ビルドアップ(シリコンの皮膜)してから、カウンセリングプレシャンプーを使うと改善するという情報は最近でてきましたよね。私もその情報により、ビルドアップをしたときはカウンセリングプレシャンプーを使って改善しようと試みるのですが…
ビルドアップを改善させたくてカウンセリングプレシャンプーを使っているのに(1~2回)、使ったとたんからめっちゃ髪の毛がバサバサときしみ始めて、なんなら当初よりも悪化してるじゃねーか!!という状態を幾度か経験しています。
そろそろこの事態に決着をつけたいので、(未来のためにも)本記事では仮説検証して生きたと思います。まだ未決着です。最新の検証結果がでました。
【結論】カウンセリングプレシャンプーで髪がパサパサきしむ理由
気になる方は読んでいただき、ご自身の髪の毛を注意深く観察してみてください。
カウンセリングプレシャンプーでビルドアップを改善したいのに、髪がパサパサにきしむ件について
まず、バサバサにきしむときと、そうじゃない時を比較します。
- 予防的に使用した場合(ビルドアップしていない前)
→バサバサにならない。わりとツルツルする。 - ビルドアップしてから使う場合
→ビルドアップを感じていた部分と、おそらくビルドアップしているであろう(個人的になにも感じていなかった)部分がきしんできしんでバッサバサになる
ヒントとなりそうな要素
●ビルドアップしてからカウンセリングプレシャンプーを使うとバサバサになる。その状態で普通のシャンプーをするとシリコンが入っているせいなのか、幾分かマシになる。シリコンのおかげなのか、皮膜除去できているからなのか…
●さらにシリコン入りのコンディショナーを使うと、かなり改善される。当初ビルドアップを感じた部位だけのきしみに戻る
頭頂部にべたつきを感じたのがきっかけでカウンセリングプレシャンプーを使いだす→髪の毛全体がきしむ→シャンプー&コンディショナーを使う→きしみは頭頂部のみに戻る
上記の通りです。
【仮説1】カウンセリングプレシャンプーでビルドアップを改善したいのに、髪の毛がパサパサになる
カウンセリングプレシャンプーをつかったことで、髪の毛の表面をいい具合にコーティングしてくれているシリコン(指どおりを滑らかにする作用をしてくれている、余分じゃないシリコン)まで落ちてしまったのでは?
※私の髪の毛は多少いたんでいます
シリコンは皮膜をつくってビルドアップしなければ安定性は高いもので、指どおりをよくしてくれます。
しかし、カウンセリングプレシャンプーをつかったことで(高洗浄ゆえ)、必要な分のシリコンも落ちてしまったのでは?とかんがえました。
※シャワーあがりの髪の毛はベタベタしていません。ビルドアップがおさまったかのようにみえます。
1回のカウンセリングプレシャンプーでビルドアップは改善してる?
もしかしたらビルドアップ自体は、1回のカウンセリングプレシャンプーで改善できているのかもしれません。
水にぬれると一気にきしみだすのは、「必要なシリコンがおちてしまったので手触りがわるくなってしまった」という、新たな問題が発生しているのかも。
私の場合、ビルドアップするとシャワーに入らなくても髪の毛がべたついてゴワゴワしだすので、もしかすると、ビルドアップは改善しているのかもしれません。
※でも毎日継続中で、いつもと違うのは確かです。
ミジャンセンでビルドアップしたとき
カウンセリングプレシャンプーをつかっていてもきしみがひどいので、普通のシャンプー&コンディショナーに戻しました。そうしていくうちに「あら、不思議!なんか改善してる!」ってパターンが多かったです。

カウンセリングプレシャンプーの意味…
- 髪の毛のきしみはビルドアップによるものか、単に手触りが悪くなってしまっただけなのか?
