母乳をうまく飲めないので母乳相談室を使って改善したいです。どこに売っているか教えてほしいです。
母乳相談室を市販で購入した私が回答します。
購入先が限られているのと、購入前に知っておくべき注意点をまとめています。
【証拠あり】母乳相談室がどこで買えるか
母乳相談室が買える場所は以下の通りです。
- アカチャンホンポ(ネット含む)
- 桶谷式の助産院
- ネット通販
1.アカチャンホンポ(ネット含む)で購入する方法
アカチャンホンポで母乳相談室と乳首1つ(予備)を購入してきました。
証拠が以下のレシートです。
アカチャンホンポで母乳相談室を購入するときに重要なのが以下です。
- 店員にいう
- 「産院からの紹介」という
母乳相談室は店頭販売できない
後に詳細を書いていきますが、まずアカチャンホンポで母乳相談室を購入する際に店員さんから言われたことが以下の通りです。
店頭販売できるものではないので、お客さんに見えるところには置いていない
参考までに店員とのやりとりの詳細を書いておきます。
イメージしていただければと思います。
私:すみません、この商品(スマホの母乳相談室の画面をみせながら)ありますか?
店員:在庫があるか確かめますのでお待ちください。(去り際に)産院から言われた感じですか?
私:そうなんです〜(全く言われてないけど)
店員:こちらですね〜。これ店頭販売はできないやつなんですよぉ。なので、もしまた買うときがあればスタッフに声をかけてください。
上記の通りです。
※アカチャンホンポのネットショップから購入する場合は、上記のようなやりとりは不要です。
2.桶谷式の助産院で購入する方法
母乳相談室は桶谷が発祥です。なので、取り扱っているはずですが、まずは電話で問い合わせて確認しましょう。母乳相談室の使い方も一緒にレクチャーしてもらえると一石二鳥でいいです。
使い方に関しては桶谷式の助産院でなくとも、取り扱い方を知っている助産院なら可能かもしれません。私も桶谷式の助産院ではないところで、母乳相談室の使い方を教えていただきました。
行きつけの助産院があるなら、聞いてみるのもありです。
3.ネット通販で購入する方法
上記の通りです。
ネットで購入する場合は母乳相談室の使い方がわからないので、できれば母乳相談室の使い方を知っている助産院でレクチャーを受けたほうがいいです。
時間が取れないなどの場合は、【画像付き】母乳相談室の使い方【乳頭混乱を防止・改善する方法】を参考にしてみてください。公式サイトにも使い方が載っていますが、正直物足りないです。
≫クリックすると楽天で母乳相談室をチェックできます
≫クリックするとAmazonで母乳相談室をチェックできます
取り扱いのない店舗まとめ
- バースデイ
- 西松屋
- ヨドバシ
- ドラッグストア
実際に店舗に赴いて、もしくは電話での問い合わせもしてみましたが上記の店舗では母乳相談室の取り扱いはありませんでした。
母乳相談室を買う前に知っておくべき注意点
- 体重減少のクレーム多数
- 使い方を間違えると悪い癖がつく
上記のとおりで、母乳相談室が店舗販売されていない理由でもあります。
解説していきます。
1.体重減少のクレーム多数
以下は最強母乳外来フェニックスに寄せられたコメントの要約です。
きちんとした使い方をしらずに購入し、間違った使い方をしたために、ミルクを全く飲めないで体重が低下した
参考外部記事: P社のシリコン乳首についての追記。
上記のことから、一般販売は難しいと判断されたようです。
桶谷式の助産院や専門機関で適切な使い方を指導してもらって使ったほうが、赤ちゃんの安全を守ることにつながる…という経緯があります。
たしかに、専門の方でないと、どこをどう正せばいいかわかりません。
確実なのは助産院でレクチャーしてもらうことです。
2.使い方を間違えると悪い癖がつく
我が家の実体験をひとつあげます。
使い方を間違えて母乳相談室を使っていたので、乳頭混乱の娘は舌ではなくアゴで潰して飲む癖が助長されました。そのおかげで、より強固なアゴ使いになったのです。
※アゴが出っ張ることや、しゃくれてはいません。
何を言っているかわからないかもしれませんが、まず舌ではなくアゴを使って飲むことの何がいけないのかを羅列していきます。
- 直母が難しくなる
- 母乳相談室でミルクが飲めなくなる
- 体重減少する
上記を踏まえて、「舌ではなくアゴを使う」の意味を説明していきたいと思います。
直母はアゴではなく舌で母乳を飲むのが正解
