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完母/混合/完ミのメリットデメリット【後悔が一番多かったのは?】

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完母/混合/完ミのそれぞれのメリットデメリットをまとめています。また、実際自分が選択した育児方法に後悔した声がないかも載せています。完母/混合/完ミのどれが自分に合うのか参考になればと思います。

管理人について

・混合→プチ完ミ→完母の順を経た
・もうすぐ3歳になる娘に授乳中
・母乳トラブルも経験済み
・もともとプチ陥没乳頭もち

目次

完母混合完ミそれぞれのメリットデメリットを解説

1.完母のメリット/デメリット

メリット

・金銭的負担が少ない
・可愛い
・20分〜1時間、一息がつける
・すぐに授乳しやすい
・冬場はさほど寒くなく授乳できる
・夜間にわざわざ起き上がらなくてもいい
・発熱しているのがわかりやすい
・言葉が話せるようになると面白い
・脱水になりにくい
・とりあえず母乳飲んでるから、の安心感がある
・突然死のリスク軽減

デメリット

・母乳トラブルが地獄
・乳首の負傷も地獄
・執着すると泣く
・周囲の小言が耳障りなときがある
・相談しても知識ある人が少ない
・短い間隔の授乳は動作の妨げになる
・離乳食も普通食も進みが穏やか
・ご飯の合間に授乳したがるナゾ
・体重が増えにくい
・母乳不足感の不安がしばしば

2.混合のメリット/デメリット

メリット

・ミルク飲ませている確実性がある
・いいとこ取り
・旦那にもお願いできる
・完ミよりはミルクの減りが遅い

デメリット

・乳頭混乱のリスクが否めない
・どちらかにした方が、面倒は減る

3.完ミのメリット/デメリット

メリット

・誰でも授乳できる
・母乳トラブルと無縁
・体重不足に悩まされにくい
・飲んだ量が確認しやすい
・リズムをつけやすい
・離乳食に移行しやすい

デメリット

・ミルク代、哺乳瓶代などがかかる
・夜に起き上がらなければいけない
・突然死のリスクが否めない
・外出時の荷物が多い
・すぐに飲ませることができない

完母混合完ミの経験談【後悔した声が多かったものは?】

本当は参考にした経験談を掲載するつもりでした。しかし、以下の理由からあまり意味をなさないと判断し、やめました。

  • 一概には言えない:発信していない人が多数
  • 本心かわからない:嬉しい悲鳴のような声もあった
  • 自己正当化あり:後悔しているからこそ

完母は後悔というよりもデメリットの声

正直なところ「完母で後悔しています。なので、次は絶対に混合か完ミにします」という声は見たことがありません。

  • デメリット
  • 子供が母乳を好きすぎて困る
  • 薬が服用できない
  • 預けれない
  • 体が痛い

どちらかというと、上記の声が後悔と称して、挙げられていました。

内容をしっかり読んでいくと、「それって、後悔なの?」という内容が多かったのが完母ですね。

完ミは後悔/自己正当化/後悔なしの見分けがつきにくい

こう書くと怒られそうですが、完ミは自己正当化な側面も見受けられました。なので、正確にはわかりません。

「ミルクにして正解だった」と自分に言い聞かせているような文章もあったためです。

そういう方は、後悔しているように私には見えました。未練、とでもいうのでしょうか。

すごく、わかりますよ。
私もおそらくなっていたと思いますので。

はじめから完ミの方に後悔が少ない

「はじめから」というのは、出産する前から完ミにすると決めていた人のことをさします。確固たる理由をもって臨んでいる人が多かったです。

  • 持病:服薬しなければいけない
  • 生活スタイル:共働き
  • こだわりがない:性格

上記の通りです。

体感としては以下の経験がある方は、少々心残りを感じている人が多いように感じました。

①初乳をあげていて完ミに移行した場合
②混合から完ミなど、少しでも母乳を与えた

ストレスフリーだと感じる方は、もともとの性格も関係しているように感じます。

混合で後悔がない理由

混合では完母か完ミに移行するケースが多かったからです。管理人もこのパターンですね。

「混合で後悔した」というより、母乳がふえるメカニズムを知らず、安易にミルクを与えて混合にしてしまった後悔ならいくつか目にしました。このケースではのちのち母乳が減っていったか、直母拒否、乳頭混乱になり完ミに移行という背景が多いです。

