも)
  • 音が発生する

金属製

  • 高い。車1台分で約2万円~
  • 業者依頼だと安全性は高い
  • 音が響きやすい

金属製のスロープもあまりお勧めしません。

個人的には段差用のおおきなスロープよりも、スノーヘルパーのようなコンパクトサイズのスロープがおすすめです。

④エアロガードを使う

※どこでも使用可能

エアロガードとはフロントバンパーの下につけて、フロントバンパーのかわりに傷ついてくれるものです。
値段は1,500円~4,500円ほど。

エアロガードの使い方も後ほど説明します。

⑤車高を上げる

  • フルタップ式
    →15,000円〜30,000円
  • ネジ式
    →10,000円〜25,000円

※前後4輪とも調節した値段です

車高の調節専門知識が必要になるので、自動車整備工場やカー用品店(オートバックス)などに、依頼した方がいいです。

また、見積りもしっかりと出してもらうと安心ですね。

自宅の駐車場なら施工をお願いするか、不動産に問い合わせてみるのもあり

持ち家なら自分が出し入れしやすいように、施工をお願いするのも一手です。
しかし、私のように賃貸の駐車場の場合は勝手なこともできません。

そんなときに、いままで紹介した方法が役に立つと思います。

また、一度不動産に問い合わせしてみて対処してもらうのもいいかもしれません。
我が家も問い合わせてみました。

返事待ちです。
進展があったら追記しますね。
結論:気づいたら工事が終わっていたという話ですが、かなりずさんな実態だったので、ここに記しておきます。

2週間以上経過しても返事がなかったため、再度連絡したら承諾してくれました。そして勝手に工事されて未だに乾いていません(笑)完全に乾いたのはなんと7か月後です(;^_^A

気になる方は、施工不良?不動産に駐車場アスファルトの盛り上がり陥没相談した結果に実際のやり取りと現時点2022/6/3の状態を記載しています。

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【実例】スノーヘルパーでフロントバンパー下を擦るのを回避した方法

使い方は簡単で、凹みの部分にスノーヘルパーを乗せるだけです。

※壊れる前提で使ってください。雪の中で使っていても、車体の重みで壊れることがあります。

我が家は雪の影響で駐車場の一部が隆起もしくは陥没してしまい、フロントバンパーの下がガリっ!と擦れるようになりました。

そんな状況下での苦肉の策ですが、これが案外よかったです。

持ち運びでき、一部の段差を解消したいときに使えます。

シーズンもの×雪降る土地用なので、店頭では売っていない可能性大です。ネット購入をおすすめします。千円〜購入可能です。
※シーズンになると価格があがっている可能性があります。

最安値のチェックは以下からどうぞ。

スノーヘルパーを選ぶ時のポイント

私のように土地の一部がへこんで、もしくは隆起するのでフロントバンパー下を擦る場合は、高さがないスノーヘルパー(スロープ)を選びましょう。

高さがありすぎると、タイヤが降りるときにガコンというからです。

なので、以下は選んではいけない例です。
段差がありすぎます。5トン用です。

下の3トンくらいのものを選ぶといいです。

注意:道路にスロープを置くのは違法行為にあたる

道路法43条には、以下のように定められています。

何人も道路に関し、左に掲げる行為をしてはならない。

①みだりに道路を損傷し、又は汚損すること。

②みだりに道路に土石、竹木等の物件をたい積し、その他道路の構造又は交通に支障を及ぼす虞のある行為をすること。

[みだりにとは]

正当な権限又は正当な事由に基づかない場合

引用:道路の汚損防止にご協力をお願いします | 大田原市 (city.ohtawara.tochigi.jp)

したがって、道路に設置してしまう場合は避けましょう。

しかし、大阪市:道路法第43条(道路に関する禁止行為)について に書かれているように「一時的に」という場合は大丈夫です。

※その地域で定められている条例によっては、アウトなケースもあります。

エアロガードでフロントバンパー下を擦るのを防止する方法

STEP
適切な長さに切り取る

エアロガードを適切な長さにカットします。

STEP
形をバンパーに合わせる

エアロガードに切り込みをいれたりドライヤーで温めたりして、形をバンパーに合わせます。
※電子レンジで温めるという人もいました。

STEP
脱脂

脱脂をちゃんとしないと、くっつきが悪く剥がれやすくなります。

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STEP
装着

テープを剥がしてエアロガードのカーブが大きい方を進行方向に向けて、バンパーに貼り付けます。

以下、参考動画です。

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エアロガードを使った効果

エアロガードを実際に使ってみた方のTwitterです

https://twitter.com/huifnvfeutpakwm/status/1330048164397772801?s=21&t=w1tNdrzw_fa8xMppymoyyg

