10か月になる娘がいますが、ここのところ頻度は高くありませんが、ご機嫌に遊んでいたのに急に泣きだすことがあります。
直前まで母である私と目を見つめながら、笑いあっていたにもかかわらずです。
ニコニコしていたのに、一瞬で表情が知らない人を見た時のようになるのです。
そこから、ママが背を向けた時に泣き出すような感じで、うぇーんと泣き出します。
決して一気に大声をあげて泣くわけではないのですが、可愛い娘の泣き顔はできればあまり見たくありません。泣き顔もかわいいのですが、やはり涙には勝てません。
本記事では、ご機嫌だった赤ちゃんが急に泣きだす原因と対策について考えてみました。
ご機嫌だった赤ちゃんが急に泣きだす原因
私が思い当たるもの、見聞きしたものをあげていきます。
- 急にさみしくなった
- ママが一瞬、違うことを考えていた
- おなかがすいていたのを思い出した
- いつもと違う
- 甘え泣き
- そのほか
急にさみしくなった
赤ちゃんの考えることはわかりませんが、いままで楽しく遊んでいたのに、急にふと我に返り、寂しくなるのかもしれません。
赤ちゃんはママと一心同体だと思っており、自分の体がママと同じだと感じている時期があります。それが成長するにつれて、だんだんと「あれ?もしかしてママと私は違う?」と母子分離をしていくようになるのです。
参考:信じる子育て
今まで特に何も感じていなかった赤ちゃんが、ふと自分とママが別の個体だと気づいて寂しくなってしまったのかもしれませんね。
10か月の娘は、8か月の頃につかまり立ちをし、そこから伝い歩きをするのも早かったです。現在、2秒ほどなら自力で立つことができます。
だんだんと行動範囲も広がり、自分でできることが増えてきたところです。
いつも隣でべったりだった私と、自分の力で歩き出した我が子の間に愛おしい距離ができるわけですが、この距離がまだ娘にとっては、未知なるものなのかもしれません。
ちなみに、娘がご機嫌だったのに急に泣きだすときは、距離は関係なく私と接していない場合に限ります。いまのところ。
「なんでママ、そこにいるの?どうして離れちゃってるの?」と、びっくりしちゃったのかもしれません。
ママが一瞬、違うことを考えていた
私が娘と遊んでいる途中に、夕飯の献立のことを考えていた時のことです。
ふと、一瞬私の表情が真面目になったのでしょう。
その表情を娘が逃しませんでした。次の瞬間、娘に視線をもどしましたが、娘は真剣な顔でこちらを見ていました。その表情に先ほどの笑顔はなかったのです。
ほかにも、一瞬だけテレビをみて娘への反応が遅れた時も、娘は同じ表情をします。
泣くことはありませんが、表情が変わるということは、赤ちゃんにとっては「あれ?ママ?聞いている?どうしたの?」と疑問がいっぱいになるのでしょう。
赤ちゃんのコミュニケーションは、ママと遊んでいても一方通行です。
参考:信じる子育て
なので、夢中になっていて、ふとママを見た時に、自分に気持ちが向けられていないと感じると「えっ、なんで?」となるのかもしれませんね。
すくなくとも、私の娘はそういう反応をします。
おなかがすいていたのを思い出した
なにかで読んだことがあるのですが、赤ちゃんは自分で言葉をまだ伝えられないし、すぐに忘れてしまうんですって。
あなたのお子様にもありませんか?
