過去のいやな事を忘れたい。でも忘れれない。
「過去にされたいやだった事、失敗した事を忘れられないのは、自分自身を許せないからだ」と言いますよね。
えっ、許せない?
あまりピンときませんよね。そんなこと言われても。
もし自覚があったとしても、許せますか?
許せたら苦労しませんよね。
じゃあこう考えてみてください。
自分は優しい人間だと。
目次
昔の嫌なこと、失敗したことを思い出して忘れられないあなたは優しい人
こんなふうに苦しんでるあなたは、“自分は優しい人間だ”と思ってる。
思ってるけど、優しい人間だってことには気づいてない。
本当は自分なんて全然優しくないと思ってませんか?
「嫌なことをしてきた相手や、過去の自分を許したいと思うから、わたしは優しい人間なんだ」
そう思うだけ。
そして、「過去を許すことができないから、結局わたしは自分で優しいと思ってるだけで、本当は優しくないんだ」って心のどこかで思ってるんですよ。
でもね、
許せないから優しくないんじゃなくて、許そうとしてるから優しいんですよ。
過去を忘れたいけど、わすれられない人も一緒
「忘たいだけ、楽になりたいだけだから、私は別に優しくない」とかって思ってるしょ?
でも、
忘たい、解放されたい。
解放されたいくらい、楽になりたい。
つまりもうそれは、許すから楽にさせて、という叫びと一緒。
そこまで言ってるのに、自分を許さないのはやっぱりあなた自身。
ねっ、自分で自分を戒めるチカラの方が強い。
「楽になりたいだけ」
じゃなくて、
「まだ楽になってはいけない」と自分で自分を戒めてる。
だからね、許せる日はまだこないと思う。
でもね、自分は優しい人間だ、と思ってみて。
そして、本当に優しいことに気づいて。
許すよりも、優しいって思う方がまだハードルが低いしょ?
「わたしは優しい。」そして本当に優しいことに気づけた時、じぶんを許すことができて、次第に思い出さなくもなっていくから。
そうなったら、過去の自分という亡霊が成仏できた証。
いい加減、優しい人だって認めなさいよっ!
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