いきなり切迫早産で入院になったら、漠然と不安ですよね。
- 1日の流れってどんな感じなんだろう?
- どんなふうに過ごしているんだろう?
- 常に監視下にあるんだろうか?
そんな疑問について、切迫早産で入院し年越しまでしちゃった私がお答えします。
- 切迫早産で即入院
- 入院生活3週間突入
- 年越しも経験済み
- 1日の流れ
- 過ごし方
- 他、知っておいた方がいいこと
感染症対策もあって、人とのコミュニーションは最低限にとどめられています。
そんな中、どう過ごしたらいいのかを書いていきますね。
切迫早産で入院した場合の1日の流れ
基本のスケジュール
7:00電気がつく
7:30胎動チェック
8:00朝食
9:00〜
部屋の清掃
体を拭くタオルが配られる
心音チェック
〜11:00
12:00昼食
13:00検温、尿便の回数チェック
15:00心音チェック(お菓子が出る場合も)
18:00夕食
21:00心音チェック
21:30消灯
*胎動チェックは口頭で胎動の有無をチェックするだけ
*ご飯が来る時間は、早い時もあれば、遅い時もあります。(45分間です)
その他の予定
*月曜日→血圧チェック(心音チェックと共にします。
*火曜、金曜→NSTと診察
*水曜日→採血
採血は入院した曜日にするので、人によって違います。
*シャワーも入院した日によって異なるので後述します。
切迫早産で入院したときに知っておくと役立つ流れ
シャワーは予約制で3日目に入れます
1/1シャワー(AM)
1/2タオル
1/3タオル
1/4シャワー(AM)
となります。
シャワーの予約の仕方
切迫早産の人は夕方や夜にお腹が張りやすくなるので、午前中か午後イチにシャワーに入るよう言われています。
入る時間は45分間で、自分の希望時間の枠に部屋番号と自分の番号をいれて予約完了です。
シャワーと針交換を合わせてやっています。
シャワーに入る時間が近くなったら、看護師を呼んで針を抜いてもらいます。
シャワーから上がるときに、自分の予約番号を予約表から外せば一通り完了です。
点滴をしていない間はお腹が張りやすくなっている状態なので、できるだけ早く点滴を再開したほうがいいです。
そのための点滴なのでね。

3時間おきに看護師が来る
スケジュールも看護師によって若干違ったりします。
細かい人は大体同じ時刻にきたり、あまり要領よくないひとは、時間が遅れたり。
ただベッドで寝てるだけと思うかもしれませんが、いつくるかわからない看護師をずっと待つ心理状態は、少し辛いです。



だいたい3時間おきに来るような状態なので、意外とまとまった時間がなかったりします。
お昼ご飯食べたあとが辛い
満腹感と暖房のせいでほぼ眠たくなります。
ですが、検温が来ない限り寝ることができないのでかなり辛い。
寝てしまっても、看護師が入ってくる時の荷台の音で起きるのですが、睡眠に入ったばかりで起こされるとほぼ動悸と妙なダルさに襲われます。
日中は仮眠くらいしかとれない
横になっている時間は長いですが、以下のことが多いです。
- 3時間おきに看護師が来る
- 点滴アラーム
- 廊下の音
- 同室の物音
- カーテンの音
- 他の人を呼びにくる看護師の声
これらがあるので、基本寝れません。
寝ていても看護師にはわからないので、名前を呼ばれて起きてしまいます。
実は夜も夜で、同じような理由で寝付きが悪いです。



寝付けたとしても眠りが浅く、私は3時間おきに起きることが多かったです。
日中の10分の仮眠が30分に感じます。
慣れですが、睡眠が取れないと眼精疲労が辛いのが悩みです。
消灯後は自由だけど、迷惑にならぬように
寝てもいいし、寝なくてもいいし。