- カウンセリングプレシャンプーの使用を中止し、普通のシャンプーにもどして様子見
結果は予想通りでした。詳細は【結論】カウンセリングプレシャンプーで髪がパサパサきしむ理由 にて解説しています。
【仮説2】カウンセリングプレシャンプーでビルドアップを改善したいのに、余計髪の毛がパサパサになる
単純にビルドアップがおさまっていないだけ。
ひどいものだと、1回や2回のプレシャンプーではおちないとのこと。「カウンセリングプレシャンプーは高洗浄」とは聞くけど、洗浄力がどの程度なのか、ちゃんと数値などを使って測定している物件に出会ったことがありません。なので、「実際のところは私自身もわかっていない」が、一番の問題点ですね。
どの程度までいけば改善とみなされるのか、個人の感覚(しかも超あいまいな)でしかないので、判断つきにくいです。
- 髪の毛のきしみは、ビルドアップによるものか、単に手触りが悪くなってしまっただけなのか?
- カウンセリングプレシャンプーを根気強くつかってみる


【仮説を検証するには?】カウンセリングプレシャンプーでビルドアップを改善したいのに、髪の毛がパサパサになる
- ビルドアップの改善された画像(サンプルが多いほど判断つきやすい)
- ビルドアップした状態の髪の毛が洗浄剤によって、どのように改善されていくのかの工程(自分の髪の毛がどのフェーズに属しているのか?から判断できるかも)
- 髪の毛に付着したシリコンの溶けやすさ(溶けやすいのであれば、仮説2が濃厚かも)
- プロがやっているビルドアップのビフォーアフター
- 髪の毛に関する基礎知識をいれこんでみる(髪の毛について知らないことが多すぎる)
上記があれば、もっと踏み込んだ回答ができそうな予感
とりあえず、いまはここまでで!
【追記】カウンセリングプレシャンプーの劣化について
実家で以前私が使用していたカウンセリングプレシャンプーを使ったところ、きしみはいつもよりだいぶ緩やかで、流した後はパサパサせず、コンディショナーを流し終える頃にはツルッツル。
ドライヤーで乾かした後に、気づきましたが、ビルドアップが完全にリセットされていました。
以前と現在使っているカウンセリングプレシャンプーの違いがあったので、書いておきます。
※販売元は同じです。
- 以前:柑橘系の香りが少しつよく、粘度が高かった。手に出した時に、普通のシャンプーよりも広がらない感じ。
- 現在:柑橘系の香りが弱く、粘度がかなり低い。手に出した途端から、べちゃーっと伸びていきます。個人的には普通のシャンプーよりも粘度が低く感じました。
ここから思うことは、質の変化?(劣化)です。
使っているうちに変化したのかと思いましたが、2回目を購入した直後でも粘度が低かったので、使用とともに劣化したというより、購入時からそうだったという記憶です。
さて、この問題はメーカーに問い合わせた方がいいのか、洗浄剤の劣化についてさがしていったほうがいいのか。
「シャンプーが水っぽい」についての調査結果
・水の混入
・分離
上記が一般的にシャンプーが水っぽくなる要因だそうです。
1.水の混入
ボトルタイプにありがちなようです。足元や水がかかりやすい配置にシャンプーをしていると、隙間から水が入り込んでしまい、水っぽくなるそうです。
私が現在使用しているボトルと、実家で使ったボトルは同じ100均で買ったものです。置き場所は、我が家は水がモロかかる場所。実家はほぼ水がかからない場所。
100均という商品自体にバラツキがある状態で、かつ、水のかかりやすさについては我が家の管理不足なので、かなりこの線が有効な気がします。
2.分離
分離の要因は以下のつです。
・雑菌の繁殖
・温度や湿度の急変化
細かいことは省略しますが、上記によって分離がしやすくなるようです。
参考:https://hairhapi.com/articles/jtcq8
雑菌の繁殖まではいってないとおもいます。一応防腐剤入りですし、形状以外の変化はありません。
