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外出先で癇癪パニック!泣き叫ぶ他人の子供をなだめた方法

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この記事はタイトル通り、外出先で癇癪パニックを起こして泣き叫ぶ、他人の子供をなだめた方法を書いています。

ずっとぐずられ、躾がなっていないと勘違いされる可能性もある癇癪。辛いですよね。とにかく疲労が半端ない。

これは、私が娘の3歳児健診のときに役所で出会った、女の子とのお話です。

なんとか1時間弱で女の子の癇癪をなだめることができたのですが、これは割とレアなケースでして、赤の他人が介入しても改善しないケースが多いです。

どのようになだめることができたのか、元子供の心療内科の受付からお送りいたします。

皆様の参考になれば幸いです。

さらに詳しい知識を知りたい方は、自閉症の子どもとの関わり方を調べてみてください。

※記事に登場する子どもが自閉症というわけではありません。

-A.syura-

自閉症の子の対応方法が効果的なケースが多いです

目次

外出先で癇癪パニック!泣き叫ぶ他人の子供を発見したときの状況

役所で順番待ちをしていると、凄まじい泣き声が聞こえました。単なるグズリかと思いきやどうやら癇癪を起こしてパニックになっている様子。

介入するか悩んだ末、少し対応しなんとか1時間程度でなだめて帰る方向に説得するのに成功。

子供の状態について

「片付けたかった」
しきりに上記を訴えていました。

他、母子の会話が以下のようにエンドレスでした。

母)靴を履いて
子)帰りたくない!
母)靴を履いて
子)自分で靴を履ける!
母)靴をはいて
子)片付けたかった!

母親はしきりに「靴を履いて」と要求していました。

少し落ち着いたかと思うと、また一気に「片付けたかった」と大泣き。泣きすぎてむせていました。

※1歳半〜2歳ほどの第二子を母親は抱っこしています。もしかしたら心配ゆえなのかもしれませんが、タイミング悪く、第一子の髪の毛を引っ張ってしまうんですよね。

とりあえず子供の状態がこのような具合でした。

癇癪パニック!泣き叫ぶ子を前にした時に重要なこと

まず癇癪でパニックをおこしている子供を前にしたときに、知っておいてほしいことがあります。

・その子特有のこだわりがあることが多い
・介入が余計なパニックを招く恐れもある(母親でなく、他人が介入ケースに関して)

上記です。

その子特有のこだわりが癇癪やパニックの原因が多い

たとえばしきりに子供が訴えていた「片付けたかった」についてです。

おそらく3歳児検診の時に使った〝何か〟を片付ける間もなく場を後にしたのでしょう。わたしの娘も検診でした。

それを「片付けたかった」と訴えていると推測します。

完遂しないとダメな性分

「途中で終わり」があまり得意ではない傾向をもつ子供たちがいます(自閉症傾向なのですが)

集中力がたかく、気持ちの切り替えが遅いタイプです。
わたしもこのタイプ。根に持ちますよ〜(笑)

なので、この子の場合は「片付ける」までが重要だったのでしょう。

その「片づける」ができずに途中で終わってしまったから、いまだに気持ちが「片付けなきゃいけなかったのに」で止まってるのだと思うのです。

このように、その子の独特なこだわりというか、切り替えの遅さが原因のことが多いです。病院でもそうでした。

-A.syura-

靴を履き替えていた子供がいたので、保険証をよこにズラしてしまったことがあります。元の位置に保険証がないだけで、パニックです。

この程度ですが、その子なりの「本来こうあるべき」がなされないとパニックになることが経験では多かったです。

介入が余計なパニックを招く恐れ

自閉傾向がある子は、突然のこと/予想外のことが苦手です。それは、他の人よりも少し度合いが大きいかもしれません。

たとえば、突然肩をトントンと叩かれた

コレだけでもパニックになるケースもあります。

理由は、

  • 本人の中では「声がけしてもらってからトントン」が普通だから
  • 単に知らない人にトントンされるのが好きじゃない
  • 自分は考え事していたのに、いきなりトントンされたのが本人にとって意味不明(思考中にトントンされることを全く想定しておらず、この手の子供にはそれが驚愕レベル)

