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【比較】混合・完母・完ミのメリットデメリット【全て経験済み】

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ずっと完母に憧れて我が子が生後5ヶ月の時にやっと完母になれたのに、頻発する乳房トラブルに精神的に参ってしまいました。

そんな時、

  • このまま完母でいくのか
  • いっそのこと完ミにしてしまおうか
  • それともスタートだった混合に戻そうか

こんなふうに考えがよぎりました。

結論、完母のままでいくのですが、今一度それぞれのメリットデメリットについて考えてみましたのでここに記します。

*赤ちゃんにとってというよりも、わたしにとってどのような作用をもたらしているのかを考えました。

目次

混合のメリット、デメリット

混合のデメリット
  • 母乳もミルクも…って、めんど!
  • 足してもいい量がわからない
  • ある日いきなり飲む量がふえる
混合のメリット
  • 乳首トラブルになりにくい
  • 授乳タイムが短いし
  • 母乳不足感に悩まされない
  • 乳腺炎になりにくかった
  • 精神的に余裕

混合のデメリット

母乳もミルクも…って、めんど!

夜間授乳は泣かせてしまうし、完母だったらササッとあげれるから楽なのになぁ…。もしくはミルクだけなら服を脱がずにミルクだけでいいよなぁ。

足してもいい量がわからない

完ミの量はネットでも情報があるけど、母乳が足りない分の”不足分”としてのミルク量の記載がない。参考にするものがないよ〜

ある日いきなり飲む量がふえる

グズる日が続くからわかりやすい。

混合のメリット

乳首トラブルになりにくい

乳首トラブルの多くは、頻回授乳すぎるのと授乳時間が長すぎるからです。混合だと授乳時間が短くすみます。

母乳不足感に悩まされない

ミルクを足せばいいからです。

乳腺炎になりにくかった

混合だと母乳量はトラブルになる程多くなりにくかったせいか、混合の時は乳腺炎になったことはありませんでした。

精神的に余裕

乳首トラブルもないし、母乳不足感もないのでかなり平穏です。はじめての育児に寝不足、また、赤ちゃんを危険にさらさないようにと、毎日緊張の糸が張り詰めています。

そんな状態で乳房トラブルや乳首トラブル、おまけに母乳不足の心配なんて気が滅入りますね。

混合では、ラッチ音がうまくいかなかっただけで、それ以外の心配は全くと言っていいほどありませんでした。

まとめると…

使うものや手間は混合と完ミでは変わりません。しかし、完ミにはない、直母によるリラックス感をもたらせてくれます。

プラス面としては、乳房トラブルがなかったため授乳に関するストレスはゼロ。

初期はラッチオンの悪さが原因で白斑ができたりと、かなり泣きました。
母乳不足感がないのもかなり嬉しいです。

母親になると母乳のことで一日中悩むことができます。ノイローゼになることもあるくらい。

混合だと、完ミでは味わえない直母のよさと、完母ならではの悩みとは無縁で、いいとこ取りだと感じました。

②完ミのデメリット、メリット

生後1ヶ月のとき、ほぼミルクメインでやっていました。

デメリット
  • 荷物が多い
  • 外での調乳温度が難しい
  • 粉ミルク代がかかる
  • 夜間泣かせてしまう
  • 授乳=直母なイメージ
  • ミルトン代かかる
  • 電気代かかる
メリット
  • 時間管理しやすい
  • 母乳不足感が皆無
  • パパにお願いできる
  • 哺乳瓶を選ぶのが楽しい
  • 飲んだ量が丸わかり
  • 乳房乳首トラブルなし
  • ファッションが自由
  • 行動の制限もない
  • なんでも食べれる
  • 丈夫な子が多い気がする

デメリット

荷物が多い

粉ミルク、哺乳瓶(場合によっては2つ)、お湯、湯冷し。これに加えて、スタイやらお尻拭き、オムツなど…。持ち物がたくさん!

