・賃貸の窓のゴムパッキンにカビが生えているけど、大家さんに言ったら交換してもらえる?
・賃貸窓のゴムパッキンのカビの取り方
上記について、経験からお話しします。
・3歳+旦那の3人暮らし
・引越しの際にゴムパッキンのカビ退治をしました
賃貸窓のゴムパッキンにカビ!大家さんに言えば交換できる?
大原則ですが大家さんの対応によって変わってくる、ということですね。
以下、取り換えてくれケースと難しいとされるケース、他の声もご紹介します。
・入居すぐなら取り替えてくれるケースも
・入居後だと入居前からのカビかどうか判断がつかない
・カビも含めて承諾したのでは?の声もあり
入居すぐなら取り替えてくれるケースも
良心的な方なら、指摘後にゴムパッキンを取り替えてくれることもあります。入居すぐであれば、カビが生えたのは明らかに以前からのはなしだからです。
ポイントは「入居するまえから」という点を強調することです。
カビの発生プロセスがわかっている方なら、入居後間もないカビの発生は前入居者もしくは、空き物件の管理の問題になるのはわかっているはずですが、念のためです。
入居すぐに取り換えてもらったストーブの例
カビではないですが入居時にストーブの型が古いので「ストーブが調子悪い時は言ってください。取り替えます」と言われたこともありました。
スイッチをおしてから温風がでるまでに時間がかかりすぎるため、灯油代がもったいなく不動産に連絡後、すぐに取り替えてもらいました。
でもこれは不動産から言ってくれていたケースでしょう?
入居後に入居前からの故障をつたえて、交換してもらったことがあります。
入居後5年経過してから無料で取り換えてもらったケース
入居前からなぜか洗面所の蛇口が折れており、テープで補修された状態でした。
上記を5年経過してから伝えて、タダで交換してもらいました。
5年経過してるのに⁈
うん、入居前からこの状態で、今まで頑張ってきたけど限界です。って感じで伝えたよ
まえの人の退去時に修理しないんかいっ
テキトーに終わらせたんじゃないかな。他にもシールや前入居者の残置物もあったし
テーピングが白色だったので、よほどおかしな人でない限り黄ばみ具合でここ数年の施しではないと気づくレベルでした。なので、不動産に言ってみたのです。
※ほかにも、だんだんと便座がズレてくることがあり、ネジがあるなら自分で治せるのですが、ネジもなく接着性のなにかでくっつけているような状態。これを「入居時からネジがなかったですよ」とつたえ、タダで交換してもらいました。
入居後の申し出だと厳しいケースも
入居前からのカビかどうか判断がつかないため、厳しいことが多いです。取り替えてくれても自腹が多いです。
なので、できるだけ気付いた時点で連絡しておいた方がいいですね。
カビも含めて承諾したのでは?の声もあり
QAサイトをみると以下の声もありました。
内見時に見てカビが生えている状態でもokだから、契約したのでしょう?
個人的にこの発想はなかったですね(;^_^A
ガイドラインなど、細かいことは置いておいて私の考えは以下です。
・退去時のクリーニング代はどこへ?
・貸すのだから最低限キレイにすべきでは?
・内見とは実際の雰囲気や状態を見るものなのでは?
上記ですね。
退去時のクリーニング代はどこへ?
退去時に一定額のクリーニング代を取られることが多いですよね。
前の入居者が支払ったクリーニング代はいずこへ?です。
そのクリーニング代では足りないのが実情では?の声もあると思うのですが、足りないのであればそれは前の入居者に請求すべきでは?と思うのですが、どうなんでしょうか。
部屋のクリーニング代のみの徴収をしていて、カビがあまりにもひどいなどの場合、別途徴収するのではないでしょうか。それを現入居者が支払うのは個人的には納得いきませんね。
貸すのだから最低限キレイにすべきでは?