私のように眼精疲労持ちだと、夜更かししすぎると日中目が痛くて何もできなくなります。



診察時間は医者の空き時間対応
私の場合は早く診察をしてくれているのですが(先生も早くやりたいそうで)、入院当初はお昼ご飯食べている最中にきたりとバタバタでした。
ナースコールで呼ばれるのですが、小さいんですよね。大きくしたいけど、他の人の迷惑にもなりそうなので、診察がある日は気を張っています。
診察すると聞いてベッドで待っていたのですが、なかなか呼ばれないことがありました。
看護師に聞いたところ、診察がなくなったとのこと。



──が、あくまで彼女たちの時間の中に私たち入院患者がいる、って感じなので自分から聞くことが大事です。
洗濯や荷物の受け渡しは各自、空いた時間でやること
私の病院は
- 洗濯30分
- 乾燥1時間
かかります。
8:00〜20:00までの間に各々で好きな時に行います。
洗い終わりと乾燥が終わった合図の音が鳴らないので、おおよその時間と耳が頼りです。
寝れないし待っている人のことを思うと、気が抜けない。
テレビ、洗濯乾燥機はテレビカードを使って利用します。
テレホンカードみたいなやつです。
荷物の受け渡し
ナースステーションを通してやります。
今はコロナで面会禁止なので、看護師が受け取って部屋まで持ってきてくれます。
逆に渡したいものがあれば、看護師に相手が取りに来るおおよその時間を伝えて荷物を渡します。
貴重品だけは個人間で渡すことが許されているのを知ったのはだいぶ後。
他の荷物に紛れさせて、今まで隠密に済ませてきたのがバカみたいです。
これも、後の人が入ってきた時の説明を聞いて知りました(笑)
- とりあえず個人のことは、空き時間で各自済ませること
- できれば、看護師業務とぶつからない方がお互いにラク
- なので、早くスケジュールを覚えるかカレンダーアプリに入力しておくといい
切迫早産で入院したら1日の流れは説明されないと心得ましょう



聞く耳を常に立てましょう
常にアンテナを張っておいた方がいいですね。



──というのも、私が入院初日に受けた説明は以下。
- ナースステーションに来るときの説明
- ここがラウンジだよ
- 電話はラウンジで
- シャワーはここ。顔と歯を磨いてもいいよ
- トイレはここ
- あとはマニュアル見ておいて
- シャワーは予約制です。このようにします。
- 移動するときは点滴のコンセントを抜く
- 点滴はシビアだから乱暴にしないこと
追々説明していくのかと思いきや、そうではなかったのです。
これで、私の説明は終わってしまいました。
なので、入院2日目から怒られることが多かったです。



新たに3名入院患者が入ってきたことで、いかに自分が説明されていないかを思い知りました。
- 診察、血液検査
- NST、血圧チェックetc…
曜日が決まっているようで…。
寝起きぼんやりしてるところに、いきなり採血はげんなりします。──が、これも曜日が個人で決まっているので、もっと早く知っていたら毎日ビクビクしなかったのにと思うほどです。
看護師が入れ替わり立ち替わり、交互に説明していくではありませんか。
私は説明がなかったので、必死こいて耳をそば立てながら入院生活の前半を過ごしてきたというのに…。
そば立ててきたからこそ、ここまでやってこれたのだとは思いますが。
患者側に立てない看護師が多いので、ドリンク補充されたなら言ってよ!!など、待ちぼうけを食らうことも多々ありました。
そういうときに、耳をそば立てておくと、誰かがコップを持って帰ってきたのでドリンクの補充がされたなど、わかります。
自分の身は自分で守るしかないです。
看護師は体を見るだけなので、気が利きません。
聞くに限ります
あまりにも不明確だったり、他の人を参考にしても意味がないものは看護師に直接聞きました。
シャワーに入る日も、
- シャワーに入った日を含めて3日間なのか
- シャワーに入った日は含めずに3日間なのか
など。
予約しなければならないので一大事ですよね。



わざわざ聞くということは、もしかして説明受けてない?
って思考にはならないようで(笑)
会社の上司もそうですよね。考えればわかることなのに、考えないで怒ってきますよね。
なので、聞いていないことは「知りませんでした」「聞いていません」と言った方がいい時もあります。
***
とりあえずこのへんで。
おわりっ。