YouTubeを見ながら2歳の子供にご飯を食べさせていますが、実際はどうなんだろうって思うのです。
- 発育に影響はないのか?
- 視力が下がったりしないか?
と、心配で。
でも、YouTubeを見せてのご飯の方がラクなのも確かで…。
大人の都合で「今日はYouTubeはお休み」としてしまっても、いいものなのか?
それに、いつもYouTubeを見てご飯食べているのに、突然「YouTubeでのご飯は×です」となっても、たぶん難しいよね…って思うのです。
子供に「どうしてテレビはよくてYouTubeはダメなの?」と聞かれたら、答えられない。私も明確な理由を説明できないから(-_-;)
色々調べてみたところ「YouTube、やめさせる必要ある?」という、専門家の情報を見つけました!
≫YouTube見ながらご飯は行儀悪い?たぶん85%が礼儀なってない
youtube見ないとご飯食べないなら見せていいってby専門家
ここで紹介する専門家は2人です。
- 12人産んだ助産師HISAKOさん
- 武庫川女子大学の小児発達心理学の先生
※どちらも動画内で説明されています。
優先順位を明確に。それ以外は捨てるでOK
- 食事をとること
- YouTubeをみせないこと
どちらの優先順位がママの中で高いのか。だいたいは食事を選ぶことが多いです。
したがって、食事をとってもらうことを最重要とし、それ以外は妥協してしまうことをHISAKOさんは推奨しています。
子育てはメリハリが大事。ママの中での最重要事項を見極めて、それ以外は捨ててしまってOK。とのことです。
長い目でみよう。いまは成長の過程である
動画内でもありましたが、
- おもちゃを片付けない
- 友達を噛む
上記の中では優先事項はどれか?と聞くと、「友達を噛む」はやめてほしいという声が多いです。
ならば、友達を噛むことをやめさせるのに全力を注げばいいのだと。
おもちゃを片付けなくても誰に迷惑をかけるわけでもない。長い目で見て、1つずつクリアできていければいいというスタンスで見るのが◎とのことです。
テレビっ子世代の我々も、立派な大人になれてるよね?
テレビっ子世代の我々も立派な大人になっています。パートナーができて、子供もできて。
- テレビっ子世代
- パソコン世代
- タブレット世代
- スマホ世代
極端に変わりません。したがって、必要以上に恐れなくて大丈夫とのこと。
スマホやテレビに神経質になりすぎない。自然にまかせたらいい
寝る間も惜しんでみてる訳じゃない。いい加減、本人も飽きてくるし。なので、スマホやテレビに神経質になりすぎなくていい。とのこと。
以下の動画が参考です。
参考動画
以下は私の自問自答です。葛藤を書き残しておきたいと思います。
youtube見ないとご飯食べないなら、もう見せるっきゃないよね
心配事は色々ありました。
- お行儀が悪い
- そのまま育ってしまうと、スマホ中毒になりそう(直すのが大変)
- なんとなく、発達面が心配になる
でも、そもそもYouTubeの動画を見せるようになったのは、なんだった?と再度考えました。
- 逃げ道がほしかったから(精神的にいっぱいいっぱいで、八つ当たりするよりはYouTube動画を見せたほうがいい)
- YouTube動画をみせてでもしてほしい(優先度がたかい)ものがあったから(そのほうが食事を食べてくれるなど)
要は、そうせざるを得なかったってことです。
だったら、そのままYouTubeの動画をみせながら食事でもいいじゃないか、と思うのです。
ご飯中の動画をとりあげることで、動画をみせながら食事するよりもマイナス面が目立ってしまうのは、本末転倒。
YouTube動画をみせながらだと普通にご飯をたべてくれる。でも、みせないと全くたべてくれない。
だったら、食べてくれるほうがいいと私は思います。
食べないで体調悪化するのと、ご飯中に動画を見せてでも食べてくれるなら、やっぱりユーチューブみせちゃう
風邪をひいたとき、のどが痛すぎて食べ物を拒否する子供がいます。でも、「食べれるならアイスでもいいから食べさせましょう」って聞いたことありませんか?(医者に言われたことがあります)
それは、”食べれない”というマイナスと、”食事がアイスになる”マイナスを天秤にかけて、どちらがベストかを判断したからです。
つまり、食べれずに衰弱して二次被害を招くことと、アイスでもいいから食べてこれ以上の悪化を防ぐのとどっちがいいのか?
アイスでもいいから食ってくれ!
ということになります。
なので、動画をみせながらご飯をしてくれるなら、食べないよりはマシ。落ち着いて食べてくれるなら、YouTube動画をみせながらご飯でもいいんじゃないでしょうか?
目的は、食事をとってもらうこと。だとしたら、YouTube動画は食事をとらせるための手段と考えました。
ご飯中にまで動画をみせて、スマホ依存にならないかが心配。―さすがに1日中ではないから大丈夫!
1日24時間ずっと見ているなら、さすがに改善したほうがいいかなと。以下の問題も出てくるからです。
- 視力の問題
- 姿勢の問題
- 頭痛などの不調
- イライラ、集中力の欠如
でも、たかだか起きているうちの何時間かです。
状態をみての判断になりますが、ずーーーっっと見ているわけじゃないなら大丈夫。たいていは、同じことをし続けることができないので、動画も飽きてきます。
ずっと動画を見続けるのが心配…。いや、ある意味、集中力の才能ありじゃない?
