松山油脂 肌うるおす保湿浸透水モイストリッチの低評価口コミを見てみると、「浸透しない」という言葉が多いですね。
私も浸透しないと感じたうちの一人です。
でももう何回もリピしています。レビューは松山油脂モイストリッチの使用感【化粧水成分のセラミドで乾燥撃退】にかいてますので、読んでみてください。
今日は、どうして浸透しにくいのか?について考えてみたので、どうぞお付き合いください。
浸透したら、お肌がやばいってこと
松山油脂 肌うるおす保湿浸透水モイストリッチが浸透しない理由
私の勝手な考えです。
浸透しないのが潤いのヒミツ
お肌のほんっっとの表面だけ潤っても、結局意味がないのでは?と思ったのです。

私の指のシワです。クリーム系はこのシワまでは入らない。
松山油脂 肌うるおす保湿浸透水モイストリッチが浸透しにくいと言われる理由は、お肌のキメ部分のシワに入り込み、蒸発せずにその部分を水で満たしてくれるからなのではないかだろうか?
だから、この化粧水を使うと、突っ張らないのではないだろうか?
他の化粧水だと、つっぱるものはつっぱります。
後に説明しますが、他の化粧水はエタノールが配合されているものが多いです。
キメのシワ部分に入りやすくても蒸発するのが早いので、塗って数時間でつっぱるのではないだろうか?
──だとしたら、この浸透しにくさはありがたいことであり、松山油脂 肌うるおす保湿浸透水モイストリッチが乾燥に強いヒミツだと思う。
松山油脂 肌うるおす保湿浸透水 モイストリッチは浸透しにくい?
他の化粧水に比べると確かに浸透しにくいです。
アマゾンレビューの低評価の理由は、ほとんどこれ。ここから私の推測も混ぜて書いていきます。
結論から言うと、浸透しなくてアタリマエ。
“浸透”の認識はあってる?
まず私たちが一生懸命潤しているのは角質層といいます。そしてこの角質層は0.01~0.03ミリくらいの厚さでめっちゃ薄いし、ゆくゆくは剥がれていくものです。
だって、死んでる細胞だから。
いいですか?
死んでる細胞ですっ!
髪の毛と同じですでに「生」を失ったものになにをしても、どーすることもできません。私達が高いお金を払って毎日せっせと保湿しているのは、この死んだ角質層なのです。
化粧水は角質層よりも奥には浸透しない
キャッチコピーなどで「奥に浸透する」などとよく聞きますが、本来そう言う表現は禁止されています。
詳しくは化粧水は”肌の奥まで浸透しない”科学的理由を見ていただくとして…
──奥に浸透する旨が書いてある場合、必ずどこかに「浸透するのは角質層まで」の記載があるはずです。
簡単に浸透したら肌のバリア機能が壊れてまっせ
角質は顔を守るためにあります。なのでどんどん剥がれていくのですが──。
この角質に化粧水ごときが(口悪くてすみません)塗っただけで簡単に浸透してしまったら、他のあらゆるものが顔を侵略できることになってしまいます。
極端な例ですが、雨に濡れただけでその水は浸透していきます。こりゃえらいこっちゃ!ですね。
──というわけで、低評価に多い「浸透しにくい」のはアタリマエなんです。
もし、松山油脂 肌うるおす保湿浸透水 モイストリッチに付け加えるとしたら、ゆっくり浸透もしくは、馴染むの方が近いです。
じゃあ、他の化粧水が浸透したように感じるのはなぜ?