こんな理由が考えられます。

良くも悪くも自分視点が強いため、他者都合でこられると「えっ、コレやってるのになんで声かけてくるの?考え事してる時は声かけられることなんてあり得ない!」といった具合になります。

この感覚、ピンとくるのが難しいかもしれませんね💦

肩をトントンだけでもパニック!

そんな感じなので、途中で知らない人が介入してきたらもう大パニックです。

以上のことから、その子の特性を知らない人が介入するのは、悪化させてしまうことがあるかもしれないことと、なだめるのが少し難しいいえます

では「片付けたかった」「靴を自分ではける」「帰りたくない」と繰り返す子をどう落ち着かせたのかについて、わたしの考え方を解説していきます。

外出先で癇癪パニック!泣き叫ぶ他人の子をなだめるためのチェックすべき点

かなり無意識に行なっていることなので、言語化が難しいですがトライしてみます。

まず以下をチェックしました。

・何が原因でこうなっているのか?
・癇癪がおさまるまでの時間
・母親の声がけの仕方(言葉チョイス)

なぜチェックしたのか簡単に理由を説明しますね。

-A.syura-

もしこの記事を読んでいるのがお母さんである場合、自分の行動を振り返って読んでみてください。新たな視点を見つけられるかもしれません。

何が原因でこうなっているのか?

こういうタイプの子は、切り替えが遅いです。

簡単に言えば「できなかったことを根に持ちやすい」と考えていただけると、理解しやすいかなと思います。

本来であれば忘れっぽいはずの成長段階ですが、忘れにくいためいつまでも時間がそこで止まってしまっている状態です。

したがって、何ができなかったのがそんなに心残りなのか?を特定してあげると解決の糸口になりやすいです。

癇癪パニックで泣き叫ぶ前後を知る重要性

たとえば「片付けたかった」としきりに吠えながら泣いているのであれば、その前後を聞いてみましょう。お母さんであれば思い出してみてください。

このケースでは、なにかの片付けをしたかったのにできなかった、というのが心残りの可能性が高いです。

私は同じ健診先から役所での手続きに来たので、聞かなくてもなんとなく想像がついたのと「片づけたかった」という言葉から、上記だと判断しました。

吠えながらでも訴えている言葉をヒントに、何をしたかったのかを探るといいです。

  • 癇癪が始まる直前、なにをしていたのか?
  • なにを中断させたのか?
  • どんな言葉がトリガーになったのか?

※言葉の一つでパニックになることもあります。なので。注意深く探ってみましょう

癇癪がおさまるまでの時間

どれだけの癇癪度合いなのかを知りたくて母親に聞きました。

あまり刺激せず余計なことをしなければ、自然とおさまる時間の目安ともとれます。
刺激するとエンドレスです。

1時間程度:時間が解決してくれるが通用するレベル
2〜3時間:気持ちを切り替えるのに一苦労する
半日:手に負えない(アプローチするにも時間がかかりすぎるということ)

