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授乳期に熱が出たら乳腺炎を疑いますよね。しかし、熱以外に症状がないなら、脱水症状の可能性もあります。
実は脱水症状にも、進行すると熱が出ることがあります。いきなり脱水症状というワードがでてきて「?」な人もいるかもしれません。
本記事では、以下についてお話しします。
- 乳腺炎じゃないのに熱が出た場合に考えられること
- 乳腺炎と脱水症状のちがい
- 乳腺炎じゃない熱の対策
実は管理人も、授乳期に熱が出て病院受診したら「乳腺炎じゃない」(よくわからないが、乳腺炎ではないとのこと)と診断された経験があります。んで、自宅に帰って水飲みまくったら一気に改善しました。
熱自体は熱さましを飲めば下がりますが、それでは根本的な解決にはなりませんし、母乳のほうにも影響がでてくるでしょう。対処法はカンタンです。水飲めばOK。ただ、その水分摂取が意外とおろそかになってしまうんですよね。なんせ1.5Lは必ず飲めっていわれますしね。記事後半では助産院で教えてもらった、無理せずに水分摂取できる方法について触れています。私はこの方法でかなり助けられました。
乳腺炎じゃないのに熱?考えられる原因は?
おおまかに2つ。
- 脱水症状
- 風邪
この記事では、脱水症状について取り上げます。※脱水症状は何度も経験があるので、実体験もふまえて書いています。
脱水症状とは?乳腺炎と比較しながら解説
まず、乳腺炎と脱水症状は似ているのか?という話ですが、以下が2つの症状です。
- 頭痛
- 発熱
- 倦怠感
- 眠気
- 乳房の痛み
- 乳房の熱感
- しこり
- 倦怠感
- 発熱
- 母乳がでにくい
- 母乳が残っている感じがする
つぎでは乳腺炎と間違えた私の自覚症状について話します。
病院受診まえのわたしの自覚症状
- 乳房のじゃっかんの痛み
- しこり
- 熱感
- 母乳の出が悪い
- 赤ちゃんが吸っても、母乳が残っている感じがする
- 頭痛
- 発熱
熱があったけど、病院の診断は「乳腺炎ではない」
触診と問診の結果、乳腺炎ではないとの診断。理由は以下です。
- 乳汁がキレイ
- 乳房にしこりが認められない
- 触っても激痛が走らない
- 搾乳もちゃんとやっている
たしか、こんな感じです。
順番に説明していきます。
乳汁がキレイ
乳腺炎には血が滞ってしまうタイプと、傷口から菌が入り込んで感染症を起こすタイプがあります。感染症のタイプだと、乳汁が黄色く濁るようです。私の乳汁は出始めだけ黄色(毎度のこと)で、あとは乳白色でした。
乳房にしこりが認められない
私的には右乳房の下部と中央にピンポン球サイズのしこりがあるように感じましたが、助産師さん曰く授乳中であればこの程度はあって当然とのこと。ちなみに、左乳房はしこりが小さい。(サイズが違うからこそ、しこり→乳腺炎?と思ったのですが)
触っても激痛が走らない
乳腺炎になると、しこりのある部分が赤みを帯びて触るだけでも痛いとのこと。(産後2日程度で、なる人はなる乳房が張って激痛が生じる状態と似ていると思われます。このときは両胸で陣痛でも起きているのかと思うくらいで、痛みで寝れませんでした。)たぶん、乳腺炎の痛みは↑のような痛みなんだと思います。
今回は赤みもないし、激痛もなかったです。乳腺炎の初期では痛みはそこまで強くない場合もあるようです。悪化すると痛みが出ると。私は産後2日目のような痛みを味わいたくなかったので、少し痛みがあっただけで受診したのですが、乳腺炎ではなかったようです。
乳腺炎の痛みははっきりしています。黙っていても痛い。赤みが帯びていないことも多い。
搾乳もちゃんとやっている
赤ちゃんに母乳を飲ませたいのもあって、飲み足りない時や、乳首に傷ができたりして母乳を与えれない時は、搾乳機を使って搾乳しています。助産師さんにこのことを話すと、母乳がたまって乳腺炎になっている可能性は低いと言われました。
私が行ったのは、産婦人科です。乳腺炎に関しては、あまり対応歴がない助産師さんにあたったようです。今ならわかるのですが、乳腺炎か否かは、乳腺炎経験が豊富な助産師さんなら間違えようがありません。はっきりと言い渡すことができます。母乳がでている時点で詰まってはいないので、今の自分的にも、乳腺炎ではないと判断できます。助産院にいったほうが、乳腺炎経験が豊富な助産師には恵まれます。乳栓をとれるかどうかは、また別ですが、判別は確かです。
脱水症状の場合の熱の治療
以下のクスリを処方されました。
処方薬
- アセトアミノフェン(解熱鎮痛)
- 葛根湯(頭痛、血流よくする)
- ゲンタマイシン軟膏(感染症対策)
熱はすでに下がっていましたが、授乳中だと飲める薬も限られています。今後のことも含めて頭痛やそのほかの痛みがあった時に使えるよう、アセトアミノフェンが処方されました。
葛根湯は血流を良くして、母乳の出をよくします。(頭痛にもききます)
乳腺炎ではなかったものの、左の乳頭が右に比べて白いことから乳口炎疑い。よって、ゲンタマイシン軟膏が処方されました。※乳栓バスターズの今だから思いますが、この白いのはレイノー現象でした(笑)白斑ではなかった。
*ゲンタマイシンは赤ちゃんの口にはいられない薬なので、清浄綿で都度拭き取ってから授乳が必要です。

今からできる脱水症状の水分対策
普段の3食に加えて、マグカップにたっぷりの水分をいれて一緒に食卓におく。
食事の水分+コップの水分×3回=1.5L以上
上記のようになります。
授乳しつつ生活の中で水分をとろうと思うと難しいし、つい省略しがちです。しかし、3食はとるものなので、そこにマグカップ分の水分を追加するだけで、食事の一部になるため半強制的に水分摂取できることになります。
助産師さんに教えてもらった方法です。おかげで、授乳期は水分を意識しなくても取れていたと思います。いまは、授乳回数も減ったため逆に手抜きして水分不足になりがち。しっかりとっていこうと改めて思いました。
※水分不足になると、母乳のめぐりも悪くなるので