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2歳の子供のためにクリスマスツリーを飾るのは意味ないよね?→これは親視点です

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2歳の子供がいて、クリスマスツリーなんて買っても大して楽しむこともしないし、クリスマス自体分かってないのだから、飾る意味ないよね。したがって、買う必要なし。

と、思ってました。
半年前までは。

わたしについて
  • 2歳半の娘がいます
  • 早生まれです
  • 私自身は、クリスマスツリーを飾ってもらっていました

この記事は私の持論展開します。

目次

2歳の子供のためにクリスマスツリーを飾るのは意味ないよね?→これは親視点です

  • 意味があるかないか
  • 飾ること
  • クリスマスに意味を見出すこと

これらは、すべて親視点の話だと、思うようになりました。

①意味はなくてもいい

なににでも意味づけをするのは、大人視点だから。
子供はただその時を、その一瞬を味わいます。

②意味や価値は子供がつける

経験にどんな意味や価値をつけるのかは、子供の勝手です。

私はそれに気づけたので、クリスマスツリーを出すことに決めました。

つまり、クリスマスツリーは出すけど、それをどう受け取るかは子供にお任せでいいという視点です。

行動で「愛している」を伝えます

大きくなった時、困難にぶち当たった時に、
お金も学歴もなにも役に立たない時が来るかと思います。お金は大抵の問題解決はできますが万能ではありませんので。

そんなとき、「思い出」が娘を助けると思うのです。「クリスマスツリーをだした」というのは思い出の一つにしか過ぎません。しかし、そういうふうに思い出をたくさん作っていくとどうでしょう。

親が自分のためにしてくれた
=時間や手間暇をかけてくれた
=愛情

こんなにもたくさん愛されていた、と気付けるものです。

思い出は愛です

複数の思い出が集まれば、それは無言の愛の証です。悪魔の証明はできませんが、愛の証明はできると考えています。

私は言葉でももちろんですが、行動でも愛を示します。

娘と生きている時間と、その先の未来にも「あなたは私にこんなに愛されてきたんだぜ?自信持ちなよ」と今のうちから刻んでおこうと思います。

今刻めば、未来の娘を助けてくれます。だから、今を大切にするために、まずは一つ、愛(思い出)を作ります。

すごく柄にもないこと言ってますが、娘に宛てたラブレターだと思ってください(笑)

※ちなみに、不安定な時に愛されているという実感がないと、かなり滅入ります。一部記憶がないとかですね。思い出がなければ、記憶がないのと同じ作用になると経験から感じます。根幹である「愛されていた」という部分が見つけられないわけですから。

2歳児のためにクリスマスツリーを飾るのが面倒な親の気持ちもわかる

めちゃくちゃわかりますよ。

クリスマスなんてわからんしょ?
クリスマスツリーだしても、引っ張られて壊れて、倒れて
疲れるだけやん!

すごくよくわかる(笑)もう少し落ち着いてからでいいじゃないか、と思いますよね。

でも、2歳ですよ。

次は3歳。変わってると言えば変わっているでしょうし、本質は変わっていないといえば変わっていないかもしれません。

今出しても、次出してもあまり変わらないかもしれません。それは同時に、2歳だと侮ってはいけない、ということでもあると思うのです。

なので、私は2歳半のクリスマスツリーは飾る予定です

①親が残してあげられる思い出だから

クリスマスツリーを飾ることにどんな意味ができあがるのかは、私にはわかりません。子供が自由に創作するでしょう。

しかし、「クリスマスツリーを飾った」という事実を思い出として残すことは可能です。たとえ、そこに気持ちが伴っていなかったでしても、です。

なので、私はクリスマスツリーを今年は飾ります。

②一緒にやることで学んでいくと思う

一緒にクリスマスツリーを飾る予定です。

といっても、ほぼ私が飾り付けていくと思いますが、

  • 一緒にやる、
  • 同じ空間でやる、
  • 子供が現物に触れる

これによって、子供自身でなにかを学び取っていってくれると思います。

手触り、触感を含めて、年に一度しからお目にかかれないものをみて興奮しないわけがありません。興奮している時に、何かを学んでいます。

我が家では、オーナメントは割れるものだということを知ってもらえれば十分です。

③お店で破壊するのを防止するため

2歳で困るのは、お店に行ってモノを触った挙句壊してしまうことです。売り物のオーナメントなど、触るなと言っても触ろうとします。

家に飾っていないから、お店に行った時に一気にボルテージが上がるのでは?と思うのです。初めて見るものや珍しいものは、とにかく触りたいですよね。

そりゃ規模が違うので、いくら家に飾っていてもお店に展示してあるクリスマスツリーには興奮するとは思いますが(笑)

しかし、オーナメントに関しては、事前に家で触らせておけばなんとなく感覚はわかっていると思います。そうすると、「おうちにあるのと同じやつだよ」「お家にあるのと同じで、壊れるんだよ?この前壊したでしょ〜?」などと、子供がすでにした経験と絡めることができます。

