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【専門家の意見】2歳動画見ながらご飯について【やめさせる必要なし】

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困っているママ

2歳の子供がYouTubeの動画をみながらご飯をたべています。やめさせたほうがいいのでしょうか…どうやってやめさせたら…

この記事では、主婦の私が独自の持論と専門家の意見を調べてまとめてあります。

まず、専門家の意見が以下の通りです。

  • やめさせる必要はなくない?
  • 何が大事なのか?YouTubeをなぜ辞めさせたいのか?の目的を明確にさせて、考えたほうがいい
本記事の流れ
  • 私の持論
  • 専門家の意見(2名)

では、持論はいります。

目次

2歳の子供から、ご飯中の動画を取り上げる必要はある?

心配事は色々あると思います。

  • お行儀が悪い
  • そのまま育ってしまうと、スマホ中毒になりそう(直すのが大変)
  • なんとなく、発達面が心配になる

私も感じたことがあります。

ですが、そもそもYouTubeの動画を見せるようになったのって、なんだったんでしょうか?

たぶん、以下のあたりかなと。

  • 逃げ道がほしかったから(精神的にいっぱいいっぱいで、八つ当たりするよりはYouTube動画を見せたほうがいい)
  • YouTube動画をみせてでもしてほしい(優先度がたかい)ものがあったから(そのほうが食事を食べてくれるなど)

要は、そうせざるを得なかった背景があるとおもうのです。

だったら、そのままYouTubeの動画をみせながら食事でもいいじゃないですか。

ご飯中の動画をとりあげることで、動画をみせながら食事するよりもマイナス面が目立ってしまうのは、本末転倒だと思うのです。

たとえば、YouTube動画をみせながらだと普通にご飯をたべてくれる。でも、みせないと全くたべてくれない。

だったら、食べてくれるほうがいいじゃないですか。

風邪をひいたとき、のどが痛すぎて食べ物を拒否する子供がいます。でも、「食べれるならアイスでもいいから食べさせましょう」って聞いたことありませんか?(医者に言われたことがあります)

それは、”食べれない”というマイナスと、”食事がアイスになる”マイナスを天秤にかけて、どちらがベストかを判断したからです。

つまり、食べれずに衰弱して二次被害を招くことと、アイスでもいいから食べてこれ以上の悪化を防ぐのとどっちがいいのか?

アイスでもいいから食ってくれ!
ということになります。

なので、動画をみせながらご飯をしてくれるなら、食べないよりはマシ。落ち着いて食べてくれるなら、YouTube動画をみせながらご飯でもいいんじゃないでしょうか?

目的は、食事をとってもらうこと。だとしたら、YouTube動画は食事をとらせるための手段です。

スマホ依存にならないかが心配

1日24時間ずっと見ているなら、さすがに改善したほうがいいですね。以下の問題も出てくると思います。

  • 視力の問題
  • 姿勢の問題
  • 頭痛などの不調
  • イライラ、集中力の欠如

しかし、たかだか起きているうちの何時間かです。

状態をみての判断になりますが、ずーーーっっと見ているわけじゃないなら大丈夫。たいていは、同じことをし続けることができないので、動画も飽きてきます。

困っているママ

うちの子、ずーーーっっと見てるんだけど…

というお子さんもいます。

それはそれで、ある意味でとても集中力があるお子さんです。その点をまずは、プラスに捉えてあげたほうがいいです。持って生まれた良き部分を、どう伸ばしていってあげるかが重要だと思います。

なんなら、動画で何かを学習させるという手段に持っていくと、グングン伸びるかもしれません。動画見るだけで習得できるって、天才ですよ、ある意味(^^♪

そんなこと言っても、将来スマホ依存になったらどうするんだ

「今」に集中したほうがいいです。

子供の時間軸は「今」です。それは「予測できない」というデメリットもありますが(こうしたら転ぶ、など)、起きるかどうかわからない可能性を心配して、子供との関係を狭めてしまうほうが子供の心に悪い気がします。

動画をみながらご飯。スマホ依存になったら心配だからとりあげよう。すると、当然ひと悶着おきますよね。※いつでも仲良しがいいと言っているのではないですよ。バランスです。

動画をとりあげて、ひと悶着おこして、問題なく食べれていた食事時間をあえてぶち壊してまで、ご飯中の動画を取り上げる必要があるのか?スマホ依存になるかどうかもわからない未来を憂いて。

だったら、親子で動画をみながら食事し、笑いあってご飯を食べるほうがいいんじゃないでしょうかね。

※根気よくひと悶着に付き合えるならいいですが、ストレスがオーバーしてしまったり、怒ってしまうのであれば、便利なものを使わない手はないと思いますが、どうでしょうか?

