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【神】赤ちゃんのあせも馬油(ソンバーユ)で改善【塗り方や経過を解説】

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2歳半の娘のあせもを根本的に改善したく、馬油を試してみました。できるだけ薬はつかわず、肌バリア機能を高める方向でいきたかったからです。

「汗疱に効き目があった馬油でも、あせもに対応できるのだろうか?」と思い検索したところ、効果があった人がいたので娘にも試してみました。

馬油は合う合わないがあり、アトピー肌の人は悪化するケースもあります。ひとまず娘に試したところ、効果があったので記録を残しておきます。

目次

Q.どの程度の赤ちゃんのあせもが馬油(ソンバーユ)で治ったのか?

広範囲で赤みがでてザラザラゴワゴワしており、「もう少しでおそらく何かの感染症を引き起こします」ぐらいの状態のものが、馬油をくわえていったところみるみるうちに改善されていきました。

写真を撮り忘れたので、似たような状態のものを拝借してきました。2枚目は右側です。

馬油を加えたスキンケアで、以下のようにグングン改善していきました。

Q.赤ちゃんのあせもを改善した馬油(ソンバーユ)の塗り方

①朝起きて体だけお湯でながした時
②シャワー上がったとき

に以下のようにして塗ります。

セザンヌセラミド化粧水ソンバーユ→マツキヨベビーローション

かなりひどい状態の場合は、すべての保湿が終わった後に、処方された薬を塗っていました。

ある程度良くなってきて、皮膚の赤みがひいたりしてきたら薬は塗らずに様子見。どんどん改善していきました。

セザンヌセラミド化粧水は高濃度タイプもありますが、内容でお勧めなのは上記のタイプです。詳細の解説はかずのすけさんのYouTubeをご覧ください。

松山油脂の肌をうるおす保湿クリームもかなり効果がありました。

肌バリア機能に必要なセラミドと皮脂の役割をする成分が含まれているので、あせもがかなり改善されました。しかしボディーに塗るには少し価格が高くつくので、娘の汗疹のために買い続けるのはちょっと厳しかったです。

本来私のために購入しましたが、夏場は保湿力がありすぎて痒みが出るので娘に使ってみました。財力があればわざわざ馬油という発想はせずに、このまま継続で肌をうるおす保湿クリームを購入していたと思います。

馬油で改善されなければ、本気でこの肌をうるおす保湿クリームでしのぐつもりでした。結局薬に頼っても、根本的な解決にならないからです。肌のバリア機能を高めることが一番の近道だと思うので。

馬油(ソンバーユ)を後に塗る方がコスパがいい

馬油(ソンバーユ)は肌に浸透させる作用が強いため、浸透させたいものを馬油の後にぬるといいと言われています。

セラミドを補給したければ、〈馬油(ソンバーユ)セザンヌセラミド化粧水〉の順に塗るということですね。

ただ、このやり方だと馬油の伸びがいいとしても〈浸透が早い+肌が濡れていない〉ので、伸びが悪く馬油の量を消費します。

なので、セザンヌセラミド化粧水を塗った後に馬油を塗ることで、その水分が潤滑剤がわりになり、少量で広範囲に塗ることが可能になります。

※タオルドライしない肌に馬油を直接塗る方法もありますが、馬油(ソンバーユ)の浸透力でシャワーの水にわずかに残留する塩素が肌に入るのがイヤで、私はタオルドライします。アトピー肌には水道水にわずかに残留した塩素でも反応してしまう人がいるからです。娘はそこまでひどくないので塩素は大丈夫だと思いますが、念のためです。

というわけで、馬油(ソンバーユ)は後塗りの方がコスパがいいです。

傷があっても大丈夫?

馬油は、

・ターンオーバーを早める
・火傷にも使われる(刺激が感じられにくい)
・炎症をおさえる作用がある

ことから、傷に塗っても問題ないとされています。

ただし、使用している化粧水などは傷があると痛がることもあります。
セザンヌセラミド化粧水は傷にしみます。

傷を治すことを最優先に

もしあせもによる痒みで傷ができてしまった場合、まずは傷を治すことを最優先にした方がいいと思います。

しみてしまうと刺激となってしまい、余計に掻きむしることがあるからです。かさぶたになって仕舞えば、化粧水をつけてもしみにくいです。

娘の場合は、冒頭でも紹介したステロイド入り軟膏(処方薬)を塗っていました。その際、化粧水などの染みるものは一旦中止します。※馬油(ソンバーユ)はしみません。ヤケドにも使用できるほどです。

Q.馬油(ソンバーユ)の保管方法は?