幸いに1時間程度という話だったので、とりあえず話しかけてみました。

-A.syura-

お母さん目線で言えば、この時間を目安にある程度割り切って対応するというのも一つの手段です。

わたしが介入したことで、余計に悪化する気配が見えたら速攻で去るつもりでした。

母親に「私がきたことで余計にビックリさせてしまったかな?」と聞いたら「そんなことはない」との返答だったので居座ることに。

癇癪時間を尋ねるときのポイント

※この記事を読んでいる方が、親族の方だったりする場合を想定してです。お母さんがお読みなら、あまり関係しません。

些細なポイントですが、聞き出すなら時間を多めに見積もって聞き出したほうがいいです。

「1時間ほどこんな感じが続きますか?」
「いえ、それ以上です…」

よりも、以下のほうが母親が答えるときの負担が軽いです。

「2時間くらいはこの状態がつづきますか?」
「いえ、そこまでではありません」

お金と同じです。

貯金1000万くらいあるよね?という聞き方をされて「そんなにないよ…。えっ、貯金1000万ないとヤバいの?」と不安になる心境と同じです。

他人が見積もったよりもマイナス面ではるか上を行ってしまうことを、自分の口から言わなければならない、しかも他に人がいる前で…

そう考えると、マイナス面を尋ねるときは逆に大きく見積もってあげたほうが、本人はそれよりは低いと少し安心できます。

また、母親が自分自身で放った言葉により、自分を客観視させる目的もあります。

通りすがり

2時間以上この状態か聞かれたけど、1時間程度だわ。まだマシか…的な感じ?

-A.syura-

そうです。余裕ないと客観視すらできないかもしれませんが。

母親の声がけの仕方(言葉のチョイス)

※この記事を読んでいる方が、親族の方だったりする場合を想定してです。お母さんがお読みなら、普段の言葉をチェックしてみてください。意外と同じ言葉を連呼していることに気付きます。念のためですが、それが当たり前ですので安心してください。

どういう言葉に過剰に反応しているのか、どういう言葉で接しているのかをチェックすることで、効果的な言葉を選べます。

実際の母親の言葉

「靴を履いて」
「叩かないで」

ひたすらお母さんが言っていた言葉です。

実際の子どもの言葉

・片付けたかった
・片付ける
・帰りたくない
・靴履ける

ずっと子どもは泣いている。何かを訴えてはいる。お母さんの声がけに反応してより一層燃えている。声がけに対して、子供なりに主張している。

そんなふうに私には見えました。

お互いに一方通行で(といってもお母さんの気持ちはよくわかります。余裕がないと頭働かないし言葉もそんなに数多く出てこないです)お子さんがヒートアップしているように感じました。

外出先で癇癪パニック!泣き叫ぶ他人の子を落ち着かせるために意識したポイント

・話題をズラす
・言葉、言い方を変える
・子供をつかう
・タイムアウトさせる※専門用語です

これにつきます。

話題をズラす

ズラして意識が違う方に向けばラッキーです。それでもダメなら、興味があると反応を示すまで話題を出し続けます。

とにかく、目につくもの全てを話題に出すことです(笑)

・ママのこと大好きなんだもんね〜の話
・靴がピンク色の話
・1人で靴履けるのか!スゴイの話
・別に靴下履かなくてもいいさ〜の話
・我が娘も靴下履かない話
・我が娘は裸足で駆け回ってしまうんだよ〜な話
・服もピンクだね〜な話
・役所の向こうではパソコンやってるんだぜ〜の話
・屋台の話
・名前は〜?の話

まだまだありますが、とにかく明石家さんまさん並みに口が動いていたのは確かです。

少し落ち着いてきて、子供のほうからも「地震がきて怖かったから逃げた」という話をしてくれました。

すかさず、地震の話から派生。

こんな感じです。

少し関心を持ってくれると、耳を傾けてくれるようになります。

何に興味があるのか探れるまでは、辛抱強く話し続けます。
お母さんはこの間に少し休んでいてください、というくらい2人の空間を作ります。

-A.syura-

お母さんは普段見慣れているものが多いため、新たに話題をだすのが難しいと思います。私は頭の体操だと思って、娘に接しています。

言葉、言い方を変える

同じ意味でも言葉が違うと反応も違います。

印象に残っているのが、やっと癇癪も落ち着いて歩き出させることに成功したときです。出口まできたところにガチャガチャを発見。お金が欲しいと始まりました。
しかし、親の手持ちも100円玉がなく、10円玉しかありません。