こちらの方の記事も参考になります。

バンパーやエアロ下の擦り対策にはエアロガードが一番|カズウラさんの車と日常 (kazuura3.com)

エアロガードの最安値は以下からどうぞ。

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車検に影響する?擦ってフロントバンパー下がグラつく

そもそも「フロントバンパーの下を擦るだけ」ということなら、こんなに騒ぐ必要はないわけで…。旦那がショックを受けるだけですしね(笑)

しかし、車検は2年に1回。

この駐車場にいる限り、フロントバンパーの下を擦ることで余計な修理費がかかるのかどうか?

ガソリンスタンドに勤めている父に聞いてみました。

フロントバンパーが相当グラグラしているわけじゃないなら、車検を通過できる可能性が高い

とはいえ、毎日バンパーを擦っていれば、ぐらつく可能性がでてきますよね。

そうなると以下の対処が必要になります。

  • 車高をあげる
    →今後擦らないように
  • 修理をする
    →その場しのぎ

早めに駐車場を移動するか、工事をお願いするなど、なんらかの対策をした方がいいという結論になりますね。(・ω・)ノ

最後に、フロントバンパーの下についてしまった擦り傷を直したい場合の費用と、依頼する業者への比較を載せておきます。

フロントバンパー下を擦った時の傷の修理先と金額の目安

傷の程度や業者によっても大きく変わりますので、参考までにとどめてください。

修理先一覧とメリットデメリットの比較

  • ディーラー
  • カー用品店
  • 板金業者
  • 自動車整備工場

上記を比較していきます。

ディーラー
  • 修理代が高い
  • 一定の知識と技術を有しているため質が高い
  • 純正パーツを取り扱っている
  • トラブル事例が蓄積されている
  • 広範囲の傷や交換が必要だと10万円を超えることもある

見積りの内訳などはしっかり確認しましょう!

カー用品店
  • ディーラーよりは少し修理代が安い
  • 複数店舗に一括で見積りを取れるので素早い比較が可能
  • 忙しいタイミングなどは修理期間が長くなってしまう

※オートバックスやイエローハットのこと。

板金業者
  • 修理代の安さ
  • ディーラーやカー用品店で1万円以上かかる傷も、板金業者なら数千円で収まる
  • 業者によって技術に差があることがある
自動車整備工場
  • 安い
  • 地域密着型で近場で探しやすい
  • 幅広い車種に対応している
  • 1箇所だけ修理してほしいなど、細かな要望に応えてくれやすい
  • スキルレベルは人によって違う
  • 性能が良すぎる車(安全装置、自動運転搭載など)は対応していないことも
  • 少数精鋭なため、修理に期間を要する

迷いますよね。

個人的な意見として、以下がいいのではと思っています。

  • 愛車
    →部品の品質・技術のレベルが高いことからディーラー
  • そこそこでいい
    →カー用品店や自動車整備工場
  • とにかく安く済ませたい
    →板金業者

つぎに、それぞれの擦り傷の範囲と修理代の図を載せておきます。

修理費用の図

後日談:車検(カー用品店)でなおしました

我が家は旦那がめんどうくさがりというのもあり、父のガソリンスタンドで安くなおせるかもしれないのに、車検のときにそのまま直しました。※なおしたあとにヒィーヒィー言っているので、不思議ですよね。

修理費用のみで14万かかりました。細かいことはわかりませんが、度重なる雪と駐車場の衝撃でバンパー下のネジが一つなくなっており、一部を取り換えなければいけなかったため費用が高額となりました。

もし知り合いに頼めるのであれば、少しやすくしてもらえるかもしれませんね。

あとがき

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

本記事では以下を説明しました。

  • フロントバンパーに擦ってしまう原因
  • 応急処置の方法と根本的な対策
  • 主な修理先と修理費用

まずは、入出庫時の角度に気をつけましょう。次の対策として、スロープやスノーヘルパーなどといった、機材の導入を考えてみてください。

駐車場に関しては工事が必要になるので最終手段とし、車を修理したほうが安いのか、工事を施したほうがいいのかは、お財布と状況とで相談してみてください。

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