最近は温度がたかいので、冷蔵庫にいれて使うときに取り出しています。手の温度ですぐに溶けてしまうので、冷蔵庫保存がおすすめです。常温においておくとオイルのようになってしまうため、取り出しにくいです。

※素手以外で取るのが望ましいです。私はガッツリ素手でとってます。

酸化しやすさについて

酸化しやすいと言われています。

酸化のおおきな要因が、空気と温度です。空気に触れると酸化するので、使ったらすぐにしまうか必要な分だけ取り出しておくのがいいかもしれません。また、高温でも酸化しやすいので、やはり冷蔵庫保管が一番無難かと思います。

酸化のめやす

ニオイと色の変化です。

油臭くなったり、ちょっとツンとした刺激臭に感じられたりします。見た目に変化が出てくることが少ないです。もし見た目に変化が出るとしたら、白っぽかった馬油が少し黄味を帯びてきます。

酸化してしまった場合は、お肌に使うのはやめておきましょう

酸化してしまった馬油(ソンバーユ)は、革製品のお手入れにいいそうです。革製品がないので、私は厳しいですね。

子供のころに見たアンビリバボーという番組で、自分の耳くそをテーブルのつや出しに使っていた海外の方がいました。すっごくピカピカだったので耳くそだと言われなければ、気づかれないくらいです(笑)

耳くそよりは、馬油(ソンバーユ)のほうがマシなので少量をつや出しに使うという手を今思いつきました。ありがとう、アンビリバボー。

Q.馬油(ソンバーユ)が合わなかった場合、どんな症状がでる?

ここまで馬油(ソンバーユ)について述べてきましたが、実は合う合わないがかなりハッキリしている品です。

幸い娘の肌に馬油(ソンバーユ)が合ったのは嬉しい限りですが、合わなかったときをかんがえると手を出しにくいかと思います。なので、合わなかった場合はどんな症状がでるのか?を書いていきます。

私の顔面が馬油(ソンバーユ)をつけすぎると合わないので、私の体験から書きます。

痒くなる、です。

人によっては、以下の症状もでることも。

・赤みがでる
・発疹がでる

アトピー肌の人は、アトピーが悪化する可能性があります。馬油(ソンバーユ)は血行促進してくれるので、アトピー肌の人は痒くなりやすいようです。

狭い部位から試したほうがいい

狭い部分ならたとえ症状が出ても様子見ができますが、全身に出てしまうとパニくるしソッコー病院となってしまうからです。

何かショック症状が出た場合も、広範囲に塗った場合と狭い範囲とでは、重症度も違うように思います。

Q.馬油(ソンバーユ)に注意点はある?

日焼け止め作用はないので、馬油のあとに必ず日焼け止めをぬりましょう。

高温でも酸化する点を考えると、外出する際の使用は控えた方が賢明かもしれません。

娘も朝のスキンケアとして馬油(ソンバーユ)は取り入れていません。ただし、服で隠れる部分は馬油を塗っています。

浸透させたくないものと併用しない

馬油(ソンバーユ)はお肌への浸透力が高いです。極端な話、馬油(ソンバーユ)の前後に日焼け止めを塗ってしまうと、紫外線吸収剤などの、お肌にとってはあまり嬉しくない成分も浸透しやすくなるのでは?と思うのです。

時間をかなりおいて、馬油(ソンバーユ)の気配が肌から無くなった段階なら問題ないかもしれません。

娘の場合は、起きてすぐに体を流して馬油(ソンバーユ)のスキンケアを施すので、お散歩に行く前には既に馬油たちは吸収されているものと考えています。多少、化粧水のペタペタ感はありますが。

