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トイレで冷や汗!血管迷走神経失神かも【顔面蒼白、吐き気がでる】

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顔面蒼白・冷や汗・吐き気が出てきたら神経調節性失神かも!
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トイレに行ったら

  • 突然気持ち悪くなったり、吐き気を催す
  • 体がしびれてくる
  • 冷や汗や寒気が押し寄せてくる
  • 血圧が下がってきてしまう

もしくは、

  • 普段から失神しそうになる時がある
  • トイレに行った時に失神しそうになる時がある
  • 腹痛などの痛みが発生したときに吐き気がするほど気持ちが悪くなるときがある
  • 顔色がすごく悪くなってしまい冷や汗が止まらず寒気まですることがある
  • しまいには震えだしてしまうことがある

こんな症状に見舞われることが何度かあります。

考えられるのは神経調節性失神です。

目次

神経調節性失神とは?

顔面蒼白・冷や汗・吐き気を伴う神経調節性失神とは?

  1. 血管迷走神経性失神
  2. 状況失神
  3. 頸動脈洞症候群

上の3つをまとめたものをいいます。

この記事では、わたし自身が血管迷走性神経失神になった時のことを踏まえて、原因と対処法をお話ししていきます。

状況失神についても似た症状があるので、調べたことをまとめていきます。

どうして失神するの?

脳に血液が行き届いていない(すくなくなってる)からです。

血管迷走神経性失神の引き金になるのは?【原因】

  • 長時間立ちっぱなし、座りっぱなしで作業する
  • 何らかの痛みが起こったとき
  • 不眠や肉体疲労が続く
  • 精神的な苦痛やストレスを受ける

若い人に多いのがこのパターンです。

全校集会で倒れてしまう人がいませんでしたか?それと同じです。

上記のような、失神を引き起こしやすい状況を避けることが何よりも重要です。

状況失神の引き金になるのは?

日常の特定の行動や動作によって引き起こされることが多いです。

  • 排尿・排便
  • ものを飲み込む
  • せき込む

座って排尿・排便をすることや、喘息治療および咳止めなど、特定の行動を起こさないようにすることが、必要です。

血管迷走性神経失神の症状とは?トイレで冷や汗以外にもある

 神経調節性失神の症状とは?

血管迷走神経性失神も状況失神も、失神するという点では同じです。

失神に伴う症状も似ているので、以下まとめて書きます。

  • めまい・立ちくらみ
  • 冷や汗・顔面蒼白
  • 呼吸が浅くなる
  • 寒気・吐き気
  • しびれ・失神
  • 血圧の低下

失神後、2~3分程度で血液が脳へ行くので意識が戻ります。
したがって、この失神が原因で何か後遺症が残るといった事は少ないです。

強いて言えば、失神した際の転倒による怪我です。頭部をぶつけるとかですね。

神経調節性失神の原因には自律神経が関わっている

神経調節性失神の原因には自律神経が関わっている

様々な要因で自律神経のバランスが崩れることによって引き起こされます。

自律神経とは?

  • 興奮や活動的になる作用をする神経を交感神経
  • 体をリラックスさせる作用をする神経を副交感神経

この二つをまとめて自律神経と呼びます。

自律神経のバランスがくずれると…

失神以外にもさまざまな不調をきたしますが、ここでは失神にフォーカスしてお話しします。

交感神経が抑制され迷走神経が緊張することによって、以下の症状が出始めます。

  • 血圧低下
  • 脈が遅くなる

これらはひとつずつ出ることもあれば、同時に起こってしまうこともあります。

同時に起こった場合は失神してしまうことが多いです。

ほとんどは後遺症などの心配はありませんが、2~3年に1人の割合で再発しやすいです。

神経調節性失神(血管迷走性神経失神)を予防する方法【冷や汗・吐き気が出た時はどうする?】

神経調節性失神を予防する方法

  • 生活習慣を見直す
  • 誘発するものを避ける
  • 水分摂取に努める(脱水症を防ぐため)
  • 長時間同じ体勢は避ける
  • アルコールの摂取はたしなむ程度にする
  • 塩分を制限しすぎないこと(血管内を循環する血液量を減らさないため。脱水衣装の予防にもなる)
  • 睡眠はよくとること