母乳で行くつもりが混合に手を出したがために、完ミにせざるを得なくなったという後悔ですね。管理人も、このコ-スを途中まで歩んでいました。

粘り強く頑張ってよかったです。自己満でしかありませんが。

【完母混合完ミ】自分にはどれが合うのかチェックしよう

完母に向いている人

・完母に憧れがある人
・根気強い人(なんだかんだあきらめの悪い人も含む)
・母乳を飲む姿に一度でもトキメキを抱いた人
・子供とべったりになっても問題ないひと
・肩こりもちな人
・授乳回数が多いこと自体は苦にならない人
・親戚の戯言に立ち向かえる人

完母に憧れがある人

「憧れ」とは強い感情です。達成されないと後悔の念として残りやすいもの。なので、完母に憧れがある人は問答無用でまず母乳育児を選んだほうがいいです。

仮に母乳育児を選ばなかった場合、母乳育児している他者と比較しやすく落ち込みやすいことが想定できます。
私も軌道に乗る前は、授乳室で完母の人をみると複雑な気持ちになったのを覚えています。

それほど「憧れがあって、達成できなかった」という衝撃は大きのです。

なので、憧れが当初からあった人は、まずは母乳育児を遂行したほうがいいです。やめるなら実態を知ってからでも遅くないです。

根気強い人(なんだかんだあきらめの悪い人も含む)

母乳育児には母乳トラブルがつきもので、試行錯誤が必要です。

根気強いというよりも、諦めがわるい人のほうが悪あがきをたくさんするので、安易に断乳を選択しにくいです。そういう人のほうが、なんだかんだで切り開いていける気がします。

管理人も、断乳の考えは幾度とよぎりましたが、往生際がかなり悪いため、結局完母になり未だに授乳しています。

母乳を飲む姿に一度でもトキメキを抱いた人

どんなに今が地獄だと感じても、幸せだった瞬間を思い出すと踏みとどまるための動機になりえます。それが子供が授乳している姿です。

確かに、痛いし辛いし、睡眠不足だけど、なんだかんだで切っても切り離せなくなります。

そういう人は、母乳育児を続けていたほうがいいでしょう。

子供とべったりになっても問題ないひと

先の話ですが、完母だとママに執着しやすい気がします。よりどころが授乳のためです。

なので、もうすぐ3歳になるのに突然抱っこ紐をせがまれたわ!なんてこともありえます。(現在の娘の状況です)

人にはそれぞれ許容の距離のようなものがあるので、赤ちゃんを育てておいて今更感もありますが、わりと綿密なコミュニケーションになっても問題ないひとは向いていると思います。

母乳が元祖の食べ物と考えると、この密着感は当然といえるかもしれませんが。

いまは多様性の時代なので、家庭の事情もあり、かつ、距離感のあるほうが良好な親子関係を築けるというのであれば、母乳以外の道も大いにありです。

肩こりもちな人

ミルクを作るのに外出時の荷物が多くなります。したがって、肩こりもちだと、結構キツイんですよね。

一番重たいパターンで、抱っこ紐+荷物+ミルクセットです。

肩こりもちは頭痛も起こしやすいので、ここは重要。

頭痛にはカロナールも使えなくはありませんが、やはり月齢が小さかったりするとママのほうが自主的に使わないことが多いです。となると、もう精神力で頑張るしかないことになります。

とはいえ、なにを優先するか?を軸に判断すればよいかと。

授乳回数が多いこと自体は苦にならない人

1時間に1回、2時間に1回、気分で10分おき(食事目的ではない)など、授乳回数でストレスになる人もいるかもしれません。

たとえば、職場で同じ質問をされても根気よく答えれる人は向いているかもしれません。管理人はわりとその点は気長な方です。「わかっていないんだな」と思い、こちらの気持ちもリセットして話せるタイプなため(笑)