「10円じゃできないから」とお母さんが言っても、子供からすると「財布に入ってるソレはなんだ!?金だろ!あるだろ、よこせ!」という感じです。

10円、100円はおそらく理解できていません。なので、この言い方はこのケースではあまり効果的ではなかったです。

そこで言い方を変えてみました。

「〇〇ちゃん、これ銀色のお金でやるんだよ〜。〇〇ちゃんの持っているお金は茶色だねぇ」

先に話題をだしたときに、色への反応がよかったため、あえて色に着目してお話してみました。

「茶色ではできない、銀色じゃないとダメ」ということを理解してくれたため、第三次癇癪危機を逃れなんとか駐車場まで行かせることに成功しました。

-A.syura-

もしかすると、納得したら動いてくれるタイプのお子さんだったのかもしれません。

最後は「茶色でできるガチャガチャ探してきてくれるかい?見つけたら教えてねっ」と送りだしました。

とりあえず、これで私と彼女たちの接触は終了です。

ウソはいけない

この後、もしかしたら少し癇癪を起こしたかもしれないと予想したのは、私の以下の言葉を彼女が真剣に覚えているかもしれないからです。

「茶色でできるガチャガチャ探してきてくれるかい?見つけたら教えてねっ」

彼女の頭の中は「茶色のお金でできるガチャガチャを探しに行く」でいっぱいかもしれません。
あくまで帰る口実として出した言葉ですが、彼女は真剣に受け止めたはずです。

そこで自宅に帰ったらどうなるでしょう?
また同じです。

「茶色でできるガチャガチャ探したかったのに」となるかもしれないと予想しました。

自宅まで着いて行って、完璧にサヨナラできるなら最後まで貫きますが、さすがにそこまではお互いに難しいでしょう。

なので、その場しのぎになってしまいました。

もし、さほど彼女の中で「茶色いお金でできるガチャガチャを探す」が重要でなければ、自宅に着いたと同時に少し気持ちも切り替わって癇癪を起こさずに済むでしょう。

というわけで、その場しのぎとはいえ、あまり実行できないことを述べてしまうと、次の癇癪の種になります。

実行できる範囲がいいです。

余談ですがこの場合だと、どこかに寄って「茶色のガチャガチャがない」ということを娘さんに認識させるのが、この後をスムーズにいかせる種となります。さらに「帰る必要がある」ということを新たに上書きしてあげると、帰宅してから大暴れすることは避けられそうです。

とはいえ、かなり疲労が強く見えたのでそこまでの余裕はなかったでしょう。あくまで理想論です。

-A.syura-

一つ一つ、納得させていくことが重要かもしれません。娘も割とそうなので。理解して納得できると、すんなりいきます。

子供を使う

この件は私だけではもう少し時間がかかったかもしれません。
私にも娘がおり、当日も一緒でした。もちろん、癇癪の子供と一緒に向き合っていました。

子供は親といる時とは別の顔を、子供同士で見せることがあります。
子供なりの社会性です。

-A.syura-

娘が幼稚園に行き出してから、私も気づきました。

子供にも子供なりの社会性がある

どんなに話しかけても、やはり私はその子供からみると「大人」です。

しかし、娘は違います。その子からみると「同じ子」「おともだち」に属することができます。

私がやってみせるのと娘がやってみせるのとでは、説得力は娘のほうがあるのです。少なくともその子にとっては。

娘がいない状態での「靴下をはかなくてもいいんだよ」は説得力に欠けますが、実際に目の前にいる娘の足に靴下がなかったら「靴下をはかなくてもいい」は何よりも説得力のある言葉になります。

他にも、

  • 娘が歩き出したから
  • 娘が一緒に外に出てくれたから
  • ジャンバー着てくれていたから

など、「あの子もやっている」を見せてあげれたことで、今回の成功率は格段にあがったといえると私は思っています。

※私の娘は聞き分けがいいわけではありませんよ。しっかり話せば納得してくれますが、普通に駄々こねますし、若干癇癪めいたものを発動させるときもあります。私の娘が適任だった、という話をしたいのではなく、子供がいれば子供にとってはすごく説得力になるというお話です。子供同士の相性もありますが。

