読書

美輪明宏のおしゃれ大図鑑の感想【上品さが運気を上げる】

感想

美輪明宏さんのおしゃれ大図鑑という本を読んだことがあります?

表紙に惹かれて購入したんですけど、中身がかなりレベル高いんですよ!

説明下手なので伝わりづらいですが、オシャレとは

  • 知識
  • 活かし方
  • 見せ方
  • 工夫の仕方
  • 歴史

から成り立っているとこの本から学べました。

今日はそんな本の内容紹介と、私自身の感想を書いていきたいと思います。

この本で学べること
  • おしゃれの本質
  • 本当のおしゃれとは?
  • オシャレに貢献した人々
  • オシャレの仕方は多岐にわたる

詳細は次に説明する「内容」でお話ししますね。

美輪明宏のおしゃれ大図鑑の内容

内容

美しいモノに囲まれていれば、あなたは自然に美しくなります。

引用: 美輪明宏のおしゃれ大図鑑

この文章のとおり、以下のような面から「美しいもの」について書かれています。

身近なもの

  • ファッション、香り
  • インテリア、音楽
  • 言葉、色、日本美

美まつわる偉人たち

  • 竹久夢二
  • 高畠華宵
  • 内藤ルネ
  • 寺山修司
  • フジ子・ヘミング

美のお手本

  • 恋愛映画、映画女優
  • 輝く男とは?
  • 歌舞伎
  • エディット・ピアフ

かなりざっくりまとめています。現物はもっと細かいです。

美輪明宏のおしゃれ大図鑑の感想

感想

当初はちんぷんかんぷん

当時は色使いが綺麗だなぁと思って読んでいました。オシャレというよりは「美」について興味が強かったです。
そんなもんだから、特に偉人の章はちんぷんかんぷん。

なんか思ってたのと違ったかも…とすら感じてました。

何回読んでも勉強になる

子供ながらになにか惹かれるものがあったのでしょう。よくわからないのに幾度となく読み返していました。

ここまで読み込んだのは美輪明宏さんの本くらいです。

何度読んでも発見がある本、勉強になる本というのは人生で初めてでした。

もちろん、私の読解力・感じ方の問題もあると思いますが

三十路近くなった今、やっと一通り意味を理解できるようになりました。

本当の意味での読み込みは、これからじゃないかと思います。

私の感性で言わせていただくと、 とても美味しい本です。

美輪明宏のおしゃれ大図鑑からみるファッションと香り

ファッションと香り

ファッション、香り。とても肥やしになりました。

したいけどできない現実

ファッションに関しては「今の時代では浮いてしまう…」と感じたので、心の中で留めています。
本書で書かれているファッションは、清楚で綺麗で異次元すらも感じさせます。