温度と湿度についてですが、温度は激しいです。夏場は特に高温になります。乾燥機も使うので湿度もかなりのものです。
※自宅で検証しましたが、うーん、あまり粘度は関係ないのかなとも思いました。むしろ、使い方の方が大きかった気がします。後述します
【追記の追記】カウンセリングプレシャンプーの使いかたによるビルドアップの改善しやすさ
実家に行ったときとおなじ工程で家でもシャンプーしたところ、洗い流しはほんのちょっぴり軋みますが、ほぼ改善されました。
逆に、ここまでいくと、もはや元通りなもんで。
カウンセリングプレシャンプーだけど、普通とは違う使い方をするだけで劇的に改善されました。
カウンセリングプレシャンプーの普段とは違う使い方
カウンセリング”プレ”シャンプーの”プレ”とは、「前」を意味するもので、シャンプー前に使用するということだとよく説明されていますよね。
ですが、シャンプー前に使用しても個人的にはカウンセリングプレシャンプーの威力が最大まで発揮されていないように感じます。
私が実体験から一番ビルドアップに効いたのは、「シャンプー→プレシャンプー→コンディショナー」の順です。
※「コンディショナー→シャンプー→カウンセリングプレシャンプー」の順も追々検証していきます。
シャンプーにもシリコンが含まれているそうで、シリコンにはシリコンを当ててあげるとほどけるそうです。
なので、シリコン入りシャンプーをつかって、ビルドアップのシリコンをある程度おとしてからカウンセリングプレシャンプーの本領発揮させればいいのでは?と思ったわけです。
そのままだと指通りが少し悪いので、いつも通りコンディショナーをつける、と。
※頭頂部もすこしきしんでいたので、コンディショナーをじかにつけてみたところ、頭頂部のきしみがほぼなくなり、ドライヤーで乾かしたところ、ベタつきが皆無になっていました。
【結論】カウンセリングプレシャンプーで髪がパサパサきしむ理由から考えると、この洗い方で髪の毛のきしみとパサパサが緩和する理由がわかりました。なるほど、シリコンのおかげだったと思うと、すべて合点がいきます。
カウンセリングプレシャンプーでビルドアップしたときの私的、最短改善策【パサパサとおさらば】
1.使用中止する
2.シャンプー→プレシャンプーの順
3.シリコンのトータル量を減らしてみる
1.使用中止する
ビルドアップの原因になったものの使用を中止する。
よくあるのが、
- シャンプー、コンディショナーを変えた
- 新しくヘアオイルを購入
- トリートメントを新調した
などです。
ベタベタギトギトになる前の状態に戻すと、何が原因だったかわからやすいです。



ちなみに、私はエッセンシャル、椿、アジエンス、パンテーンあたりがダメでした。ミジャンセントリートメント、N.ポリッシュオイルもビルドアップしました。使って3日くらいです。
使用を中止するのが、ビルドアップをこれ以上しない最短ルートです。
それでも使いたいんだよぉと言う場合
- 使用頻度を減らす
- これから説明するシャンプーの仕方をしてみる
- シリコンのトータル量を減らしてみる
です。
使用頻度についてですが、ミジャンセンなら週一くらいで使用する分には問題なかったです。N.ポリッシュオイルはわりと高頻度で使いたいので、後述する方法で試していこうと思っています。
2.シャンプー→プレシャンプーの順にする
前提として、カウンセリングプレシャンプーをつかいます。シリコン皮膜除去してくれるシャンプーです。Amazonで購入可能です。市販ではサロン専売品なので取り扱いないです。
→Amazonでカウンセリングプレシャンプーをみてみる
「カウンセリングプレシャンプーをシャンプー前に使う」が、基本ですが、私がオススメするのは逆です。
先にシャンプーして、次にカウンセリングプレシャンプーです。というのも、シリコン皮膜除去の本命はカウンセリングプレシャンプーなので、先に使ってしまうと本領発揮できないです。
