1歳児を公園に連れて行くと帰りたがらずに暴れまわるのでどうしたらいいのか?散歩に連れて行かないわけにもいかないし…
1歳児を育てています。公園に行くと帰りたがらないで暴れまわります。公園に連れて行くのがおっくうになり、公園に連れていかなくてもいいのでは?と考え始めました。そこで、本記事では以下の点をお話しします。
- 公園に連れて行かないとどんな悪影響があるのか?
- 暴れずに帰らせる方法
- なだめる物言い
帰りたがらない1歳児を公園に連れて行くのは面倒!散歩に行かない悪影響とは?
- 個人的な気持ち
- 研究からいえること
上記の順で説明していきます。
親の体調が第一!おっくうで仕方ないなら無理に連れて行かなくてよい!
※個人的な気持ちからおもうことを書いていきます。
あまりにも面倒なら連れて行かなくていいと思っています。まずは親の体調管理と精神的な余裕が一番だと思っているからです。
飛行機の酸素マスクは、親が初めにつけるようになっているそうです。
理由は、親が倒れてしまったら子供にマスクをつけることができなくなるから。
※ひろゆきさんの本で読みました。
上記↑に書いてある理由を知った時に、やはり子供も大事だけど親のケアも等しく大事だと思ったのです。
親の余裕がないとデメリットがおおい
これはなんにでも言えることで、親に余裕がないと子供に怒鳴ることも多くなるし、暴力や暴言が増えます。
なので、余裕があるときだけでいいと思うのです。
研究結果から読み解く、公園につれて行かない悪影響とは?
- 悪影響はないけど、散歩はメリットのほうが多い
- 散歩では感受性が養われる
- ただ外をあるくだけでも意味がある
- 触ることができるとよりいい刺激になる
- 親と一緒にいくことでリラックスできる
いいか悪いかではなく、散歩したほうがよりよいということです。
散歩によって感受性が”より”養われる
屋内のような安全に配慮された空間よりも親と一緒に自然に触れ合うことで、その子ならではの気づきがうまれやすくなります。
散歩にいったからといって、親が期待している分野の感受性が養われるとは限りません。かなり個人差があるので、養われていないようにみえる子もいれば、「そっちに伸びていったの⁉」というようなトリッキーなこもいるでしょう。
自然とかならずしも触れ合わなければいけないワケではない
- 湿度
- 温度
- 風の感触
- におい
- 音
上記のような、屋内などの温度が一定に管理されている空間では感じ取れない要素を、自然のなかから感じ取っているのです。
なので、べつにどこかに連れて行ってあげずともいいです。近所をあるかせるだけでも子供にとっては気づきになります。
触ることができるなら子供にとっては最高の刺激!
幼稚園や保育園の散歩でもダメというわけではないですが、冒険というよりも安全第一という香りがつよいです。たとえるなら、窓から手を伸ばして雨に触れた、感覚なのでは?とおもっています。
以下は窓から手を伸ばしただけでは感じられない要素です。
- 雨風をじかに受ける
- 雨に濡れてみる
- 傘に落ちるしずくの音
- カッパにあたる雨の感触
- 同じ雨の音でも、アスファルトと傘やカッパの音の違い
- 水たまりに遭遇
- 体温が高い子供にとっては雨の中は心地よいものだったり
その子の感受性とかかわり方次第では、まったく異なった方面からの気づきを得ることになるでしょう。
その機会が、お散歩にはあります。
親と一緒だからこそ、も重要な要素
一番信頼できる人と一緒にお散歩をすることで、余計な心配や緊張感がない状態で自然を満喫できます。それは子供が本来もっている五感をフル活用できる無敵の状態だといっても過言ではありませんね。
上記が研究から読み解いたことです。
デメリットの羅列を期待してお読みいただいた方には申し訳ないです。しかし、この研究からはデメリットは読み取れませんでした。むしろ、散歩のメリットについての報告がメインでした。
勝手な持論ですが、家の中でもやることなすことすべてが刺激です。ただの皿洗いも子供にとってはアブノーマルでしょう。なので、お散歩はプラスαだと思えばいいと思います。
【1歳お散歩時の注意点】子供の限界は親が決めないこと
子供が何かをやりたがったら、親はとめずにサポートに徹するのがいいです。
以下は、お散歩の距離についての研究者の回答です。
子供に必要な歩く距離や、時間の目安は特にない