脱線しましたが、授乳回数自体が苦にならないなら向いているかもしれません。

親戚の戯言に立ち向かえる人

先の話をします。

長期授乳といって、1歳以上になっても授乳し続けることをさします。

比較的最近の概念なため、1歳で母乳を飲んでいたらちょいちょい何か言われます。
凹まない以外の気持ちを持てる方は大丈夫。

管理人は義母にも「この子のペースでいきます」と言ってます。落ち込むだなんてナンセンスですよっ。

混合に向いている人

・いいとこどりしたい人
・ゆるくいきたい人
・ある日突然、子供が授乳拒否してもいい人
・寝かしつけに授乳という切り札がなくてもいい人(ひたすら抱っこ)
・ミルクを作ること自体は苦じゃない人

いいとこどりしたい人

母乳にもミルクに違った良さがありますよね。旦那にもお願いできるし、旦那自身もミルクをあげるという経験もできます。

また、ミルクの量によっては母乳トラブルが起きない程度まで母乳を抑えながら継続できるので、両方味わいたい人にはいいかもしれません。

ゆるくいきたい人

・母乳不足を心配したくない
・母乳に振り回されたくない
・寝る時はしっかり寝たい
・でも母乳も続けたい

こんな方には、混合がいいかもしれません。混合なら母乳メインに移行することもできますしね。

ミルクにも慣れているので、哺乳瓶拒否にもなりにくくミルクメインにもできます。

ある日突然、子供が直母拒否してもいい人

乳頭混乱です。突然、直母を拒否しミルクを欲しがることです。

哺乳瓶の飲みやすさに慣れてしまうことで直母の仕方を忘れてしまい、直母ができなくなります。結果、直母ができなくなるのです。

哺乳瓶を使うことが誘発要因になります。

混合ならいつきてもおかしくありません。私も混合のときに乳頭混乱で直母拒否されました。

予防は母乳相談室の哺乳瓶を使うか、スプーンやコップでミルクをあげることです。

寝かしつけに授乳という切り札がなくてもいい人(ひたすら抱っこ)

母乳なら寝かしつけにも使えるけど、混合だと人によります。

混合の時は寝かしつけに直母を利用していなかったので、寝るまでひたすら抱っこでした。寝るまでひたすら抱っこは、かなりストレスだったのを覚えています。今は直母で寝かせているので、座っているだけです。

混合の知り合いがいますが、珍しくイラッときたのが「抱っこしているのにいつまでも寝てくれないこと」と言っていました。

ミルクを作ること自体は苦じゃない人

ミルクを作るのが面倒な人もいますよね、そういう人だと母乳育児に徹した方がいいかもしれません。

母乳もあげてミルクも…だったら、母乳だけでいいじゃん!となるからです。

しかし、混合なのでミルクの量も完ミの人に比べたら少ないため、さっと作ってサッと飲ませる…ということもできますね。

《作る→洗う》という作業工程自体は変わりませんが。

完ミに向いている人

・母乳というものにこだわりがない人
・母乳マウントをとられても意味がよくわからない人
・ミルク代を気にしない人
・出かけるときの荷物が多少増えてもOKな人(運転できる人など)
・ミルクを作ること自体は苦じゃない人
・母乳を止めることを想像したときに、気持ちがチクっとしたり涙が出ない人

母乳というものにこだわりがない人

「こだわりがない人=完ミにしたことで後悔しにくい」といえます。

少なからず後悔しやすい人というのは、多少なりとも「母乳で…」と思ったことがあるように感じます。

先も述べましたが「母乳がよかったけど、諸々の事情で完ミに…」という方は、そのうち他の人をみると「やっぱりあきらめなければよかった」と後悔しやすいです。

「こだわりがないのであれば、そもそもうらやむ気持ちも発生しにくいのでは」?と思います。

母乳マウントをとられても意味がよくわからない人

母乳信仰が強い人が周囲にいると「私は母乳で育てたけど…」系の発言を耳にするかもしれません。そんなとき「で、それがなにか?」というように考えられるのであれば理想です。

マウントが有効なのは、言われた側が負い目やコンプレックスを感じているときです。つまり、母乳育児に関して特にな~んも思っていない人にマウントしても「で、それが?」という反応になるわけです。