今の時代では綺麗すぎて野暮・ダサイという言葉で片付けられてしまうかもしれません。

香りに馴染みが薄い

香りは、

  • わたしがズボラ
  • 香りと自分の匂いについて未熟すぎる

ので羨望の眼差しで読みました。

欧米では体臭の関係もあってか、匂いに敏感なようです。

日本も昔は香りで遊ぶくらい、匂いに繊細な感性を持っていたようです。衣服に香りを焚きしめて、情緒を楽しんだとか…

匂いの変化がわからない

お恥ずかしながら、時間の経過ごとに変わる香りの違いがわかりません。

トップノート、ミドルノートとかいうやつです。

「どれもおんなじやん」と思ってしまいます。

日本は昔こそは香りに敏感だった民族かもしれませんが、今はとても無頓着な気がします。

香りに鈍感になった【考察】
  • 街に強い匂いが多くなった
  • 香水の質の低下
  • そんなに鼻がよくない

私の予想では、アレルギーなどの症状で鼻が良くない人が増えたのかなと…。

結果、匂いに鈍感になってしまい、強い匂いでないと感じることができなくなった。そしてたっぷり香水をつける人が多くなった。

たっぷり匂いを付けたら、街は強いにおいであふれてしまうので悪循環です。

美輪明宏のおしゃれ大図鑑から学ぶインテリア

インテリア

汚い部屋に住んでいる人は汚くなります。美しい部屋に住んでいる人は、美しくなります。

つまり、いる場所によって体の色が変わってしまうカメレオンのように、人間もまた保護色の生き物であるということを忘れないでください。

引用: 美輪明宏のおしゃれ大図鑑

本書には、美輪明宏さんが20歳のときに過ごしたアパートのインテリアイラストが描かれています。

あまりにも居心地の良いお部屋だったので、当時お付き合いしていた人がなかなか帰ってくれなかったそうですよん。

やろうと思えばなんでもできる

美輪さんが生きていた時代は、私なんかよりも遥かにモノがなかった時代のはずです。

日本の歴史的な事が起こった後だったので、なおさらです。

しかし、美輪さんの当時のお部屋は可愛いのに美しいです。そしてエレガントです。

美輪さんのお部屋の感想

柔らかいベビーピンクを基調とし、こっくりしたマゼンタピンクの家具がメリハリをつけています。

白と黒のチェス盤のような壁に、女優さんの切り抜きを貼ってアクセントにしています。

膨張しやすいピンクを、ところどころにある黒が引き締めているのでお部屋が単調になりません。

小物類はクラシックな感じなので、エレガントさも演出されていると思います。

マイセン風の電気スタンドをタダみたいな安い値段で買ってきたり、渋谷の生地屋さんで手に入れたジョーゼットやビロードを部屋中の壁や家具に張り巡らせたりして、私なりの部屋を作ったのです。

引用: 美輪明宏のおしゃれ大図鑑

機能性を追求しすぎな日本

日本のインテリア雑誌は、最近は、収納テクニックに走ってばっかりで、あまり役に立ちません。

そういう雑誌では機能性ばかりを優先し、花やリボンやレースなどを、無駄なモノとして切り捨てていますが、そういう一見無駄なものこそが、ロマンティックな空気や優しい気配を生むのです。

引用: 美輪明宏のおしゃれ大図鑑

私は綺麗すぎる部屋は落ち着きません。

だったら目新しいものはなにもなくても、おばあちゃんの家のような情緒がある家の方が心身的におちつきます。

波動…ということもあるかもしれないけれど、そもそも装飾系は目をそこにとどまらせる事ができます。

疲れないです。そして、気分的にも良くなります。
和むんですよね。

部屋を構成するもの

さらに、部屋に流れる音楽、壁に飾っている絵画や写真、そこここに置かれている本や画集から発散される教養や知性もまた、その部屋の空気を大きく変えてしまう大切な要素。

引用: 美輪明宏のおしゃれ大図鑑

インテリアと一括りにして仕舞えばそれまでですが、それらが醸し出す空気はやはりそれらがないと成り立ちません。

また、このようにも書いています。

そういう、”目に見えないインテリア”にも心を配って、あなたのお部屋を素敵な空間に仕上げてください。

引用: 美輪明宏のおしゃれ大図鑑

美輪明宏のおしゃれ大図鑑で知ったアール・デコとは?

アールデコ

個人的にもっと詳しく書いてほしかったものです。

自分で調べなさいと美輪さんに言われそうです

アール・デコとは?