歩きたいだけ歩かせればOKなワケ
- 歩行距離や何時間歩くなどの年齢ごとの目安はない
- 本人が嫌がったときがやめ時。
- 目的があっても、そこに到達するための体力が必要という考え。(子供が何かをやりたい!と思っても、それに伴う体力がないと何もできないよね?という考えと似ています)
- 3キロ歩く必要があり、子供もそれを嫌がることなく受け入れるのであればどんどんさせてあげればいい。
- もちろん、安全に配慮して
上記の通りです。
歩き始めた時から階段を上りたがった娘の話
娘は歩き始めたとき(1歳あたり)から、すごく傾斜がきつい階段をのぼりたがっていました。
わたしは常々、こころがけていることがあります。
大人の目線で子供の限界を決めない
この信念にしたがって、月齢とその小さな体には似合わないようなことも、本人がチャレンジするならとどんどんサポートしました。
いまでは、とてもアクロバットなお転婆ちゃんに成長しています。保健師さんもビックリするほどです。
もちろん、周囲の反応はマイナスなこともありました。
しかし、「そんな距離はむりだ…」「危ない」とかよりも「やりたい!!」をどうやったら実現できるか?のほうが重要な気がします。
なので、こどもの「やりたい」は極力優先させてあげたほうがいいと私は思っています。
「もういやだよ、抱っこ」となったら抱っこすればいい話です。
公園から帰りたがらない1歳児を帰らせる方法
そんなものはありませんでしたーー。
けど、気休めになるものを紹介していきます。なんとか、自分の精神を保つために試行錯誤しました。
帰りたくなる言い方をする
- こわい人くるよ(おっかい人来るよ)
- ママと競争しよう
- そろそろ○○のテレビが始まるよ
など、上記のように1歳に伝わるような言葉に変えて、帰りたくなるように仕向けるのが一般的に言われているものですよね。
注意:これで帰れるとは思わない方がいいです。1歳児とはいえ、我欲に素直です(笑)
実際に試してみましたが、全く聞き入れてもらえません。
予定をつたえておく
- 先に何をするのか?
- 先にお買い物にいこう
- いつまでに何をするのか?
- 時計の針が6に来たら帰るよ~
- ボールを3回投げたら、バイバイしようね~
これは先の見通しが立たない子供にはとても有効です。
※正しく意味を理解できていなくてもOKです。今からやっておくことで、今後ラクになれるはず。
余談:自閉傾向のある子供には特に有効
自閉傾向の子供は気持ちの切り替えが上手ではありません。
したがって作業を中断させられると、わかりやすい表現でいえば、かなり根に持ちます。なので、癇癪をおこしたりパニックになっていつまでも泣いていたりすることが起きます。
- 心構えをさせられる
- 癇癪やパニックを予防できる
この手の子供は臨機応変が苦手なので、「そろそろ帰るよ」といわれると突然言い出されたと感じ取ってしまいがちです。彼ら彼女らの中では、ちゃんとしたスケジュールがあるのでそれが壊されると、やはり不快感として表れやすくなります。
公園から帰りたくないと泣いて暴れる1歳児をなだめる方法
- 愛情表現をたくさんする
- 魔法の言葉を見つける
- ママが気にしないようにする
泣かない、暴れさせないというよりも、そうなる前提で行動したほうがいいですね。
私が普段実践して、わりと効果があるものをあげてみます。
1.愛情表現をたくさんする
- 抱きしめる
- 大好き
- 「愛している」を伝える
これは公園から帰りたくない時に限らずですが、1歳の娘をみていると自分の思うようにいかなかったときに、「だれかこの気持ちをしずめてくれ!」と気持ちの処理に困って泣いているように見えることがあります。
そんな時、求めるのはやっぱり安心する人のぬくもりな気がします。
チャイルドシートに乗るのも絶賛イヤがるのですが、実践したところ一時的に落ち着くことがありました。
放置しても悪化するだけだった
声掛けしてももちろん泣き止まない時もあります。
そんな時でも「どうせ泣き止まないなら、家事を終わらせていてもいいよね?」と思い何度か放置したことがあるのですが、泣き止んだことは一度もありません。
無視されたという気持ちが強いのか、余計にヒートアップするのです。
なので、親から見ると何をしても泣き止まないんだから一緒だよねと放置するのではなく、ただそばにいてあげるというのも実践してみてください。
もちろん、余裕があるときで!