哺乳瓶も合う合わないや、このまま完ミでいくのか母乳育児へと移行していくのかで選ぶ乳首が変わったりします。

外での調乳温度が難しい

泣く前に、でもお腹が空くタイミングで授乳したいので、早く調乳しすぎると冷えてしまうし、遅いと冷めるまで泣きっぱなしだし…難しいです。

夏場であれば多少冷えすぎても体温調節の一環として飲ませることができますが、さすがに北国の冬で冷えすぎてしまったミルクは飲ませられません。

粉ミルク代がかかる

だんだん飲む量も増えるため、混合のミルク寄りだとすぐに無くなります。

夜間泣かせてしまう

我が家は2LDKのため、常に子供のリズムで生活しています。(物音に敏感な子ゆえ、寝ていても家事はできないし、そもそも抱っこじゃないと寝ない)訳あって、現在旦那も家にいる状態。

娘のリズムで授乳したいので、アラームをかけてまでわざわざ授乳しません。もう6ヶ月なので。

そうなると、娘がお腹すいて泣いて起きてからミルク作りとなるので、その場を離れることとなり、泣かせてしまいます。

(現在、旦那が家にいるので、旦那にミルクはお願いしていますが)

授乳=直母なイメージ

わたしの勝手な先入観です。

ミルトン代かかる

物を口に運んだりしだすとミルトンは卒業…という情報をネットでみますが、それまでの5〜6ヶ月間、ミルトン代がかかります。搾乳機など使うものが多いと、より消費が早いです。

ミルトン使用量の目安

水2Lに対して1錠。

我が家の場合は、ちょうど免疫がきれるのが5〜6ヶ月ということもあり、プラス1ヶ月間ミルトンを使ってから卒業しようと決めました。

電気代かかる

最初は電気ケトルで都度沸かしていたのですが、なんと1回につき900ワットかかるとのこと。どうりで電気代が上がったわけだ。

メリット

時間管理しやすい

我が子は時間にキッチリしているので、管理しやすかったです。泣く時も、空腹か構って欲しいか眠たいかです。6ヶ月に入ってからは後追いで泣くくらい。

母乳不足感が皆無

ミルクならたすことができます。

パパにお願いできる

一つでも負担を減らすことができます。

哺乳瓶を選ぶのが楽しい

女性は買い物がすきですよね。ストレス発散がてらにもなるので、可愛い物をついつい買いたくなります。

飲んだ量が丸わかり

確実に飲んだ量がわかるので、我が子がどのくらいの哺乳量なのか知ることができます。毎日尿量を気にすることもないし、脱水の心配もありません。

乳房乳首トラブルなし

詰まると一日中憂鬱だし、痛いし…。そして孤独だけど、ミルクなら心配は全くない!

ファッションが自由

いつでも授乳ウェルカムじゃないので、好きな服を着ることができます。完母だとむしろ裸族のような生活が待っています。

わたしの場合は、切迫早産で入院していたのでパジャマ以外着ることができるのがめちゃ嬉しいです。

入院についてはこちら。

行動の制限もない

頻回授乳もないし、パパにミルクをお願いできる!髪の毛を染めたい時も時間があるので楽勝。

なんでも食べれる

授乳していなければ、アルコールもよしだし、食事面も気にしなくてok!

丈夫な子が多い気がする

母乳は免疫がつくなんてよく聞きますが、私が知恵袋で見た限りだとミルクの子の方が丈夫な子が多かったです。

今のミルクは過去のものとは比べ物にならないくらい性能が良くなっています。もしかしたらですが、土台となる健康面や栄養素がミルクの方が高いのかもしれませんね。

免疫は健康的であって初めて十分な効力を発揮します。調子が悪い時は大人でも免疫が下がりますよね。そんな感じなのかもしれません。

体重増加の心配がない

ミルクをあげているので、とりあえず体重増加不良の心配はありません。ゆえに、検診に怯えなくて済みます。

まとめると…

ミルクは移動時の荷物が多いけれど、直母によるトラブルとは無縁です。個人的に、一度完母になると、夜間授乳がとても楽です。
私は添い乳はしていませんが、それでもぐずり出したらすかさず乳をくわえさせればokです。その点、ミルクだと泣いてからミルク作りになるので、そこだけが苦痛でした。