「くねくねとした曲線」が特徴だったアール・ヌーヴォーへの反動で、アール・デコは抽象的、幾何学的に円や直線やわ組み合わせた、斬新なデザインが特徴です。

それまでの過剰な装飾をそぎ落としながら必要な装飾は残す、洗練の極みのような美意識なのです。

引用: 美輪明宏のおしゃれ大図鑑

アール・ヌーヴォーが好き

個人的にはアール・ヌーヴォーの方が好きです。草や花などをモチーフにしたものが多いからです。

絵画でいうと、アルフォンヌ・ミュシャはアール・ヌーヴォーなのかなって思います。

改めてアール・デコとアール・ヌーヴォーを比べてみました。

家具としてはアール・デコ派

家に置くのなら、断然アール・デコです。

美輪さんもおっしゃってますが、「過剰な装飾を削ぎ落としながら必要な装飾は残す」だからです。

アール・ヌーヴォーは家に置くには装飾が多く、目が休まりません。

すっきりと家の空間の邪魔をしない、でも家の空気(空間)には働きかける…。

このスッキリとしながらも、まろやかさがあるアール・デコが今は好きです。

美輪明宏のおしゃれ大図鑑から学ぶ音楽のパワー

音楽のパワー

簡単なのにやってる人が少ない

音楽は、お金のかからない最高のインテリア。

どんな狭いアパートも、素敵な音楽を流せば、情熱的で神秘的な空間に変える事ができます。

つまり、音というのは、人の心さえ操ることのできる、ものすごいパワーを持った波動であるということです。

引用: 美輪明宏のおしゃれ大図鑑

まさにです。

インテリアとともに音楽をかけると、視覚情報はインテリアから空気的な情報は音楽から得る事ができます。

美しい曲は美しい人を作ります

人間の体は、70%が水でできています。その水に音波を与えると、刺激を受けて水は揺らぎます。

その音波が悪い波動だったら、どうでしょう?

人間の体には悪い影響が出てしまいます。

引用: 美輪明宏のおしゃれ大図鑑

綺麗な言葉と汚い言葉を浴びせてできた氷の結晶の形が、全く違ったという研究もあります。

なので、音楽にも波動があるのは十分に考えられます。人間には水分も含まれているので、その影響を受けてもなんら不思議ではないですね!