よそでも動画をみながらじゃないと、ご飯を食べれないのではないか心配

2歳。幼稚園や保育園にいくと、お友達ができますよね。そうなると、またわからないものです。

私の弟は、麦茶もミニトマトもダメでした。でも幼稚園にいってから、みんな食べている・飲んでいるから流されるまま(たぶん本人もなにも気にせず)飲食できました。

そこから、麦茶もミニトマトもOKです。

家では家の過ごし方があります。よそでも、よその過ごし方が子供にはあります。子供だって周囲の雰囲気や大人の顔色みますしね(笑)見なくていいときに見るんですよね。

子供の可能性は無限大

今はそうかもしれません。でも、子供だって変わります。ずっと同じではありません。むしろ、コロコロ変わるのが早いです。

2週間前と比較すると、覚えた単語がまた増えた!くらい早いです。なので、子供の可能性を信じましょう。

いまは動画をみながらご飯ですが、よそでも同じかどうかは全く予想すらつきません

「家の中」に限定すると可能性を減らせれるかも

個人的に思うことは、ケジメ・メリハリをつけること。

動画を見ながらのご飯は、家の中だけで行う。

外食や、祖父母、義父母、親戚宅、友人宅など、とにかく自分の家以外の場所ではYouTube動画を見せながらの食事をしない、ということを徹底するといいと思います。

その子によりけりですが、わりとパターン化して定着していることが多いです。

たとえば、2歳娘の話ですが、お買い物に行くときは抱っこ紐。お散歩や公園のときは自由に歩かせる、という風にしていました。

理由は以下のとおりです。

  • 歩くことが大好きすぎる
  • とても活発なので飛び出して行ってしまう
  • なんでも興味津々なので買い物がままならない
-A.syura-

ハーネスでもつけようかと悩んだくらい、買い物時はストレスでした。

しかし、「今日はお買い物だから抱っこ紐でいくよ」と2回言い続けた結果、「今日はお買い物だから抱っこ紐」と自分から言うようになりました。これは祖父母と買い物に行くときも通用していました。自分から言ってきてくれたのです。

逆に、1度でも祖父母との買い物時に抱っこ紐を解除してしまうと、娘のなかでは「ばーちゃんとの買い物の時は、抱っこ紐じゃなくていい」と学習してしまうんですよね。学習させてしまったので、いまは抱っこ紐は使っていません。

なので、あくまで動画をみながらのご飯は、「家の中だけ」というルールを作っておくといいかもしれませんね。

「動画をみながらご飯」に対する世間のイメージは、教えておいて損はない

子供って、意外と家での当たり前を外でも継続してしまう部分があります。親は社会を知っているので使い分けれますが、子供は知りません。

たとえば、アイスクリームのフタをなめるのは、外ではやめたほうがいいということなどね。

なので、2歳にすべてを理解させるのは難しいですが、時々伝えておくのは有効だと思います。

「家では”動画をみながらご飯”ができるけど、外では”お行儀のわるいこと”と言われているから、お外ではしないほうがいいからね」と。

脱線しますが、個人的に「動画をみながらのご飯はお行儀がわるくて、テレビはOK」というのが子供に説明できないと感じています。

ここからは、さらに私の持論炸裂するので、お腹いっぱいの方はスルーして専門家の意見のほうへ飛んでください。レッツスクロール。

「動画を見ながらご飯」はお行儀悪い?についての持論

持論炸裂です。

「じゃあ、テレビを見ながらのご飯はいいのか?」って話になります。

-A.syura-

私にはその違いが全く分からないです。

なので、もう少ししたら子供に聞かれるとおもうのですが、「何と答えていいのか…」と考えています。

そもそも、「何に対してのお行儀なのか」を考えてみました。

  • 目の前にささげられた命への礼儀
  • 作ってくれた人に対してのマナー
  • 番外編【家族間のコミュニケーションがという反論】

上記あたりかと予想しました。

目の前にささげられた命への礼儀

だとしたら最適なのは、一番の礼儀は、黙食。しかもひたすら目の前の食事にたいして感謝しながらの食事。お行儀をいいだすひとのうち、まるで最後の晩餐なみに、毎食祈りを捧げている人はどれほどいるのかなぁって。

極端な例だと言う人もいると思います。「いただきます」「ごちそうさまでした」の挨拶が、命への感謝という人も。挨拶だけで済むのであれば、「動画みながらご飯」問題にお行儀は持ち出せないと思うのですが、どうでしょうか?(;’∀’)