まいにち乳栓バスターズしてる身からすると、ミルク育児にしちゃおうかと思うくらい乳房トラブルと無縁な様子が羨ましく感じます。

ですが、それでも私が母乳育児を選んだ理由は後述しますね。

③母乳育児のデメリット、メリット

デメリット
  • 乳首トラブルが起きると地獄
  • 乳栓が詰まるとバトル開始。
  • 助産院代の方が高くつく
  • 母乳不足感
  • 泣いたりグズッたりするとすぐ母乳のせいになりがち
  • 飲んだ量がわからない
  • 間隔があかないと母乳が足りていないと考えがち
  • 常に尿量チェックして足りているか確認
  • 成長曲線ギリギリだと母乳のせいにされがち
  • 前開きの服が基本
  • ラッチオンなど、うまくいかないと助産院代がかかる
メリット
  • 真剣に飲んでる顔が可愛い
  • 充足感
  • ほっこりする
  • 身軽
  • お金がかからない
  • 災害時もとりあえず大丈夫
  • 成長に合わせて母乳の質も変化
  • SIDSの予防にもなる

デメリット

乳首トラブルが起きると地獄

母乳は消化がいいので1〜2時間ごとに授乳です。乳首が切れていたりすると、そのたびに激痛が走ります。もはや授乳に恐怖しかないです。

乳栓が詰まるとバトル開始。助産院代の方が高くつく

昼夜問わず乳搾りをしなければいけないので、赤ちゃんが泣く子だと中断せざるをえないです。また、週2回助産院に通って乳栓をとってもらったりと、助産院代がつきます。

我が家は助産院代で3万ほと使い込みました。

母乳不足感

わりとよく考えます。

泣いたりグズッたりするとすぐ母乳のせいになりがち

赤ちゃんがなく理由は色々あるというのに、他人からの母乳足りていない攻撃が凄まじい。

私の場合は、祖父から「あんた、そんなに母乳でてんの?」(赤ちゃんがお腹膨れるほど、母乳量あるの?)という悪気のない言葉をかけられたことがあります。

飲んだ量がわからない

飲みムラがあるのはわかっていますが、飲んだ量がわからないと、ちゃんと飲めているのか不安になります。そこから、ちゃんと足りているのか、母乳不足感に苛まれます。

我が家では本格的に、母乳不足なのか不足感なのかを調べるためにベビースケールを借りて哺乳量を1ヶ月測定したこともあります。

間隔があかないと母乳が足りていないと考えがち

昨日まで3時間ごとに飲んでいたのに急に1時間おきに夜間起きたりと、間隔が開かないと母乳が足りていないと考えてがちです。

常に尿量チェックして足りているか確認

母乳が足りているかどうかは、尿量がどのくらい出ているかが判断の大部分をしめます。なので、完母に移行したときは特に毎回シビアにチェックしていて、気疲れが半端なかったです。

成長曲線ギリギリだと母乳のせいにされがち

成長曲線ギリギリだと検診の時が怖いんですよね。当たりが悪い医師だと、なんでも母乳のせいにされて歯向かうものなら、コテンパンに口でやられてしまうそうです。(知り合いの助産師情報)挙げ句の果てに、病気だから診てもらえと紹介状までもたされるそうな…

そんなもんだから、成長曲線ギリギリだと怖いし、発育にも影響がないか心配が絶えません。いまは、体重が減りさえしなければいいやという考えです。遺伝も大いに関係あるから。

前開きの服が基本

すぐに授乳できるということは、授乳しやすい服装じゃないといかんというわけですね。いろんな服を着たいのに、(まして切迫早産で入院していたから尚更)ファッションにも制限がかかって、服選びが毎回同じものになっていました。

ラッチオンなど、うまくいかないと助産院代がかかる

頼れる場所が助産院だけなので!しかも安くない!(*´□︎`)

さらに、相性が悪かったり、助産師のスキル不足だったりすると個人的には無駄金を支払ったなぁって思っちゃったりします。

メリット

真剣に飲んでる顔が可愛い

カプっと乳首をくわえて、そこからめっちゃ真剣な顔して飲んでいるのがめっちや可愛いんですよね!