あくまで私の推測ですが書いていきますね。
エタノールなどを配合して蒸発させている
エタノールって、さっぱり感を出すために配合されています。
塗って浸透した=なくなったと思うのは、化粧水がただ蒸発してるだけかもしれません。
なので、私が気に入って使っていた、”なめらか本舗のイソフラボン”にもエタノールがはいってました。逆に浸透が悪いと感じていた”ナチュレのハトムギ化粧水”には、エタノール系が入っていませんでした。
一概に全てに当てはまるとは言えませんが浸透が悪い=エタノールが入っていないのかも?と思ってます。
松山油脂 肌うるおす保湿浸透水 モイストリッチには、刺激になるものが入ってない
女性の肌にとって、最も基本的で大切な「保湿」に重点を置いた、肌をうるおす保湿スキンケア。こだわりは、うるおすことと肌へのやさしさです。
毎日使い続けることで、肌が本来もっている水分保持の力を蓄え、さらにうるおう肌へと導きます。敏感な女性の肌にも可能な限り、おだやかに作用するように配慮しました。
私たちの製品は、「肌に合うか」「刺激はないか」と、お客様が悩みながら選ぶものです。だから、洗浄料はすっきりと洗い流せて肌に残りません。スキンケアは肌に欠かせないものだけ、過不足がありません。洗うこと(WASH)と潤すこと(CARE)はいつもひとつ。
二つめのは石鹸に対しての言葉なんですけど、製品に対する気持ちが伝わりますね。だからここまで、本質にこだわろうとするのかなって。
お肌に必要なものだけを…ってスタンスが個人的には好きです。
そして、成分がこちら。
水[溶媒]、BG[保湿、防腐]、グリセリン[保湿]、1,2-ヘキサンジオール[保湿、防腐]、ダイズ種子エキス[肌を整える]、ダイズ発酵エキス[肌を整える]、加水分解ダイズタンパク[保湿]、ダイズステロール[保湿]、セラミド1[保湿]、セラミド2[保湿]、セラミド3[保湿]、セラミド5[保湿]、セラミド6Ⅱ[保湿]、ヒアルロン酸Na[保湿]、カルボキシメチルヒアルロン酸Na[保湿]、トレハロース[保湿]、水添レシチン[乳化、保湿]、キサンタンガム[質感調整]、クエン酸[pH調整]、クエン酸Na[pH調整]
ありがたいですよね。それぞれの成分の意味まで書いてくれてるんですよ。不安がる人がいるだろうからってことでしょうね。
それだけ、配慮してるんだからますます好感。
なんかこの記事を書いてるうちに、私のほうが松山油脂 肌うるおす保湿浸透水 モイストリッチへの愛着がわきます(笑)
エタノールがはいってない
”かずのすけさん”という方がいるんですけど、その人もこんなニュアンスのこと言ってました。
本来潤すものにエタノール(乾燥作用のあるもの)をいれてしまうのはどうなのか…。
敏感肌用と謳ってるのに、エタノールがはいってたりします。これだけでもお肌への刺激になってしまいます。
ヌルヌルするのって、保湿成分じゃないのかな?
浸透しにくいし、ヌルヌルする…という声も低評価の原因ですが、私はこう思います。
専門家ではないのでわかりませんが、保湿系ってヌルヌルしてるのがフツーなのではないかと。
がごめ昆布とか、一時期話題となった韓国コスメ”カタツムリエキス”。これも傷を修復するだかなんだかの作用があって、やっぱりヌルヌルしてますよね。
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保湿成分はヌルヌルしてるのが当たり前で、そこにエタノールなどをいれてテクスチャーを調整してるんじゃないだろうか。
松山油脂 肌うるおす保湿浸透水モイストリッチの使い方
私のやり方です。
ヌルヌルしてる上からクリームも塗っちゃう
どの順番でなにを塗っても結局、顔の上で混ざった状態になるようです。(なにかで読んだ)
なので、手間暇かけて化粧水を塗り込んでからクリームを塗ったとしても、さほど変わりはしません。
私は松山油脂 肌うるおす保湿浸透水モイストリッチを塗った後、続けざまにクリームも塗ってぐちゃぐちゃにさせます(笑)
少し置いとくと乾くのでノープロブレムです。
手うちわであおぐ
松山油脂 肌うるおす保湿浸透水 モイストリッチをぬってパタパタすると、わりと早めに乾きます。
まとめ:松山油脂肌うるおす保湿浸透水モイストリッチが浸透しない理由
がっつり私の感想になってしまったんですけど、浸透しにくいってのはそもそも浸透しないのが正解だったって話ですよね。
むしろ多量に入れ込もうとすると皮膚には毒のようですから、自分に合うものをパパっとつけて乾燥がしないものを選ぶのがいいのかもしれません。