・朝6時に起床
・外遊び10時以降

なので、4時間あいていれば馬油の影響は問題なしかなと考えて、いまでも日焼け止めを塗っています。

間違っても、馬油を塗った直後に日焼け止めを塗ることはしていません。その場合は、馬油(ソンバーユ)だけ省きます。

※日焼けによる肌負担を考えると、日焼け止めを優先した方がいいと考えています。

Q.馬油(ソンバーユ)があせもに効く理由を考えてみた

・肌の軟化
・炎症を鎮める

上記2点がカギかなと考えています。

あせもの原因はうまく汗を排出できないこと

子供はすでに、大人と同じくらいの数の汗腺があると言われています。しかし、大人のようにうまく汗を排出できないので、あせもや汗疱になってしまいます。

特にお肌が汗などでふやけている場合、汗を排出する出口がふやけて塞がっているそうです。

馬油(ソンバーユ)は人の皮脂と似た構成をしており、非常に馴染みやすいです。馬油(ソンバーユ)を塗ることで、お肌を柔らかくして汗を出やすく整えることができます。

あせもがたくさんできたり、長期間あせもな人はわかると思いますが、あせも部分のお肌って、ガサガサゴワゴワしていますよね?私も娘の肌を触ってビックリしました。

まるで乾燥しすぎて肌がごわついている人みたいやん。
まるで、アトピーの初期みたいな肌の質感やん…。

馬油(ソンバーユ)の肌を軟化させる作用は私も身をもって知っています。合う合わないは別として、塗った後はお肌がもっちりするのは事実。

なので、馬油(ソンバーユ)でお肌を軟化して汗を排出しやすくするという点は理にかなっていると思うのです。

馬油の消炎作用

消炎作用もあるし、血行促進作用もあるので、人によっては

・私のように血行促進で痒みが出てしまったり(皮脂なので多すぎると痒みを引き起こすことも)
・娘のように、傷に塗っても痒いどころかむしろ治っていってしまうということもあります。

おそらく、あせもに馬油(ソンバーユ)を塗って悪化しない人は、馬油(ソンバーユ)の消炎作用の恩恵をうけているのだと思います。

といわけで、ここまでは馬油(ソンバーユ)があせもにきく個人的な考察でした。最後は我が家で実践しているあせも対策です。

2歳の娘にしている、その他のあせも対策

・通気性のいい服装
・適度にエアコンをつける
・水風呂で遊ぶならエプムンソルトをいれる
・シャワーは短時間で済ませる
・朝晩に汗を流す

主に私が行っているのは上記です。

通気性のいい服装

・あせを吸い取ってくれるもの
・吸湿性がいいもの
・薄い生地のもの
・暑いからと言って肌の露出が多いものは避ける

上記の通りです。
4つ目だけ補足します。

暑いからと言って肌の露出が多いものは避ける

暑いのでついつい汗をかかないようにしようと露出が多い服を着せてしまいがちですが、そこはグッと我慢です。汗をかいた後、汗を吸収してくれるのは衣類だからです。

衣類の面が少ないと、それだけ汗を即座に吸収してくれるものがなくなります。なので、ホントのところは衣類ってすごく大事なのです。

我が家ではあまりノースリーブ系のものは着せません。日焼け対策も兼ねて、外出時は半袖までとしています。寝る時、室内のときはノースリーブのものを着せることがある程度です。

個人的に衣類としておすすめだと思っているのが、パジャマ生地です。

寝る時用なのでかなりデリケートに作られています。柔らかい素材だし、吸湿性もいい。そして薄いです。

赤ちゃん用とはいえども、外着は少し厚いなと思うんですよね。

かといって、下手に安くてペラペラのものだと、ちゃんと汗を吸い取ってくれるのかが心配。そういう点では、パジャマ最強かなと思っています。娘の気が乗っている時は、パジャマで過ごさせることもあります。

正直なところ、部屋着の効果は少ないようです。むしろ、馬油(ソンバーユ)を加えたスキンケアの実施とエアコンを見直した方が効果がありました。

適度にエアコンをつける

私は暑さに弱いです。
湿度にも弱いです。

その私が、耐え難いなと感じたら即エアコンをつけるようにしました。そうすることで、快適な睡眠と汗疹予防にもつながりました。

あせもがひどすぎる場合は、そもそも汗がでること自体を少なくするのが効果的です。いったんお肌の土台を立て直す必要があります。

旦那に遠慮してエアコンをつけにくいと思う方へ

我が家は旦那が暑さに強いので、室内32度でもエアコンを付けたがりません。しかし、大人と同じ量の汗腺があって、うまく汗を出すことができない赤ちゃんや子供にしたら、それはかなりエグいのでは?と思うわけです。

