彼氏に同棲の申し出をしたら断られました。好きな気持ちはあるけど同棲してくれないなら別れようかと思っています。
上記の質問に、同棲を断られた経験がある私がお答えします。
同棲してくれない彼氏に冷めたら別れるのが正解

別れたほうがいいと思いますぞ
やっぱりそう思う?
- 同棲しなきゃ結婚できない
- 同棲してくれない理由が彼氏側の都合な場合もある
- 時間を消耗してしまう恐れがある
- 別れるなら早い方がいい
理由1.同棲しないと結婚できない
世間的には「同棲→結婚」の流れ
なので、「同棲ができない=結婚できない」に等しいので、結婚を考えているならこの時点で別れないと結婚できません。
もう少し深堀しますね。
同棲すらできない相手と結婚生活はできない
同棲生活すらできない相手と結婚生活なんてできるわけない、と考えています。
同棲も結婚も大人二人が生活するなら、やっていけないことはありません。(なぜならどちらかが、我慢すれば穏便に済むケースがおおいからです。※もちろん、大人同士でもやっていけない場合もあります。
でも、子供が生まれるとそうはいきません。
子供の事情は動かすことができないので、大人二人が子供にあわせるしかないです。
たとえば、「夕飯は19時に全員そろって食べたい」というのが旦那の希望ですが、私と娘は18時頃から夕飯がスタートします。
理由は以下の諸々によって、19時に夕飯を食べると娘のスケジュールや就寝時間がズレていってしまうからです。
- お風呂
- 娘の眠たい度
- 娘の食べるペース※1時間かかることも
- 歯磨きのフッ素の都合
- 就寝時間の都合
当初は、喧嘩まではいかないものの、旦那が納得していませんでした。
「娘に合わすなんて当たり前のことでしょ…」と思っていた私ですが、そうでもなかったようです。旦那とは話し合いで解決しましたが、人によっては難しいケースもあります。
同棲中は何ともなかったのに、結婚後、子供が生まれてから一変するケースは多いです。
同棲してから気づくこともある
お恥ずかしい話ですが、旦那は「期限」に少々ルーズなところがありまして、これは同棲してから気づいたことです。
一緒に生活したからこそわかることです。
その人の欠点となる部分を許容できるのか?たくさん自問自答して、結婚してもいいのか判断すべきだと思います。
そのための同棲だと思っているのです。いわば、欠点を洗い出して、結婚してもまあやっていけるかな?という自分試しのための同棲だとおもっています。
なので、同棲で受け入れられない欠点が出た場合は、受け入れられない=生活ができないということなので、結婚は難しいと判断できますよね。
1か月どちらかの家で過ごせば、お互いのことなんてわかるだろう、って言われるの。
お泊りでは意味がない
お泊りや短期間の生活では、言い方が悪いですが、相手も猫を被ることができますよね?
結婚は24時間、延々と生活がつづくと思っておきましょう。少なく見積もっては意味がありません。
1年もすれば大体はボロがでてくるはずです。もし同棲せずに結婚して許容できない部分が出てきてしまったら、それは地獄だと思います。
同棲していればソコでとどまることができるのです。
結婚を考えているならある程度は我慢すべき?って声があるよぉ…
どこにストレスを感じるのか、またストレス耐性は人それぞれ
ストレス耐性と感じる部分については個人差があるので、「そんなことくらい我慢しろよ…」というのはよろしくないですね。そもそも我慢できる許容量は無限ではありません。
相性が合わないことを事前に判断できる機会があるなら活用すべきです。
小さなことで我慢をしてキャパ不足になるくらいなら、ふだんはそこそこ合う人と一緒にいたほうが心にゆとりがうまれます。
- そこそこ合う→ゆとりある→対処する余裕が生まれる→話し合いがじっくりできる
- いつも合わない→ゆとりがない→こんなに我慢してるのにぃ!!→話し合いがしにくい
ゆとりがあれば、本当に力を注がなければいけないところに注力しやすいです。
同棲は反対派だ。昔の人世代は同棲なんてせずに結婚して続いているぞ、って言われる
お見合い婚と恋愛婚ではスタートがちがう