兄弟や他人を活用しよう

この話は兄弟がいれば協力を仰いでみるのもいいかと思います。

あまり積極的にしたくはないのですが、周りの人や子供に視線を向けさせて「ほかの人も、あのお友達も〇〇してるね~」などというのも有効な場合があります。

積極的にしたくない理由は「みんなと同じ」を植え付けたくないからです。他者比較を早いうちから植え付けたくないのです。

イヤでもこれから身に着けて行ってしまうので、それまでにしっかり自分の軸を確立させてあげたいのです。なので、靴下を別に履かなくてもいい、と私は娘に伝えています。

タイムアウトさせる※専門用語です

※外出先では難しいです。

タイムアウトとは、興奮の素となるものを視界から遠ざけてクールダウンするのを待つ手法です。

興奮の原因になるものが視界に入っている間、癇癪はずっとエンドレスです。したがって、子供を壁に向ける・別室へ移動するなどして、癇癪を起こした原因を視界に入らないようにします。

何で癇癪を起したのかを特定する必要があります。前後を慎重に思い出してみましょう。

わざわざ専門用語をだした理由

メジャーな方法だからです。この記事を読んでいる方は、同じように悩みを抱えていると想定しています。

なので、書籍などで読んだことがある、もしくはこの先公的な支援(病院や支援センター)のチカラを借りることになった場合、おそらく関わるであろう対処法だと思ったため、あえてこの表現にしました。

知識として知っておくだけでも、状況はかわります。必要な時に思い出せますから、大丈夫です。自分の脳みそ、信じましょう。

-A.syura-

私はまじめに信じています。

外出先で癇癪パニック!泣き叫ぶ他人の子を落ち着かせるための注意点

・急にはなしかけないこと
・安易にボディタッチしないこと
・訴えに対して「でも、」「できないんだよ」は禁句

急にはなしかけないこと

特にお母さん以外の人に向けてです。

少し過敏というか、パーソナルスペースがシビアだったりするので(いわるゆるガードが硬いと言った具合です)、視界に入ることからスタートした方がいいかもです。

私たちはとりあえず、その子の隣に位置していました。次に、少し間隔をあけて「こんにちは」の会話からスタート。さらに「大丈夫だよ」「ママが大好きなのは、ママが一番よく知っているよ」などと声がけしました。

そこから、とにかく反応があるまでひたすらいろんな話題を振り、アタリがでたら意識をそちらにズラしました。

※片付けをしたかったとしきりに訴え、ママを叩いて、泣きながら叫びながら…のエンドレスです。
何かを伝えたいけど伝わらないのは、みていてよくわかりました。しかし、叩かれるとママも痛いし第二子も抱えていたため悪循環。ママをクールダウンさせることも含めて「ママが大好きなのは、わかっているよ」という言葉をチョイスしました。

-A.syura-

こうなるとママもマイナスの感情に支配されやすいです。なので、実はママのクールダウンも必要なのです。

相当疲れていたのでしょう。私が対応している間、ママは私たちの様子を見守っているだけでした。もう会話に入る元気もなかったのでしょう。よくわかります。任せていただいて、感謝します。

※こちらがいいところまで盛り上げても、ママの一言で再加熱してしまうことも多々あります。そのワードに気付いていないんでしょうね。なので、個人的にはありがたかったです。

安易にボディタッチしないこと

先述した通りでガード硬いです。感覚過敏なケースもあるため、安易に触れないほうがいいです。触られるのがイヤなタイプも多いからです。

といいつつ、管理人は安易に触ってしまったんですよね(;^_^Aいやはや、お恥ずかしい限りです。

触っても大丈夫なお子さんだったので、助かりました。

管理人も苦手でした

ちなみにですが、私も自閉傾向があるためこの感覚はよくわかります。

高校時代のバス通学が苦痛でたまりませんでした。なぜ私の隣に人がいるんだと、イライラ通学してました(笑)私のパーソナルスペースはとても広かったため、両手を伸ばした範囲に知らない人がいるのがダメでした。