充足感

なんででしょうね、母乳を飲んでくれていると私は母としての自信みたいな何か堂々としたものが湧き出ます。

かといって、ミルクだけの時でもそれはそれで精神的にも安定しているので、結局どちらもいいんですけどね。

ほっこりする

直母しているじかんは、ホルモンの影響なのかほっこりします。母乳あげててよかったなぁって思います。ただし、トラブルあるときは地獄ですが。

身軽

ミルクに必要なものを持たないで移動できるのでかなり身軽です。

お金がかからない

ミルク代もかからないし、それに付随するお金もかかりません。

災害時もとりあえず大丈夫

私の乳が出ればとりあえず大丈夫ですが、乳房トラブルが多いので万が一、十分な衣食住がないと、乳が出るのか疑問です。

成長に合わせて母乳の質も変化

画期的ですよね!赤ちゃんの成長に合わせて母乳の成分も変化していきます。さらに、赤ちゃんが風邪をひきかけた時、直母すると乳首から菌が母体にいき、母体の方で免疫をチョイスして、今度は母乳を通じて赤ちゃんに移行するそうです。特製栄養剤が完成です。

SIDSの予防になる

原因はわかっていませんが、母乳育児をしている子供の方がSIDSの発症率がミルクの子より低いそうです。着せすぎも原因の一つと考えられています。

まとめると…
デメリットの方が多いのになぜか?メンタル面が大きいです。期間限定で一度やめると再開はできないというのが大きいです。時間管理ができるミルクの方が私には合っているし、確実性と安定性もすごくいい。けど、そこは泣いたら即授乳でカバーできます。乳て口塞ぐ戦法です、

何もトラブルがなければ母乳がいいのですが、トラブル続きだとミルクに魅力感じます。

まとめ:【比較】混合・完母・完ミのメリットデメリット【全て経験済み】

混合
  • 直母によるリラックス感
  • 授乳に関するストレスゼロ
  • 母乳不足感がない
  • 精神的余裕が大きい
ミルク
  • 移動時の荷物が多い
  • 直母によるトラブルとは無縁
  • 母乳不足感は皆無
  • 精神的余裕が大きい
  • 体重増加の心配はなし
  • 時間管理ができる
  • 便利グッズがなければ、夜間は泣いてからミルク作り
母乳
  • 期間限定で一度やめると再開はできない
  • 成長に伴って母乳の成分が変化する
  • 風邪に対抗できる免疫を母乳を通して移行できる
  • トラブルがなければ至福の時となる

結局、何がベストかはママが決めればいい

ママが後悔しないようにするのが1番です。あと、無理しないこと!

究極、赤ちゃんは母乳だろうがミルクだろうが育つし。

今まで生きてきた中で、「なんで私はミルクなのよ!」「なんで俺は母乳なんだよ!」なんて文句つける人なんて、ただの一人も見たことがありません。

私自身、ずっと完母で育てられたと思っていたら、混合たと知ったのが自身の出産を機にです。でも、「あ、そうなんだー」て感じです。

だから、ママの気持ちを優先していいんじゃないかな。そんなこと言ってもママは赤ちゃんの気持ちを最大限に優先してしまいますよね。だから、ママの気持ちを大さじ1くらいは優先させるつもりでいっちゃいましょう。

あといえることは、我慢して辛い気持ちが湧くなら、その選択はあなたと赤ちゃんにフィットしていないのかもしれない。合ってる間違ってるではなく、マッチしていないというお話です。

希望がある我慢ならいいのですが、苦痛が伴うのであれば考えた方がいいです。辛い顔をしていると赤ちゃんはスグにわかりますからね。真面目な話、発育にもよろしくない。

赤ちゃんに、「自己犠牲」を身をもって教えていることにつながるので。娘は6ヶ月で、声色で判断できるようになってきています。なので、双方にとって完璧は無理かもしれないけれど、笑顔でいれる選択はした方がいいと私は思います。

赤ちゃんの笑顔は発達にもよく、シナプスを増やしてくれるんですって。あと、ママやパパの笑顔から、笑顔の使い方だったりを学ぶそうです。

2人の形がイマイチであれば以下の記事に、なにかヒントがあるかもしれません。

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