2.魔法の言葉を見つける
「ばぁばに電話しようか?」
「ばぁばん家に遊びに行くかい?」
上記の言葉を放つと、娘はぴたりと泣き止みます。
娘はばーちゃんが大好きなのです(笑)
もしかしたら、大好きな何かを思い出させてあげると我に返ってくれるかもしれませんね。
3.ママが気にしないようにする
どうあがいても泣くし暴れると思うので、私が最近心掛けていることを記します。
- 辛いと思うけど気にしないが吉
- ワイヤレスイヤホンを片耳につけるのがいい
- 願掛けする
- 成長のあかしだと思う
辛いと思うけど気にしないが吉
ギャンギャン泣かれるし、虐待しているのでは?と疑われかねない声で泣くから辛くなりますよね。でも、気にしないでいれるのなら気にしないほうがいいです。
といっても、気にしてしまう人のほうが多いと思うので、これから具体的に私が行っていることを説明していきます。
ワイヤレスイヤホンを片耳につける
片耳につけることによって、いい意味で赤ちゃんの泣き声が緩和されます。
とくに利き耳につけるのがおすすめです。
人間には利き手と同じように、メインできいている耳があります。そっちにつけることで、よく聞こえるほうに好きな音楽が流れるので、赤ちゃんから意識がそれやすいです。
好きな音楽をかけていると好きなものに集中しようとするので、「1歳児の泣き声<音楽」という優先順位になりやすいです。
- 洗い物
- 洗濯物
- 娘の機嫌が悪くなりやすい夕方以降
上記の時間帯につけることがおおいです。
なんかゴネていますが、かなり寛大になれます。
- 音量は小さめに
- 両耳につけるのはやめたほうがいい
- 1歳児に敬意は払おう
- 旦那にはいい顔されないかも
危険な行動をおこしても気づきにくい場合があるので、目配りだけはしておきましょう。

あまりいい顔をしない旦那もいるので、旦那が帰宅したときだけは踏ん張り時かもしれませんね。
願掛けする
これをしている間は、絶対にイライラしない、叩かない、怒鳴らないなど願掛けをしています。
- 爪をピカピカにする
- ネイルをする
- ピンキーリングをする
- ブレスレットをする
カッとしたときにいち早く目に入りやすいので、指輪がおススメです。
※ネックレスは1歳児だと引きちぎりそうですし、抱っこしたときに顔面に当たったら嫌なのでしていません。あと、視界に入りにくいですし。
自分にブレーキをかけるためのものなので、できるだけ視界に入りやすいものがおすすめですよ。
私も、結婚指輪と付き合っていた時にもらった指輪があって、両手にそれぞれしていたのですが、左手に集結させています。場所がかわると途端に気持ちもかわるので。
成長のあかしだと思おう
たぶん1歳児のイヤイヤ期なんですよね。
自分の気持ちとママが言っていることの折り合いがうまくつけられないから、大騒ぎするのかなって思っています。



「折り合いがつけられないってくらい複雑な感情を持ち始めたんだな」って思うと、手ごわいですが嬉しくもあります。
とりあえず避けては通れないものなので、やり過ごすしかないとあきらめてみるのもありです。
命を育てているんですから、いろんな角度から自分を支えれる考え方は持っておいた方がいいです。
1歳児をなだめるのにYouTubeに頼るのはありか?