うちの子、ずーーーっっと見てるんだけど…
というお子さんもいます。
それはそれで、ある意味でとても集中力があるお子さんです。その点をまずは、プラスに捉えてあげたほうがいいです。
持って生まれた良き部分を、どう伸ばしていってあげるかが重要だと思います。
なんなら、動画で何かを学習させるという手段に持っていくと、グングン伸びるかもしれません。動画見るだけで習得できるって、天才ですよ、ある意味(^^♪
スマホ依存になったら…と、心配する気持ちもあるけど「今」ありきだよね
「今」に集中したほうがいいです。
動画をみながらご飯。スマホ依存になったら心配だからとりあげよう。すると、当然ひと悶着おきますよね。※いつでも仲良しがいいと言っているのではないですよ。バランスです。
動画をとりあげて、ひと悶着おこして、問題なく食べれていた食事時間をあえてぶち壊してまで、ご飯中の動画を取り上げる必要があるのか?
スマホ依存になるかどうかもわからない未来を憂いて。
だったら、親子で動画をみながら食事し、笑いあってご飯を食べるほうがいいんじゃないでしょうかね。
※根気よくひと悶着に付き合えるならいいですが、ストレスがオーバーしてしまったり、怒ってしまうのであれば、便利なものを使わない手はないと思いますが、どうでしょうか?
よそでも動画をみながらじゃないと、ご飯を食べれないのではないか心配
2歳。幼稚園や保育園にいくと、お友達ができますよね。そうなると、またわからないものです。
私の弟は、麦茶もミニトマトもダメでした。でも幼稚園にいってから、みんな食べている・飲んでいるから流されるまま(たぶん本人もなにも気にせず)飲食できました。
そこから、麦茶もミニトマトもOKです。
家では家の過ごし方があります。よそでも、よその過ごし方が子供にはあります。子供だって周囲の雰囲気や大人の顔色みますしね(笑)見なくていいときに見るんですよね。
子供の可能性は無限大
今はそうかもしれません。でも、子供だって変わります。ずっと同じではありません。むしろ、コロコロ変わります。
2週間前と比較すると、覚えた単語がまた増えた!くらい早いです。なので、子供の可能性を信じましょう。
いまは動画をみながらご飯ですが、よそでも同じかどうかは全く予想すらつきません。
動画を見ながらご飯は、「家の中」に限定すると可能性を減らせれるかも
個人的に思うことは、ケジメ・メリハリをつけること。
動画を見ながらのご飯は、家の中だけで行う。
外食や、祖父母、義父母、親戚宅、友人宅など、とにかく自分の家以外の場所ではYouTube動画を見せながらの食事をしない、ということを徹底するといいと思います。
その子によりけりですが、わりとパターン化して定着していることが多いです。
たとえば、2歳娘の話ですが、お買い物に行くときは抱っこ紐。お散歩や公園のときは自由に歩かせる、という風にしていました。
理由は以下のとおりです。
- 歩くことが大好きすぎる
- とても活発なので飛び出して行ってしまう
- なんでも興味津々なので買い物がままならない
ハーネスでもつけようかと悩んだくらい、買い物時はストレスでした。
しかし、「今日はお買い物だから抱っこ紐でいくよ」と2回言い続けた結果、「今日はお買い物だから抱っこ紐」と自分から言うようになりました。これは祖父母と買い物に行くときも通用していました。自分から言ってきてくれたのです。
逆に、1度でも祖父母との買い物時に抱っこ紐を解除してしまうと、娘のなかでは「ばーちゃんとの買い物の時は、抱っこ紐じゃなくていい」と学習してしまうんですよね。学習させてしまったので、いまは抱っこ紐は使っていません。
なので、あくまで動画をみながらのご飯は、「家の中だけ」というルールを作っておくといいかもしれませんね。
「ユーチューブ見ながらご飯」が当たり前にならないようにするのがいいね
小さいうちからだと、慣れちゃうし、ユーチューブで動画見ながらのご飯が当たり前だって思ってしまいそうな気がします。
たとえば、食器を使って食べるのが当たり前な我々に、いきなり食器ナシで食べろと言われても「え?食器は?」ってなりますよね。特に、突然親からそんなことをされると。
子供も同じな気がします。当然のようにユーチューブで動画を見ながら食べてきたのに、いきなり動画を取り上げられたら「なんで⁉」となるのは自然な反応なのかなと思うのです。
というわけで、ユーチューブで動画を見ながらのご飯が、当然じゃないことをわかってもらうためにも、あまり小さいうちからの使用はお勧めしません。
特にお店ではやめたほうがいいです。
せっかく環境が違うのに、扱いが同じだと、何も変わりません。お店でもユーチューブで動画を見ながらご飯を食べることで、いよいよ本当に「ご飯の時は、動画をみて食べるもの」と思っても無理ない気がします。
「ユーチューブ見ながらご飯」の世間イメージは、2歳でも教えておこう
子供って、意外と家での当たり前を外でも継続してしまう部分があります。親は社会を知っているので使い分けれますが、子供は知りません。
たとえば、アイスクリームのフタをなめるのは、外ではやめたほうがいいということなど。
なので、2歳にすべてを理解させるのは難しいですが、時々伝えておくのは有効だと思います。
「家では”動画をみながらご飯”ができるけど、外では”お行儀のわるいこと”と言われているから、お外ではしないほうがいいからね」と。
脱線しますが、個人的に「動画をみながらのご飯はお行儀がわるくて、テレビはOK」というのが子供に説明できないと感じています。
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