作ってくれた人に対してのマナー

これを言い出すと、冒頭の「じゃあテレビはどうなんだ?」という話しになります。

テレビをつけないにしても、「家族間のおしゃべりは問題ない」という人がいるかもしれませんが、

  • 家族間のおしゃべりをしながら
  • YouTubeをみながら
  • テレビをみながら

上記の違いもあまりよくわかりません。※作ってくれた人に対してのマナーという点において

明確に違いを言語化できないのです。
頭がかたいんでしょうかね。

話しは変わりますが、作ってくれた人に対してのマナーを持ち出されると思い出す話があります。

国によって作ってくれた人に対してのマナーはかわる

日本ではキレイに食べるのが、お行儀のよいこととされていますよね。

私が以前聞いた話が以下の通りです。

中国では、むしろ机を汚して帰るくらいが良いマナーとされている

びっくりですよね。
なぜ?ってはなしです。

中国での考え方は、仲睦まじく和気あいあいとしながらご飯を食べた証が、机の上がよごれている状態なんだそうです。

なので、日本のようにキレイに食べ過ぎてしまうと「なんだ、あんまりおいしくなかった?楽しくなかった?」となるそうです。※今現在の中国のことはわかりません。あくまで話を聞いた当時のことです。

ここから思うのは、以下です。

  • マナーはかわる
  • 作り手を思いやる気持ちはもちろん大事
  • だけど、それをお行儀やマナーという言葉で強要するのはどうなんだろう

上記のようにかんがえさせられました。

なんとなくですが、食べる人を思って純粋に「おいしく食事してくれればそれでいい」という気持ちがうかがえるのは、中国の考え方なんです、わたしは。

※日本の作り手(お母さんや、お店のひとなど)が押しつけがましいとか、食べる人の気持ちを考えていないとか、そういうことを言っているわけではありません。

※作ってくれた人に感謝の必要がない、といっているわけでもありません

番外編【「家族間のコミュニケーションが」という反論】

「YouTubeをみていたら、家族間のコミュニケーションがとれないだろう」といい出す人も恐らくいますよね。

これも個人的にしっくりきません。

というのも、食事時に家族間のコミュニケーションを重要視するほど、普段からコミュニケーションをとれない環境のほうが改善の余地アリな気がします。

 屁理屈って思われちゃいますかね(笑)

私が思うのは、「コミュニケーションをもちだすほど、日本は家族間のコミュニケーションを大事にしていない」ということです。

欧米のように、アフターファイブを家族の時間として積極的に過ごすわけでもないし、そのために仕事のやり方を見直すわけでもない。(もちろん、社会的にそうなので仕方ない節はありますが、あまり努力している印象もないです)

また、フランス人?のように食事に1~2時間かけてトークを楽しむなんてこともしていないでしょう。私が食事に1時間かかっていたら「まだ食べているのかい?」といわれたりしたものです。

そもそも食事に1時間かけれるような時間的余裕もないですよね。私はもともと食事に時間がかかるタイプだったので、(一口がちいさいのと咀嚼多めなため)学生のときから苦労しました。早く食べれるように、量を減らしたり。

何が言いたいかというと、この日本にうまれて「食事時に家族間のコミュニケーション」云々をもちだすのは、ちょっとちがうというか、「いや、やることやってねーだろぉ」と思わざるをえないのです。

その言葉をいえるのは、普段から家族間のコミュニケーションを大切にしている人だけです。日本で少ないのは明白。

”正しそうに見えるような言葉”で相手を縛るのはどうか

「YouTubeをみてほしくない」ということを言いたいがために、(そういうご飯形態を認めたくないがために)

  • 目の前にささげられた命への礼儀
  • 作ってくれた人に対してのマナー
  • 家族間のコミュニケーション

上記のような、一見すると正しそうに見えるような言葉で相手を縛るのはどうかと思うのです。

※ご飯時にYouTubeをみることに賛成しているわけではないのですが、否定するだけの主張もまたありません。フラットにかんがえたらやっぱり、YouTubeをみながらのご飯の行儀の悪さについて、ダメだという説明ができないという結論にいたりました。

専門家の意見

最後までお読みいただきありがとうございます。かなり長文になってしまいました。

ここで紹介する専門家は以下の2人です。

  • 12人産んだ助産師HISAKOさん
  • 武庫川女子大学の小児発達心理学の先生

※どちらも動画内で説明されています。

動画内でのポイントは冒頭の結論でも説明したとおりです。

結論
  • やめさせる必要はなくない?
  • 何が大事なのか?YouTubeをなぜ辞めさせたいのか?の目的を明確にさせて、考えたほうがいい(つまり、食事をとらせる以上に優先すべきなら、やめさせたほうがいいけど、そうじゃないならいいのでは?)

※上記の主張は武庫川女子大学の小児発達心理学の先生によるもの。HISAKOさんも同意していたので、同意見として本記事では取り扱っています。

参考動画

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