パーカーを着ると後ろにさがってくる現象ありませんか?いちいち戻さなくちゃいけないし、その仕草がダサい。何よりも首が詰まってしまって苦しい。
そんな方に向けて、後ろに下がらないパーカーの着方や選び方を解説していきます。
パーカーが後ろに下がる原因
- 体型に合っていない
- 服自体の問題
- フードが重すぎる
個人の経験から上記が挙げられます。
体型にあっていない
猫背で巻肩が大きな原因として挙げられます。詳細はこちらで触れていますので読んでいただければと思います。
服自体の問題
生地の足りなさが原因として挙げられます。詳細はこちらで触れていますので読んでいただければと思います。
フードが重い
生地が厚手のものだとフードが下がりやすいようです。フードには以下の点があります。
- 生地が1箇所に集中しやすい
- 紐分の重さもある
上記のとおりです。
生地が胴体部分と違い頭部に集中しているせいもありますが、中に通している紐も意外と重たいため、首の後ろから下がってしまうことが考えられます。
以下の記事の方は、まさに私と同じで肩がこりやすいようです。したがって、たかがフードの重さですが、それによって体に支障をきたすようです。
参考:【選び方】フードが重い、後ろに下がるパーカーは肩が凝るため着ない | エディのSimpleLife (minimadays.com)
パーカーが後ろに下がる場合の対策【服選びの段階から決まっている】
- 前にポケットがあれば、物をいれておく
- 軽い素材・生地を選ぶ
- 肩のラインがあったものを選ぶ
- パーカーのフードが立つものを選ぶ
直接的な対策というのは、服後ろにずれる対策と原因【トップスが後ろに下がらない服選びとは】でも触れていますが多くはありません。なぜなら、服はすでに出来上がっているものだからです。
出来上がっているものに対しての対策は
- 服の形を変える
- 何かを付け加える
- 削ぐ
しかありません。
なので、ここで紹介できる対策は一時しのぎであり、根本的な対策としては後ろに下がりやすいパーカーを回避することだと、ご理解いただければと思います。
前にポケットがあれば、物をいれておく
財布やスマホを入れておくと、その重みでパーカーが多少は引っ張られます。幾分かマシになります。ただし、 前のポケットに不自然な重みが加わるので、体感として違和感を感じるかもしれません。
軽い素材・生地を選ぶ
厚手の素材だとその分、パーカーのフードも重くなるため後ろに下がっていってしまいます。
しかし、軽い素材であればフードも軽くなるため、フードの重みでパーカーが後ろに下がることは軽減できます。
上の画像はまだ現役でいけそうなため、しっかりと生地もたっています。やはりフードが後ろに引っ張るチカラもすごいです。
こちらは平成時代に母がきていたおさがりです。いまは寝間着としての使用。生地が寝ており、引っ張るチカラは緩和されています。
肩のラインがあったものを選ぶ
一番効果的な方法です。
肩のラインが合わないと、かなりの頻度で後ろにずれる現象が起きます。これはパーカーのみではなく、普段の服でも同様です。
以下、比較です。
肩のラインが合わないもの
上の白いパーカーは、私の肩よりも後ろに肩ラインが来ています。
肩ラインが合うもの
上記の2つのアウターは私の肩のラインと合うものです。なので、下がってきません。一番お気に入りです。
アウターだからでは?と思うかもしれませんが、同じアウターでも肩ラインが合わないと、後ろに下がってきます。肩ラインはマジで大事です。
肩のラインについて及び、肩ラインに合ったものの選び方は、服後ろにずれる対策と原因【トップスが後ろに下がらない服選びとは】で画像付き解説していますので、選ぶ際の参考にしてみてください。
※どちらのアウターもワークマンのモノです。気になる方は、店舗かオンラインショップをのぞいてみてください。1枚目は「イージス バッグイン アラエルレインジャケット」2枚目は「フィールドコア キャンピングコットン」。どちらも高機能です。私は骨格ナチュラル寄りなので、体にも合います。
実際の使用感はこちらにてレビューしています。
パーカーのフードが立つものを選ぶ
フードが後ろに垂れてしまうため、その重みでパーカーも後ろに下がります。
したがって、パーカーのフードが立つものを選ぶと、後ろに引っ張られる心配がなくなります。
1枚目は少し重めですが、肩ラインがあっているので問題なしです。加えて、厚手なのでしっかりとパーカーフードが立ちます。アウター自体は若干おもいですが。
2枚目は本当に軽いです。加えて、紐の代わりに少し硬めのゴムがはいっているので、しっかりと立ちます。レインコートだけあって、フードをかぶっても前が見えないことがないくらいです。
パーカーが後ろに下がるのを防ぐためには、自分の骨格の理解も必要
先ほども申し上げた通り、自分の肩のラインに合うものを選ぶのが一番です。そのためには、「選ぶ」「試着」が重要となります。
試着も大事ですが、その前段階の「選ぶ」がちゃんとできていないと、選びようがありません。
選べるようになれば、試着せずともだいたいアタリを引くことも可能です。
そして、できれば自分の骨格タイプもだいたい把握しておくと、選び方に困ることもありません。
私が今まで参考にしてきた書籍が以下です。実例つき+簡単ですので、「骨格?」と思った方にはいいかもしれません。
逆にすでに骨格診断をご存じな場合は、いまひとつ物足りないと感じる内容となっているでしょう。
上記2冊は、似合う色と服のデザインについて。以下の1冊は主に似合う色についてですが、髪型やメイクの幅広い記載がされています。
男性向けは少ないのですが、以下は男性でもわかりやすいかと思います。※以下、私は未購入です。