おもに母乳マウントは女性に行われます。男性に母乳育児のマウントをとっても、母乳が出ないので言っても仕方ないからですね。

なので、母乳マウントを取られても「意味がよくわからない」と感じる人は、完ミでも余計なストレスを抱えずにいけると思います。

本来そんなことでストレスなんて抱える必要はないのですが「子供の将来」につけこんだ話し方をしてくる人が多いのです。

なので、ナイというよりはアルかもしれない、と思っておいた方がいいでしょう。

地味にお金がかかるけどを気にしない人

地味にミルク代がかかるんですよね。しかも大きくなるにつれて飲む量も増えてきます。よく飲む子ならなおさらですね。

ミルク代が苦ではなく、生活スタイルに合うなら適しているかもしれませんね。
我が家はミルク作りは特に面倒ではありませんでしたが、ミルク代がネックでした。

他にも、以下がざっとかかりますね。

・哺乳瓶代
・哺乳瓶の乳首の交換
・ミルトン代

意外とミルク育児の方がお金がかかります。

出かけるときの荷物が多少増えてもOKな人(運転できる人など)

買い物以外だとお湯が手に入るところがないため、お湯と湯冷ましも含めて持っていかなければいけません。重たいです。

運転できる人なら車に置けるかもしれませんが、そうでない人なら重さは覚悟しておいた方がいいかなと思います。

管理人はお湯は持って行きましたが、湯冷ましは携帯しませんでした。早めに作って冷ましておくか、水道でビンを冷やすという作戦をとっていました。

ミルクを作ること自体は苦じゃない人

人によって面倒くささも変わってきます。

ミルク育児の方が手間が少ないと思っていたのに、ミルクを作ったら片付けがあるし、ミルトンからは水揚げしなきゃだし、ミルトン代もかかるし…など地味にやることもあったりしますね。

ミルクを作り直す必要性も出てきます。それはミルクが足りない!という時です。

飲ませたはいいけど、飲み足りないのかまだ泣いている。そんな場合、まーた作らねばなりません。

母乳を止めることを想像したときに、気持ちがチクっとしたり涙が出ない人

これは母乳から完ミに移行する人を想定して書きます。

完ミにしようと考えた時に、もう2度と母乳を飲ませれないと想像してみてください。

心がざわつく人は、まだその時ではありません。

また、断乳するにも3日ほどは乳房を張った状態のままにするので、苦痛が伴います。薬剤をつかった断乳でも同様です。

もう一度、考え直してみて、時を待ってみたらどうかと思います。

母乳が出ているならひとまず母乳をあげておいた方がいい

母乳が少しでもでているなら、母乳をあげておいた方がいいです。

理由は3つです。

・やり直しがきかない
・何歳でも増加させれる
・長く付き合うほど、ラクで面白い

説明しますね。

1.やり直しがきかない

母乳は完全にやめてしまうと、再出発はできません。

後戻りができないため、慎重に考えた方がいいです。いま辛いのは、課題をクリアできていないから、というのもあると思うからです。

母乳育児の課題

・うまく授乳できない
・母乳量が安定しない
・乳腺炎
・睡眠不足

上記が挙げられます。

これらの課題をクリアできてもなお、母乳育児に悔いが残らないと思うのであれば、母乳育児の選択肢は捨てていいと思います。

2.何歳でも母乳を増加させれる

悩んでいる理由が母乳量の少なさ、なら心配ありません。

どの年齢であっても与え続けていれば、増加します。

もちろん、生後3ヶ月の母乳生成スピードと3歳の生成スピードでは全然違いますが、それでも緩やかに伸びていくでしょう。
参考:赤ちゃんの月齢別・母乳の生産量をアップさせるコツ (rikei-ikuji.com)(6か月以降の授乳の仕方を見てもらえるとわかります)

3.長く付き合うほど、ラクで面白い

長期授乳をすることで、今までわからなかった母乳に対する子供の気持ちがわかるようになります。

たとえば、母乳の味だったり、授乳かとおもったらただ抱きつきたいだけだった…など。

手取り足取りで飲ませていた母乳も、自分で勝手にやってきて勝手に飲んでいきます。なので、長く続ければ続けるほど簡単なっていきます。

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