私の程度はよくわかりませんが、こんな感じもいるということです。

訴えに対して「でも、」「できないんだよ」は禁句

・片づけたかった
・ガチャガチャやりたい

上記に対して、「できません」というワードに過剰に反応する傾向が、この子供にはみられました。もはや禁句だと考えていいレベル。

やっと落ち着いてきたのに、たった一言で再加熱してはこちらも根気がもちませんよね。

私が特に意識している伝え方が以下です。

・共感する
・別の提案する

これだけです。

「片づけたかった」⇒そうか~片づけしたかったのか~。〇〇ちゃんは片づけできるんだね!私は片付けが苦手でね~お部屋が散らかっちゃうの!

言い換えようがないので、共感するしかなかったです。そして、話を逸らします。

「ガチャガチャやりたい」⇒茶色ではなくて、銀色のお金ならできるみたいだよ!

母親が「お金がないから、できない」と言ったとたんに再加熱しそうになりました。「できない」というワードに対する落胆値が高すぎるのでしょう。

「できない」というワードを使わずに、「できない」を伝えればいいです。(提案とも取れますね。)

NGワードは、母子の会話を聞いているとなんとなくわかってくると思います。なので普段とは違う言い回しで、ニュアンスで伝えてあげるといいでしょう。

他に言い換えるなら以下です。

・茶色のコインは入らないようだね。壊れるみたいよ!銀色のコインなら入るみたい!
・茶色はブッブーなんだわぁ。銀色はオッケー(^▽^)/※抑揚をつけてあげると喜ぶ子もいます。

特に、ある言葉に激しく怒るような素振りが見えたら、ひとまずその言葉は使わないが吉です。その子によって変わるので、反応をみつつがいいです。

外出先で癇癪パニック!泣き叫ぶ他人の子を落ち着かせるために介入していいかどうかの見極め

最後に、親以外の方が介入するかどうか悩んだら?という視点でお話しします。

介入していいかどうか判断に迷いますよね。正直、簡単なことではありません。

私が介入するかどうかの判断基準は以下です。

  • 自分の時間に余裕があるとき(1~2時間)
  • 興奮状態があまりひどくないと思える場合

ちょろっと声掛けしただけで、おさまるものではないです。
また、興奮度があまりにもひどい場合は逆に手を出さないほうがいいです。悪化させてしまうケースがあります。

心苦しいですが、その子を一番知っている人間が対応するのが妥当です。しかし、母親にも一息が必要なケースがほとんど…。歯がゆいですね。

興奮状態の目安

  • ただ泣きわめいているだけ
  • 一瞬、落ち着く様子がある
  • 叫びながらも受け答えしている

泣きわめくのはどの子供も同じなので、特段気にしなくていいかなと。2、3つめを重要視しています。

※あまりにも泣き方が激しい場合は、いったん落ち着かせる必要があります。

②一瞬、落ち着く様子がある

上記は、話をきいてもらえる隙があるということです。

話を聞ける隙があるなら、説得の余地があります。注意を他に向けることも可能です。

しかし、ひたすら泣きわめいて落ち着く様子がない…。この場合は話を聞ける状態ではないので、こちらの話すらもまず聞いてもらえません。

むしろ、いきなり外部の人間が乱入してきたという印象をもたれ、本人は恐怖感でいっぱいになります。もう何が何だかわからくなり、パニックが超過激になる恐れありです。

③叫びながらも受け答えしている

これも同じ理由です。叫びながらでも受け答えできるということは、話しをきいて理解できている証です。したがって、こちらの話も届きやすいといえます。


こんな感じです。あとがきはまた今度かきます

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