親より前の世代になると、同棲に否定的だったりもしますよね。「自分たちのときは同棲なんぞせずに、覚悟を決めて結婚した。だから同棲は不要だ」という話をききます。
これは持論ですが、覚悟を決めるくらいなので、お見合い婚的なものが多かったのでは?と推測しています。逆に現代では恋愛婚がメインです。その違いかなと。
以下、私が考えるお見合い婚と恋愛婚のちがいです。
- 条件からのスタート
- 相手にラブを期待することがない
- 「期待値が低い」からのスタートなので、「だんだんと好きになっていく」という傾向がつよい
- 結婚して時間が経過するほどラブが高まる
- 恋愛(気持ち)からのスタート
- 相手にラブを期待する(条件は後回し)
- 「期待値が高い」からのスタートなので、「だんだんと欠点が目に付く」という傾向がつよい
- 結婚して時間が経過するほどラブが下がることも…
なので恋愛婚にはむしろ同棲が必要だと考えています。
理由2.同棲してくれない理由が彼氏側の都合な場合もある
- まだ遊びたい…とか
- 貯金を貯めてから…とか
どんな理由であれ、あなたのせいでないなら、それは彼氏側の都合と判断していいのでは?と思います。
その都合に大事な時間を使うのはもったいない気がします。
女性には出産のリミットもあるわけですから、そのあたりもう少しタイミングがあう男性を選んだほうがいいと思うのです。
金銭面についてはお互いの将来のためのお金なんだから、彼だけの都合ではないのでは?
金銭面の不安は、話し合っていないのなら彼氏側の都合
特に話し合っていない段階で、勝手に金銭面の不安を盾に同棲を断るのは、彼氏側の都合と言えませんかね?
- 話し合う=共同
- 話し合わない=単独
上記のようには考えられないでしょうか?
もっとわかりやすく言うなら、「借金をする」と二人で決めたなら、返済も二人でする。しかし片方が勝手に借金をしたのなら、もう片方が返済する必要はありませんよね?だって、特に話し合いもせずに勝手に決めたのですから。
理由3.別れるなら早い方がいい
同棲する気があるのかわからない男に時間を費やすほど、残された時間は多くはないはずです。
くわえて、「待ちに待った同棲だ!彼の言う通り、あれから1年待ったぞ♪」なんて思っていた矢先、急に別れを切り出されることも無きにしも非ずです。
女性には出産リミットがある
早く出産したほうが母子ともにリスクも少ないです。また、体力面でも出産は早い方が育児の負担が少し軽減できます。
20代では何ともなかったことが、20代後半だと負担に感じることが多いです。問題が大有りになってきます。
- 疲労
- 睡眠不足
- ストレス
- 環境の変化
- 周囲の理解が得られない
約束のない彼との同棲を待っている間にもどんどんリミットは近づいてきています。
時間を消耗してしまう恐れがある
もし彼と別れたとしたら、以下の問題が待っています。
- 出会いを探すところからスタート
- 売れ残りの男には難がある
時間をかけて次の相手を探したはいいものの、結局余った男性というのは、結婚したいと思わせない何かがあるケースが多いです。
自分から振っているからなのか、女性が振っているからいつまでも結婚できないのかはわかりませんが、女性に振られる男性はとくにその傾向が強く感じます。
女性のほうから別れを告げられるので、必然的にそういう男性が残ってしまうというわけです。
毎回振られる男性の知り合いがいますが、一人は同棲に消極的過ぎる(結婚できないとみなされる)、もう一人は仕事人間すぎる(付き合っているのかわからない)というような感じで、難がありますね。
結婚を考えているなら同棲してくれない彼氏とは別れるのが正解です
結局、今同棲したいあなたと、今はしたくない彼氏なので、タイミングが合わないという点では別れるしかありません。
待つのも自由、別れるも自由。だけどその自由には自分で責任を持つしかありません。もし待つことを選んだのなら、その決断をしたのはあなただということを覚えておきましょう。
厳しいことを言うようですが、あとから「言っていたことと違う!」となっても仕方ありません。彼に文句を言っても時間は戻らないのです…。
彼氏が同棲してくれない理由も考えるべき