依存性が高いので、毎回YouTubeを見せるのが苦になるのなら、最初から見せないほうがいいです。
一度許してしまうと、何度もねだってくることになるからです。それでも苦にならないなら見せてもOKだと思っています。
子供に親の考えは通用しない
YouTubeをみせつつも、「小さなころからYouTubeはあまり見せたくない」と思っている親のほうが多いと思います。そのときの気持ちで「今日はダメ」「今はダメ」といっても、子供には理解できないでしょう。
「昨日はいいのに、今日はどうしてダメなの?」「なんであの時は見せてくれたのに!見せろぉぉぉ」となるので、長期的に考えると見せないほうがいいと思います。
手軽だからこそ依存性がたかいです。
とにかく早く泣き止んでほしいならYouTubeもアリ
YouTubeをみせることよりも、早く泣き止んで欲しい気持ちが強いならYouTubeをみせてもいいと思います。
- 共働き
- 自分の時間が果てしなく無い
- 急ぎのスケジュールがある
- 親の気力
ストレスで「うわぁぁぁ!!」ってなるくらいなら、YouTubeで泣き止ませるのも全然ありだと思いますよ。
YouTubeデビューは早いか遅いかだけだと思っている
この時代なので、遅かれ早かれYouTubeは見るようになります。
避けて通ることは現実的ではありません。
下手をすると小学生にあがるころには周りの子供の影響もあって、YouTubeをみせざるをえない状況になっているかもしれません。
ということは、見せる時期はあまり関係ないんじゃないかなと思った次第です。
親がコントロールできるならいいと思っている
とはいえ、1歳児にYouTubeを見たいだけみせるのは違うと思うんですよね。
それは自分でコントロールできないから、だと私は思っています。
見せたら見せただけ見てしまいそうでこわいから、親は警戒します。
大人でも24時間YouTubeを見続けたら、眼精疲労やドライアイなどの不具合が生じますし。
じゃあどうしたらいいのか?という話ですが、見る時期に問題がないのであれば、見方を気を付ければいいのでは?と思った次第です。
- ダラダラみせない(用もないのにテレビやスマホをつけっぱなし、渡しっぱなしにしない)
- スマホを寝室で触らない
- スマホの充電器はリビングのみ
- トイレにスマホを持ち込まない
※娘が中学生になったときのことを考えて、今から生活習慣をつくっています
上記の通りです。
理由は説明できるようにしておく
「なぜそういう決まりがあるのか?」「なぜダラダラスマホでYouTubeをみるとダメなのか?」その理由は説明できるようにしておいた方がいいです。
「どうしてダラダラ見るのがダメなの?なぜ区切ってみるのはいいの?」と子供にはその違いが分からないからです。
私は娘に聞かれた以下のように答えます。
- ダラダラみせない(用もないのにテレビやスマホをつけっぱなし、渡しっぱなしにしない)
- 体の不調をまねく、目に負担がかかる
- スマホを寝室で触らない
- ブルーライトが眠気をさまたげる
- 不眠につながる
- 体内リズムが崩れやすくなる
- 朝起きれない
- スマホの充電器はリビングのみ
- 寝室でスマホをさわる状況を作らないため
- トイレにスマホを持ち込まない
- 排便に時間がかかる
- 他の家族がトイレを利用できなくなる
- 1回でスッキリ出なくなる
※娘が中学生になったときのことを考えて、今から生活習慣をつくっています
上記をその時の理解度にあわせて答えていこうと思っています。
中毒性にこまるモノでなだめない
たとえば、帰ったら飴あげるとかそいういう類の毎回できないことならしないほうがいいと思うのです。
YouTubeに頼るのはありか?でも説明した通りなので、理由は省きます。
というわけで、散歩しない悪影響からなだめる方法まで書き記してきました。



子供にはいろんな体験をさせてあげたいという気持ちは強いので、明日は公園に連れていくことにします。
ほどよく気温が低くて私のコンディションがバッチリで、娘の昼寝時間との兼ね合いがうまくいけば、ですが(笑)