本来母乳を飲むには、舌をつかうことが必要で重要です。しかし、乳頭混乱などで直母ができない赤ちゃんは哺乳瓶の飲み方に慣れてしまい、直母の飲み方を忘れてしまっています。
- 哺乳瓶の飲み方
→アゴで潰して飲める - 直母の飲み方
→舌でしごかないと飲めない
イメージがつかない方は、以下の動画を参考にしてください。舌を使って飲むとはどういうことなのかがわかります。
母乳相談室も直母も同じ飲み方
母乳相談室はアゴで潰して飲むことができないような設計になっています。裏を返すと直母するときの状態に近いようになっているのです。
しかし、やはり哺乳瓶なのでアゴをつかって、まんまと間違えた口の使い方でミルクを飲んでしまう赤ちゃんがいるのも事実です。娘のように。
なので、母乳相談室で間違えた使い方をすると以下の2パターンにわかれます
- 舌もアゴも使えずミルクを飲めない赤ちゃん
- 舌はつかえないけど、アゴでミルクを飲める赤ちゃん
赤ちゃんは学習能力が高い
赤ちゃんにとって「ミルクが飲める」=「正解」なのです。逆にミルクが飲めない状態だと、試行錯誤してどうやったらミルクが飲めるのか考えます。
以下、わかりやすい例です。
お菓子が欲しい1歳児の試行錯誤です。
- ママと呼ぶ
→お菓子がもらえない - ママを叩く
→お菓子がもらえない - アムアムと言う
→お菓子がもらえる
次からお菓子が欲しいときは「アムアム」を言うともらえると学習。
上記のとおりで、大人サイドがどんなに「その飲み方はちがう!」と思っても、ミルクが飲めてしまうのならそれは赤ちゃんの中での正解(ミルクを飲む手段の正解)となってしまいます。
ミルクが飲めない赤ちゃんはかろうじて悪い癖がついていません。
なので、正しい使い方を学べばクリアです。
しかし、娘のようにアゴでミルクを飲めちゃう赤ちゃんは「ミルクが飲める」から、「これで合っている」と認識しているので、ただでさえ直母できないのにさらに悪い癖をつけてしまい助長させてしまっているのです。
とはいえ、どちらの赤ちゃんも正しい使い方を学べば解決します。
さらにいうともともと直母していた赤ちゃんであれば、思い出すのも早いと助産院でおしえてもらいました。
娘もガンガンアゴでミルクを飲んでいましたが、割と早くコツをつかんで最後はミルク拒否するようになりました。2022年12月17日時点で1歳9か月ですが、食事のほかにまだ1日10回授乳しています。
参考情報
桶谷式乳房管理士の指導のもとで、お使いいただくことをおすすめします。とのことです。
参考外部記事:ピジョン公式ページ
ちなみに、桶谷式の公式サイトでは昔よりも見やすくなりました。
使い方の正誤の画像も追加されています。
母乳相談室の使い方
母乳相談室の使い方については、【画像付き】母乳相談室の使い方【乳頭混乱を防止・改善する方法】で解説しています。参考までにとどめてください。
※一番は、助産院でレクチャーを受けることです。
母乳相談室のレビュー【生後1ヶ月で乳頭混乱になった娘が母乳相談室で改善】
母乳相談室を使い始めて3日経過
まだ乳頭混乱は完全には克服できていません。
ですが、ちょっとした変化が。
何度か咥えさせると、吸いつづけるようになり(寝ながらでも吸ってくれる)、ちょっぴり娘自身も吸うのがうまくなりました。(ラッパの口がさらに大きくできる時もある)
母乳相談室を使い始めて4日目
口を大きく開けてくれるようになりました。めちゃ嬉しい!今までは、乳首に娘の舌が擦れて痛かったのですが、口を大きく開けて深く咥えてくれるおかけで舌で下乳の乳管を押してくれるようになりました。
*舌で乳管を押さないと母乳が効率よくでてこない。
あとは、私が乳を入れる角度とタイミング、授乳姿勢を練習するだけ…かも。
追記:その後
2021/11
早いもので乳頭混乱は1か月ほどで克服しました。母乳の量が追いつくまで少し時間がかかりましたが、完母でやっています。離乳食が始まった現在も、まだ授乳ライフを満喫しています。
2022/5/24
まだまだ離乳食<母乳です。1日12回です。
2022/12/17
食事量はおおくないですが、3食とおやつ+母乳10回前後です。お腹が減ったら「パイ」→「アムアム(ごはん)」になってきました。母乳の役目は、気持ちを落ち着かせる&睡眠儀式となっています。あとは、のどの渇きを潤すため
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