右手におもちゃを持って遊んでいたのに、新しいおもちゃを見つけたとたん、持っていたおもちゃのことは忘れて、床に落としてしまったりすることが。
「あっ!なにこれ!触りたい!」と感じた時にはすでに、今持っているおもちゃのことは忘れてしまっているのです。
これと同じで、おなかがすいていたけど、赤ちゃんは忘れてしまった。
そして言葉も話せない。
そのまま遊ぶことに夢中になってしまい、いきなりお腹がすいていたことを思い出すのです。
しかし、このころにはお腹のスキ具合はMaxを迎えているので「うぇーん」ではなく「びぇーーーーん」と、さっきまでご機嫌だったのに、急に泣きだすという現象が起こるわけです。
ただ、娘の場合は、お腹がすいたのなら一瞬表情が固まるということはありませんね。
いきなりボルテージ振り切って泣くだけです。
いつもと違う
たとえば、私は普段メガネはめったにかけませんが、3か月に1回くらいの頻度でメガネをかけることがあります。そのとき、娘は固まります。表情も、行動もフリーズしてしまい、泣き出してしまうのです。
助産院に行ったときに教えてもらいましたが、口をへの字にして泣くのをこらえながら泣くような仕草は、なにかを我慢して泣いているときだそうです。
まさに、この泣き方は「目の前にママがいるのに、なんかママがいつもとちがう。どうしちゃったの!」という泣き方です。
また、人見知りをしているときもそうだったのですが、助産院の人に抱っこされると口をへの字にして、泣くのをこらえながら泣いていました。
「目の前にママはいるんだけど、抱っこしているのはママじゃない。ママはいるんだけど…」と、どうしていいかわからなってしまったのだと助産院の人にいわれいました。
たとえが長くなりましたが、もしかしたらいつもと何か違うところがあるのかもしれませんね。
甘え泣き
これは母親に教えてもらったのですが、「こう泣いたら来てくれる」というのを学習しているので、来てほしいときに泣くから、”ご機嫌だったのに急に泣きだす”ということがおきるのかもしれません。
そのほかに考えられること
うんちをしていた
赤ちゃんは腹圧をかけることが難しいので、泣いた時に生じる腹圧を利用してうんちをだすこともあるそうです。もしかしたらうんちが硬いというのもあるかもしれません。おしっこのときに泣いてしまう赤ちゃんもいるようです。
体調が悪くなった
たとえば、熱が出ていたとか、やたら寒くてつらかったとかです。
赤ちゃんは泣くことが伝える手段なので、寝言も泣き声になるほどです。
なにか、具合が悪いのかもしれません。
一瞬のスキをついて、どこかにぶつけた
「一緒に遊んでいて急に機嫌がわるくなった」とママのほうは思っているかもしれませんが、実は一瞬目を離していたということもあります。そのときにどこかにぶつけたのかもしれません。
ご機嫌だった赤ちゃんが急に泣きだしたときの対処法
ご機嫌だったのに、急にわが子が泣き出したときに、普段私がやっている方法をあげます。
- ひとまず声かけをする
- 抱っこする
- 授乳してみる
- おもちゃで気を紛らわせる
ひとまず声かけをする
0才でも月齢が後半になるにつれて、ママの声のトーンや声色、普段繰り返し伝えている言葉など、わかるようになってきます。
なので、ひとまずあやすように声かけをしてみましょう。
抱っこする
声かけをしてみても泣き止まない場合は、抱っこがテキメンです。
とりあえず抱っこされると安心するのか、泣き止む赤ちゃんが多いですよね。
ちなみに、どこかケガしている場合は、泣き止まないことが多いです。
泣き止むけど、グズグズしていて、再度泣き始めたり…といった感じです。
私は肩が外れたことがあるのですが、母親曰く「いつもあまり、だらだら泣く子ではないのに、そのときは顔を真っ赤にして泣いていた。寝ぐずりもほとんどしないのに、お父さんに抱っこされていても寝たいのに何かがあった寝れないような感じで 寝付けずに泣いていた」とのことです。
結局、なんともないという父を振り切って整形外科につれていったら、肩が外れていたことが判明しました。
治ってからはすぐに泣き止んだとのことです。
授乳してみる
もしかしたら、お腹が極限に空いているのかもしれませんね。
また、母乳の子の授乳は、お腹を満たすだけのものではないといいます。
心の安定剤にもなるとのことなので、飲むのまないは別として、とりあえず授乳してみてはいかがでしょうか?
私は抱っこしても泣き止まない場合や、抱っこが面倒な時は「ちょっと一服しようか?飲もう飲もう」といって授乳しちゃいます。
おもちゃで気を紛らわせる
これも程度が軽いときは有効です。泣き始めのときに、おもちゃや、何かの音を鳴らすと、泣いていたこと・泣いていた原因を忘れて、興味は違うものへ向きます。
どうしても赤ちゃん側にとってショックすぎることが起きた場合は、ききません。
最後に:どうしても泣き止んでくれない場合
もしかしたらコリック泣き(たそがれ泣き)かもしれません。
夕方から夜にかけて、赤ちゃんがずっと泣いてしまう現象のことで、原因ははっきりと解明されていないのが現状です。(比較的、月齢が若い赤ちゃんに多いです。いつまで続くのかもわかってはいません。)
一説によると、授乳時に空気を大量に飲み込んでしまい、夕方ごろにゲップがおなかを圧迫して痛むからというのがあります。
この時の対処法としては、
・母乳の方は母乳量が多い可能性があるので、片乳授乳を。
・母乳の方も含めて、ゲップをしっかりだしてあげる工夫が大事です
※赤ちゃんをうつぶせにさせて、背中をマッサージするとゲップが出やすくなるとのこと
ぜひ、試してみてください。
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