本書ではオススメの曲も挙げられている

本書には美輪さん自らがオススメする、ロマンあふれる名曲アルバムが挙げられています。

それぞれのアルバムに、美輪さんからの一口コメントも書かれているのですっ。

なかにはクラリネットの演奏アルバムの紹介もあります。

美輪明宏のおしゃれ大図鑑に学ぶ日本の美

日本の美

日本には素晴らしい美学がある。

言葉が繊細

歌や詩、俳句や川柳、短歌など、少ない言葉でどれだけ情景を想像させれるか…
そしてその言葉から想像できる力。
日本で誇るべきものだと思います。

一つの単語からイメージできる表現力

「夕日」の表現一つでも、

卵色や黄土色に染まって見えます。夕日が薄れてくると、残照は茜色。ピンクがかったグレイも入り混じります。

遠景には、夕暮れて藍色に沈む山々が。

引用: 美輪明宏のおしゃれ大図鑑

上記は朧月夜という歌から、美輪さんがイメージした情景を言葉にしたものです。

想像力が養われる日本

言葉の表現力もそうですが、この詩をみていると自然と情景が浮かび上がってきますよね?
外国にはこんなに豊富な言葉はありません。

きっと、美輪さんの情景を言葉で説明しても言葉からは受け取れないでしょう。

さらに、こうした叙情歌はただ風景を歌っているように見えながら、実はそこに無常観や諦観、悟り、平和への祈りなどなどが、込められています。

引用: 美輪明宏のおしゃれ大図鑑

和の色に学ぶ色使い

着物など特にそうですが、よくみるといろんな色を使っているのに全然ケンカしてません。

それは日本人が色に対しても繊細だからです。

日本はひとひねり、アレンジを加味するのです。

紫という色にしてもそのまま使うのではなく、グレイを混ぜてみたり、青みがかったり、ピンクがかってみたり。

様々にアレンジした結果、藤色、すみれ色、大江戸紫、古代紫、菖蒲色…、数え切れないほどの紫を作り上げてきました。

引用: 美輪明宏のおしゃれ大図鑑

美輪明宏のおしゃれ大図鑑から学ぶ美の伝道師たち

伝道師

竹久夢二

日本人の生活の中に新たな美意識を取り込み、暮らしの中にアートを育てた最初の功労者です。

引用: 美輪明宏のおしゃれ大図鑑

竹久夢二さんは、今の時代で言うところのマルチプレイヤーな方です。

画家だけではなく、イラストレーター、人形家、着物のデザイン、グラフィックデザイナーとして挿絵や、便箋などのデザインをも手掛けていました。

世の中からの需要が上がる一方、その業界の人たちからは妬みにあい、なかなか認められなかったそうです。

美を生活に取り入れる先駆者となったのは間違いありません。

絵をみた感想

使われている技法が現代と全く変わりありません。逆に言うと、彼を超えた作品がないとも言えるでしょう。

一見斬新、でも「たしかに」と伝えたい視点が納得できます。

色使いがなんとも優しいのが印象的です。

多彩な色をたくさん使うのではなく、繊細な色をいくつか使っている。そんな感じがします。

現代のイラストからは感じられない安堵感があります。

高畠華宵

竹久夢二と中原淳一の間に位置し、大正から昭和にかけて活躍した挿絵画家、高畠華宵。

彼が絵に書き込んだ卓越したセンスは、日本中の女性に多大な影響を与えました。

そして、何十年も前に描かれたものなのに、アンニュイでデカダンスな世界は、いまだだ私達を刺激してやむことがありません。

引用: 美輪明宏のおしゃれ大図鑑

それまでの日本画とは違う方向性で絵を描きました。どちらかというと西洋風の二重にメリハリのある体型です。

描かれているファッションも、自由な着こなしが多く古臭さを感じません。

私がとても好きな画家さんです。

美女は美女でも造形が美しいだけではありません。とっても高貴で品が感じられる、そんな女性を描いている作品が多いです。

寺山修司

寺山修司さんもマルチプレイヤーな方です。しかし、日本での知名度は低く、その価値をわかっている人も多くありません。

未だに日本のマスコミは、ただの外連味の多いゲテモノ作家として扱っています。

ところが海外では寺山さんは、”天才アーティスト”。

私がパリに行った時も、向こうで知り合った知識人、文化人、演劇人の間で寺山修司に対する評価があまりに高くて有名なことに、驚きました。

彼らは寺山さんに、ちょうどジャン・コクトーとかサルバドール・ダリに対するのと同等、もしくはそれ以上の敬意を払います。

引用: 美輪明宏のおしゃれ大図鑑

この人の作品は、かなりの人間でないと読み解くのは難しいと思います。

読み手の想像力や読み解く力によって、全く違う解釈をしてしまうからです。

私は彼に言いました。

「詩というのは、文字だけでイメージを伝えなくてはならない。

だからどうしても、相手のボキャブラリーや想像力とか過去の人生経験に頼らざるを得ない。

あなたはそれが信じられなくなった、いやになったのね。

だからあなたの頭の中の本当のイメージはこうなんだと、明確に表現したくなったのでしょう?だったら手伝うわ」

すると彼は、困った顔をしてこう言ったのです。

「あなたは何もかも見抜いてしまう。コワイ人ですねぇ」

引用: 美輪明宏のおしゃれ大図鑑

この言葉からも見ても、彼の作品は真意が伝わっていなかったとわかりますね。

最後にこの言葉を載せておきます。

どうぞ、そのまま味わってください。

かつてジャン・コクトーが「私の作品を分析しないでください」と言ったように、寺山さんの作品も分析されたり批評されることを好みません。

引用: 美輪明宏のおしゃれ大図鑑

どうでもいいことなのですが、「好みません」という言葉に静かな優しさと訴えを感じました。

美輪さんなりの、寺山さんと読者の方に対する配慮なのかなぁと勝手に思いました。

同時に、こういう伝えかたもあるのだなぁと学習しました。

美輪明宏のおしゃれ大図鑑から学ぶ歌舞伎の魅力

歌舞伎の魅力

色使いが素晴らしい

足袋の色、重ねた着物の色や柄、そして扇子の色、帯の色、腰のひも一本に至るまで、その色彩バランスの妙は、まさに日本の美学です。

引用: 美輪明宏のおしゃれ大図鑑

色によっても威圧感やお淑やかさなど、キャラクターの表現もしているようです。

仕草

歌舞伎の仕草は女を極めていると思います。歌舞伎の女形のひとは、本物の女以上に女です。

その仕草や振る舞いは参考にすべきだと思います。

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最後に

いかがだったでしょうか?

美輪明宏さんのおしゃれ大図鑑。

全部紹介したいですが、私の拙い文ではもったいないです。

ぜひ、書店で本物から吸収してください。

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