自律神経の不安定が原因の一つなので、ストレスもためすぎないようにするのがカギです。

神経調節性失神を引き起こしそうになったら…

  1. 横になる
  2. ひざをつく
  3. 足踏みをする
  4. 手をグーパーする
  5. 足首を上下に動かす

気分が悪くなってしまう・失神してしまうのは、自律神経のバランスが崩れ結果的に脳へ血流が行きにくくなってしまうからです。

上記の動作を行うことにより、血液を循環させやすくなります。

軽度な具合の悪さであれば③~⑤を行えば十分です。

動くことができない、意識が薄らいで来ている場合は①②が個人的にはおススメです。

私はあと数分遅かったら失神してしまうという時に、倒れるように横になったところ数秒で意識がはっきりと戻りました。

あまりお勧めしないのは、ひざをつくのではなくしゃがみ込むことです。

しゃがむ時間が長いと、段々足がしびれてくるのを経験したことはありませんか?

足の血管が圧迫されて血流が悪くなるからです。

なので、「やばい!」と思ったら、しゃがむよりもひざをつくのがいいです。

神経調節性失神(血管迷走性神経失神)の治療法とは?

神経調節性失神の治療法とは?

この失神の多くは通院等の必要はありません。

失神しても1~2分後には脳に血液がいくので大事に至らないケースが多いです。

ケガの多くは失神したときに転倒してしまい、その衝撃で頭部外傷が起こることが原因です。

高齢者等の場合、転倒し頭部をぶつけただけでも脳内出血など起こりうる可能性もあります。

予防や対策をしても頻繁に再発してしまう場合は、次の手段をとることが多いようです。

  • 自宅の壁を使って起立訓練
  • 薬物療法
  • ペースメーカー治療

失神してから、なかなか意識が戻らないことがあります。この場合は脳に必要な血液および酸素や栄養が行き渡っていないことも考えられます。

2~3分しても意識は戻らない場合は、速やかに救急搬送してもらったほうがいいです。

私が神経調節性失神の血管迷走性神経失神と判断できた状況と理由

状況

私の場合は、トイレにいた時に以下のような感じでした。

【症状経過】

  1. 妙に腹痛が苦しい
  2. 腹痛によって、具合が悪くなる
  3. 次第に気持ち悪くなり、吐き気を催す
  4. 冷や汗と寒気がしてきて全身が冷たくなる
  5. 下半身が震えてきて、軽くしびれが出てくる
  6. 呼吸が乱れる
  7. ぐったりしてくる
  8. 頭も体も重く、思考がなかなか難しくなる

ここから、

おしりをふかなければトイレからは出られない!

という羞恥心が勝り、この状態でなんとか尻までふきました。

そこからは倒れるように、床に突っ伏しました。「もう横になっていたい」という気持ちの方が強かったです。

冷や汗と寒気がしてきた時点で、血圧が低下していることには気づきました。

倒れている間に、呼吸が一瞬苦しくなりましたがすぐに楽になり、ゆっくりと起き上がることが可能になりました。

その際に顔を見たところ、顔面蒼白とはまさにこのコトなんだなとよ~くわかるくらい真っ青です。

血圧が低下すると体温がさがるので測ってみました。

体温測定の結果

35.7℃でした。
普段の平熱:36.3℃で、最近は生理近いため36.5℃が続いていました。

明らかに低すぎます。

血管迷走性神経失神だと判断した理由

思い当たる理由が以下です。

  1. 自律神経が乱れ気味
  2. 自律神経による体調不良が多い
  3. 顔などに汗はかきにくいが、手足によく汗をかく
  4. ロキソニンを1回2錠飲んで初めて血圧低下を体感(血圧低下とはどういうものかが分かった)
  5. 腹痛を起こした時に、明らかに血圧が低下していることに気づいたから

④については絶対にやってはいけませんよ!

夜中にいきなり血圧低下してしまい、急激な寒気と吐き気、震えが止まらなくなりました。

元医療事務からのアドバイスです(笑)

普段から自律神経が乱れやすいと自覚があり、血圧が低い状態がわかるかたはもしかしたら神経調節性失神のうちのどれかかもしれません。

まとめ:顔面蒼白・冷や汗・吐き気が出てきたら神経調節性失神かも!

まとめ

  • 症状がでてきたら、手足をうごかしましょう
  • めまい、吐き気を催したら、しゃがむor横になる
  • 生活習慣が大切
  • 自律神経が関わっている
  • 失神の発作を起こすときに、誘発するきっかけがある

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