シャンプーを犠牲にして、ある程度汚れを落とす。そうすると、次に使うカウンセリングプレシャンプーがダイレクトに響くんじゃないかなぁと思うのです。
何でもそうですよね、初回より2回目の方が浸透しやすいですよね。この方法の方が、髪の毛がサラサラしたんです。
カウンセリングプレシャンプーの「プレ」は、「本命のためにあらかじめ使ってくださいね。そうすると、本命が浸透しやすくなりますからね。」というシャンプーです。ただ、皮膜除去の場合の本命はカウンセリングプレシャンプーそのものなので、使う順番を逆にした方がいいと実体験から考えました。
3.シリコンのトータル量を減らしてみる
ヘアケア商品合わせての、トータルシリコンがおおくないか?ということです。
全部シリコン多めだと、皮膜を作ってしまうのは当たり前ですよね。朝から晩まで、「すべての食品が甘い」だとさすがに太るのは当たり前、というのとおなじです。
シリコンが多いかどうかの判断
成分名から判断する方法もありますが、個人的には以下がおススメです。
商品名のよこに「しっとり」「濃密」「乾燥がちな髪に」など、髪の毛に潤いを与えそうなニュアンスの言葉が入っている時は、通常よりもシリコンが重めと考えた方がいいです。妙に手触りが良くなってしまうコンディショナーなども。
ヘアオイル系、トリートメントはだいたいが、ビルドアップさせやすい商品だと考えた方がいいです。
過剰なヘアケア~プラスのケアばかりだとビルドアップしやすい
ケア商品というのは、言ってしまえばプラスのケア。シャンプー、コンディショナー、トリートメント、ヘアオイル、スタイリングオイルという具合に、すべての商品がプラスのケアに傾くと過剰ということでビルドアップを招きます。
しっとりシャンプー、しっとりコンディショナー、しっとりトリートメント、重めのヘアオイルなど。
そんなときは、マイナスのケアをしましょう。
ノンシリコンコンディショナーに変更、寝る前はヘアオイルをつけない、と言った具合に、プラスすぎないようにバランスをとってあげるとビルドアップしにくくなります。
いち髪なめらかスムースケアシャンプーはノンシリコンで洗浄力はやや強め。(ネット情報)いち髪 濃密W保湿ケア コンディショナーのシリコンが多いのは体感でわかります。今まで使用してきたコンディショナーのなかでは、一番髪の毛がツルツルするからです。さらにN. ポリッシュオイルをスタイリング剤として、日中つけているので過剰になります。
いち髪 濃密W保湿ケア コンディショナーとN. ポリッシュオイル分のシリコンを、いち髪なめらかスムースケアシャンプーだけで落とさなければいけないので少々物足りないのでしょう。
まとめ:解決策~カウンセリングプレシャンプーでビルドアップ【パサパサとおさらば】
今回の私のヘアケア商品を例に挙げて、解決策をあげます。そして、検証していきます。随時更新していきます。
- N.ポリッシュオイルの使用を中止する(一番確実)※使用しだしてから異変が起きたから
- N.ポリッシュオイルの使用頻度をさげる
- N.ポリッシュオイルを中止しつつ、カウンセリングプレシャンプーをひたすら使い続ける
- シャンプー→カウンセリングプレシャンプー→コンディショナーの順で洗髪する
- コンディショナー→シャンプー→カウンセリングプレシャンプー→コンディショナーの順で洗髪する
- N.ポリッシュオイルを使用しつつ、コンディショナーをナプラヘアテクトに変更。シャンプー→カウンセリングプレシャンプー→ナプラで洗髪してみる※ナプラはノンシリコン
- N.ポリッシュオイルを使用しつつ、シャンプーをワンランク洗浄力の高いものに変更。シャンプー→カウンセリングプレシャンプー→いち髪濃密W保湿コンディショナーの順で洗髪してみる
こんなとこでしょうか。
要は、シリコンでシリコンを落とす、プラスのケアからマイナスのケアもとりいれて、バランスを保つ、洗浄力自体をあげるという部分で、応用をき聞かせていこうかと思います。