同棲してくれないパターンは主に以下の2つが考えられます。
- あなたに何か問題があるのかも→掃除が全くできないなど未来を描けない
- 彼自身に理由があるのかも→転職を考えていてそれどころではないなど→関連記事
どちらにしても、なぜ同棲してくれないのか理由を聞くのが先決です。
うやむやな理由は却下しましょう。同棲を切り出して「まだかな~」などといった曖昧な返答は、真剣に提案してきている人に対して失礼です。
できないならできない理由をちゃんと聞き出しましょう。そして、同棲してくれないなら別れを考えていることもちゃんと言ってしまうこと。
いまは駆け引きをしている場合ではなく、本心からぶつからないとこの先のことを決定できません。
うやむやな返答=NOという答えでもある
同棲に前向きならYESというと思うんですよね。でも、それ以外の回答であるなら、理由はどうあれ同棲には前向きではないということだと捉えたほうがいいです。
- 前向きではない理由はなんなのか?
- それはどちらに原因があることなのか?
- 対処できることなのか?
上記を話張ったほうがいいです。
同棲してくれない彼氏と別れる前に整理しておくこと

同棲してくれない彼氏なら別れましょうといいましたが、その前に整理しておいた方がいいことを挙げておきます。
- 本当に同棲する気があるのかどうかの確認
- 結婚まで考えているのか
- 彼に嫌気がさしていないか
本当に同棲する気があるのかどうかの確認
同棲する気がないのに付き合い続けていても、無駄な話ですよね。なので、本当に同棲する気があるのか?を確認しましょう。
もし同棲する気があるなら、なにか具体的な数字や指標が一つでも欲しいところです。
逆に考えていないのであれば、とりあえず年内に同棲は考えていないということになります。
結婚まで考えているのか
どこが目的なのかによって、別れる必要もなくなります。
たとえば、結婚まで考えているのであれば同棲したほうがいいので、今の彼氏とその目的が果たせないのなら別れるしかないです。しかし、同棲まででいいのであれば、別れる必要はないですよね。
結婚を考えているわけではないなら再度考え直すべき価値観
わざわざ同棲する意味はあるのか?
「好きだから…」という理由はいったん置いておいて、現実問題で考えてみましょう。
- 同棲することで金銭面的な負担が大きくならないか
- 同棲することでどんな意味があるのか?
意味がないのならしないほうがいいですし、余計な摩擦を生まないためにも彼氏さんに合わせたほうがいいと思うのです。
彼に嫌気がさしていないか
別れた後にすごく後悔する人が一定数います。それは、まだかなり好きな状態で別れたからではないかな?と思います。※なかには依存からそうなる人もいますが。
なのでまだかなり好きなのであれば、いくら同棲をしてくれないからといっても、別れるのは早い気がするのです。
別れた後にボロボロになるのは、自分の心が認めていないからです。別れを切り出されたわけでもないなら、心を守るためにも現状維持でいいと思います。
嫌気がさしているならGO
私の経験談ですが、好きだけどわりと嫌気も差している、こういう段階だと別れても軽傷で済むことが多かったです。
実際に、1人目2人目とこの段階で別れましたが、悲しかったのは、なんとたった2日だけ。我ながらかなり回復が早いなと思います。
※1人目は3ヶ月くらいで別れましたが、2人目とは3.4年付き合っていました。
付き合ってきたんだから、傷つかないことはあり得ない
好きな度合いがMAXなときに別れるより、低い時に別れたほうが自分的にもすんなりと気持ちを落ち着かせることができるのでは?と思うのです。
共同にためたモノの清算を考えておこう
たとえば、結婚資金。
私もそうでしたが、私名義の口座で貯金していたので、別れ話しが出た段階でお金は返すと言ってしっかり返しました。
とくに金銭面はあとから面倒なことになりやすいので、きっちり精算しておきましょう。
なかにはデートに使ったお金を返せという輩もいるようですが、それは返す必要ないです。頼んだわけではないので。
自分の私物の撤去をしていこう
別れ話をしてから、荷物を運ぶのは次の一回だけにしたいですよね。なので、できるだけ別れ話をした日に全て持ち帰れるようにしましょう。
わたしは、別れ話をする日を決めて、その日までに自分のものをどんどん彼の部屋から持って帰っていきました。
lineのブロックは推奨します
せっかくわかれたのに、ズルズル続けていると気持ちがまだ引っ張られる可能性があります。
私のように切り替えが早い人は別に大丈夫ですが、未練があるようならばLINEはブロックしておかないと体だけの関係にもなりやすいです。
それに、あたらしく好きな人ができても妨害にしかなりません。
彼氏が同棲してくれないからって別れるのは薄情ではない

自分の目的のために決断することは誰でもしていますよね。彼も自身のために「同棲をしない」という決断をしたのです。
自分を幸せにするのが自分の役目です。各々が自分自身を幸せにすればいいのですから、余計な責任や負担を背負う必要はありません。
私も同棲がいつになっても進まない彼氏と別れました。3年付き合っていたのにです。※彼は4年と言い張りますが。
- 話を切り出しても乗らなかったのは彼
- 同棲しないなら別れるを了承したのは彼
上記の通りです。
今は大満足
バカ笑いできて、似てるようで真逆で…。さらに可愛い娘にも恵まれました。ぶつかることもあるけど、ちゃんとぶつかることができますので、とりあえず結婚生活を維持できています。
なので、個人的な意見ですが、同棲してくれないなら別れることをお勧めします。
別れた後は早速つぎの恋を探しましょう

人によっては、ちゃんと気持ちを落ち着かせて…と言う人もいますが、目的がはっきりしているなら目的に合う人を探すだけなので、あまりそこは気にしなくていいと思います。
というわけで、今回はこのくらいにしようと思います。

では、新しいスタートきれますようにっ。
もちろん、結婚という形だけではありません。別居婚というのもあるので、形はそれぞれだという前提でお話しています。