そうすると、「初見→クリスマスツリーに猪突猛進!」ではなく、「おっ、ここにもクリスマスツリーがあるぅ!」でおさまるかもしれません。

あくまで、理想論ですが、娘には意外とききます。

とはいえ、2歳児のためにクリスマスツリーを飾るかどうかは、各家庭での判断でいい

子供視点では飾るのが理想ですが、大人にも事情があるでしょう。なので、家庭の判断でいいと思うのです。

①比較するものじゃない

思い出は比較するものではありません。それぞれに、意味合いや受け取り方によって大きく異なるからです。比較のしようがないのです。なので、クリスマスツリーを飾らなかったからといって、その表面だけを聞く人に「かわいそう」だとか言われても、スルーしましょう。

②現状の最善でいい

なにか理由があって、飾れない方へ傾いていても大丈夫です。その葛藤した気持ちが大切です。

いま、何かを思ってこの記事を開いてくれているのでしょう。そのプロセスが重要です。

結果主義の世の中ですが、最後は人の気持ちが重要な世界だからです。

お子さんに、クリスマスツリーを飾れなかった理由を話してあげましょう

今でもいいですし、来年でもいいです。それが、たとえ「面倒くさかったから」という理由でもです。

ただし、ちゃんと本心を話しましょう。

子供のクリスマスツリーのことでここまで悩める人です、あなたは。でも、面倒くさくて飾らなかった。

  • なぜ?面倒くさくなったのか?
  • 何がその周辺で起きていたのか?

ちゃんと、なにがそうさせたのかを話さないと子供は納得してくれません。子供はどんなにだらしない理由でも、ちゃんと話すと納得してくれます。あくまで、私の経験上ですが。

ママはあなたを育てるので精一杯なの。毎日一緒に生活するだけで、すぐ疲れちゃうんだ。いま、ママには余裕がないの。だからね、どうしても「いまは面倒くさいんだー」という気持ちになってしまうの。

クリスマスツリー、今回は飾れないけど、次は飾れるように努力するね

これでいいです。

あなたと、お子さんの間で伝わる言葉で伝えてみてください。ニュアンスはお互いが一番分かっています。

私はこのようなことを娘に伝えたことがありますが、変なふうには取りませんでした。

「ママ、つかれちゃったのぉ〜?」
「余裕がなくて、めんどうくさいくなっちゃうのー?」
「また、つぎ、やろうね」

上記の言葉をいってくれました。面白いことに、「なんでできないの?」という視線は向けてきません。

ただただ、心配そうな顔をして発言します。

たぶんですけど、子供は母親を信じているので、理由を話すとちゃんと「理由」として受け取ってくれるのだと思います。

なので、現状の最善で、いいです。

③不便が宝になる

クリスマスツリーを飾るか否かにら関わらず、不便さはのちに「不便だったから、こうしよう」という原動力になりえます。

たとえば、

  • 貧乏だったから、我が子にはできるだけのことをしたい
  • 頭ごなしに怒られていたから、我が子には必ず理由を聞きたい
  • 親は何も教えてくれなかったから自分で学ぶことを覚えたし、我が子には、教えつつも学ぶことを教えたい

などなどです。
実話です。

クリスマスツリーを飾ってもらえなかった過去を子供が覚えていたとしても、必ずしもマイナスに働くわけではありません。

その子の気の持ちようといったらアレですが、物事の受け取り方によると思うのです。

そして、飾れなかったからこそ、

  • 「自分の子供には飾ってあげたい」と思うかもしれませんし、
  • 飾れなかったけどやっぱり重要性を感じない。それよりも、もっとこちらに心血注ごう。

などと、必ずそれがもとにアクションへとつながります。
なので、ある意味では不便は宝でもあります。

以下は実話です。

実家は近場にスーパーがありませんでした。

母親は車を運転できないので、歩きで真冬も猛吹雪のなか買い物です。

そのおかげで、兄弟ともども、歩くのは苦になりません。景色には飽きる時があるけど、歩いていればいつか着くし。なので、飲み会で終電を逃してもヒールで1時間かけて帰ることができます。タクシー代夜間割り増しも浮きました。

周りが学費を出してもらえている中、父親と喧嘩して学費は自分で出すしかありませんでした

しかし、そのおかげでお金のコントロールや大切さを学びました。また、欲求の我慢もある程度聞きます。友人は給料が入るとすぐにカフェ巡りに使って、5円しかないという子も結構いました(笑)他の子に貯金まで心配されている人も。

当時は父親が憎かったです。いつ友達に誘われても自分はバイトだったので。しかし、いまでは感謝しかありません。むしろ、こんな経験はいまのご時世、なかなかできないかもしれないと、周りを見て思ったほどです。

同じように、飾れなかったとしても、なにかに転じることはできるので、大丈夫です。

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