白いものは白くキレイにしておくのは、義務ではないんでしょうかね。
例えばですが、浴室があかカビだらけで引き渡されることなんて滅多にないケースだと思います。それは、浴槽には赤カビが生えるのが普通ではないと認識しているからだと思うのです。
同じように『ゴムパッキンにカビがびっしり生えている状態は普通か否か?』で考えると、やはり白くして部屋を貸すよね?と思うのです。
内見とは実際の雰囲気や状態を見るものなのでは?
カビが生えているかどうか?など「こんな不衛生もあるんだ。許容しておこう」ということが内見ではないように思います。
それだと、気づかない方が悪いという考えが通ってしまいそうです。
「水道管の破裂のしやすさをチェックしなかった方が悪い。だから入居早々に破裂しても入居者負担〜」のような感じです。
確かに、結露しやすいのかどうかを見るのは内見時にチェックすべきところでもあります。しかし「元からカビがびっしり生えていた」は全く別の話だと思うのです。
賃貸窓のゴムパッキンのカビの取り方
大家さんに言ってゴムパッキンを取り替えてもらえなかった時の対処法です。
、カビキラーをつかう
、カビキラージェルをつかう
、修正液でその場しのぎする
カビキラーをつかう
そのまま使うと液ダレしやすく、効果も半減します。なので、キッチンペーパーなどに含ませて使うと固定されて使いやすくなりますよ。
一定時間経過したら拭き取りましょう。長時間放置してしまうと、キッチンペーパーが逆に張り付いてしまって、剥がれにくくなります。また、剥がすときに切れくずがでやすいです。
もしくっついてしまった場合、少し湿らせてあげるとふやけるので剥がしやすくなりますよ。
カビキラージェルをつかう
おすすめです。ツルハなどのドラッグストアで購入できます。
ジェルタイプなので窓ゴムパッキンにもしっかりと密着してくれます。
うまく塗布するコツは、押しながら動かすことです。
縦に塗布する場合は、塗る量に気をつけましょう。多く出しすぎると垂れてくることがあります。
※口先が小さいため、カビにちゃんとぬれていない場合、全く効果が出ません。その点がカビキラー霧吹きタイプに比べると少し違いがあります。霧吹きタイプは攻略範囲が広いですもんね。
黒カビは余裕/色素沈着は×
黒カビなら余裕で落ちました。しかし、赤カビの色素沈着のようなものはさすがに落ちませんでした。
我が家は次に紹介する最終兵器で、ひとまず赤カビの目隠しをしました。一見するとバレませんよ。
修正ペンでその場しのぎする
注意:その場しのぎであること、大家にバレたときの責任はわからない
上記を踏まえてお読みください。
やり方は以下の通りです。
修正液をカビのある部分に塗るだけ。
修正ペンのペン先の太さは、太めの方が塗りやすいと感じました。
というのも、ゴムパッキンって年月が経過すると少しくすみますよね。そうなると修正液をゴムパッキン全体に塗布する必要があります。なので、太めのペン先のほうが塗りやすいと感じます。
実際に塗布した画像が以下です。
遠目で見ると違和感なしです
ビフォーが以下です。
見比べると、確かに綺麗になっているね
ゴムパッキンの始めから終わりまで全部に塗りました。
赤カビの色素沈着は全く見えません。
わたしはキャン★ドゥのを使いました
賃貸窓のゴムパッキンのカビを放置してはいけない
、衛生的に悪い
、悪化する
、退去時に請求される可能性
衛生的に悪い
カビは胞子をだすので、喘息持ちやアレルギー体質の人がいる場合、体調悪化させる要因となります。
悪化する
カビが増える⇒掃除するのも億劫⇒対処するのが遅れる⇒赤い色素沈着を起こす⇒カビキラーやカビキラージェルで取れなくなる
退去時に請求される可能性
カビの痕跡が残ると退去時に請求されやすくなります。
『カビ=結露の放置=部屋の管理義務を怠った結果』とみなされることが多いためです。
我が家の赤い色素沈着はおそらく請求されてしまうケースに入ると思うので、修正ペンで対処しました。バレないことを祈ります。
というわけで、賃貸の窓のゴムパッキンにカビが生えているけど、大家さんに言ったら交換してもらえるのか?カビがハイターでも取れない場合の対処法でした。