あの暑さの中、顔色変えずにはしゃぎ回っているのは、出産と共に握りしめてきた脅威的なスタミナと、持て余すほどの好奇心のおかげだと思ってます。

汗をかけない=暑さが内部にこもるってことを意味します。

乳幼児突然死症候群*の要因にもなりかねません。私の記憶が正しければ、6歳でも発症したケースがあります。

エアコンをつけるための言い訳3選

こんなの作らなくていいくらい、母子に優しい旦那さんがふえますように…

家にいるのは母であるあなたです。
あなた基準でエアコンの判断はしていいです。

家にいない旦那さんにはわかりません。つまり、家にいないんだから命の危険にも気づけないってわけです。口出しすんなよと。

バレなきゃOKです。
バレたとしても、「あらぁ、使いすぎたかしらぁ」で知らんぷりでOk

それでもグチグチ言うなら、以下を検討してみてください。

  • 「エアコンも満足につけれない自分の稼ぎを恥じれ」と罵る
  • 「子供の命の危険があってもいいの?何かあったら家の管理全て任せるぞコラァ」と非現実的な脅しにでる
  • 切実に「あせもが悪化したら病院通いになる。通院・待ち時間によりその分の家事はできなくなりますがOK?帰宅後あなたに負担することになりますよ? は?できなかった分は補うくらいの努力でやれなんて、今どき頭おかしいこと言いませんよね?」的な「あなたは、賢いわよね?」戦法で乗り切る

こんな感じでどうでしょう?

エアコンをつけると子供の汗腺の発達に影響がでる、という話があります。その点については、次で説明します。

エアコンをつけると、汗腺が発達しなくなる問題について

・エアコンをつけて汗をかかなくしてしまうと、汗腺が発達しなくなる
・汗腺の発達は、2歳までに決まる

上記のような情報を目にして、真剣に悩んで答えを見つけ出しました。以下の通りです。

・2歳までがポイントなのはホント
・1日1時間程度、外で歩かせたり遊ばせたりすることで十分に汗腺が発達する
参考:汗をかく力は2歳までに? エアコンは子どもに悪いのか:朝日新聞デジタル (asahi.com)

参考記事を見ていただくとわかりますが、つまり家でエアコンをつけても問題ないってことです。普通に1日1時間ほど外出する機会があり、汗をかければOKと私は読み取りました。

なので、私は家でエアコンをつけることに躊躇しなくなりました。

ちなみに、冷房よりもドライ(除湿)のほうが安くすみます。(場合によりますが)

我が家が使っているのはコロナの窓に取り付けるタイプのエアコンです。関連:【口コミ】コロナ窓用エアコンは3階1LDKでも十分冷える

水風呂で遊ぶならエプムンソルトをいれる

エプソムソルトとは、マグネシウムのことです。

エプムンソルトのメリット
  • 真水を、肌当たりのいいまろやかな水にしてくれる
  • 20分以上つかっていると、肌から不足しがちなマグネシウムを吸収できる
  • アトピー肌にもいい
  • 疲労回復
  • 精神科医の樺沢紫苑先生も入浴時に使用している

エプムンソルトのレビューはこちらぁ。

我が家では、外の日差しが強すぎる時は家のお風呂に水寄りのぬるま湯をためて遊ばせます。しかし、そのままの水では実は肌に刺激が強いのをご存じですか?

エプソムソルトをいれると、不足しがちなマグネシウムの補給もできて、アトピー肌改善の期待ができ、肌当たりのいい刺激の低い水にできます。

なので我が家では、水風呂で遊ぶときにエプソムソルトを一緒にいれることで、肌負担を軽減しつつマグネシウムも補給しています。

シャワーは短時間で済ませる

汗疹になってしまうと掻きむしったりで、肌のバリア機能が低下します。悪化しやすくなるし、別の感染症にもかかりやすいです。

熱いお湯や長風呂などは、お肌に必要な皮脂を奪ってしまうため、肌のバリア機能を低下させる要因になります。

したがって、我が家ではシャワーでも短時間で済ませるようにしています。朝も体を流すので、その辺は強く意識していますね。

朝晩に汗を流す

すでに説明済みですが、朝起きたらまずシャワーで流します。あせもが出来やすい部分などです。寝て起きると、お尻は特に蒸れています。そのままにしておくと、お昼くらいにコマネチ部分を掻きむしってしまうのです。なので、朝起きたらまずはシャワーで流します。石鹸はつけません。

夜は普通のシャワーと同じです。

・早めに切り上げること、
・日焼け止めをつけていないなら、石鹸はつけない

上記を意識しています。
石鹸は皮脂を取り過ぎてしまうからです。

※人によっては、今まで石鹸を使ってきた人だと、体が皮脂量を学習しているため、石鹸を使わないと皮脂が多く残ってしまい、痒みや湿疹などの原因にもなります。もし、石鹸を使わない選択をするのであれば、徐々にしていきましょう。

私は5年以上、顔も体も洗わない人間なので、体が必要な皮脂量を学習しています。なので、石鹸を使わなくても問題ありません。

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